※この作品はR-18です。

濁った宝石   作:湖畔R

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第11話 公衆トイレの社会貢献

 白い案内灯の下にある多機能トイレは、公園の奥にあった。

 

 大通りからは入口が見えない。街灯も木々に遮られ、人の顔まで照らさない。先に待っていた男が、遠坂凛の姿を確かめると、扉へ「設備点検中」の札を掛けた。

 

 コートの裏地には、戦闘用の宝石を数個縫い込んである。服を乱されても床へ落ちないよう、自分で仕込んだものだ。

 

 凛は立ち止まらず、布越しに一粒へ親指を当てた。

 

 家を出る前に、宝石を使う条件は決めている。

 

 一つ。金髪を生きたまま捕らえ、映像の保管先と送信手段まで押さえられる見通しが立つこと。

 

 二つ。店で簡易結界を砕いた姿の見えない魔術師の介入を封じられること。

 

 どちらかが欠けたまま、自分から戦端を開かない。

 

 男の気配は三人。外に一人。中に二人。

 

 想定より少ない。ここにいる者だけなら、まとめて制圧できる。金髪の四肢を潰さず拘束し、記憶へ触れる余裕も作れるはずだった。

 

 だが、人数は条件ではない。

 

 姿の見えない魔術師が、どこから監視し、どの瞬間に術へ介入できるのか。現地へ着いても、その答えは一つも増えていなかった。宝石を起動する前に術を潰されれば、金髪を拘束することも、記憶へ触れることもできない。

 

 失敗したあとで映像を士郎へ送られれば、取り返しがつかない。

 

 三人を倒せるという事実は、映像を止められるという保証にはならなかった。

 

 凛は宝石から親指を離す。

 

 切り札を、根拠のない賭けへ変えるわけにはいかない。

 

 男の脇を通り、多機能トイレへ入る。背後で扉を閉め、自分の手で鍵を掛けた。

 

 三脚に載ったカメラの赤い灯が点く。

 

 白い壁。手すり。折り畳み式の台。鼻につく消毒液の臭い。

 

 清潔であるはずの設備が、待ち構えていた金髪ともう一人の男、撮影機材によって、昨日の店の続きに変わった。

 

「よう、凛ちゃん。ちゃんと一人で来たな」

 

 金髪は凛の顔を見たあと、コートの下、貞操帯に覆われた下腹へ視線を落とした。

 

「映像を消しなさい。士郎へ送るなんて、絶対にさせない」

 

「消すかどうかは、今夜の働き次第だ」

 

「昨日も同じことを言ったでしょう」

 

 凛は男とカメラを交互に見た。

 

「従えば終わる。外す。どれも守る気なんかなかった」

 

「帰ってもいいぜ?」

 

 金髪は笑いながら、カメラの横にある封筒を指で叩いた。

 

「ただし、これが士郎君の家へ届く」

 

 宛名までは見えない。中身も分からない。ただの紙かもしれない。だが凛は、扉の鍵へ手を伸ばせなかった。

 

「……今夜の分で、本当に消すのね」

 

「働き次第だって言ったろ。選ぶのは凛ちゃんだ」

 

 選択肢の形だけをした命令だった。

 

 男たちの位置。カメラの向き。封筒。コートの宝石。扉。

 

 凛はもう一度だけ全部を見てから、カメラへ背を向けるように跪いた。

 

 すぐ金髪に顎を掴まれ、身体ごと半回転させられる。レンズの正面へ膝をつき直す形になった。

 

「顔を隠すな。まず俺たちを気持ちよくしろ」

 

 硬くなった肉棒が、唇へ押し当てられる。

 

 凛は口を閉じたまま、金髪を睨んだ。

 

「士郎君に送るぞ」

 

 その名だけで、奥歯の力が抜けた。

 

 凛が唇を開くと、熱い先端が舌を押し下げ、喉の手前まで入ってくる。

 

 じゅぽっ、じゅぽっ、じゅるるっ――。

 

「んぐっ……ん゛っ……!」

 

 金髪が凛の髪を掴み、頭を前後に動かす。肉棒が舌の上を擦り、深く入るたび喉が狭まった。唾液が口端から顎へ流れる。

 

 鼻で吸える短い間に息を入れ、次の一突きへ備える。

 

 もう一人の男が凛の右手首を取った。掌を上へ向けさせ、自分の肉棒へ指を巻きつける。

 

「こっちも止めんな。上まで剥いて、根元まで下ろせ」

 

 口を塞がれたまま、凛は右手を動かした。

 

 ぬちゅ、ぬちゅ、と湿った皮膚が掌を擦る。指の動きへ意識を取られると、金髪が喉を深く突く。咳き込めば、右の男が手を動かせと怒鳴った。

 

「そうだ。その必死な顔、ちゃんと撮れてるぞ」

 

 カメラの赤い灯が、涙の浮いた視界の端で滲む。

 

 貞操帯の内側で、ローターが不意に震えを強めた。薬液槽から漏れ続けていた媚薬が、クリトリスへの刺激を増幅する。

 

 ぶるるっ、ぐいんっ。

 

「――んんっ!」

 

 膝が開きかけ、右手の動きが止まった。

 

「止めんなって言っただろ」

 

 右の男が凛の指を上から握り、肉棒を強くしごかせる。同時に金髪は頭を腹へ抱え込み、喉奥へ根元まで押しつけた。

 

 びゅるっ、びゅるるっ。

 

「んんんっ……!」

 

 精液が舌の奥へ落ちる。肉棒は抜けない。凛は鼻で息を探しながら、一度、二度、三度に分けて飲み下した。

 

 吐けば、映像を口実にされる。

 

 脈動が止まって金髪が抜ける。咳が出るより先に、右手で扱いていた男が位置を入れ替えた。

 

「次は俺だ。先を舌で丁寧にな」

 

 ちゅぱっ、じゅるっ。

 

 顎の痛みをこらえ、先端を舌でなぞる。男が腰を押しつけるたび、喉の奥へ生臭さが広がった。

 

 じゅぽっ、ぐぽっ。

 

「んぐっ……ぅ……!」

 

 二人目も肉棒を口の奥へ押し込み、凛が退けないまま精液を放った。

 

 びゅっ、びゅるるるっ――。

 

 すべて飲み込んだことを確認すると、金髪は満足そうに頷いた。

 

「よし。準備できたな」

 

 凛は床へ手をつき、荒い呼吸の隙間から問う。

 

「……何をするつもり」

 

「ここから社会貢献だ」

 

 答える代わりに、二人が凛の両腕を取った。

 

「離しなさい!」

 

 立たされる。左右の手首を頭上へ持ち上げられ、壁の手すりへ手錠が回された。

 

 カチ、カチ。

 

 両手首が別々に固定される。立った姿勢のまま、腕を引いても金属が皮膚へ食い込むだけだ。腰を大きく引くことも、顔を手で庇うこともできない。

 

「これから客が来る。口だけは自由にしてやるよ」

 

 黒いラテックスのマスクが、頭から被せられた。

 

 視界が消える。

 

 髪も耳の周囲も目も、分厚いフェイスマスクに覆われる。口元だけが大きく開き、唇と顎が冷たい空気へ晒された。

 

「待って。誰を――」

 

 扉が開いた。

 

 冷たい夜気と一緒に、複数の足音、低い話し声、笑いが入ってくる。

 

 見えないぶん、人数が分からない。一人が入るたびに床材が鳴り、壁際へ並ぶ息遣いが増えた。

 

 金髪が耳元へ口を寄せる。

 

「公園にいる連中だ。数十人。全員を満足させたら帰してやる」

 

 凛の肩が強張る。

 

「残すなよ、凛ちゃん」

 

「そんな……無理よ。腕を外して。せめて、自分で――」

 

「嫌なら、映像を送る」

 

 返す言葉を探す前に、汗と尿の混じった強い臭いが鼻へ刺さった。

 

「悪いな、お嬢さん」

 

 ざらついた手が後頭部を掴む。

 

 最初の男の肉棒は、まだ柔らかさを残していた。汗と尿の臭いが染みついた先端を、凛の唇へ押しつけてくる。

 

 顔を背けようとすれば、頭上で固定された腕が軋んだ。顎を上へ向けられ、開いた口へ、ぬるりと肉棒が入る。

 

「んぐっ……ぅ、ん……!」

 

 汚れた皮膚が舌を擦り、濃い苦味に胃が縮む。

 

 その間も、膣内のバイブは低く唸り、ローターは腫れたクリトリスへ細かな振動を送り続けていた。媚薬の熱は引かない。喉の苦しさへ、下腹の刺激が絶えず重なる。

 

 男が腰を動かした。

 

 初めは舌の上だけを往復していた肉棒が、じゅぽっ、じゅぽっ、と唾液を絡めるたび硬くなり、少しずつ喉の奥へ届くようになる。

 

 凛は鼻から吸える瞬間を数えた。

 

 二度突かれたら一息。

 

 三度目が深ければ、顎をわずかに引いて喉を守る。

 

 じゅぽっ、じゅぽっ――ぐぽっ。

 

「ん゛っ……!」

 

 決めた順序どおりなら耐えられる。

 

 そう思った直後、男は喉奥まで突き入れたまま腰を止めた。

 

 息が吸えない。

 

「んんっ……ん゛ぅ……!」

 

 凛が身体を捩る。手錠が鳴る。男は面白がるように後頭部を押し込み、肉棒の根元を唇へ押しつけた。

 

「苦しいか。もうちょい我慢しろ」

 

 胸が痙攣する寸前で、ようやく抜かれた。

 

「ごほっ、げほ……!」

 

 咳き込むより早く、濡れた肉棒がまた口へ入る。今度は速い。

 

 じゅぽっ、じゅぽっ、じゅるるっ――。

 

 呼吸を整える間もなく喉を擦られる。男の腰が小刻みに震え、膨らんだ先端が喉奥へ押しつけられた。

 

 どぷっ、びゅるるっ。

 

「――んんっ!」

 

 熱い精液が舌の奥へ落ちる。抜かれないまま次々に注がれ、凛は三度、四度と喉を動かした。

 

 飲み下すたび腹に力が入る。そのたび膣内のバイブが残った精液を、ぐちゅっ、と押し動かす。

 

 脈動が止まって男が離れた。

 

 咳き込む暇はない。次の足音が正面で止まる。

 

 二人目は太かった。

 

 先端を口へ含んだだけで、口角が左右へ引き伸ばされる。凛が浅い位置で舌を動かして済ませようとすると、男はマスク越しに頭を掴んだ。

 

「もっと奥まで入るだろ」

 

 ぐぽっ、と一息に押し込まれる。

 

「んぐぅっ……!」

 

 喉へ収まりきらない太さが、口角と顎を同時に痛ませる。男は抜けかけるところまで引いては、また根元近くまで捩じ込んだ。

 

 ぐぽっ、じゅるっ、ぐぽっ。

 

 涙が溢れ、マスクの内側へ溜まる。顎が痺れたころ、男は凛の頭を腹へ押しつけた。

 

 びゅるるっ、びゅっ。

 

「んんっ……!」

 

 口いっぱいに溜まった精液を一度で飲み切れない。白濁が口端から垂れた。

 

「残すなって言っただろ」

 

 金髪の指がそれを掬い、凛の舌へ戻す。飲み込むまで顎を押さえられ、その間にも次の足音が近づいた。

 

 三人目は、近づいただけで臭いが変わった。

 

 洗っていない身体の汗。尿。古い衣服の湿気。

 

 肉棒を含まされた途端、舌へ強い味が広がった。吐き気に喉が縮む。

 

「おっ、上手いじゃねえか」

 

 男はその収縮を喜んだように、腰を深く押しつける。

 

 じゅるっ、ぐぽっ。

 

「ん゛っ……ぅ、違……!」

 

 否定は肉棒に塞がれた。喉が縮むたび、汚れた根元まで唇へ擦りつけられる。

 

 じゅぽっ、ぐぽっ、じゅるるっ。

 

 臭いを避けることも、浅い位置へ戻すこともできないまま、喉奥へ精液を放たれた。

 

 びゅっ、びゅびゅっ。

 

 味が消える前に、四人目が入れ替わる。

 

 その男は急いでいた。

 

 凛の唇を押し開くなり、浅く短い動きを何度も繰り返す。

 

 じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぽっ。

 

 速さに舌が追いつかない。歯を当てないよう口を開いているだけで、顎が震えた。男は凛の呼吸にも構わず腰を振り、前触れもなく口内へ放つ。

 

 びゅるっ、びゅるるっ。

 

「んっ……んぐっ……!」

 

 飲み切る前に抜かれ、精液が舌の上で揺れた。凛が慌てて喉を動かしていると、五人目が無言で近づく。

 

 その男だけは、乱暴に頭を掴まなかった。

 

 肉棒をゆっくり口へ含ませ、マスクの上から凛の頭を撫でる。腰の動きも遅い。荒らされた喉へ、粘つく先端が長く触れた。

 

 優しくするつもりなのかと錯覚しかけた瞬間、撫でていた指が後頭部へ食い込んだ。

 

 一気に喉奥まで押し込まれる。

 

「――んんんっ!」

 

 びゅるっ、びゅるるるっ。

 

 逃げられない深さで肉棒が脈打ち、精液が直接喉へ流れ込む。男は凛がすべて飲み終えるまで抜かなかった。最後にもう一度だけ頭を撫で、足音を遠ざける。

 

 男たちを人格として区別する余裕は、もうなかった。

 

 太さ。臭い。速さ。押さえつける手の強さ。精液の温度。

 

 一人ごとに違う感触だけが、列がまだ終わっていないことを凛へ知らせ続けた。

 

 足音が退く。

 

 間を置かず、次の足音が近づく。

 

 扉が開き、閉じる。男たちの笑い声と呼吸が、終わりの見えない列を刻む。

 

「次、俺だ」

 

「舌、止まってるぞ」

 

「全部飲め」

 

 じゅぽっ、じゅるるっ。びゅるっ。ごくっ。

 

 同じ工程が繰り返されても、身体は同じままではいられない。

 

 唇は腫れた。顎は開くたび痛む。喉は擦れ、咳をしても掠れた音しか出ない。胃は精液を飲み下すたび重くなる。手錠へ体重を預けたせいで、手首から肩まで痺れていた。

 

 口と喉を責められている間も、下腹の低い振動は途切れない。

 

 膣内のバイブ。クリトリスへ食い込むローター。粘膜へ滲む媚薬。バイブの周囲へ押し込められた精液の重さ。

 

 その低い振動が、前触れなく別の周期へ跳ね上がった。

 

 ぐいんっ……ぶるるるっ!

 

「あ、ぁっ……んんっ!」

 

 口へ肉棒を含んだまま、凛の腰が跳ねる。

 

 クリトリスへローターが食い込み、膣内のバイブが奥へ突き上がって、残った精液を掻き回した。

 

 ぐちゅっ、ぐちゅんっ――ぶるるるっ!

 

「んんっ、ん゛――!」

 

 媚薬で過敏になった膣が、硬いバイブを何度も締めつける。止めようと脚へ力を入れるほど収縮は強まり、凛の身体はバイブで強引にイかされた。

 

 絶頂の痙攣に押され、腹の奥に溜まっていた精液が、バイブの周囲から逆流する。

 

 どろり、と貞操帯の隙間から溢れ、内腿を熱い筋になって伝った。それでも下腹の重さはほとんど減らない。残った精液がバイブに揺すられ、奥でたぷん、と波打つ。

 

「勝手に気持ちよくなってるぞ」

 

 男たちの笑い声が上がる。

 

(身体がイっただけ)

 

 凛は喉を塞がれたまま、意識の中で言葉を区切った。

 

(私が選んだんじゃない)

 

 薬と器具で反応を強制された身体は、凛の同意でも、士郎への裏切りでもない。

 

 声にできなくても、その区別まで男たちへ渡しはしなかった。

 

 深夜を過ぎたころには、数える対象を男ではなく呼吸へ変えていた。

 

 吸う。耐える。飲む。次の足音が来る前に、もう一度吸う。

 

 どれほど繰り返したのか。

 

 やがて、口内の肉棒が短く震えた。

 

 びゅるっ……。

 

 最後の精液を飲み下すと、肉棒が抜け、足音が遠ざかった。

 

 新しい足音は来ない。

 

 手首の金属が外れ、両腕が力なく落ちた。続いて黒いマスクを剥がされる。白い照明が涙で滲み、凛は一度目を閉じてから、正面を見た。

 

 カメラの赤い灯は、まだ点いていた。

 

「よく働いたな。今日は帰っていいぞ」

 

 凛は腫れた唇を動かした。

 

「……映像は」

 

「消すかどうかは、また連絡する」

 

「約束が違う……!」

 

「俺は『働き次第』って言っただけだ」

 

 金髪が封筒を持ち上げ、笑う。

 

「消すとは言ってねえ」

 

 男たちはカメラと封筒を持って出ていった。

 

 扉が閉まる。

 

 追おうと一歩踏み出したところで膝が折れた。凛は手すりへ縋る。痺れた指ではコートの裏地の宝石を掴むことさえできない。

 

 姿の見えない魔術師の位置も、まだ分からないままだった。

 

「げほっ……う、ぅ……!」

 

 咳と一緒に胃から込み上げ、凛は便器へ吐いた。酸味と生臭さが、荒れた喉を逆向きに焼く。腹が痙攣しても、全部を戻せた感覚はない。

 

 咳き込むたび下腹にも力が入る。ぐちゅっ、と膣奥のバイブが動き、貞操帯の隙間からまた精液が漏れた。

 

 胃へ飲み込まされた分。

 

 膣奥に残された分。

 

 どちらの重さも、ほとんど減っていない。

 

 それでも床へ倒れ込むわけにはいかなかった。ここに長く残れば、誰かに見つかる。

 

 凛は洗面台へ移り、口元を洗った。頬と顎へ残った唾液を拭き、濡れたマスクの跡を冷水で冷やす。手首の赤い痕は、コートの袖を引き下ろして隠した。

 

 カメラも封筒も消えている。外へ出ると、「設備点検中」の札まで持ち去られていた。

 

 夜の公園を出る。

 

 数歩進むたび、吐き気に足を止めた。木の根元へ胃液を吐き、口を拭き、また歩く。

 

 そのたび夜は短くなる。

 

 月曜の始業時刻だけが近づいてくる。

 

 学校が待っている。

 

 士郎と桜が、何も知らずに待っている。

 

 夜が明ければ制服を着て、二人の前で、いつもの遠坂凛に戻らなければならない。

 

 映像は残った。貞操帯も、バイブも、ローターも外れていない。未知の魔術師の正体も分からない。

 

 それでも月曜は来る。

 

 凛は口元を押さえ、遠坂邸へ続く道を歩き直した。

 

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