※この作品はR-18です。

セメギャル-僕の彼女は金髪黒ギャルの玲香さん-   作:もすまっく

69 / 124
第69話 僕の部屋と玲香さん⑦

 体を重ね続けてとても満足した僕達は、余りにもドロドロの体液塗れになってしまったことで流石にこのままじゃ眠れないと二度目のお風呂に入った。

 いつもなら寝ている時間だったのもあり、お風呂に入っている時の玲香さんは大丈夫だとは言っていたけれど凄く眠そうで。

 

 だからお風呂から上がってすぐに寝る準備を終わらせた僕達が、さぁ寝ようとベッドの上を見た時だった。

 

「あっ、そっか……片付けてなかった。すいません玲香さん、ベッドのタオル片付けちゃうのでちょっとここで座って待っててください」

「……ぅん、待ってる」

 

 うつらうつらとしている玲香さんを一旦床に座らせ、えっちをする前に予めベッドの上に敷いて置いた四枚のタオルを手早く折りたたむ。

 色んな液体が染み込んだタオルはズッシリと重く、特に一枚目と二枚目まではそれはもう大変な状態になっていた。

 

 

 一階にある洗濯カゴに四枚ものタオルをぶち込んでから急いで部屋へと戻り、念のためベッドの上を手で触って確認する。

 

「……よし、ベッドの方には一切染み込んでない」

 

 四枚も敷いて置けば大丈夫だろうと考えていた通り、タオルを全て貫通して何かが染み込んだ、というような状態にはなっておらずほっと一安心する。

 

 

「玲香さんベッドの方準備できまし―――」

 

 

 ベッドを確認し終えてあとはここで寝るだけだと玲香さんの方へ顔を向けたとき、玲香さんは床の上で気持ちよさそうに目を閉じて横になっていた。

 

 

 ―――すぅ……すぅ……。

 

 

 僕はすぐに玲香さんに近寄って優しく肩を揺する。その時に一緒に揺れる大きな胸に視線が吸い込まれるが、これは仕方がないことだろう。

 

 

「玲香さん?床で寝ると体を痛めますよ?玲香さん、ほらベッドに行きましょう」

 

 

 僕が玲香さんにそう声を掛けた時だった。

 

「……ん……ぅん…………だっこ……」

 

 薄っすらと目を開けた玲香さんは、甘えるような可愛らしい声と共に両腕を僕に向けて伸ばしてくれた。

 

 

 ―――今、彼女は何と言ったのだろう?

 

 

 一瞬僕の頭は玲香さんの言葉を理解する事を拒んでいた。

 

 

「……えっと……抱っこ……ですか……そう来ましたか」

 

 

 僕より大きくて僕より重い玲香さん。

 

 こういう時にこそ『よし任せろ』と力強く玲香さんを自分の胸に抱き抱え、男らしくベッドまで連れていける自分だったらなと考えてしまう。

 

「……いや、諦めたらそれこそ終わりじゃないか。玲香さんが折角こうして甘えてくれてるんだから頑張らないと」

 

 例え抱き抱えてベッドまで連れていく事は出来なくても、彼女にこんな風に甘えられてしまったら頑張らないわけにはいくまいと気合を入れる。

 

「玲香さん、ちゃんと掴んでくださいね?」

「……ん」

 

 僕は伸ばされた腕の内側に入って、玲香さんの脇の下から手を通す。そして僕の肩の上から背中に手を回してくれた玲香さんを立ち上がらせるため力を込めた。

 

 

「―――んっ!……しょっ!……とぉっ……!」

 

 

 完全に眠ってしまっていたわけでなかったのが幸いして、最初に上半身を起こすように持ち上げるところまでやると、玲香さんは僕を支えとして途中からちゃんと自分の力で立ち上がってくれた。

 

 一応ちょっとだけだけど男らしさは見せられたかなと思いつつも、僕と玲香さんはお互いに抱き着くような姿勢のままベッドまでゆっくりと進んで行く。

 

 

「はい、着きましたよ玲香さん」

「……ぅん」

 

 眠たい声でもちゃんと返事をしてくれた玲香さんをそっとベッドに寝かせたあと、タオルケットをかけるため少しだけ玲香さんから離れようとしたその時、何かにシャツを引っ張られたことで僕は思わず動きを止めた。

 

 僕がその何かに視線を向けると、玲香さんの手が僕のシャツをしっかりと掴んだままになっていることに気が付いた。

 

 

「玲香さん?少しだけ手を離してもらえませんか?ちょっとそこにあるタオルを取るだけですから、ね?」

「……ん……ゃっ……」

 

 

 ほとんど眠っているような状態でも、一度僕にしがみ付いてその温もりを感じた玲香さんは離れることを嫌がった。

 そんな可愛らしい反応をしてくれた玲香さんの手を無理矢理に引き剥がすわけにもいかず、結局僕はタオルの方を諦めて玲香さんに抱き着く形で横になることを選んだ。

 

 

「……ふふ……すぅ……」

 

 

 気持ちよさそうに笑う玲香さんはとても温かくて、とても心地良くて、とても幸せそうだった。

 

 

 夜寝る時用のキャミソールを着ている玲香さんはとてもえっちで可愛らしい。

 僕はそんな彼女の姿に強い愛情の念を覚えながら、普段甘えるときと同じように立派な谷間を覗かせているその大きな胸に頬をすり寄せ目を閉じる。

 

 僕が息を吸えばふわりと香る玲香さんの匂いが鼻を掠め、玲香さんが息を吸えば膨らんだ胸が僕の頬をその柔らかいおっぱいで優しく押し返してくれた。

 

 何度体験しても玲香さんに抱き着いて眠りにつくというこの行為は、何にも代えがたい安心感と心地良さを僕に与えてくれる。

 

 それはきっと、玲香さんが僕のことを心から安心して眠ることが出来る人だと、最も無防備な姿を晒しても大丈夫な人だと信頼してくれているから。

 玲香さんのその僕を想う気持ちがこうして眠るときに伝わって来ているからなんだろうと僕は思っている。

 

 

「……ぅん……たっく……ん……」

 

 

 僕を呼ぶ玲香さんの声。僕は返事をする代わりに玲香さんの腰に回していた腕に力を込める。

 

 

「……んぅ…………すぅ……すぅ……」

 

 

 玲香さんも更に体を密着させるように僕を抱き寄せる。

 

 

 お互いの体温だけで汗をかいてしまいそうになるその熱は全く不快に感じることはなく、寧ろより強い幸福感となって僕を安心させてくれた。

 

 

 そしてその熱と幸福感に包まれながら、僕はゆっくりと意識を手放していった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。