【完結】女湯の薄暗いスチームサウナで汗だく巨乳お姉さんに脅されて、お互いの汗が混ざるようなドロドロえっちをするはめに 作:コベヤ
欲しいゲームがある。
職場が家から近い。
スーパー銭湯でバイトを始めた理由なんてそんなものだった。
しかし、自分は思いのほか掃除という作業が性に合っていたようで、ブラシで床を擦ったり、モップを掛けたりして浴場や脱衣所を清潔に保つという仕事を結構気に入っていた。
それに高校一年生で15歳の僕は職場では最年少で、一緒に働くおじさんおばさんたちには孫のように扱われているため人間関係も良好。
といっても仕事の大半は受付での接客で、職場の先輩が言うには、どうやら僕は可愛い系の顔立ちをしているらしく僕が接客した時が一番客の受けが良いのだという。
本当かよと思ったが、事実僕は男なのに接客の仕事をさせられることが多い。
そこそこ大きなスーパー銭湯なのでいろんな仕事があって、個人的には他の業務にも手を広げてみたい気持ちもあるのだが、まあこんな僕にも需要があるというのなら受付業務もやぶさかではなかった。
それに、僕がそんな風に思うのは受付の仕事にもちょっとした楽しみがあったからだ。
「いらっしゃいませ」
入口の自動ドアがガタガタと機械的な音を立てて開くと、一人の若い女性が入店してくる。
ゆったりと大人の余裕たっぷりの足取りで。
その女性は全身黒のフリルやらレースやらのついたゴスロリファッションに身を包んだ外ハネ気味のウルフボブの黒目黒髪の美人で、すらりと伸びた肢体は目線からして僕よりいくらか背が高い。
そして、なにより服の上からでもその豊かな胸の膨らみがはっきりと形を主張していた。
「大人一人、スタンプカードはここに」
入浴料を受け取り、スタンプカードにハンコを一つ押して、出てきたレシートをちぎってお釣りを差し出す。
その時、さすりと指先が触れ合ってしまう。
「あ、すみません」
受付をしていればよくあることで一々謝ることでもないのかもしれないが、目の前の女性を意識していたせいで恥ずかしくてとっさに謝ってしまう。
恐る恐る顔を上げると、彼女はにこりと笑っていた。
「ふふ、いいのよ」
顔かわいい、まつげ長っ、肌白っ、でもよく見ると意外と顔つきは幼いんだな、なんて僕は彼女の笑顔に視線を奪われていて、でも背丈や立ち振る舞いのせいか雰囲気が大人びていて、そのアンバランスさの中に妙に妖艶さを感じる。
胸がドキドキする。
なんか甘くていい匂いもするし。
香水、というよりなんかよくわからないフェロモンとか出てそう。
女性は財布に小銭を流し込むとパチンと閉じて、もう一度僕の方を向くと優雅に会釈をして、脱衣所の方に歩いていく。
その後ろ姿は湯舟への期待だろうか、微かに揺れていた。
「今日も綺麗だったな、あのお姉さん……」
受付業務の秘密の楽しみ。
それは週末になるとスーパー銭湯にやってくる常連のお姉さんの存在だった。
受付の一瞬だけ目が合う、そんな瞬間を僕は毎週の楽しみにしている。
なんて考えるのはストーカーじみてて気持ち悪いのは自覚しているし、一度も話したこともない人を好きになるのも失礼だし、好意を持たれた方だって迷惑だと思う。
ああ、嫌だなぁ。
だが、思考は僕の意思に反して進み続け、そんな素敵なお姉さんが数枚の壁を隔てた向こう側で服を脱いで裸になっていると考えると少し変な気分になる。
体のどこから洗うのかなとか、なんの湯舟が好きなのかなとか勝手に想像してしまう。
お姉さんは本当に風呂が好きなのか、ここのスーパー銭湯に終日滞在することも珍しくない。
そのため食堂で見かけることもよくあって、定食のほかに「オロポ」──オロナミンCをポカリスエットで割ったドリンク──を頼むのがほとんどだが、たまにビールのジョッキを傾けている姿もある。
だからやはり成人しているのだろうが、あんまり若々しいのでほとんど同い年のようにも見えるし、でもあの大人びた雰囲気を思えば一回り年が離れているようにも思える。
ずっと風呂に入ってたらあんなもちもち肌になるのかな。
それにしても不思議な人だ。
休みの日はこの施設に一日中いて、外で遊んだりしないのだろうか。
キラキラしてるのに、どこか世間から切り離されたような佇まいで。