ポケモン世界に転生したらハーレムができていた件 作:天野蒼夜
・ミニスカート(FRLG)
「……」
目を覚ますと、男はベッドの上で寝ていた。
「何でこんなところに……?」
体を起こして周囲を見渡す。部屋には至る所にポケモングッズが飾られていて、いかにもポケモンオタクという印象を持たせる内装だった。
「夢……じゃないよな……?」
自分の部屋にはたしかにポケモングッズが飾られていたが、ここで飾られているグッズはどれも見覚えのないものばかり。そもそも内装自体が違うので、ここが生前使っていた部屋じゃないことは一目瞭然だ。
「てことは……本当に……?」
窓を開けて外を見る。そこからはポッポが群れをなして飛んでいる姿が見えた。これが先ほどの神との会話は夢ではない証拠。男は本当に死んで、ポケモンの世界へと転生したのだ。
「ということは、今のオレも……」
立てかけられている鏡で自分の姿を見る。先ほどまでは30近くの社会人だったが、今の彼はどう見ても10歳の少年。つまり、リクエスト通りの容姿になっていた。
「ここってゲームでいう自宅か?ということは、下には……」
階段を降りて1階へ。しかし、そこには生活用品は設置されているものの、人の姿はなかった。
「え、親不在?ポケモンじゃお約束だったと思うけどな……」
外に出てみると、ドアに貼り紙が貼ってあることに気づく。それには“サービスで家を用意しておいた。狭いと思ったらリフォームしてくれても構わん”と書かれていた。気前のいい神様だ。
「リフォーム……する必要あるか……?これで……」
家の外観はどこにでもありそうな2階建ての住宅。1人暮らしなら1Kでも十分なことを考えたら、2階建てのマイホームは大きすぎる。
「でもまあ、用意してくれただけありがたいな」
資金は要望したものの、住むところについては頭から抜け落ちていた。もしかしたら、神様はそれに気づいてこの家を用意したのかもしれない。有能な神様だ。
「そういえばオレって、身体能力高めの体で転生してもらったんだよな……?」
いまいち実感はないが、要望がちゃんと反映されているかは確かめておいた方がいいだろう。
「……よし、まずは……側転!」
前に出した足と同じ側の手を先に出し、足を高く振り上げて横向きに回す。すると両足は綺麗な半円を描きながら前へと移動した。
「すげぇ!あっちじゃ何回やってもできなかった側転がこんな簡単にできるなんて!じゃあ、次はバク転からの!」
腕を伸ばした状態で後ろに思い切り跳び、床につけた両手でまた後ろに跳ぶ。その一連の動作をだんだん早めていく。
「宙返り!」
空中で丸めた体を回転させてから地面に着地する。少々ハイスペックな気もするが、この世界で生き抜くならこれぐらいのスペックはあったほうがいいだろう。
「あとはリオルと資金だな。部屋にあったリュックに入ってるかな?」
部屋に戻り、ケーブルの上に置いてあったリュックの中身を確認する。そこには1つのモンスターボールと10万円入りの財布が入っていた。
「……よし、ちょうど10万だな。金があるうちに金策も考えておかないとな」
そんなことを考えながら、モンスターボールを手に取る。
「これにリオルが入ってるんだよな……?よし」
放物線を描きながら、モンスターボールを放り投げる。するとモンスターボールが開き、リオルが姿を鳴き声と共に姿を現した。
「おぉ……!」
男はまたしても感動を覚えた。自分の投げたモンスターボールからポケモンが出る。アニメで何度も見た光景だが、こうして自分が体験できる日が来るとは夢にも思わなかった。
「えっと、オレは……」
ここで男は気づいた。今の自分には名前がないことを。流石に生前の名前を使うのはマズい気がするので、男は生前ネットで使っていたハンドルネームを名乗ることにした。
「オレはレム、キミのその……相棒だ。分かるか?」
【神様から聞いてるよ。よろしく相棒!】
「え!?」
頭から響くように声が聞こえてきて、思わず飛び跳ねる。
「お前、喋れるの?」
【喋れるわけじゃないよ。これはテレパシーで声を送ってるだけだから】
そういえば、生前見た映画でルカリオが似たようなことをやっていた気がする。
「そうか……まあでも、意思疎通できるのはありがたいよ」
【神様からもらった特典は確認した?もし不備があったら早めに言わないと】
「ああ、それはもうひと通り確認して問題はなかったよ」
【じゃあ、これからどうする?】
「とりあえず外に出てみようと思う。周りに何があるか確認しておきたいしね」
生前は引きこもりだったが、ポケモントレーナーになった以上はそういうわけにもいかない。相棒のポケモンと共に外の世界へ飛び出す。それもまた、ポケモントレーナーの醍醐味なのだから。
【分かった。じゃあ、早速行こう!】
「ああ」
リオルをボールに戻し、リュックを肩に掛けて外に出る。森に入ると、木の実を食べるヒメグマ。蜘蛛の巣を張り、ここが自分の縄張りであると主張するデンチュラ。湖の上を泳ぐハスボーと、他にも多くのポケモン達がそれぞれの習性に基づいて生活している姿が目に映った。
「ねぇ、そこのキミ!」
声をかけられたので振り返ると、白の半袖シャツ、水色のスカート、白のハイソックス、茶色のローファー。髪は明るい茶色のロングで、青い髪飾りを着けた少女もといミニスカートがいた。見た目からして女子高生だろう。
「何か?」
「ここにいるってことは、トレーナーだよね?私のポケモンとバトルしようよ!」
ここはポケモンが生息する森。他のトレーナーがいたって何の不思議もない。こうやって、バトルを挑まれることも。
「いいよ。受けて立つ!」
開けた場所に移動して向かい合う。この世界に来て初めてのポケモンバトル。負けるわけにはいかない。
「キミ、手持ちは何体いるの?」
「1体だよ」
「じゃあ、こっちも1体で行かせてもらうね。手持ち全部出すのはフェアじゃないからさ」
何体いるかは知らないが、どちらにしても複数出されたら今のこちらに勝ち目はない。ここはお言葉に甘えることにしよう。
「じゃあ、行くよ!出ておいで!コラッタ!」
ミニスカートがモンスターボールを投げると、コラッタが鳴き声と共に姿を現す。
(コラッタ、ノーマルタイプか)
であればかくとうタイプのリオルが有利だ。一か八かの賭けになるが、あの技ならコラッタを戦闘不能にできるだろう。
【……コクリ】
テレパシーで心の声を読んだのか、リオルはこちらを一瞥して頷いた。あとはリオルを信じるのみだ。
「来ないならこっちから行くよ!コラッタ!たいあたり!」
ミニスカートの指示でコラッタがリオルに向かって全体重を乗せた体当たりを繰り出す。リオルはそれを交差させた腕で防ぐが、勢いまでは殺せず、地面を滑った。
「リオル、大丈夫か!?」
【何とか……あのコラッタすごいよ。一撃がすごく重い。次食らったら流石にヤバいかも……】
リオルのコメントからして、彼女のコラッタはよく育てられているようだ。序盤ポケモンだからといって侮ってはいけないことを教えられる。
(でも、何とか耐えることはできた。決めるとしたら次だな)
「次で決めるよ!たいあたり!」
再びコラッタがリオルに向かってくる。本来なら避けるところだが、リオルは動かない。側からみたら諦めたのかと思うかもしれないが、そうではない。これはれっきとしたレムの作戦だ。
「……今だ!」
もう一歩で当たる距離まで迫ってきたところで、リオルは体を逸らしてたいあたりをかわす。目標を見失ったコラッタはバランスを崩し、無防備になる。もちろん、これを見逃すレムではない。
「カウンター!」
空を裂きながら、コラッタの顔面に拳による一撃を叩き込む。それをまともに食らったコラッタは勢いよく吹き飛び、その先にあった木に叩きつけられた後に倒れた。ナルトのように目を回している今の彼女の状態は戦闘不能。つまりこのバトル、レムの勝利ということになる。
「よし!」
レムが初勝利にガッツポーズを決める一方、ミニスカートはコラッタをモンスターボールに戻す。
「やられたね。最初に攻撃を喰らったのはカウンターのためだったんだね」
カウンターは攻撃が遅れる代わりに次の攻撃のダメージを倍増させるが、繰り出す前に戦闘不能になれば無意味となる。だが、レムはリオルなら耐えられると信じてこの作戦を実行したのだ。
「リオルのおかげだよ。キミのコラッタも強かったよ」
「ありがとう。私はミホ、キミの名前は?」
「レムだよ」
「レム君っていうんだ。キミ、強いんだね。戦ってるキミ、すごくカッコよかったよ♡」
ミホの目にハートが宿り始める。いきなりの態度急変にレムは戸惑いを隠せない。
「あ、ありがとう……というか、どうしたの?目が変になってるけど……?」
「これはね、熱い視線を向けてるの♡私、キミのこと……好きになっちゃったみたいだから♡」
「は!!??」
突然の告白に驚きを隠せない。生前の自分は異性にまったく相手にされない非リアだった。そんな自分が今、出会ったばかりの女子高生に告白されている。これはまさに地獄からの天国。形勢逆転の勝ち組ルートの一歩を踏み出したと言ってもいいだろう。
「えっと、気持ちは嬉しいけど、オレ達まだお互いのことよく知らないしっ!」
「じゃあ、これから知れば問題ないよね?幸い今ここに人はいないし……ね♡」
そう言って、ミホは制服のボタンを外して谷間を見せつけてくる。女子高生らしく発達したおっぱいによって形成されたそれを見ないように逸らそうとするものの、男の本能がそうはさせなかった。
「いいんだよ?正直になっても♡ほら♡」
レムの手を取り、おっぱいを触らせる。初めての触ったそれは服越しでも柔らかく、無抵抗に手を沈み込ませた。
(や、ヤバい……!こんなことされたら……理性が……!)
今まで異性に相手にされなかった分、こういうことされたらリバウンドが来てしまう。というか、耐えられるわけない。こんなのを耐えられるほど、レムは理性的ではないのだ。
「あんっ♡」
おっぱいを揉むと、ミホから色気のある声が漏れる。
「……ふふっ♡ノッてきたね♡」
「だってこんなにされたら、我慢できない……!」
「我慢なんてしなくていいんだよ♡私の体、好きに触っていいから……♡」
ここまで来たらもう引き返せない。このまま本能に身を任せることにしたレムはおっぱいだけに飽き足らず、ミニスカートから伸びる太ももを触り始めた。
レムの手が、ミホの太ももを這う。白いハイソックスの上からではなく、素肌の部分を直接。その柔らかさと体温が手のひらに染み込んでくるようで、レムの心臓は早鐘を打ち続けていた。
「はぁ……っ、レム君、手つきが慣れてる……?」
「ち、違う……!こういうの、初めてで……!」
「ふふっ、じゃあ私が初めてなんだ? 嬉しいな……♡」
ミホがレムの耳元に唇を寄せ、囁くように言う。吐息が耳にかかり、背筋にぞくりと電気が走った。彼女の髪からは、花のような甘い香りが漂っている。それだけで、頭の奥がじんわりと痺れていくようだった。
「ね、もっと触って……? ここも、ここも……♡」
ミホはレムの手を取ると、スカートの裾へと導いていく。指先が、ひらりとした布地の内側へと誘われる。手首を掴む彼女の指は細くて、でも力強くて、逃がしてくれそうにない。
「待って、ミホさん……!これは、流石に……!」
「ミホでいいよ。それに、嫌なら突き飛ばしていいから。でも……キミの体、すごく正直だよ?」
下腹部に目をやれば、確かに自分でも分かるほどに反応してしまっている。それを指摘され、レムの顔は真っ赤になった。彼女の言う通り、体は全く嫌がっていない。むしろ、もっと先へ進みたがっている。理性という名の薄い膜だけが、かろうじて自分を押しとどめているに過ぎない。
「お互い、もっと気持ちよくなろうよ。誰にも邪魔されない場所で……ね♡」
ミホがレムの手を引いて、森の奥へと歩き出す。木々の合間を縫うようにして進んだ先に、ひっそりと佇む小さな小屋があった。彼女は迷いなくドアを開け、中へとレムを招き入れる。
そこは、おそらく誰かの別荘か休憩所なのだろう。簡素なベッドと机、椅子があるだけの空間。窓から差し込む午後の光が、2人の影をやわらかく照らしていた。
「ここ、私が時々使ってる隠れ家みたいな場所なんだ。だから、誰も来ないよ」
ミホはそう言うと、レムのリュックをそっと床に置かせ、自分からベッドへと腰掛けた。スカートの裾が乱れ、太ももの奥がちらりと覗く。その白さに、また目を奪われてしまう。
「こっちに来て、レム君」
誘われるままに、レムもベッドへと腰を下ろす。近づいた分だけ、彼女の体温と香りが強く感じられて、思考がどんどん溶けていく。
「さっきのバトル、本当にドキドキした。負けちゃったけど、あんなに熱くなれたの久しぶり。だから、ご褒美……受け取ってくれる?」
「ご褒美って……?」
「私が、君の“初めて”をもらってあげる……なんて、ちょっと重いかな?」
冗談めかして笑うミホの瞳は、それでも真剣そのものだった。レムは唾を飲み込み、彼女の肩にそっと手を置く。緊張で震える指先を、ミホは優しく包み込んでくれた。
「大丈夫。キミのペースでいいから。……でも、できれば少しだけ、強引なくらいが嬉しいな……♡」
その言葉に、レムの中で何かが弾けた。彼女の細い肩を押し、ベッドへとゆっくり倒す。柔らかなマットがきしみ、ミホの長い髪が白いシーツに広がった。
「ミホ……」
「ん……レム君……♡」
顔を近づければ、互いの吐息が触れ合うほどに近い。彼女の唇が、期待に震えているのが見えた。レムは意を決して、その柔らかな唇に自分のそれを重ねる。
初めてのキスは、想像していたよりもずっと温かくて、甘い味がした。唇を離した後も、名残惜しそうに視線が絡み合う。ミホの瞳がとろりと潤んで、レムの頬を両手で包み込んだ。
「もっとして……♡」
レムはもう、何も考えられなかった。ただ、目の前の彼女を求めるままに、もう一度唇を重ねる。今度は深く、彼女の舌を受け入れながら。
ミホの小さな吐息が、静かな小屋の中に甘く響いていく。レムの手は無意識のうちに彼女の胸元へと伸び、制服のボタンを1つずつ外していった。白い肌が少しずつ露わになり、淡い光を浴びて浮かび上がる。
「ふふ……すごく必死な顔してる……♡ かわいいよ、レム君」
「だって……ミホが、その……綺麗だから……」
その言葉に、ミホは嬉しそうに微笑み、レムの頭を胸元へと抱き寄せた。
「じゃあ、もっと見て……? 私の全部、キミにあげるから……♡」
柔らかな温もりに包まれながら、レムは彼女の肌にそっと唇を落とす。胸元、鎖骨、うなじ。触れるたびにミホの体が小さく跳ね、甘い声が漏れた。
「んっ……♡ レム君……っ、それ、いい……♡」
「ここも……?」
「ひゃんっ……♡」
敏感な場所をなぞれば、彼女の背中がしなり、スカートの中から覗く太ももがもじもじと動く。もっと彼女の声を聞きたい。もっと気持ちよくさせたい。レムの中に、初めての欲求が次々と湧き上がってくる。
「ね、レム君。……キミの“それ”、私に見せて……?」
ミホの手が、レムのベルトへと伸びる。その指先が触れるだけで、体が熱を持って反応してしまう。彼女はくすりと笑い、ゆっくりとベルトを外し、ジッパーを下ろしていく。
「わ……すごく……大きい……♡」
露わになったそれに、ミホの目がとろけそうなほどに潤む。彼女は躊躇いなく手を伸ばし、そっと握り込んだ。
「あっ……!」
「痛くない? こう……優しくするから……♡」
上下にゆっくりと扱かれ、腰の奥から込み上げるような快感が走る。思わず息を荒くしてしまうレムを見て、ミホは嬉しそうに微笑んだ。
「かわいい……♡ もっと気持ちよくしてあげるね♡」
彼女は身をかがめ、顔を近づける。その吐息が敏感な部分にかかり、レムの体が震えた。そして、熱い唇がそっと先端に触れた瞬間、レムは声を抑えきれなかったのである。
「ふぁ……っ、ミホ……!それ、やばい……!」
「ん……ちゅ……♡」
彼女の舌が絡みつき、音を立てながら奉仕される。未知の感覚に思考が真っ白になるが、それでも、目の前の光景に目が離せない。制服姿のまま、自分を求めてくれる少女の姿はあまりにも扇情的だった。
「ん……苦しくない? 気持ちいい……?」
「すごく……気持ちいい……っ、でも、もう……限界かも……!」
「ふふ、まだダメだよ……♡ 最後は、私の中で……一緒に……♡」
ミホは唇を離すと、スカートを脱ぎ、下着に手をかける。ゆっくりとそれを下ろし、秘められた場所を露わにした。
「おいで、レム君。私の初めて……キミにあげる……♡」
レムは彼女の上に覆い被さり、互いの熱を確かめ合うように見つめ合った。そして、ゆっくりと腰を進めていく。
「あ……っ、あぁ……♡」
「ミホ……!すごく……あったかい……!」
彼女の中は驚くほど熱く、柔らかく、レムのすべてを包み込んでいく。全身が溶けてしまいそうな快感に、息が止まりそうになる。
「うん……っ、動いて……?私のことも、感じて……♡」
レムは言われるままに、ゆっくりと腰を動かし始めた。ぎこちなく、けれど確かに、互いの快感を求めるように。
「んっ……あっ、そこ……♡ レム君……っ、すごい……♡」
「ミホ……、ミホ……っ!」
名前を呼び合うたび、肌が触れ合うたび、快感が何倍にも膨れ上がっていく。もはや理性はどこにもなく、ただ目の前の少女に夢中で、何度も彼女を求めた。
静かな森の奥で、2つの影が重なり合い、熱く甘い時間が流れていく。窓から差し込む光はやがて夕陽へと変わり、2人を茜色に染め上げていた。
「はぁ……はぁ……レム君……♡ すごく……よかったよ……♡」
ミホがレムの胸に顔をうずめ、満たされたように微笑む。汗ばんだ肌が触れ合うたび、まだ名残がくすぐったい。
「オレも……すごく……気持ちよかった……」
レムはそう答えながら、彼女の髪を優しく撫でた。初めてのバトル、初めての勝利、そして初めての……。
「ね、レム君。これからも、たまにここで会えないかな。私、もっとキミと仲良くなりたいの」
「オレでよければ……喜んで」
そう言うと、ミホは嬉しそうに笑い、レムの頬にそっとキスをした。
「約束だよ。今度は、ポケモンバトルと……その先、両方しようね♡」
彼女の言葉に、レムは照れ笑いを浮かべながらも、確かな幸福を感じていた。ポケモンの世界での生活は、始まったばかり。それでも、もうすでに、忘れられない出会いに恵まれている。
森の奥で響く鳥ポケモンの鳴き声。夕暮れの光。2人だけの秘密の時間。そして、これから始まる冒険にこの甘い記憶を胸に刻みながら、レムは静かに彼女の手を握り返すのだった。