セメギャル-僕の彼女は金髪黒ギャルの玲香さん- 作:もすまっく
朝のちょっとした行為のあと、僕は一人で代わりとなりそうな場所を探しに行った。人が来る用事がないような場所にアタリを付けて探したところ、思った以上に早くその場所は見つけられた。
それでもやはり一番いい場所はあそこであることに間違いはないので、僕は授業の合間の休み時間に例のトイレに何度か確認をしに行った。
しかし休み時間に行くたびに大体一人は見かけるため、まだまだここは使えそうには無いなと溜息を吐いた。
◇◇◇
そうして確認と準備をした上で訪れた昼休み。周囲の人影を確認しつつ僕と玲香さんは学校の中でも一際高い場所へとやって来ていた。それは屋上へと繋がるドアの前にあるちょっとしたスペースだった。
「やっぱり流石に何かあった時が怖いですから屋上は閉まってますね」
屋上へ出るためのドアのノブを回してみたけれど、ガチャガチャと明らかに鍵が掛かっている感覚がした僕はすぐに手を離す。
「たっくんたっくん」
「はい?」
そうして屋上へ繋がるドアを調べている僕の背に玲香さんから声を掛けられる。
「ここに座ってれば絶対にバレないよね?ちょっと埃溜まってるけど」
「確かにここなら大丈夫そうですね」
立って下を覗き込めばここへ向かって階段から上がって来る人がよく見えるだろう。ちょうど玲香さんの胸が乗せられるくらいの高さの壁があり、それによって一方的にこちら側からだけ見ることが出来るのは非常に大きい。
「ただ、ここだと逃げ道が無いので見つかったら終わりなのが怖いところですね」
「トイレみたくここに来る用事って普通はないもんね」
「はい。だからあくまで代用になると思います。トイレだったら個室に人がいても何の違和感もないですから」
屋上へは出れないため、もし人がここまで上がって来てしまえば僕達は隠れる場所も逃げる道もない。
「まぁそのために昼休みに来たわけですけど」
理由がなければ来ないような場所であるのなら、来るための理由を作ってしまえばいい。それも僕と玲香さんのようなカップルだからこその理由を。
「付き合ってるのバラしてからずっと昼は教室以外のとこで食べてたもんね」
「本当に偶然でしたけどね。でもそのおかげで昼休みに二人一緒にいなくなっても怪しまれずに済みます」
表向きはお弁当箱を持って教室を出て行く仲睦まじいカップルにしか見えないはずだ。まさかお弁当箱を持って行った先で学生にあるまじき事をしようとしているとは思うまい。
そんな事を考えていた僕の背中に何かがぶつかった。
下を覗いていた僕の後ろから抱き着いてきた玲香さんは、何も言わないままその大きな胸を僕の背中に押し付けて来ていた。
「ちょ、玲香さんっいきなりっ」
不意打ち気味に触られたことによってその刺激から逃げようと反射的に腰が引けてしまったが、玲香さんは撫でる手を止めるどころかそのまま制服のベルトを緩め下着の中に手を入れて来た。
「ぅっ……くっ……」
撫でられ、擦られ、揉み解される。
「たっくん気持ちいい?」
後ろから耳元で囁く声は心地よく。
「あっ、でもこのままだと汚れちゃうね」
あともう少しというところで手を止めた玲香さんは中に入れていた手を抜いて僕の体を振り向かせ、緩めた僕の制服のズボンと下着を下ろしてしまう。
「あはっ♡やば♡」
大きくなっているそれを見て嬉しそうにしゃがみ込んだ玲香さんは、目の前にあるそれに顔を近づけ頬をすり寄せる。
「んぅ……おっき♡……ちゅっ……んっ……♡」
愛おしそうに竿の方に口付けをした玲香さんは、次にそれをグイッと上に持ち上げ、今度は根本から先端にむかって裏にある筋をゆっくりと舐めていく。
丁寧に、丁寧に。何度も口付けをしてはゆっくりと舐めていく。
「んぁ……ちゅぱっ……んふぅ……んっ……んはぁぁ……ちゅっ……♡」
学校という場所で玲香さんが嬉しそうに舐める姿は僕を興奮させる。まだ少しか舐めてもらっていないというのに、僕の中を熱いものがあっという間に昇って来るのを感じた。
「―――玲香、さんっ」
「んふ♡もう出したい?」
「……はい、凄く……っ」
僕の素直の気持ちを聞いた玲香さんはとても嬉しそうに笑った。
「あはっ♡じゃあ出そっか?」
「……っはい」
「アタシのこと気にしないでいいからさ?好きなだけいっぱい出してね?」
そう言って僕に向けてその口を大きく開いた玲香さん。
口の中から覗くピンク色の舌は艶めかしく動き、僕をおいでおいでを誘っているようにしか見えなかった。
「……入れますね、玲香さん」
その誘いに乗った僕は、大きく開かれた玲香さんの口の中へゆっくりと入れていく。
「んふっ……んん……♡」
彼女の口の中は言葉にならないほど気持ち良かった。まだ半分くらいを口の中に入れただけなのに、何もかもが気持ち良かった。
じーーーっ。
だけど玲香さんは口で咥えながら僕の目をじっと見つめたまま動かない。
どうしたんだろうと玲香さんと目を合わせていると、彼女はその瞳で僕に伝えて来た。
―――たっくんは、それで満足出来るの?
それを理解した時、僕の中で何かが吹っ切れた。
僕は玲香さんの頭を両手で掴み、そして、思いっきり喉の奥へと突き入れた。何度も何度も腰を引いては奥へと突き入れる。
玲香さんのことなど一切考えず、ただ己の欲望のまま何度も何度も。
そして昇って来たマグマは限界を超え、ついに空へと噴き出した。
我慢して来たことで溜まっていたものが、ビュルビュルと勢いよく彼女の喉の奥へと飛んでいくのをはっきりと感じ取ることが出来ていた。
「ぐぶっ!?……んごっ!ごくっ、ぶぐぐっ……ごくっ……ぶぶっ……」
気持ちいい。
今の僕の中を満たしているのはそれだけだった。
◇◇◇
「―――げほっけほっけほっ、あ”はっ、けふっけほっ……けほっ……」
しばらく咽ていた玲香さんがやっと息が出来るようになったところで、いくつかの頼みごとをしてくれた。
「けほっ、けほ、たっくんさ?……けふっ」
「は、はいっ」
「タオルか、ティッシュ……けほっ、ある?あっあと飲み物もっ」
「あっありますっ、ちょ、ちょっと待ってくださいっ」
僕はすぐにポケットの中に入れていたティッシュとハンカチを取り出し、まだ少しだけ咽ている玲香さんに急いで手渡した。
「これティッシュです!あとタオルじゃないんですけどハンカチでも良かったらどうぞ!それとあとこれお茶ですっ」
僕から受け取ったティッシュで鼻をかんだ玲香さんは、今度はすぐに飲み物を口の中に含んでぐちゅぐちゅとゆすいでからそのまま喉を鳴らして飲み込んだ。
「ん”っ、う”んっ、あーあー、ありがとたっくん」
「の、飲んじゃったんですか?」
「え?だって吐くとこないし?それにもったいないじゃん?」
それが当たり前かのように言った玲香さんは、最後にハンカチで口回りを丁寧に拭き、そしてそのままそのハンカチを自分の制服のポケットにしまった。
「これ洗って返すね?」
「え?いやこっちで洗うんで大丈夫ですよ?」
「洗って返すね?」
「いや、あの?」
「ちょっとだけ借りたいの。だから洗って返すね?」
玲香さんが僅かに頬を赤く染める。
「ちゃんと使うからいいよね?」
「あっえっと、はい」
そう言って笑う玲香さんは本当にえっちで可愛い。だけど今の僕はそんな感想を抱いている場合では無かった。
「あっあの、さっきは本当にごめんなさい玲香さん」
最初は玲香さんが自ら望んでしてくれた事とはいえ、流石にさっきのやつはやり過ぎだ。玲香さんを苦しませてしまったことに強い後悔の念と焦燥感に襲われていた僕は謝罪の言葉を口にする。
「え?なんで謝んの?」
だけどそれを聞いた玲香さんは本当に不思議そうな顔で首を傾げた。
「……え?だって、凄い苦しかったですよ、ね?」
「あーうん。苦しくはあったかな?」
「で、ですよね?ごめんなさい玲香さん、つい思いっきりやってしまって―――」
「それがいいんじゃん?」
「―――それで、あれ?」
今、玲香さんは何と言ったのか?それがいい?え?
「今、え?何て言いました?」
「いやだからさ?それがいいんじゃんって言ったけど?」
「苦しかったんですよね?」
「苦しかったよ?」
「あれ?」
「あはっ、もしかしてたっくんさ?今のでアタシが怒るって思ってた?」
「あの、えっと……はい」
「ふふ、やっぱりっ!全然そんなことないから安心して?」
「あの?本当に大丈夫なんですか?」
「うん。ってか逆にやばいかも」
「え?逆にって何が……?」
「あのね?」
そう言って立ち上がった玲香さんは少し屈んでスカートの端を指で摘まんで持ち上げた。
「……ぁっ」
それを見た僕は思わず吐息のような声を漏らしてしまう。
「さっきのでこんなになっちゃってさ?」
玲香さんは僕から目を離さずに言う。
「ねぇたっくん?」
その目はいつの間にか潤んでいて。
「まだ、時間あるよね?」