「息子さん喜んでくれました?」
「上手くいきました?」
「…え、もうやったんすか?」
食堂で興味津々といった様子で聞いてくる。
普段は仕事の報告をされている部下に、息子との情事を報告する事になるなんて…。
けど相談に乗ってもらった上、贈り物までして貰って秘密にすることは出来ない。
「どんだけしたかったんすか…」
神咲さんが呆れたような目で私を見る。
「だって、皆がしろって言ったんじゃない…」
「いや、うちらのせいじゃないっすよね?」
確かに、私もしたかったけど。
墓穴を掘りそうなので余計な反論はやめよう。
「───は?また乳首でイッた?いやなにしてんすか」
「搾精で息子に前戯させてどうするんですか!?」
「えっど!」
「だ、だって、光琉が嬉しそうだったから…」
私自身がして欲しくて堪らなかったとは、流石に言えない。
「…課長。…リミッター男性への搾精の意味、本当に分かってます?」
「わ、分かってるわよ。…でも、私にしながら光琉も、キスで射精してくれてたし…」
「キ、キスで射精したんすか?ほ、他は触らずにっすか!?」
「えっど…」
「帰ってオナニーしたい…」
馬鹿にされたままだと良くないので、ちゃんと私からも触ってあげて射精させたとは言っておく。
「…自分の上に、息子を寝かせて3点責め?いや、4点責め?」
「…何ですか、その官能小説でもやらなそうなプレイ…。私、もうイキそう…」
「…クリス先輩、普段どんなネタでヌいてんすか?」
「し、してないわよ」
最近は偶にオナニーしているけど変なものは見てない。
あれは流れで、自然とそうしたくなっただけよ。
でも光琉、気持ちよさそうに涎を垂らしながらキスをせがんで来て…。
可愛かったな…またしてあげたい。
「ちょ、雌の顔やめてくださいって!」
「課長可愛い…」
「えっど…」
「コホン。…別に、そんな顔してないわよ」
その後は母親ならではのピロトークで眠りまで添い寝をしてあげた。これは我ながらよく出来たと思うので、細部まで報告をする。母と息子の対話をしっかりと出来た。
若いから分からないのよね、セックスだけが搾精じゃないのよ。
あの時間は本当に良かった。葵衣の帰りも待ち遠しい。
「裸で寝る必要…」
「羨ましい…」
「まるで新婚気分っすね…」
「っ、私じゃなくて、光琉が安心するからよ」
光琉も幸せそうだったのは本当よ。
「それで、流石に朝はセックスしてあげたんですよね?」
「………朝は、その、出来なくなっちゃって」
「あー、なるほど。 まーあまり落ち込まずに。そんな事もありますって」
「え?勃たなかったんすか?」
「ふふん、歳ですね〜。私なら余裕で出来ますよ。朝でも2回はいけますね」
「いえ…、そうじゃなくて…」
朝起きた時のことを説明する。
私も混乱していて、よく分かってなかったのだけど。
「……は?……朝…フェラ?」
「ね、寝起きで、義理の息子にムスメをしゃぶらせたんですか!?」
「えっど!」
「ちがっ…勝手にしてたのよ!気づいたらもう出そうで!」
つい私も大きな声を出してしまった。
周りの視線がこちらに集まり、会釈で誤魔化した。
「勝手にぃぃぃ???されたくもないのにされちゃった〜的な?そういうアピっすか?」
「ちょっと、声が大きいって」
ドンッ!
「…天内課長。…それは流石に、ギリッ…流石に許せないですよ…」
「違うわよ、そういうことじゃなくて」
「…もしかして私ら今、息子マウント取られてます?」
「あーもうっ」