「源二郎様・・・・・・」
「ん・・・・・・?」
「源二郎様には、このようなことも、教えてさしあげましょう、ほどに・・・・」
そう呟いた次の瞬間、
お江は源二郎と繋がったままでごろりと躰の位置を入れ替える。
仰向けにさせられた源二郎の眼前で、開かれた着物の襟元から漏れ出ている両乳房が揺れている。
ここで源二郎の滾りを包み込んでいる豊かな腰が波打つように動き始め、彼の滾りがお江の中をめくりあげるようにして上へ上へと導かれていく。
湯殿同様に源二郎を翻弄するお江の白い乳房が激しく揺れ動き、黒髪も波打つかのように音を立てて彼の頬をかすめていった。
今回はお江の中で軽々と果てることのないよう歯を食いしばり自分自身を保とうとする。
だが彼女はそんな心中を見透かしているかのように、昨晩には見せなかった腰のひねりや締め付けを繰り出し源二郎を忘我の淵に導こうとする。
たまらず目を瞑る源二郎の両手が自然と眼前で揺れる豊かな実りに添えられた。
既に立ち上がっていた乳首の感触を掌の真ん中に感じる。
汗ばんでしまった乳房の張りと滑らかさは、源二郎にとって何度手にしても飽きることがなく既に至高の存在になりつつあった。
「源二郎様・・・・・・・」
お江の嬉しそうな呟きを耳にした時、思わず両手に力が入り、
指の間から豊かな乳房が溢れるかのように漏れ出てきた。
その瞬間、昨晩体験したのと同じ境地、
そう源二郎とお江が1つになり同じ快感を共有する時に至った。
激しく臀部を震わせるお江の中に、自分の滾る全てを叩きつけ、源二郎は声にならぬ声を上げ大きく息を吐き出していたーーーー
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ーーーここから先は、この日源二郎が目覚めた時と同じ場面が繰り返されることになる。
度重なる交歓に疲れ切って眠ってしまい障子の向うで夜の帳が降りようとしている頃、源二郎はおもむろに目を覚ます。
食事を終えた膳の後始末とともに
姿なきお江を追う形で湯殿に向かい、
そこで待ち受けていたお江と言葉を殆ど交わすことなく
肌を合わせ、湯船の中で躰を絡ませ合い唇を重ねる。
そして寝間に戻るや、
お江の用意した夕餉の膳を片付けるのもそこそこに互いを求め合うのだった。
「日がな一日、女人と共に過ごすなど・・・・・」
「・・・・・・はい?」
「おなごに執心される父上のお気持ちが、ようやく分かってきた心持ちだ・・・・・・」
「クス・・・・・・」
「・・・・・・・可笑しいか?」
「いえ・・・・・ですが」
「ですが・・・・・何だ?」
「源二郎様がひとかどの武将になられるには、必要なことにございます・・・・」
「確かにな・・・・・だが他の女人では、こうはいくまいな・・・・・」
源二郎がやや躰をずらして腰を動かすと、
眼前にあるお江の唇が開き、甘やかな溜息が漏れ出る。
背中に食い込む五指の爪の痛みが彼女の昂りを
言葉に出さずとも源二郎に教えてくれた。
「お江・・・・・」
お江の肌の滑らかさと汗と体臭を五感で感じながら、
源二郎は彼女と一体化することの心地良さに
身を委ねていったーーーー
ーーー完ーーーー
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