ポケモン世界に転生したらハーレムができていた件 作:天野蒼夜
・コルニ
ハムレシティ。自宅から歩いて30分くらいの距離にある街かつ施設も充実しているということで、レムもよくお世話になっている。そして今日もまたある目的のためにハムレシティ内にあるトレーニングセンターに来ていた。
「ミホの話だとここにいるんだったな」
普段はポケモンを鍛えるために利用している施設だが、今日の目的はそれではない。彼がここを訪れたのはある人と戦うためだ。
「たのもー!!!!!」
大声を上げながらトレーニングセンターに入ったレムがトレーニング中のトレーナー達の視線を奪う。レムはつい道場のノリで入ったことを少し後悔しつつも、周囲を見渡す。
「あれ?」
しかし、そこに目的の人はいなかった。ミホ曰く、その人は普段ここでポケモンと自分を鍛えているとのこと。そういうわけでここに来たのだが、何度見渡しても見当たらない。
「何だお前は?道場破りか?」
そんなことをしていると、白の道着に赤いハチマキを巻いた男が近づいてきた。からておうだ。
「アレはノリで言っただけなので……それよりここにコルニというトレーナーは来てませんか?」
「ということは、キミも彼女に挑戦しに来たのか?」
話によると、カロス地方でジムリーダーをしていることもあってか、彼女に挑戦するトレーナーは多いらしい。まあ、挑戦したトレーナーは全員返り討ちにされているようだが……。
「彼女は来ていない。今日は恐らくハムレ山でトレーニングしているのだろう」
ハムレ山はハムレシティから東の方角にある山のこと。そこはそれなりの標高を誇ることもあって登山に訪れる人も多いが、一部の人がトレーニングに利用することもあるようだ。
「ハムレ山、ですか?」
「自然の中でしか身につけられないこともあるようでな。彼女に挑戦したいならそこに行ってみるといい」
「分かりました。ありがとうございます」
からておうに礼を言うと、レムはトレーニングセンターからハムレ山へ。そこでは当然ながら多くのポケモン達が自身の習性に基づいて生活していた。
「さて、来たはいいものの……どうやって探すかな……」
山で1人の人間を探すのは中々に骨が折れる。あっちから来てくれれば助かるのだが、そう都合よくはーーー。
「!?」
咆哮と共に巨大な影が飛び出してきた。リングマだ。リングマが凶悪な目つきで目の前に現れたのだ。
「まさか、エンカウントってヤツ……?」
ゲームではよくあることだったので不思議なことは何もないが、今は勘弁願いたい。コルニと戦う前に余計な体力を使いたくない故。
「グマアァアアァァアアアアッ!」
レムの事情なんか知ったことではないとでも言うかのように、リングマはアームハンマーを振り下ろす。致し方ないと思いつつ、レムはモンスターボールを取り出すが、その時ーーー。
「ルカリオ!はどうだん!」
少女の指示する声が聞こえてきた直後、はどうだんがレムを横切り、リングマの顔面にヒット。これにビックリしたリングマは顔を押さえながら、森の奥へと逃げていった。
「大丈夫!?」
そう言って、ルカリオと共に駆け寄ってきた少女は金髪のトライテールに被っているヘルメットから2つの房が飛び出しているのが特徴的だった。加えてローラースケートにスパッツとスポーティーな服装を身にまとった彼女こそ、レムが探していたコルニその人だ。
「ああ……大丈夫。助かったよ……」
「さっきのリングマ、よく訪れた人の前に現れては襲いかかってくるの。間一髪間に合って良かったよ」
何度もはどうだんを見ているので分かったことだが、先ほどのはどうだんは本気で撃っていなかった。追い払う目的で撃ったので手加減させたのだろう。
「ボールを持ってるってことは、あなたもトレーナー?修行しに来たとか?」
「いや、キミを探してたんだ。ここにキミがいるかもって聞いたから」
「ということは、勝負しに来たの?」
「察しが良くて助かるよ」
そう言うと、レムはモンスターボールを投げてルカリオを出す。
「お〜!あなたもルカリオ使いなんだ!?」
「キミのことを聞いたら、同じルカリオ使いとして見過ごせなくてね。キミのルカリオとオレのルカリオ、どっちが強いか確かめさせてくれないか?」
「ルカリオ同士のバトルか……」
コルニは顔を伏せながら体を震わせる。それがしばらく続いた後、顔を上げて人を輝かせた。
「いいね!もちろん受けて立つよ!!」
コルニから同意をもらうと、戦いやすいように開けた場所に移動する。
「ワクワクするよ!同じルカリオ使いの人と戦えるなんて!」
「ああ、オレもだよ」
相手はジムリーダー。実力は間違いなく折り紙つきだ。しかもそれがルカリオ使いとなればワクワクしない理由がない。
「ルカリオもワクワクしてるよね!?」
【同胞と戦えるんだぜ?ワクワクしないわけねぇだろ!】
「みたいだけど、
【俺はこう見えて強いヤツを見ると興奮するタチでな、テンションMAXだ」
お互い気合いは十分。これならいい試合になるだろう。
「先に戦闘不能になったほうが負けね!ボーンラッシュ!」
コルニの指示で、彼女のルカリオが青白い骨の棒を手に出現させ、一気に間合いを詰めてくる。
「はどうだんで迎え撃て!」
レムの指示に従い、レムのルカリオが波動の弾丸を放つ。しかし、コルニのルカリオはボーンラッシュでそれを次々と打ち払いながら迫ってくる。
「ならば、こっちも接近戦だ!はっけい!」
はっけいの構えを取りながら、レムのルカリオも前に出る。骨の棒と柔拳が激しくぶつかり合い、金属音が周囲に響き渡る。
「押し込め!ボーンラッシュ連打!」
「負けるな!はっけいで応戦だ!」
2体のルカリオは互いに一歩も譲らず、攻防を繰り返す。コルニのルカリオが横薙ぎに振るった骨を、レムのルカリオがバックステップで回避。
「今だ!はっけい!」
レムの指示が飛ぶと同時に、レムのルカリオが素早く踏み込み、掌底を相手の腹部に叩き込む。衝撃がコルニのルカリオを数メートル後退させた。
「ルカリオ!」
コルニが心配そうな声を上げるが、彼女のルカリオはすぐに体勢を立て直し、闘志をみなぎらせて前を見据える。
「やるね……!でも、まだまだ!ボーンラッシュ!」
コルニのルカリオが骨の棒で応戦。掌底と棒が互いの胸元に叩き込まれ、2体とも同時に吹き飛ぶ。
『ルカリオ!』
両トレーナーの声が重なる。しかし、両方のルカリオはすぐに立ち上がり、再び向かい合う。その表情にはまだまだ戦えるという強い意志が浮かんでいた。
「……流石ジムリーダー、一筋縄じゃいかないな」
「……それはこっちのセリフだよ」
レムとコルニは一瞬視線を交わし、互いに不敵な笑みを浮かべる。
「ラスターカノン!」
レムの指示で、鋼色に輝く光線が放たれる。
「はどうだんで相殺!」
コルニのルカリオも波動弾を放ち、2つの技が中央で衝突。爆発的な衝撃が辺り一帯に広がり、土煙が舞い上がる。
その煙の中、両者のルカリオは再び接近していた。
「つるぎのまい!」
コルニの指示で、彼女のルカリオが戦意を高め、全身に力がみなぎっていく。
「させるか!もう一度ラスターカノン!」
再び鋼の弾を放つが、コルニのルカリオは紙一重でそれを回避。そして、次の瞬間には、もう目の前まで迫っていた。
「ローキック!」
素早い動きからの足払い。レムのルカリオはバランスを崩し、膝をつく。
「とどめのボーンラッシュ!」
振り下ろされる骨の棒。しかし、レムのルカリオは咄嗟に転がって回避し、すぐさま距離を取る。
「危なかった……お返しだ!はっけい!」
「はどうだんで迎撃!」
レムのルカリオが踏み込むが、コルニのルカリオは至近距離からはどうだんを放つ。レムのルカリオは急ブレーキをかけ、はどうだんを横に飛んでかわす。
どちらも決定打を与えられず、2体のルカリオは荒い息を吐きながら対峙する。両者ともに疲労は明らかだが、その目は決して闘志を失っていない。
「まだまだ行くよ!ボーンラッシュ!」
コルニの声に応え、彼女のルカリオが新たな骨の棒を生成し、連続で打ち込んでくる。
「はっけいで受け流せ!」
レムのルカリオは両掌を構え、打ち込まれる骨の棒を次々と横に逸らしていく。しかし、つるぎのまいで強化された攻撃は重く、受け流すたびに腕に衝撃が蓄積されていく。
「今だ!そのまま懐に飛び込め!」
一瞬の隙を突き、レムのルカリオが相手の懐に飛び込み、渾身のはっけいを放つ。衝撃がコルニのルカリオを大きく吹き飛ばす。
「ルカリオ!」
コルニが叫ぶ。しかし、彼女のルカリオは空中で体勢を立て直し、着地と同時に再び駆け出す。
「すごい……あのダメージを受けてもまだ!」
驚くレムをよそに、コルニが指示を飛ばす。
「ローキック!」
コルニのルカリオが低い姿勢から足元を狙う。レムのルカリオは飛び上がって回避するが、それはフェイント。回転しながらのニ段目の蹴りがレムのルカリオの胴体を捉える。
「はどうだん!」
しかし、レムのルカリオも負けじと着地の瞬間に反撃のはどうだんを放つ。
「はどうだんで応戦!」
コルニのルカリオも即座にはどうだんを放つ。至近距離でぶつかり合う2つの波動が爆発し、両者とも後方へ吹き飛ばされる。
土煙が晴れると二体のルカリオは互いに片膝をつきながらも相手を睨みつけている。全身は傷だらけで、息も荒い。それでも立ち上がろうとする姿に両トレーナーは胸を打たれる。
「ラスターカノン!」
「はどうだん!」
最後の力を振り絞り、2体のルカリオが同時に技を放つ。鋼の輝きと蒼き波動が中央で激突し、まばゆい閃光が辺りを包み込む。
爆風が収まった後そこに立っているルカリオはいなかった。2体とも力尽き、地面に倒れ込んでいる。
「……これは」
「引き分け、だね」
レムとコルニは倒れたルカリオたちに駆け寄り、そっとその体を抱き起こす。意識を取り戻した2体のルカリオは互いの顔を見ると満足そうに小さく頷き合った。
「あなたとルカリオ、すごく良かったよ。あたしも久しぶりに熱いバトルができて楽しかった!」
お世辞ではなく、これは心の底から出た本音だということは、コルニの目を見てすぐに分かった。当然それはレムも同じだ。
「オレもだよ。こんなすごいルカリオ使いと戦えてたんだから」
「あなたとルカリオは優秀なパートナーだけじゃない。お互いを信頼し合ってる。そんなあなた達にあたしから、これを贈ります!」
そう言って、コルニが手渡したのは七色に光る螺旋状の模様が描かれたビー玉と白を基調としたグローブだった。グローブの中心にはめ込まれた石にはビー玉と同じ模様が描かれている。
「コルニ、これって!?」
「メガグローブとメガストーン。それを使えば進化を超えた進化ーーーメガシンカが使えるようになるんだよ!」
「でも、勝ってないのにもらっていいの……?たしか継承者って優秀なトレーナーにこれを渡すんだよね?」
「重要なのは勝敗じゃないよ。大事なのはトレーナーとポケモンがどれだけ絆を深めているか。そして、あなたはルカリオはもう固い絆で結ばれてる。本当に優秀なトレーナーって、そういうことができる人だとあたしは思ってるんだ!」
コルニに言われて納得する。実力が高いだけなんてあまりにも空しい故。
「メガシンカには大きな力があるけど、あなたなら間違った使い方はしないって信じてる!それと……」
「それと?」
「また勝負しようよ!これで終わりたくなんてないし!」
コルニに同意したレムは今後も交流が続けられるように携帯番号を交換したのだった。
ーーーーー
翌日。メールでコルニに呼び出されたレムは再びハムレ山にやってきた。
「待ってたよ!レム!」
レムに気づくなり、コルニが笑顔で飛びつく勢いで抱きついてくる。生前だったら吹き飛んでいたかもしれないが、身体能力が上がった今ならすんなり受け止めることができた。
「えへへ、会いたかったよ〜!」
抱きつきながら頬ずりしてくるコルニ。この姿はまるで懐いた猫のようだった。
「コルニ、今日はどうしたの?メールにはハムレ山に来て欲しいとだけ書いてたけど」
「え?好きな人に会うのに理由なんているの?」
昨日は表に出していなかったが、どうやらコルニは昨日のバトルでレムに惚れてしまったようだ。もう3人目なので最早驚くようなことはない。
「でも、強いて言うならレムにあたしの気持ちを伝えたかったことかな。こういう大事なことは早い方がいいしね!」
「めちゃくちゃ伝わってるよ今……というか」
「?」
「おっぱいが、当たって……すごくいい!」
コルニのおっぱいはお世辞にも大きいとは言えない。だが、それでも服越しからでも伝わるぷにぷにとした柔らかさはレムを興奮させるには十分だった。
「レム、興奮しちゃったの?しょうがないな〜じゃあ、あっちの方でしよっか♡」
コルニに導かれるまま、山の奥へ。彼女はそこに着くと、腕をレムの首に回して唇を奪った。しかもそれだけじゃない。フレンチキスのおまけつきだ。
深いキスを交わしながら、レムとコルニは互いの服を脱がせ合う。コルニのスポーティーな服が1枚ずつ取り払われ、白い肌が露わになっていく。レムの手がコルニの背中に回り、ブラのホックを外す。
「んっ……レム、上手なんだね……♡」
外れたブラを脱ぎ捨てると、小ぶりながらも形の良い乳房が顔をのぞかせる。レムはキスをしながら、そっとその膨らみに手を伸ばした。
「んんっ……♡」
指先で乳首を転がすと、コルニの体がビクッと震える。まだ誰にも触られたことのない場所を刺激され、コルニは甘い声を漏らす。
「コルニのここ、もうこんなに硬くなってる……」
レムが指の腹でくりくりと乳首を弄ぶと、コルニは腰をくねらせながらレムの胸にしがみつく。
「だって……レムに触られると、すごく気持ちよくて……あっ♡」
コルニの言葉に導かれるように、レムは片方の乳首を口に含む。舌で転がしながら、もう片方の乳首は指で優しく摘まむ。
「ひゃんっ♡それ、だめ……気持ち良すぎる……♡」
「ダメじゃなくて、もっとしてほしいんだろ?」
レムが耳元で囁くと、コルニは顔を真っ赤にしながらもコクンと頷く。レムはさらに激しく乳首を吸い上げ、時折軽く歯を立てる。
「あっあっ♡レム、あたしも……あたしもレムのこと、気持ちよくしたい……♡」
そう言うと、コルニはレムの下半身に手を伸ばす。既に硬くそそり立ったレムのものを恐る恐る握りしめると、上下に動かし始める。
「……コルニ、上手いな」
「えへへ……ローラースケートと同じで、こういうのも練習すれば上手くなるんだよ♡」
コルニは嬉しそうに笑いながら手の動きを早めていく。先端から溢れ出る透明な液体を指で広げるように塗り込むと、レムも思わず低くうめく。
「あたし、もうがまんできない……♡レム、欲しい……♡」
コルニが潤んだ瞳で見つめてくる。その視線に応えるように、レムはコルニを優しく地面に寝かせた。草の上に敷いた二人分の服が簡易的なベッドになる。
コルニのスパッツと下着を脱がせると、すでにそこは期待に濡れそぼっていた。レムが自身の先端を入り口に当てると、コルニは期待に胸を膨らませながら腰を浮かせる。
「入れるよ、コルニ」
「うん……来て、レム……♡ あたしの中に……♡」
レムがゆっくりと腰を進めると、コルニの中は想像以上に熱く、狭く、そしてレムを拒むことなく迎え入れてくれた。
「ああっ……♡レムが、入ってくる……♡」
「全部、入ったよ……コルニ、痛くない?」
「うん……ちょっと痛いけど、それよりレムでいっぱいになってるのが嬉しくて……♡」
コルニは涙を浮かべながらも満面の笑みを見せる。その笑顔にレムは胸が熱くなり、自然と動き始めていた。
「あんっ♡ あっ♡ レムのが、動いてる……♡」
「コルニの中、すごく締まる……気持ちいい……」
「あたしも、気持ちいい……♡ もっと、もっと動いて……♡」
コルニの声に応えるように、レムは腰の動きを早めていく。結合部からは卑猥な水音が響き、それが2人の興奮をさらに高めていく。
「すごい……レムの、奥まで届いてる……♡あたしのお腹、レムの形になってる……♡」
コルニが自分の下腹部を押さえながら喘ぐ。その仕草にレムはさらに激しく腰を打ち付ける。
「コルニ、好きだ……」
「あたしも……あたしもレムが大好き……♡ もっと、もっとレムが欲しい……♡ あたしの全部、レムにあげる……♡」
コルニはレムの首に腕を回し、自らも腰を動かし始める。お互いの動きがシンクロし、快感が加速度的に高まっていく。
「レム、あたしもう……イきそう……♡」
「俺も……一緒に……」
「うん、一緒にイこう……♡ あたしの中に、レムの全部ちょうだい……♡」
「コルニ……っ!」
「ああっ……♡ レム……っ♡」
2人は同時に絶頂を迎える。レムがコルニの中に熱い想いを放つと、コルニもまたその熱さに応えるように強く締め付ける。
しばらくの間、2人は余韻に浸りながら抱き合っていた。互いの鼓動を感じながら、穏やかな時間が流れていく。
「えへへ……これからも、ずっと一緒だよ……♡」
コルニは幸せそうに微笑み、再びレムにキスをした。山の静けさの中で2人の愛は確かに育まれていた。