※この作品はR-18です。

性器が逆転するとは聞いてない   作:momo1ng

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事件の真相を知る

スイートエンジェル事件

発生日 2025年9月

 

全三拠点で起きた、児童21人(男児20人女児1人)が拉致・監禁・暴行・殺害された事件。

スイートエンジェルとは犯行グループが経営していた児童買春クラブの名称。

 

経緯

犯行グループは無店舗型の非合法の未成年者売春クラブ「スイートエンジェル」を経営。

主に多重債務者を拉致実行犯として雇い、各地で男子児童を拉致・監禁。

被害児童達に、接客、強姦、暴行、その他わいせつ行為の撮影も行い、ビデオの販売も合わせて多額の利益を得ていた。

 

拠点

第一 ●●県〇〇区●● 郊外別荘

第二 ●●都〇〇区●● ウィークリーマンション

第三 ●●県〇〇区●● 郊外別荘 

 

救出被害児童(救出時年齢)

第一 xxxxx(17)、xxxxx(16)、xxxxx(16)、xxxxx(15)、天内輝(14)

第二 xxxxx(18)、xxxxx(16)、xxxxx(15)、xxxxx(14)

第三 xxxxx(16)、xxxxx(15)、xxxxx(13)、xxxxx(13)

 

死亡者(当時年齢)

第一 xxxxx(20)、xxxxx(13)、xxxxx(12)、xxxxx(11)

第二 xxxxx(18)、xxxxx(13)、xxxxx(12)

第三 xxxxx(14)

 

主要年表

2020年4月 第一被害者 天内輝(8)が拉致、第一拠点での監禁開始

・・・

2021年1月 死亡者 xxxxx(12)死因 直接吸引によるショック死

・・・

2022年3月 第二拠点の設置

・・・

2022年12月 殺害 xxxxx(20)死因 窒息死

・・・

2024年3月 第三拠点の設置

・・・

2025年9月 事件発覚 顧客からの救命通報 天内輝(13)全身衰弱、意識不明の重体

 

捜査状況

犯行初年度の被害児童6名は、救出されるまでの全期間を第一拠点で過ごした。

児童を各一名ずつを分配、管理、占有化していた6名を主犯格とした。

主犯E・F名が2名による犯行と自供、Eは自供後に自殺。

自供により犯行グループの主犯は2名に変更、処理され、表面上の捜査は打ち切り。

主犯A、B、C、Dは容疑取り消しの上、公式記録からは抹消。

 

顧客

3,000以上の記録媒体と1,000名に及ぶ顧客リストを押収。

偽名が含まれていたことからリストの信憑性が疑問視され、顧客リストは偽物として記録から抹消。

直接吸引、違法な医療行為を頻繁に行っていたとされる特別顧客リストの行方は不明。

 

特記事項

2020年の被害児童6名はファーストチルドレン、または監禁施設名より宝来チルドレンと呼称・管理されていた。

高級男娼も兼ねており、後続のセカンドチルドレン、サードチルドレンらの取り扱いとは一線を画した。

宝来邸にはプール、温泉、バー、舞台設備、拷問部屋、手術室など多くの設備が備わっていた。

男子児童らには強姦に加え、暴行、手術、洗脳などが行われ、心身共に極めて深刻な損傷が確認されている。

 

 

グループの構成と内訳

主犯・指示役(トップ・首謀者)

4名(●●省xxxx、警察庁xxxx、●●医大xxxx、参院議員xxxx)

 

主犯・勧誘・統括役(ミドルマネジメント)

資金の管理、マニュアル配布、指示役から実行役への連絡を仲介。

2名(●●新聞xxxx E、弁護士xxxx F)

 

連絡調整・調教役(下部組織)

12名(●●省xxxx、警察庁xxxx、●●医大xxxx、衆院議員xxxx)

主犯格6名の関係者や部下が担当

 

拉致実行・監視(最下部組織)

7名 (事件発覚以前に他6名が死亡していた事を確認)

 

顧客リスト

政官財 1065名

 

 

………

………

………

 

 

およそ40分間、誰も一言も発することはなかった。

映像が止まり、重い空気の中で第一声を発したのは九条先生だった。

 

「…天内君、大丈夫?」

「大丈夫です。僕は記憶がありませんから」

握ってくれている先生の手が、冷たく震えている。

唇も真っ青だ。

 

「先生の方こそ、少し休んだ方がいいのでは?」

「私は良いのよ」

とてもそうは見えず、遠慮する先生の背中を無理やりさすり続ける。

 

「後ほど回収しますが、補助資料です」

草加部さんがそう言いながらファイルを回す。

分厚い紙の束を僕も受け取る。

補助とは一体。

 

パラパラと適当に捲る。

誰がいつどこでどの子とどんなプレイを幾らでしたのか。

拉致の計画、実行犯、詳細手順、被害者、それに未遂計画に関して。

デートクラブ自体の収支情報。

記録上は抹消となった顧客リストには、小さな文字でぎっしりと名前が埋まっており、起訴した者、出来ない者やその理由なんかも書いてある。

というかこれでも全然全量じゃないな、単なる抜粋だ。

名前は…、正直覚えたくないな。こんな物を把握したら、今後ずっと怯えて生きて行く事になりそうだ。

 

被害が最も大きい子は…、反芻するのも躊躇われる。

次いで、プレイ回数が尋常では無い天内輝君…、か。

 

隣で九条先生が資料をくしゃりと握りしめて小さくぶつぶつと、何か言葉を繰り返している。

もう見るのは辞めましょうと、先生から資料を取り上げて僕も読むのをやめる。

 

「質問はあるかね」

草加部さんが問うが、誰も何も発しない。

 

そりゃそうだ。一体何を聞けと言うのか。聞いたとして、あんたはそれに答えられるのか?

この人にも無性に腹が立ってきた。そもそもあんたや大臣が味方って保証がどこにある。

 

「国家保安委員会のゴールはどこですか?」

「この場では答えかねる」

 

「風化と言われても、僕は別に驚きませんけど」

「言った通りだ、この場では答えかねる」

 

「であれば、僕からはありません」

 

望み通りだろうと皮肉たっぷりで質問してやったが、案の定回答は得られなかった。

九条先生に輝君の話を聞いた時もそうだが、こちらの感情の昂りを無視するように淡々と対応されると無性に腹が立ってくる。

その自分の気質も解っているので突っかかるのはもう辞めておいた。まだこれで終わりじゃない。

 

草加部さんが武藤大臣、九条先生に再度の退出を願うと、その前に九条先生が僕の状態確認を訴えた。

どう見ても九条先生の方がメンタルケアが必要だが、僕の心拍や脈拍を確認しながら、幾つかの質問された。

水分を摂れること、菓子を一口、喉を通ることを確認してから退出していった。

 

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