雨が強く屋根を叩く。俺の魂は腐りきっていた。
よだれと精液で白濁したエマの口から、俺はゆっくりとチンポを引き抜く。形の良い唇とグロテスクな亀頭の間に糸が引いた。エマは少し呼吸が荒いものの、ただ整然と俺の精液を口に含み続けている。俺が「飲め」と命じると、この女は躊躇うことなくそれを飲み込んだ。
「これは何?」
やはりこの女はイカれている。行為を知らないのは100歩譲るが、こいつには「汚い」とか「嫌悪」だとかの感情がない。ただ本当に不思議に思って聞いている。今もエマは口元に残る精子を指で拭い、その粘質を確かめている。
(……穢れ人には魂が無いって噂はあながち間違いじゃないかもな)
俺が言葉を返さないことも気にせず、この女は小さく独り言を言っている。もとより半ば、というかまあ強姦だ。まともに相手をする義理もない。俺は続く独り言も気にせずエマの顔を掴み、口を広げさせた。
「ん……が……」
抵抗なく広げる様はまるで歯医者。口からは仄かに精子の香りがする。なんとなくこれ以上襲う気力も無くなったが、エマのよだれと精子でぐっちょり濡れた丸出しの下半身を、言いなりで口を広げる女を前にして、自分自身で片付けていくのは少々格好が悪い。
「おい、もう一度咥えろ。今度は自分で舐めるんだ」
掃除をさせることにした。エマは嫌がることもなく、ただ不器用に舐め始める。
ペロ……ペロ……チュパ……
「……同じところばっかじゃなくて、もっと根元とかいろんなとこも舐めんだよ。」
エマは舐めながらうなづくと、チンポの根元に顔をうずめる。下手だが躊躇いなく丹念に舐められるのは意外に気持ちがいい。言われぬまでも玉まで舐めるエマを前に、俺の愚息はすっかり元気を取り戻していた。
「もう、もういい……」
「……それで、これは何なの?」
こいつの指す「これ」とは行為のことではなく、精子のことらしい。エマはまだ指に残る精液の感触を確かめている。月のものが穢れ人にあるかは知らないが、こんな山中で一生を送っていれば、男の体も不思議だろう。
「これは、なんだ……あれだ。……俺の魂だ」
我ながら意味のわからないことを言った。
「魂……。私にはわからないモノ……」
下手な冗談でも間に受けられると居心地が悪い。とりあえずまたイキリ勃つ息子を治めるため、エマの手を沿わせる。細い指先が亀頭に絡む。
「わからないってなら、何度も見て学ぶしかねぇじゃねぇか、なぁ?」
チンポだけで考えて、何も頭を使っていない言葉だったが、イカれ女はイカれなりに受け止めたらしい。チンポをシゴく手に力が入った。当然加減はめちゃくちゃで痛い。だが、ただの機械から何かしらのエネルギーを感じて、どこか好感が持てた。
シュッ……!シュッ……!シュッ……!
懸命な下の世話係ってところだ。この甲斐甲斐しさが哀れを誘う。だがまあ、俺は今や強姦魔だ。
「おい、俺の後ろに回ってケツの穴を舐めろ」
普通こんなこと誰一人としてやらない。どんな愛し合った夫婦でも。だがこいつは……
チュ……チュパ……クチュ……
舐めた。チンポをシゴくことも忘れていない。俺も流石に声が漏れる。シゴきだけでなく、ケツの舐め入りにも多少の貪欲さを感じる。
クチュ……チュパ……ジュゥッ……
シュッ……!シュッ……!
絞り、取られる。気づけばケツ穴の中にもエマの舌が入り込んでいる。もう限界だ。そろそろと思ったその時。エマはチンポをシゴく手のもう片方を、亀頭の上に被せる様に置くと、そのまま磨くように擦った。
ビュルッ!!!ビュルルルルルルルッッッ!!!!
俺は果てた。迸る大量の精液が、エマの手に受け止められていく。エマはなるべくこぼすまいと、手で亀頭を蓋するように包み込み、もう反対の手で射精を促すように絞り続けた。俺はその瞬間、エマに飼育される家畜だった。
気づけば雨が止んでいた。手についた精液を口に含んでいるエマを尻目に、俺はとっとと身支度を整え小屋を後にした。もちろん簡単な口止めはしたものの、あいつには用が無さそうではある。結局のところあの女の乳さえ拝まなかった訳だが、まあ、機会はいくらでもある。俺は早速次の日も適当な任務を携えてあの小屋の戸を叩いた。今日はすぐに戸が開いた。
続く?