セメギャル-僕の彼女は金髪黒ギャルの玲香さん- 作:もすまっく
「本当に大変だったんですからっ!」
「たっくんごめんって。そんなに怒らないでよ、ね?」
ふんすっと鼻息を荒くして僕は注文したカフェフラッペに刺さっている太めのストローを口につける。
「あはっ、ムスっとしてるたっくん可愛い♡」
隣に座っている玲香さんは、フラッペを飲んでいる僕のほっぺをツンツンしながらそんな事を言って来る。
おかしい……僕はとても不満を持っていますとちゃんとアピールをしているのに玲香さんにはそれが全く通じていない。
「それでそれで?たっくんはどうだった?」
「何がですか?」
「何ってアタシのお尻の感触だけど?」
「けほっけほっ」
「大丈夫?はいこれ使って?」
「あ、ありがとうございます」
手渡された可愛らしい薄ピンクのハンカチを口に当てる。その瞬間ハンカチから僕の大好きな玲香さんの匂いがする事に気が付いた。
「……助かりました玲香さん。こんな可愛いハンカチを汚しちゃってすいません。ちゃんと綺麗に洗ってからお返ししますね」
そう言っていそいそと自分のポケットに借りたハンカチをしまい込む。
「とか言ってアタシの匂いが染み込んだハンカチをお家でいっぱい嗅ぐつもりっしょ?たっくんのヘンタイ」
「ちょっ!?なんっ!?ご、誤解ですからっ!」
どうして玲香さんへの嘘は速攻でバレてしまうのだろうか?本当に不思議で仕方がない。
「ふーん?じゃあ今すぐ返して?」
「え?い、いやー……汚しちゃったのでちゃんと洗って返します、よ?」
「ほらっ、やっぱり嗅ぎたいんじゃん」
「だ、だから違いますって」
「素直じゃないなぁ」
「何とでも言ってください」
「ホントたっくんってアタシの匂いにはヘンタイ度が高くなるよね?」
「へ、変態度って何ですかっ?まるで僕が『強弱はあるけどいつも変態』みたいな言い方じゃないですかっ?」
「だっていつも変態じゃん」
「酷いですよ玲香さんっ」
「そうかな?アタシはヘンタイなたっくんのこと好きだけどなー?」
「そっ、その言い方はずるくないですか玲香さん?」
「えー?なんでなんで?なんでずるいの?」
「え?いやだって、そんな言い方されるとその……」
「言い方されると、なに?」
「……変態なのをその、認めたくなっちゃうじゃないです、か?」
僕が上目遣いでチラチラと玲香さんを見ながらそう言うと、玲香さんは激しく興奮した様子で僕をその大きな胸に抱き寄せた。
「やーーん♡今のたっくん可愛いーー♡♡」
◇◇◇
ぽすんっとうつ伏せで僕のベッドに倒れ込んだ玲香さん。その勢いでスカートが捲れ、学校でヒップアタックと同時に見せれくれた紫のパンツとむちっとしたお尻が露わになる。
それだけでも十分過ぎる程のご褒美だったのに、彼女が身じろぎする度にその肉感のあるお尻がふるふると揺れ、それに合わせてそのパンツも形を変えて少しずつ食い込んでいく様を見ることが出来た。神様ありがとう。
「んーっ、相変わらずたっくんのベッドって気持ちいいよねー」
スカートが捲れたまま足をパタパタとさせる玲香さん。
それによってお尻はさらに激しく揺れ、光沢のある紫色の綺麗なパンツはこれでもかとお尻の隙間へと食い込んでいく。
目の前で繰り広げられる素晴らしい光景に、僕は息をするのも忘れ見入っていた。
「よいしょっと。ねぇたっくんお茶ある?」
「へ?あっ、はい、ありますよ」
「アタシのお尻を堪能したんだからそれくらいは持ってきて欲しいなー?」
めっちゃニヤニヤしている玲香さん。バレていたというよりも最初からそのつもりだったんだろう。ありがとうございます。
「す、すぐ持ってきます!」
「ありがと!」
僕はお茶を取りに急いで冷蔵庫へ向かう。玲香さんにしてやられたというのに僕の心の中は幸福感で満たされていた。
お茶を持って部屋へと戻った僕は、早速玲香さんにお茶を手渡した。
「はいどうぞ玲香さん」
「やったーありがとたっくん!」
「いえいえこちらこそありがとうございます」
「ふふ、何それ」
「玲香さんのお尻を見てちょっとおかしくなってるかもしれないです」
「たっくんはいつもおかしいよ?それにヘンタイだし?」
「……え?」
「あはははっ!」
「いやっ、えっ?」
「その顔やめてっあははははっ!」
おかしい?僕が?いつも?そんな馬鹿な。
「あーおかしい。たっくん面白過ぎ」
「面白くしてるつもりはないんですけど?」
「それが面白いんだって」
「それってただ笑いものにされているだけなんじゃ?」
「あははははっ!」
そうしてしばらくベッドの上で笑い転げていた玲香さん。
僕はそんな彼女のスカートから覗く下着やむちっとした太腿へ向かって一瞬たりとも目を離さないよう視線を注ぎ続けていた。だって仕方ないじゃないか、見えるんだもの。
「あー笑った。ねぇ?たっくんもこっちに来て?」
笑い転げていた玲香さんが落ち着きを取り戻すと、今度は優しく微笑みながら僕の方へと手を伸ばす。
僕がまるで夏の火に集まる羽虫のようにフラフラと彼女のすぐ側まで近づいていくと、僕に向かって伸ばされていた彼女の手に引っ張られ、そのまま彼女の体に正面から抱き寄せられる。
玲香さんはその大きな胸で僕を優しく抱き止めると、僕の頭に頬をすり寄せながら子供をあやすように僕の背中を撫でてくれた。
「……ねぇ、たっくん?」
「……はい?」
「……アタシの匂い、好き?」
「……はい、とても」
「……じゃあ、アタシのおっぱいは、好き?」
「……はい、大好きです」
「……ふふ、じゃあ最後」
「……はい」
「……アタシのこと、好き?」
僕が何て答えるかなんて分かり切っているのに、それでも玲香さんはそれを聞いて来た。
これは玲香さんなりの僕への甘え方だと知っている僕は、玲香さんが一番望む答えを、僕の素直な気持ちを言葉にして伝える。
「はい、大好きです」
「ふふ、やたっ♡」
それを聞いた玲香さんは本当に嬉しそうに笑いながらぎゅうっと僕を抱きしめてくれた。
「……たっくんはさ?」
「……はい?」
「……アタシに……お願いとかしたいこととか……ない……?」
「……お願い、ですか?」
「……うん……だってアタシ達さ?いつもここでキスしてるじゃん?」
「……はい、してますね」
「……さっきみたいに下着とか見せたり、こうして抱きしめたりとかさ?何度もやってきたじゃん?」
「……はい」
「……それで、ない?お願い……アタシに……?」
僕は玲香さんの胸にすり寄せていた頬を離し、彼女の首筋にキスをした。
「んっ♡」
その次は玲香さんの左頬へ。
「ぁっ♡」
そして最後にその唇に。
「んぅ……♡」
じっくりとその唇の柔らかさを堪能してからゆっくりと顔を離す。
僕を見つめる玲香さんの綺麗な瞳は、見ている僕に何かを強く期待している、そんな瞳だった。
「そんなの、あるに決まってるじゃないですか」
何度それを妄想して来たか。どれだけその時を待ち焦がれていたか。
「……なら、教えて?たっくんのお願い」
そしてそれはきっと彼女も同じ気持ちで。
「玲香さん」
僕も玲香さんもとっくにそれを理解していて、そしてその時を望んでいた。あとはそれをいつ言葉にするかだけだった。
「最後まで、したいです。玲香さんと最後まで」
その言葉を待ち望んでいたかのように、玲香さんは頬を赤く染めて微笑んだ。
「……だったらさ?貰ってくれる?アタシの―――」
そして僕の手を取り、そっと自分のスカートの中にその手を導いた。
「―――貰います。玲香さんの初めてを僕が」
「ふふ、嬉しい♡」
「玲香さん―――」
「―――――――――あっ♡」