知ってるやる夫スレの世界に転生したので、自分の幸せのためにやり込んで生き抜く。 作:原作のことが大大大大大好きなファン
これまでの僕は、ろくに通学もしていなかったけれども、そんな状況でも当然のように、高校に内部進学した僕の周囲には、常に「死の匂い」と「鉄の規律」を纏った影があった。母親の罪悪感と資産から絞り出した、元軍人の護衛だ。学校にそのまま同行させるという非常識も、この世界では割と簡単に実現した。彼女が校門の影や廊下の端に立つだけで、男子を「資源」として貪ろうとする女生徒たちの野蛮な視線が、物理的な圧力に押されるように退いていく。
だが、それ以上に、内部進学の彼女たちを困惑させ、同時に狂わせたのは、僕自身の変貌だった。
「ねえ、あの……くん。前よりずっと、なんていうか……」
教室の女生徒たちのひそひそ話が耳に届く。かつての僕は、ただ怯えて守られるだけの脆弱な「供給源」でしかなかった。しかし今の僕は違う。前世の知識という武器と、この世界の狂気を逆手に取る冷徹な精神を宿した「支配者」だ。
僕は教室という閉鎖空間の中で、独自の**「カースト制度」**を構築し始めた。
この世界の女性たちは、男性を過度に求めるあまり、常に飢餓状態にある。その心理的な「飢え」を、僕は意図的に管理し、増幅させる。僕に有益な情報をもたらし、僕の快適な生活のために手を汚す覚悟がある者を「上位」とし、それ以外を「下位」として明確に分断した。
「僕のために役立てるなんて、光栄だと思わない? 僕の機嫌一つで、君たちへの『供給』は決まるんだよ」
上位に選ばれた女生徒たちは、僕からのささやかな承認――例えば、名前を呼ぶ、微笑みかけるといった程度の対価を得るために、狂奔する。彼女たちは僕の安全を確保する私兵となり、僕に不都合な存在を排除する防波堤となった。時間の経過とともに、それは教室から単位から、学校という範囲に広がっていった。
そして、放課後の静まり返った教室で、仕上げの**「無償の愛を誓う儀式」**が執り行われる。
夕闇が差し込む中、選ばれた女生徒たちと、今や僕の支配下にある教師までもが、僕の足元に膝まずいている。彼女たちの瞳には、もはや野蛮な欲望ではなく、狂気的な崇拝の光が宿っていた。
「誓ってごらん。君たちの命も、意志も、すべて僕に捧げると」
彼女たちは一人ずつ、僕の前に跪いて、一生の従属を誓う。これは単なる習慣ではない。男性を求める本能を「僕への奉仕」という形に変換し、僕に尽くすこと以外に存在理由を見出せないよう、精神の深層を調教するプロセスだ。
「……いい子だ。君たちはずっと、僕のためだけに生きるんだよ」
鏡に映る僕の顔は、天使のように可憐で、悪魔のように冷酷だ。 僕は「規格外」。この狂った世界で、誰よりも幸せに、誰よりも安全に君臨してやる。