※この作品はR-18です。

ながされて性乱島   作:星屑の騎士

17 / 17
今回も短いですが区切りが良く、やりたいことをやれたので投稿します!




発見

 

 あれから悠二とライザは、水浴びで体を清め、着替え終わると朝食の準備をしている途中、ロクサーヌが起きてきた。

 

「──お、遅くなって申し訳ありません!」

 

 慌てて頭を下げるロクサーヌは、昨日ライザが調合した衣服を身につけていた。

 

「──いや、初日から無理させたのは俺だからな。気にしないでいいよ」

 

 悠二はそれを笑って許した。

 

 怒ってもいないし、ロクサーヌは悪くないのだが、彼女のようなヒトは、そう言ってあげたほうがいいと思ったのだ。

 

 ロクサーヌはそのやさしさにホッとした表情を浮かべ、尻尾をピクピクと動かしている。

 

「そうそう。悪いのは毎回激しいユウジだからね〜」

 

 と、ライザはからかうように言う。

 

 その際に流し目でおなかを撫でてるあたり、先ほどまでのことを言っているのは明白だった。

 

 実際、洗い流したあとでもまだほかほかと温かく、たぷたぷとした感覚が揺れている気がしたのだ。

 

 ロクサーヌは、ぺこぺこと頭を下げたあと、朝食の準備を手伝った。

 

 朝食は変わらずのきのこの塩焼きと水だが、現状ではこれが精いっぱいだ。

 

 悠二たちは、焚き火を囲んできのこの串焼きを食べながら、今日の予定について話し合う。

 

「──今日は、もう少し探索の手を広げようと思う」

 

「うん、いいんじゃないかな? でも、そうなると丸腰ってわけにはいかないよね。ユウジは、何か欲しい武器とかある?」

 

「俺は……そうだな、刀とかわかるか? 片刃の剣なんだが……」

 

「えっと…………うん。なんとなくレシピはわかるよ。たぶん、ユウジの装備レシピが解放されてるのかも?」

 

 悠二の話に乗り気なライザは、考える仕草を見せ、そう告げた。

 

 どうやら悠二の武器レシピが刀のカテゴリーなようだ。

 

 なぜ悠二の武器レシピがあるのかはわからないが、ライザの錬金術はそういうものなのだと割り切れた。

 

 実際、ゲームでも仲間の武器レシピは、そんな感じに覚えていたはずだ。

 

「ならそれを頼む」

 

「オッケー。ロクサーヌはどう?」

 

「──はい。私は、木の盾を。あとは片手剣があれば。防具のほうは、ご主人さまから優先してください」

 

「うん、わかった。これでも仲間の武器とか作ってたから、任せといてよ!」

 

 悠二とロクサーヌの頼みを引き受け、ライザは豊かな胸を叩いた。

 

 それからライザは、悠二のおかげで使用回数が増えた錬金術で頼まれた武器や防具を調合した。

 

 海岸に打ち上げられたガラクタも、ライザの手にかかればちゃんとした加工品へと変わる。

 

「──よし、できたー!」

 

 調合が終わり、ライザは元気な声を上げた。

 

「はい、これ! 悠二とロクサーヌの分ね!」

 

「ありがとう、ライザ」

 

「ありがとうございます、ライザ」

 

 装備品を受け取り、悠二とロクサーヌは礼を言う。

 

 そして、さっそくそれらを身につけた。

 

 悠二は、こういったものは初めてなため、少し手間取ったがロクサーヌに手伝ってもらい、なんとかさまになった。

 

 左腰に刀を佩き、皮の胴鎧と帽子を身につければ、それっぽくなる。

 

 ロクサーヌは、皮のジャケットと防具、木の盾に片手剣といった装いだ。

 

 装備の手伝いもそうだが、その装いもさすが現地人とだけあってさまになっていた。

 

 着られている感がある悠二とは、雲泥の差である。

 

「──よし、あたしも準備できたよ!」

 

 ライザは、『ライザのアトリエ』の一作目で見るいつもの格好と杖だが、採取に役立つ道具や回復薬も腰のポシェットに入れている。

 

「──それじゃあ、さっそく冒険といくか!」

 

「お〜!」

 

「お、お〜」

 

 悠二の言葉に冒険好きなライザは元気に、ロクサーヌは戸惑いながらも応じ、三人は拠点を出立した。

 

 

 

 

 

 

 未探索エリアもまだまだ広い無人島だが、そもそもいまいるエリアもほとんど探索できていない。

 

 そのため悠二たちは、まずは足場固めと洞窟のある場所よりもさらに奥の森の中を探索していた。

 

 道中、使えそうな植物や石を拾い、悠二のアイテムボックスへとしまっていく。

 

「ご主人さまは、やはり探索者みたいですね」

 

「探索者って?」

 

 鼻の利くロクサーヌが先頭に立ち、真ん中のライザが首を傾げる。

 

「私のいたところでは、迷宮に入る人を探索者といい、ジョブとして就くとアイテムボックスなどが使えるようになるんです」

 

 警戒しながらもロクサーヌは、ライザの問いに答えた。

 

 後方を警戒しながらついていく悠二は、そういえばそんな設定だったなと、ぼんやり思い出していた。

 

 ちなみにロクサーヌの身体能力は、行為によって戻っており、スキルと違って精液を摂取すればもとに戻るようだ。

 

 精気が満ちる、といった感覚だった。

 

 そのため戦闘のたびに身体能力が低下する心配はない。

 

 だが、どちらにしても精液を受け入れないと死ぬため、そこは変わらない。

 

「──止まってください」

 

 ロクサーヌが脚を止め、そう発した。

 

 ライザと悠二も脚を止め、警戒する。

 

「──どうした?」

 

 悠二が代表して訊くと、ロクサーヌは前方を注視していた。

 

「…………」

 

「ロクサーヌ?」

 

 答えないロクサーヌに悠二が声をかけるも、返答はない。

 

「どうしたの?」

 

 うしろのライザが肩を叩くと、ロクサーヌはようやくハッとした様子だった。

 

「──も、申し訳ありません!」

 

「いや、それはいいんだが……何があるんだ?」

 

「い、いえ、それが……ご主人さま、ライザ。ここは本当に異世界、なんですよね?」

 

「……ああ、少なくとも俺たちにとってはな」

 

 困惑した様子のロクサーヌは、前方を見ながら言う。

 

「で、ですよね……ですが、あそこにあるものは、私の世界で見られたものなんです」

 

 ライザと悠二は、顔を見合わせたあと、ロクサーヌの視線の先を見つめた。

 

 そこには、土が大きく盛り上がり、ぽっかりと穴が空いた洞窟のようなものが確認できる。

 

「あれはなんだ?」

 

「あれは……迷宮です」

 

 悠二の問いにロクサーヌは、真剣な表情で応じた。

 

 

 

To be continued

 




というわけでふと思いついたギミックのひとつが登場させられました!

短くてもこうしてストーリーを進めらるのは、少しだけ上達したのかな?と自惚れてみたりします。

それではまた次回!

少しでといい、おもしろいと思っていただけたら、お気に入り登録、高評価、感想のほどよろしくお願いいたします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

【R18】種を求められる異世界放浪(作者:ボルメテウスさん)(原作:色々)

ある日、突然、別の世界へと転移した場所。▼そこは様々な異世界の要素が多く混じった世界だが、ここにはとんでもない事があった。▼それは、男性のほとんどが種なしである事。▼生命力の溢れる久世は、欲求不満な人妻に次々と襲われる事を知らず▼こちらで様々なキャラの募集を行っています。皆さまの応募、お待ちしています。▼https://h.syosetu.org/?mode…


総合評価:545/評価:8/連載:35話/更新日時:2026年10月22日(木) 01:15 小説情報

【R18】悪魔「孕ませ卿」(作者:乳酸菌が美味い)(原作:ハイスクールD×D)

 子孫繁栄を最優先とするオリ主の悪魔が、数多くの女性を孕ませようと手を出しまくる話。▼ ※注意!▼・基本的にタグにある通りの作品ですが、オリ主とその遠い血縁者による濡れ場シーンもあります。そういうのが苦手な人はブラウザバックGO!▼・更新については不定期の0時投稿。気長に待ってね。▼・以下のタグにある原作キャラたちがオリ主とその配下悪魔たちの眷属や配下として…


総合評価:1376/評価:8/連載:9話/更新日時:2026年10月11日(日) 00:00 小説情報

【R18】サイミン星人による催眠ハーレム計画(作者:◯眠)(原作:To LOVEる)

サイミン星人に転生した主人公。▼穏やかに過ごそうしていたところに原作キャラと会ったことで、内なる欲望が爆発する。▼催眠の力を使って『To LOVEる』のヒロイン堕とします!


総合評価:1334/評価:8.94/連載:1話/更新日時:2026年07月05日(日) 19:36 小説情報

【R18】キヴォトスで性欲に振り回される男子(作者:蟹の爪)(原作:ブルーアーカイブ)

キヴォトスの女の子たちに対して、性欲に任せてエロいことをしまくりたい男子の話▼


総合評価:2391/評価:8.91/連載:5話/更新日時:2026年09月15日(火) 02:59 小説情報

【R18】妄想淫猥運命論(作者:ジョン・ドゥドゥ)(原作:Fate/Grand Order )

 ただの性癖保管庫です / Dont think, NUKE(考えるな、抜け)


総合評価:3238/評価:9.04/連載:34話/更新日時:2026年09月18日(金) 20:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>