エル・ノキアの都、聖都ヒエロハレスは聖地である大神殿の丘を中心に同心円状に広がり、丘から流れる清水が五つの城壁を貫いている。
大神殿の座す丘に最も近い第一層・聖環区にはエル・ノキアの政務を司る八つの聖庁が並び、聖王エルバーンに最初に従った高弟達の血を800年絶やさずに守り続けてきた聖20家と、それに仕える者達が住まう。
第一層・聖環区を囲む低い白亜の壁の向こうには第二層・白環区が広がる。
白漆喰の邸宅、磨き上げられた石畳、香油と砂糖菓子を売る店、金糸を織り込んだ法衣を並べる仕立屋。聖庁に仕える官吏、神殿御用商人、聖20家の縁戚達が住むこの地区は、朝ごとに門前が洗われ、街灯の油は絶やされることがない。
水路の水は澄み、邸宅の庭では噴水から水が高く吹き上がる。
そこから更に城壁を越えれば、第三層・奉環区の喧噪が出迎える。
馬車の車輪が転がり、蹄が石畳を蹴る。鍛冶屋が金床を打ち、道々では露天商たちが声を張り上げる。
一般の役人や聖職者に始まり、学生や職人、労働者がひしめく第三層では礼拝所と市場と工房の間に、まるで石壁の亀裂に根を張るように娼館や酒場が軒を寄せ合っていた。
第三層・奉環区の高い城壁を越えれば、その先は第四層・灰環区である。
内周と外周をそれぞれ高い城壁に囲まれているせいで陽光は一日の僅かな時間しか届かず、狭い路地に木造の家が窮屈そうにねじ込まれている。
第二層では清らかだった水は第四層に届くころにはすっかりと濁りきり、飲み水の確保にも事欠く様になる。住む者も日雇いの労働者や私娼・男娼、貧者がほとんどとなる。
・
シラ・シェレトは第二層・白環区にある大聖堂で祈りを捧げていた。
青い顔料で塗られた円蓋の中心には極星が示され、それを囲う様に聖20家の始祖達の聖像が立ち並んでいた。
辺りにいる白環区に住む富裕な女達がシラの肌を惜しげも無く晒す騎士団員服を一瞥してすぐに視線を逸らすが、シラにとってはどうでもいいことだった。
極星は肌を晒すことを禁じていないのだから。
香炉から立ち上る甘い香りを鼻腔に吸い込み、片膝をついたまま聖句を唱える。
極星は揺らがず。夜天にて輝き、大地と子らを照らし給う―。
「んっ…は、ぁ…っ♡」
貫くような快感がシラの肌の内を走る。
極星の瞬きが舞い降りたのだ。
閉じた瞼の裏側で星が明滅し、甘い震えが肩を揺らす。下唇を噛み、快楽を内へと抑え込む。まるで極星に愛撫されているかのように。
たっぷりと絶頂の余韻に浸ってから、シラは立ち上がった。
まだ膝に余韻が残り、脚衣の裾から愛液が一本の筋となって垂れた。
下着は最早その役割を果たしておらず、歩くたびにぐちゅり、と湿った布が擦れ合う音をたてたが、極星の愛撫を受けたのだから当然だった。
濡れない方がおかしいでしょ。
聖句を唱え、祈りを捧げれば、極星は瞬きを授けてくれる。
そうしてくれないのなら、それは祈りが足りないせいだ。
シラはそう信じて疑わない。
快楽に痺れる膝を震わせ、祭壇に向かって並ぶ長椅子にシラは腰を下ろす。
その視界に孤児の列が割って入る。
あぁ、今日は選別の日だっけ。
シラはその孤児達から視線を外して辺りを見回す。
彼女と同じように長椅子に座っている身なりの良い者達の目は祭壇ではなく孤児達に注がれている。
しかしその目には嫌悪も嘲笑も無かった。
誰もがじっくりと、まるで家畜の品評でもするかのように孤児達を見つめている。
第四層・灰環区やその更に向こうから連れてこられたのであろう孤児達は、無数の視線に晒されながら修道女に連れられて祭壇の前に並んだ。
最低限の身なりは湯を使って整えられたのだろう、髪は櫛で梳かれており、纏う貫頭衣も粗末なものの清潔ではあった。
「ねぇ、何されるのかな?ひどいこと?」
「さぁわかんない」
「シスターはなんか難しいこと言ってたね」
孤児達がひそひそと交わす言葉にシラの眉が不満げに曲がる。
四層やその向こうで生まれた貧しい子供が、こうして極星の祝福に満ちた大聖堂に立ち入れているのに、何を不安げにしているのか。極星の慈悲に感涙し泣き崩れて然るべきなのに。
シラの視線に気づいた孤児達が互いに肘を押して黙り込むと、祭壇の前に司教が立った。
でっぷりとした腹の辺りで法衣が張りつめ、三重の顎が襟に乗っている。
ベルド・バルドー司教。
この大聖堂に属する司教の一人であり、そろそろ50に届く年頃であるが、シラとは顔なじみの男だった。お世辞にも整った容姿とは言えないその男へ、シラはにっこりと微笑みながら軽く手を振り、声は出さずに唇を動かす。
『あとでね?』
バルドーはシラの肌に視線を這わせ、鼻の穴を膨らませながらナメクジの様に太くなった指に指輪を嵌めた手を軽く立てた。
バルドーは孤児達に視線を向けると、だらしなく弛んだ顔を精一杯厳かに整える。
「極星の祝福を受けし者。人に見定めること叶わず。なれど聖水はその身をもって祝福を示す」
バルドーの厳粛な声が大聖堂に響き、長椅子に座る者達は極星に祈りを捧げる。
修道女が孤児の少年の肩を押し、バルドーの前へ立たせる。
緊張した面持ちの少年の眼前に水を張った銀の杯が差し出され、少年は促されるまま恐る恐る手を翳した。
そして――何も起きなかった。
「祝福あらず」
バルドーがそう宣言し、少年は修道女に押されて列を外れる。
次に押し出されたのは10歳頃の少女だった。
多少やつれてはいるものの、まつ毛は長く、瞼は二重で鼻筋も細い。孤児としての生活でも奪いきれない美しさがそこにあった。バルドーもまた、ねっとりとした目が少女に注ぎ、手を翳す様に促す。
少女は杯に手を翳しつつ、ぎゅっと瞼を閉じた。
――水が金色に輝く。
「この者、祝福を受けし者なり」
「「おぉ…!」」
長椅子に座る者達から感嘆の声が漏れ、極星の祝福を受けし者への拍手が響く。
シラもまた胸の前で聖印を切り、少女の幸運を祝した。
しかしシラは同時に、杯を持つバルドーの指で僅かに輝く指輪へと目をやり、くすりと苦笑した。
「またあんなの使っちゃって」
小さく漏れたその言葉は誰にも拾われることはなかった。
しかし杯の色が変わるたびにその指輪がほんの僅かに輝いているのは、少し魔術に詳しい者であればすぐに気付くだろう。
水に色を与えるだけの魔術なら、騎士団に属する魔術師の全員が無詠唱・無補助具で行使できる。星一位を最上に、生活魔術である星十位まで続く魔術位階では、水の色を変える魔術は星九位に属する程度の代物である。
「この者、祝福を受けし者なり」
二人目は、こちらもまた美しい少年だった。
年の頃は八つか九つ程度だろうか。赤い髪にくっきりとした目、歯並びも良い。
「…わ、僕、あの子好きかも」
シラはその少年の顔や体つきを無遠慮に眺める。流石にこの場で脱がせることはできないが、貫頭衣の下にある未熟な男を夢想して唇を舐める。
別の長椅子に座る白環区の夫人方が同じことを考えているのは、囁き声の高さでわかる。
ローブを着たある夫人は、少年から目を離すことなく、ローブの下でなにやらごそごそと股の辺りを弄っていた。
祝福ありと判じられた見た目の良い孤児は第二層・白環区の孤児院へと移され、そこで泥とシラミを落とされ、然るべき教育を受ける。
そしてその後、白環区や聖20家へと引き取られていく。
孤児達は裕福な生活を得、成長すれば聖職者や官吏として出仕するようになる。同時に、各家は見た目の良い子供を社交の場で連れ出して家格を誇り、婚姻に出す。
それまでは閨で楽しむこともできるとあれば、見た目の良い孤児は争奪戦だった。そしてその争奪戦は、寄付金の多寡で決まる。
シラの実家であるシェレト家にも、そうして引き取った元孤児の使用人は多くいる。
極星の祝福を受けた孤児を然るべき家へ移し、寄付金で祝福を受けられなかった孤児を養う。全く以て合理的だった。
・
孤児達が全て杯に手を翳した後、シラは祭壇脇にある告解室の扉の前に立った。
騎士団員は月に一度の告解が義務付けられている。
騎士団内における不正の告発、命令に関する疑義、私生活における不安。 それらを告解を通して司祭に告げ、騎士団の不正を暴き、団員の精神を健全に保つことが、この制度の趣旨だった。
よくできた制度だとシラは内心で頷くが、問題は
―伝えるべきことが何も無いことだった。
騎士団内に不正に関与している者は1人としていない。
旗騎士と従騎士が寝ている?
寝てはいけないという規則も教義も無い。―故に、不正に非ず。
幼い騎士見習いを閨に連れ込んでいる騎士がいる?
騎士見習いを指導するのは上位の騎士の義務であり、指導の内容についての規則も教義も無い。―故に、不正に非ず。
第三層・奉環区の商店から金を受け取っている騎士がいる?
あれは布施である。―故に、不正に非ず。
故に、神殿騎士団は清廉潔白である。
「告発するようなことも無いし、僕は礼拝も真面目にやってるし…。今月も特に何もないんだよねぇ…」
その言葉とは裏腹に、シラの足取りは軽かった。
実際、この告解は彼女にとって月に一度の楽しみでもあった。
扉を開け、大人一人がやっとの告解室へと入る。
部屋の中央には厚い仕切り板があり、細かな格子が嵌められていた。通常なら告解する者とそれを聞く司祭は壁を隔て、互いの顔を見ることなく言葉だけを交わす。
そのためシラの側には仕切り板と一体になった細い机と腰かけだけが備えられていた。
シラはその机にひょいと飛び乗って尻を預け、脚をプラプラと遊ばせた。
実際、シラは告解室の向こう側に司祭がいるところをほとんど見た事が無い。
司祭が怠けている訳ではない。ただ司祭は常にこちら側にいる、というだけである。
「お待たせしましたなぁ…シラちゃん」
仕切り板の下部が開き、バルドーが身を屈めてシラの側へ身を滑り込ませた。
その所為でただでさえ狭い部屋が彼の膨れた腹でさらに狭くなる。
粘つくような声で名を呼び、目は顔ではなく胸と脚へ露骨に注がれる。
「こんにちは、バルドー司祭」
机に腰かけたシラが微笑み、その細い指でバルドーの腹を撫でた。
「今月は何かありましたかな?」
「ううん?別に何も。いつも通りみんな真面目だしね。あ、勿論僕もね?」
バルドーの指がシラの白い脚を這い、感触を確かめる様に押し込む。
「ふ、ふふふ…シラちゃんの敬虔さを誰が疑えましょうか」
バルドーはそのまま頬を寄せ、告解室の石の床に膝をついた。
膝の遥か上で断ち切られた短い脚衣から伸びる白い脚へ、ぶよぶよと脂ぎった頬を練り込むように頬ずりする。
「んっ…そういえばさ、あの赤い髪の子。可愛かったね?」
「おぉ、あの子ですかな?確か名は…トッドだったかと」
「トッド?なにそれ、全然可愛くなくない?」
「まぁ…ありがちではありますな」
頬ずりを続けるバルドーの頭上で、シラは顎に手をやって考える。
「うーん…リオル」
「ほう?」
バルドーがようやく顔を上げ、シラを見上げた。
「あの子の名前。今日からリオルね」
「なんと、シェレト家のご息女が御自ら命名とは。リオルも喜びましょう。手配しておきます」
「ん、よろしくね」
これにより、トッドはその名を捨て、リオルとなった。
シラはもう一度リオルと口に出して見せ、やっぱりこっちの方が可愛いよねと頷き、リオルはそれに阿る様にしながら、彼女の脚衣の留め具へと手を伸ばす。
「ですが手配は後ほど。今はひと月ぶりのシラちゃんとの時間ですからなぁ…」
バルドーは期待に震える指先でシラの留め具をぷつりと外す。金属の小さな留め具を一つずつ外す度、彼の胸は期待に打ち震えていた。
バルドーは若い娘を特に好み、告解を利用して何十年も少女や幼女をその毒牙に掛けていた。
無毛の割れ目に欲望を突き立て、快楽を知らない純朴な幼子を精で染め上げることこそ、彼の生きがいだった。
シラはその中でも一等の気に入りだった。シェレト家の一人娘という立場ではない。
彼女のその白い肌、輝く金の髪、形の良い胸、桜色の頂点。そしてなにより貪欲に快楽を求め、自ら腰を振る浅ましさを気に入っていた。
「もう、そんなに急がなくても僕は逃げないってば」
シラが頭上でくすりと笑い、腰を浮かせて脚衣を下ろしていく。
ゆっくりと降ろされていく脚衣の奥から、腰の横を紐で留めただけの下着が露わになる。秘裂に触れているであろう部分の黒だけが濃くなり、下着の上からでも割れ目の形を教えていた。
「おぉ…おぉ…!なんと…!」
言葉にならない感嘆の声をあげ、バルドーは鼻先を濡れた下着へと押し付け、深く息を吸う。
若い娘の愛液と、僅かな汗の香りが混ざり合い、男を誘う媚香となって鼻を満たしていく。
硬く屹立した肉棒が法衣を押し上げて僅かな痛みが走るが、それを無視して鼻先でシラの硬い肉芽をこねる。
「あっ…んぁ…♡」
シラの唇から甘い声が漏れるのを確かめると、バルドーは彼女の腰へ腕を回し、抱き着くようにしてさらに深く香りを求める。
舌先で下着を横へずらし、白い割れ目の縁へと沿わせ、黒ずみのない白い大陰唇を下から上へと舐め上げる。
「はぁ…はぁ…!さてさて、シラちゃんの聖域をもっとよく見せていただきましょうなぁ…!」
鼻息荒く、シラの下着を留めていた頼りない紐を解く。
濡れ切った布がはらりと落ち、涎を垂らす秘部がついに目の前へと晒された。
「……!」
白い肌に一本の筋としてある割れ目からは淡い桜色が覗き、奥から溢れる蜜はてらてらと厭らしく光を反射していた。
何度見ても美しい。
バルドーはまるで吸い寄せられるように顔を近づけ、指先で左右へ押し開く。
くちっと音を立てて開いたソコからは、むわりとした雌の匂いが立ち上る。
下着越しでは到底味わえない濃厚な雌の香りは、バルドーの頭から微かな理性すら奪い去るには十分すぎた。
「じゅるっ…!じゅ、ずっ…!」
「あぅ…♡んん゛…っ!」
熱に浮かされたように舌を突き出し、シラの媚肉を夢中で舐め啜る。愛液の甘酸っぱい味を嚥下しながら肉芽を舌で弾いたかと思えば、狭い膣口へ挿入する。
「じゅるっ…!じゅずず…っ!」
溢れる蜜を一滴も逃すまいと、舌を伸ばす。
窄まった膣口の皺をひとつひとつ丹念に舐めとっていく。
舌先が浅いところの膣肉を擦るたび、シラの腰がびくんと跳ね、内股がバルドーの頭をぎゅっと挟み込んだ。
「あ゛っ…そこ…っ!いい…!もっと、して、ぇ…♡」
シラの細い指がバルドーの後頭部を掴み、甘い声と共に強請るように押し付ける。バルドーもまたそれに応えるように、さらに強く膣口に吸い付いた。膣中へ送り込んだ舌を上下左右へ動かし、若い膣肉を蹂躙する。音を立てて愛液を啜り、肉芽を分厚い唇で挟み込んで扱いていく。
「んぅっ…!ばる、どー…♡も、舌だけじゃ…ヤだ、ぁ♡」
その切なげな声に、バルドーはようやく顔を上げ、思わず息を飲んだ。
シラの顔はすっかり火照って紅色に染まり、口の端からは力なく唾液が垂れている。しかし目は情欲に濡れ、男の獣欲を煽る視線を向けていた。
「バルドーの、おちんぽ…♡…僕のナカに、ちょうだい?」
彼女は机の上で自分の太ももを抱えるようにして腕を回し、そのまま秘書を手で押し開く。桜色の媚肉が愛液とバルドーの唾液でてらてらと光る中、膣口はぱくぱくと肉棒を強請っていた。
「な、な、なんと…愛らしい…!い、今すぐ!今すぐ差し上げますぞぉ…!」
バルドーは口の周りのシラの愛液を拭うことも忘れ、鼻息荒く己の法衣を捲し上げる。
多くの娘たちの膣内を味わってきた黒ずんだ肉棒がぶるんと外へ姿をあらわす。
先端からは我慢しきれなかった先走りが既に溢れ、ぬるぬると肉棒を覆っていた。
「…っ!」
血走った目のまま、バルドーはその巨体をさらにシラへと押し付け、自らの獣欲をとろりと開いたシラの割れ目にあてがう。膣口が接吻するように肉棒へとまとわりつき、奥へ奥へと誘う。
その誘惑に誘われるまま腰を突き出し、バルドーは自身の欲望をシラの奥深くへと沈めていく。
「あ…あ…あ゛っ…♡」
シラが背を仰け反らせ、声にならない声をあげる。熱く、硬い肉の棒が自らの膣肉を強引に押し広げていく。
「お…!おぉ…おぉぉぉ…!」
バルドーもまた天を仰ぐ。自身の肉棒がシラの内へと埋没していくこの感覚は、何度味わってもこの上ない至上の快楽だった。
ぬめる入り口が亀頭を包み込み、次いで肉棒を蕩けた飴のような愛液が纏う。
腰を進め、膣肉のひだを越える度に雁首から甘い快楽が走る。膣肉がバルドーを甘く締め付けながらも、膣奥へと招き入れるように蠢いた。
まるで肉棒全体を無数の舌で舐めしゃぶられているような錯覚さえバルドーは覚えていた。
「はぁ…!はぁ…!なんと、素晴らしい…!」
先端が最奥までたどり着く。
柔らかく、弾力のある子宮口がバルドーを押し返すようにやわやわと蠢き、しかし膣肉はバルドーを帰しまいと包み込み、膣口は肉棒の根元をきつく抱きしめたままだった。
「お、おぉぉ…!この締め付け…たまらん…!」
バルドーは思わず声に出し、そのまま更に腰を深く突き出す。
亀頭がぐりゅっと子宮口を圧し潰した。
「ん゛、ひぁ゛…!?そ、こ…!お、ぐ…ぅ♡」
机の上でびくんと震えたシラの喉から溢れた甲高い嬌声が告解室の石壁に反響し、バルドーの耳までを楽しませる。
膣肉がきゅうっと収縮し、肉棒をさらに強く締め付ける。その抵抗ごと粉砕するように、バルドーは腰を引き、再び最奥へと突き下ろす。
「お゛っ…♡あ、ぁ゛…♡」
ぐちゅぐちゅとした濁った水音、バルドーの荒い息遣いとシラの嬌声が混ざり合って告解室に響く。
バルドーはシラに覆い被さるようにしながら、その耳元でシラの名を呼びながら激しく腰を打ち付ける。
「シラちゃん…シラちゃん…シラちゃん…!」
尻と腹のぶつかる乾いた音が水音と混ざり合う。
肉棒が膣中を擦りあげる度にシラの腰が跳ね、接合部から蜜が溢れてバルドーの陰毛を濡らしていく。
「あ゛…あ゛…あ、ぁ…♡ばる、どぉ…♡ぼく…も、イき、そ…♡あ゛…イく…!」
シラの甘い声を耳にしたバルドーの腰が早くなる。もとより彼もそろそろ限界だった。
肉棒は膣の中で限界を超えて膨らみ、爆発寸前の熱を帯びはじめる。シラの膣肉もまた、ひくひくと震えていた。
「ん゛っ…!イくっ…!イく、イ、くっ…あ゛っっっ…!!」
膣肉の様子からシラの絶頂を察したバルドーが最後の一突きで子宮口を圧し潰した瞬間、シラの身体が弓なりに反り、秘所からは潮が吹き出す。
同時にバルドーの先端からも熱い精が勢いよく吐き出された。
「おっ…おぉ…!」
どくっ、どくっと脈打つように吐き出される白濁液がシラの子宮口へ直接叩きつけられる。
「ひ、ぅ…♡あついの…きて、る…ぅ♡」
バルドーは浅く腰を前後しながら、精液を存分にシラの膣内へと吐き出し、彼女の膣内を染めていく。
彼女の膣内が自らの精で満たされていくことに恍惚と息を吐いた。
やがて、ゆっくりと萎えた肉棒を引き抜くと、ぱっくりと空いたシラの膣口からバルドーの精が零れる。それは重力に従ってシラの尻穴を通り、机の上に濁った水溜まりを作った。
「…ばる、どぉ…♡」