※この作品はR-18です。

性器が逆転するとは聞いてない   作:momo1ng

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頭ばかになりゅ

「………はれ?」

目の前には大きなおっぱい。

 

手を伸ばすと、僕の指はおっぱいに埋まった。

本物だ、気持ちいい。

 

右頬にはすべすべのお腹、思わず頬ずりする。

頭がふわふわする。

まるで夢の中のよう。

 

誰かが優しく前髪を掻き分けた。

すべすべで、あたたかい指。

はぁ、しゅきぃ。

 

いい匂い。

この香りは、九条先生だ。

 

………

………

………九条?

 

「検査は終わったわよ」

先生の声で覚醒した僕は、慌てて体を離した。

 

九条先生が目を丸くする。

僕は、ジリジリと九条先生から距離を取る。

 

「…何も終わっちゃいない!」

チラリと先生の股間を確認する。

 

おチンポ様は…、お眠りになられたのか?

 

だが捕まえられたら最後、逃げられない。

彼女の手足は長い、間合いが重要だ。

油断するな、戦いは続いたままなんだ。

 

「検査とはいえ、少し負担をかけ過ぎたわね」

「…少し? 少しだと??? 僕が何度無様にイッたと思ってる!?」

 

「膣の感度が高かったのよ」

「高かったぁ!?」

 

あれはもう、膣だけの話ではなかった。

眠ったチンポに向かって、目で威嚇してやる。

 

しかし、反応はない。

本当に、終わったのか…?

腕を伸ばして、指で恐る恐る突いてみる。

戦神は僕にひれ伏したまま動かない。

 

…ふふ、貴様の攻撃力は確かに高かった。

だが、継戦能力は並だ。

最後に立っているのは僕、つまり僕の勝ちだ。

 

ふふふ、勝利の実感が湧いてきた。

安堵で肩の力が抜けた瞬間、またひょいっと引き寄せられて、抱きしめられた。

 

「なっ!」

あの間合いを、いとも簡単に詰めただと。

 

「よく頑張ったわね」

愛しむように、優しい手付きで背中を撫でられる。

 

あぁ、先生の背中なでなで好き。

嬉しい、はぁ、九条先生しゅきぃ。

おっぱいに埋もれて、顔をすりすりする。

この匂い、大好き。

大きなおっぱいを鷲掴みにして、乳首さんを摘んでコリコリ。

 

「あんっ♡ もう♡」

気持ちいの?

嬉しい。

もっとする。

 

「れろ。チュパ、チュパ」

「んんっ♡ 上手ね♡」

夢中になって吸い付いていると、お尻にピクリと何かが当たった。

 

…はっ!

…バカか僕は!

 

再びばっと体を離して、安全な場所を探す。

 

「どうしたの?吸っていいわよ?」

その手には乗らない。

 

御堂さんと目が合うと、彼女はふわりと笑みを向けながらおいでと手を広げた。

 

「ひぃぃぃぃぃぃ!!!」

「なんでですか!?」

御堂さんが絶望の表情を見せる。

 

なんでだと!?

絶望したのは僕だ。

童貞だと侮って対戦したが、彼女の継戦能力は突出していた。

白目を剥いている僕の膣奥を容赦なく、休むことなく突き続けた暴走列車。

限度を知らない分、一番タチが悪い。

 

恐怖で反対を向いた先に、栗華さんを見つけた。

僕は這うようにして飛びついた。

 

「あらあら」

「天内様ぁ…」

「よーしよし、頑張ったね~。もう終わったよ~」

栗華さんの匂いが一番安心する。

 

たまに顔が気持ち悪くなるけど、栗華さんはあんまり酷いことはしなかった。

ちんちんも凶悪じゃないし。

好き。

大好き。

 

──────

 

「………はれ?」

目の前には、ピンクの乳首。

 

「ちゅぱ」

「っん♡ 起きちゃった?まだ1時間も休めてないよ?」

 

大好きな人の可愛い声がする。

これは天使のおっぱいだ。

 

舌で乳首を転がしていると、モヤがかかったような頭が晴れてきた。

少し寝落ちしていたようだ。

体は…凄く怠い。

全身の筋肉が悲鳴をあげている。

 

…そうだ、起きなきゃ

…確かめなきゃ

 

おっぱいから離れ、歯を食いしばって起き上がる。

ソファーで資料を整理している九条先生の元に、自力でゆっくりと向かう。

支えようとする御堂さんと栗華さんを、僕は手で静止する。

 

疲労に加えてリハビリ中のこの体は重い。

だけど、これは大事な話だ。

1体1で真正面から向き合うべきだ。

 

「九条先生」

「どうしたの?」

書類に手をかけたまま、声だけが反応する。

 

見た目通り知性的で安心感を与えてくれる響きだ。

信頼できる専門家で、部下のことも良く見ており、責任感も強い。

見た目の美しさからは自己管理能力の高さ、自分への厳しさを持ち合わせている事が伺える。

裏切りや恐怖を感じる要素が欠片もない。

むしろ欠点が見当たらない。

 

「大事な話です。正直に答えて下さい」

「答えられることならね」

ペンを置き、こちらに体を向けて真剣に対話に応じてくれる。

やはり凄い美人、そして誠実な人だ。

 

「僕、セックスすると頭悪くなってませんか?」

「なってるわ」

やはり。

だけど自覚がある僕は、大丈夫だ。

 

「水無月さんはする前に悪くなりますよね?これは男女差ですか?」

「なってないよ!酷い!」

「個人差よ」

そうか。

栗華さんは、やはりもう、手遅れかも知れない。

 

「アレは病気ですか?」

「…()()?………快楽を得る度に知性が低下していったのは間違いないわ」

先生は眉を顰めてから答えた。

 

はぐらかされた?

しかしさっき、浅い夢の中で、前世の記憶の一つを思い出したんだ。

 

『頭馬鹿になりゅ』

 

という言葉がしばしば使われていた。

僕のアレは、一般認知されていた病状であった可能性が高い。

医学的見地に基づいた表現だったのだ。

もっと真面目に受け止めておけば、馬鹿からなおりゅ方法も得られたのに。

 

「自分の知的怠慢を恥じるばかりです」

「…どうしてそう思ったの?」

先生が更に怪訝な表情を浮かべる。

 

「先生は『頭馬鹿になりゅ』って言葉をご存知ですか?」

「はぁ〜。知らないわね」

先生は大きなため息をついて言った。

 

くそっ、やはり文明が追いついていないのか。

僕はぎりっと奥歯を噛んだ。

 

「天内君、貴方疲れてるのよ」

「思考はもう晴れました」

心配してくれるのは嬉しいが、僕はもう平常だ。

 

「今日の検査目的は?」

「マンコとチンポ、どちらが強いかです」

「御堂さん、宜しくね」

「お任せ下さい」

真後ろにスタンバっていた御堂さんが、僕を先生から引き離す。

 

「恐らく、今回は明日まで駄目よ」

「はい。さ、天内様、ベッドに戻りましょう」

「先生っ、僕は!あれで本当に勝ったと言えるんですか!?」

九条先生はその問いに答えることはなく、再び書類に目を落とした。

 

「答えて下さい先生!」

「頑張ってベットに戻れたら、おっぱいあげますよ」

御堂さんが白シャツの上から、豊満なその一つを持ち上げて見せる。

 

「あっ…」

この部屋の中で一番柔らかくて大きなおっぱい。

 

「こっちですよー」

僕がおっぱいに一歩近づくと、おっぱいもまた一歩、僕から遠ざかる。

 

大切な物はいつだって、近くて、遠い。

 

「ほら、頑張れ頑張れ」

 

がんばりゅ!

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