朝目覚めた時には抱き合う相手が変わっていて、朝の搾精はアリス姉がしてくれた。
昨晩のクリス姐と同じように手マンで。
クリス姐の時よりも甘々のイチャラブ感たっぷりだし、手つきも凄く上手で精液が出なくなるまで何度もイカされた。
こんなに手マンされたのは初めてで、まだ中がジンジンする。
終わった後の添い寝も長く、どっちが気持ち良かったとしつこく聞かれ続けて、正直鬱陶しくなった。
恐らく精巣が空で賢者モードに入ったのだと思う。本当に酷い男だ。
降りると朝食を待たせてしまっていたようで、急いで顔を洗って席についた。
「いただきます」
今日のご飯も最高に美味しい。
これから性処理をする朝が続くなら、クリス姐と朝ごはんを作る事が出来ない。
これは由々しき問題なので、何とか対処を考えないと。
後片付けとお皿洗いはできるので僕に任せてもらい、皆は交互に朝シャンと身支度を済ませる。
お風呂場から出てきた順に、僕にブローを要求してくるので引き受けて髪を整えていく。
皆が気に入ってくれたみたいで嬉しい。
一番早く家を出ていったのはアリス姉。
それでも遅刻ギリギリまで粘っていたみたいで、いい加減にしなさいと追い出されるように学校へ向かった。
金髪を靡かせる制服姿が凄く素敵だった。
黙って笑っているとモデルのように綺麗なのに勿体無い。
続いて美雪ちゃんの身支度も終わって2階から降りて来た。
はわわわわわわ。
美雪ちゃんは6年生なのに、まだランドセルだった。
年長のお姉さんだ。かわよ。めっちゃかわよ。
「…変じゃない?」
恐る恐ると言った感じで、僕に髪型のチェックをお願いしてきた。
あぁぁ、何それぇ。…うぐっ、胸が、胸が苦しい…。
尊いってこれか…。
はぁはぁはぁ…。
でも今はこんな事してる場合じゃない、期待に応えないと。
「可愛いよ、髪留めは他にもある?」
なんとか呼吸を整えて、お兄ちゃんとして聞いてみる。
見せてくれたのはヘアゴムとシンプルなヘアピンだけ。
僕は急いでブラシを取りに行って、後ろでまとめただけのポニテの先をもう一度丁寧にブラッシングする。
余っているヘアゴムを借りて、それを5cm位の間隔で結んで、間の髪の毛を摘んでふっくらさせる。
それを繰り返していって、ぽんぽんポニーテールの完成だ。
美雪ちゃんが自分でセットしたポニーテールを崩すのは忍びないので、少しだけアレンジしてみた。
「どうかな?見てきて」
玄関や居間に鏡がない天内家では、ヘアチェックには一々洗面台に向かう。
この辺もどうにかしてあげたいよな。
「嫌だったら元に戻すけど」
「…嫌じゃない」
「そっか、良かった」
「…ありがとう。光琉…お兄さん」
「ひかるって呼び捨てでも、お兄ちゃんでも、好きに呼んで?言いにくいでしょ?」
「…考えておきます。…美雪も…」
「うん」
「…何でもない。行ってくる」
「行ってらっしゃい。車に気をつけてね」
まだ少し壁を感じるけど、数回会ってからの同居3日目だし、焦らなくても大丈夫だろう。
この調子で仲良くなっていきたい。
玄関から離れると直ぐにチャイムが鳴った。忘れ物かな?
「はーい」
「………。はぁ~」
玄関を開けると、護衛の
「おはよー」
「あ、おはようございます」
後ろからぴょこっと
「おはようじゃないですよ。何でチェーンも掛けずに開けるんですか」
「あ…」
人生で一度も使ったことがないチェーンを見つめる。
君、この世界にも居たんだね。
リビングからクリス姐の声が聞こえて、二人に上がってもらう。
平日は彼女ら護衛さんと過ごす。
クリス姐と護衛さんが少し会話をしているので、僕は洗濯機を回しに行った。
昨日教わった通り、下着やシャツは一つ一つ洗濯ネットに入れる。
洗濯は自分のものだけで良いと言われてしまったが、勝手にやっていれば諦めてくれるだろう。
そう思って分類していたけど、どの下着にも我慢汁や愛液がねっとり付いていてクラクラしてきた。
ああ、僕のパンツもガビガビだ…。
ナプキンをつけてもマン汁が溢れていたのか、酷い有様だ。あまり見ないように、手早くパパッとネットに入れていく。
洗濯機を回して戻るとお話は終わっていた。
僕を見たクリス姐が留守の間の注意点を繰り返す。それは昨日も聞いたから大丈夫と、追い出すように送り出した。
残された三人でリビングに着席する。
さて、何からどうしたものか。別に何もしなくても良さそうではあるけれど、心を許した人達がいなくなると途端に寂しくなる。
「じゃ、始めよっか」
陽毬さんがテーブルに両肘をついて手を組んで、口元を隠しながら不敵に微笑んだ。
「…いよいよ、ですか」
雰囲気に釣られて、僕も陽毬さんと同じポーズを取って合わせる。
「な、何をだ…?」
中条寺さんは知らないようだ。
「天内光琉、寝取り計画」
「………」
「………しょーもな」
付き合って損した。
「何でさー暇じゃん、エッチしようよー」
はえーよホセ。
それに暇つぶしでセックスさせるほど股の緩い男じゃねーんだよ。
いいぞ、今の僕は賢者モードだ。
エッチなお誘いにも軽々に膣キュンさせない余裕があるな。
二人がコントのような言い合いをしているので、どこか連れて行ってもらおうか考える。が、考えても、買い物するお金もないんだよな。ジュース代すらないし、近所の散歩でもしてみようか?
平日の昼間から、黒服女二人を連れて住宅街を練り歩く15歳の男子。
やばいだろ。
どう考えても僕達が不審者。事案通報されそう。
「そうだ中条寺さん。僕ができるアルバイトってあると思いますか?」
「欲しい物があるならお願いしてみては?」
「僕からプレゼントしたいんですよ。ちょっとした小物とか」
「お小遣いはないんですか?」
「金銭面でこれ以上負担はかけたくなくて」
「光琉さんにアルバイトされる方が、ご家族の負担になると思いますが?」
それはごもっともだ。
「私が雇い主になってお小遣いあげよっか?」
「お金のためにセックスはしませんよ?」
「当たり前じゃん。抱っこ10分500円でどう?」
「んんん?…セーフ、ですか?」
「アウトです」
だよな。
でも時給3000円の非課税はちょっと惜しいな…。
そこらのサラリーマンより稼げるぞ。
「じゃあ触らない。ショーツ買ってあげる」
「…触らないなら?」
「アウトに決まってます」
だよな。
「性的な事は駄目ですよ。一緒に映像見たのによく言えますね」
「だって君はあの子じゃないし、君はエッチじゃん」
「まあ確かに」
全然良いことは言ってないのに、なんか嬉しいな。
この人は僕をありのまま見てくれてる。
「大体ねー、朝からオスの匂いさせすぎ。あームラムラする。エッチしたい!垂れてる精子よこせぇー!」
「え?僕匂います?」
「ムンムンに匂うし、この家自体が精子臭い」
「…ま?」
「………しないと言えば、嘘になりますか」
なんてこった。