セメギャル-僕の彼女は金髪黒ギャルの玲香さん- 作:もすまっく
「本当に大変だったんですからっ!」
「たっくんごめんって。そんなに怒らないでよ、ね?」
ふんすと鼻息を荒くして僕は注文したカフェフラッペに刺さっている太めのストローを口につける。
「あはっ、ムスっとしてるたっくんカワイイ」
隣に座っている玲香さんは、フラッペを飲んでいる僕のほっぺをツンツンしながらそんな事を言って来る。おかしい、僕はとても不満を持っていますとちゃんとアピールをしているのに玲香さんに全く通じていない。
「それでそれで?たっくんはどうだった?」
「何がですか?」
「何ってアタシが送った自撮りだけど?」
「けほっけほっ」
「大丈夫?はいこれ使って?」
「あ、ありがとうございます」
手渡された可愛らしい薄ピンクのハンカチを口に当てる。その瞬間ハンカチから僕の大好きな玲香さんの匂いがする事に気が付いた。
「…………」
これは中々ないチャンスなんじゃないか。そう思った僕は早速行動に移る。
「助かりました玲香さん。こんな可愛いハンカチを汚しちゃってすいません。ちゃんと綺麗に洗ってからお返ししますね」
そう言っていそいそと自分のポケットに借りたハンカチをしまい込む。
「とか言ってアタシの匂いが染み込んだハンカチをお家でいっぱい嗅ぐつもりっしょ?たっくんのヘンタイ」
「ちょっ!?なんっ誤解ですからっ!」
どうして玲香さんへの嘘は速攻でバレてしまうのだろうか?不思議で仕方が無い。
「ふーん?じゃあ今すぐ返して?」
「いや汚しちゃったのでちゃんと洗って返しますよ」
「ほらっ、やっぱり嗅ぎたいんじゃん」
「だから違いますって」
「素直じゃないなぁ」
「何とでも言ってください」
すぐにバレたからといってこんな宝物をそう簡単に手放す訳にはいかない。
「ホントたっくんってアタシの匂いにはヘンタイ度が高くなるよね?」
「なんですか変態度って!誤解を招くような事を言うのはやめてくださいっ」
「ホントのことじゃん?」
「違いますっ」
「そっかそっか。たっくんがそう言うんならやーめた」
「え、何をやめるんですか?」
「別に?正直に言ってくれたらハンカチなんかじゃなくて、アタシの匂いを直接好きなだけ嗅がせてあげたのになーって思ってただけだし?でも誤解なんだもんね?たっくんはヘンタイさんじゃないんだもんね?」
直接?好きなだけ?僕はすぐに玲香さんとの交渉に入る。
「……玲香さん」
「なに?」
「その、今の話ですけど」
「今の話?」
「えっと、正直に言ったらとかっていう」
「うん、それが?」
「……直接ってどういう?」
「そのままの意味だけど?」
「それってつまり、直接って事ですよね?」
「だからそう言ってるじゃん」
「玲香さん」
「何か急に声が変わったんだけどどしたの?」
「誤解なんかじゃないです僕は玲香さんの匂いが大好きな変態ですそれでハンカチから大好きな玲香さんの匂いがしたのでつい嘘を吐いて持ち帰ろうとしてしまいましたごめんなさい」
僕は早口でそこまで一気に言い切って玲香さんに頭を下げる。
「うわぁ……必死過ぎ」
「だって!正直に言ったら直接って玲香さんが!」
「ホント欲望には忠実というか素直というか。それだけアタシに夢中なのは嬉しいけどさ」
「こほんっ、それで玲香さん」
「その声やめな?たっくんらしくないからイヤ」
「すいませんでした」
そんなやり取りをしつつカフェで過ごしていた僕達は、お互いに注文したものを飲み終わったあと、玲香さんはそのまま僕の部屋に行きたいという事だったので一緒に帰る事になった。
ぽすんっとうつ伏せで僕のベッドに倒れ込んだ玲香さん。その勢いでスカートが捲れ、学校でヒップアタックと同時に見せれくれた紫のパンツとむちっとしたお尻が露わになる。それだけでも十分過ぎる程のご褒美だったのに、彼女が身じろぎする度にその肉感のあるお尻がふるふると揺れ、それに合わせてそのパンツも形を変えていく。神様ありがとう。
「んーっ!相変わらずたっくんのベッド気持ちいい」
スカートが捲れたまま足をパタパタとさせる玲香さん。お尻はさらに激しく揺れ、パンツは徐々に食い込み始めていく。最早僕は息をするのも忘れその光景に見入っていた。
「よいしょっと。ねぇたっくんお茶ある?」
「へ?えっあっうんあります!」
「アタシのお尻を堪能したんだからそれくらいは持ってきて欲しいなー?」
めっちゃニヤニヤしている玲香さん。バレていたというよりも最初からそのつもりだったんだろう。ありがとうございます。
「す、すぐ持ってきます!」
「ありがと!」
僕はお茶を取りに急いで冷蔵庫へ向かう。玲香さんにしてやられたというのに僕の心の中は幸福で満たされていた。
「はいどうぞ」
「やったーありがとたっくん!」
「いえいえこちらこそ」
「ふふ、何それ」
「何かちょっとおかしくなってるかもしれないです」
「たっくんはいつもおかしいよ?」
「……え?」
「あはははっ!」
「いやっえっ?」
「その顔やめてっあははははっ!」
おかしい?僕が?いつも?そんな馬鹿な。
「あーおかしい。たっくん面白過ぎ」
「面白くしてるつもりは無いんですけど?」
「それが面白いんだって」
「それってただ笑いものにされているだけなんじゃ?」
「あははははっ!」
そうしてしばらく笑っていた玲香さん。僕はその間も釈然のしないまま、こっそり彼女のスカートから覗く下着やむちっとした太腿へ視線を注いでいた。だって仕方ないじゃないか、見えるんだもの。
「たっくんこっちに来て?」
笑っていた玲香さんが急に優しい声色で僕を呼ぶ。玲香さんに言われた通りにベッドの上に座っている彼女へと近づいて行く。僕が彼女の前まで着くと、玲香さんはブラウスのボタンを丁寧に外していく。
「玲香さん?」
「ちょっと待って?」
少しずつ見えて来る小麦色の肌に紫色の下着。その動作一つ一つに興奮と緊張が感じられる。ボタンを外し終わった玲香さんは、そのままブラウスだけはでなく下着までゆっくりと脱いでいく。
支えていたブラジャーを外した瞬間、まるで全てから解放されたかのように彼女の大きな胸が勢いよく零れ落ちた。
「お待たせ、たっくんはここに座って?」
大きな胸を晒したまま玲香さんは足を広げ、その間に座るよう言ってきた。もちろん紫色の光沢のあるパンツはしっかりと見えている。僕は言われるがまま彼女の広げられた足の間に背を向けるようにして腰を下ろす。
「たっくんごめん。上脱いで?」
「分かりました」
彼女に言われた通り今度は僕が上を脱ぐ。手早く脱ぎ終え上半身だけ裸になった僕を、玲香さんはすぐさま足を閉じて左右から挟み込んできた。裸になった事で玲香さんの太腿が僕の脇腹に直に当たる。その感触に少しだけくすぐったさを感じていると、後ろから伸びてきた玲香さんの腕が優しく僕の首元に絡みつく。当然僕の背中には彼女の大きな胸が押し当てられていて、今までの服の上から感じていたものとは比べ物にならないほどの温かさと気持ち良さが僕の背中へと訪れていた。
「たっくん温かい」
「玲香さんも温かいです」
まるで自分の熱が僕に伝わるように、そして僕の熱をもっと感じられるように。玲香さんは僕に擦りつけるように体を密着させてくる。
「たっくん、どう?」
「幸せ過ぎておかしくなりそうです」
「ふふ、なにそれ」
「本当ですよ」
「よかった」
「玲香さん」
「ん?」
「玲香さんも、我慢してましたよね?」
「…………」
訪れる沈黙。それでも耳元に届く彼女の吐息や背中に感じる温かさは、その沈黙すら心地の良いものへと変えてしまう。
「ねぇたっくん」
「はい」
「この部屋でした事覚えてる?」
「はい覚えてます」
「あの時はアタシが上だった」
「はい」
「まだちょっと怖くて」
「僕も同じです」
「でもやっぱりしてみたくて」
「はい」
「続き、して?」
「……はい」
僕を挟んでいた玲香さんの足が緩み、首元に絡まっていた腕が離される。僕はすぐに後ろへと振り返り彼女の瞳を見つめた。
「たっくんに見られてるって考えるだけでアタシヤバくてさ」
「分かってます」
「だから、ね?」
僕は玲香さんをゆっくりと押し倒し、その重さと重力によって左右に大きく広がっている彼女の大きな胸を手で支えるように持ち上げた。
「んっ」
彼女の口から漏れ出たその声を合図として、僕はぷっくりと膨らんだその先端へと口を付けた。