【水星の魔女】地球寮の露天風呂でスレッタとミオリネに遭遇したら、俺の十数年分の『恥垢』を徹底的にお掃除されることになった件 作:牛乳屋さん
アスティカシア高等専門学園の辺境に位置する地球寮。その裏手の森を少し入ったところに、歴代の地球寮の先輩たちが手作りで作り上げた『秘密の露天風呂』が存在する。
きっと先輩方の時代はこの場所も賑わったのだろう。
だが地球でも宇宙でも感性というのは移り変わるものだ。
「コロニーの中でも露天で湯に浸かるロマン」に情熱を注いだ昔の先輩たちとは違い、今の生徒たちは合理的だ。落ち葉が浮く無骨な岩風呂よりも、ボタン一つで完璧な温度管理ができる清潔な最新シャワールームを選ぶ。
今の地球寮のメンバーにはこの露天風呂はあまり人気はなく、足を運べばほとんどいつも俺の貸し切り状態だった。
おまけにここには、一つだけ厄介な構造上の欠陥がある。
景観と隠密性を重視しすぎたせいで、服を脱ぐ『脱衣所(ただの簡素な小屋)』から実際の露天風呂の入り口までは、竹垣に囲まれた吹きさらしの石畳の小道を、三十メートルほど歩かなければならないのだ。
利用者が少ないとはいえ、一応男女で入浴のローテーションは組まれているものの、『安全で適温なゴールデンタイム』は女子陣の専用時間。男子陣は「早朝のクソ寒い時間」か、「お湯がぬるくなり始めた深夜」にしか入れないという理不尽な暗黙のルールだけが出来上がっていた。
その日、株式会社ガンダムの裏方業務で深夜まで残業していた俺は、冷え切った体と汗を流すため、一人で露天風呂へと足を運んだ。
(……ふぅ。今日も疲れたな)
理不尽な時間帯や隙間風の寒さを差し引いても、俺はこの手作りの露天風呂がたまらなく好きだった。無機質で人工的な学園のシャワールームとは違い、土や木の匂いが漂うこの空間だけは、遠く離れた『地球』の自然や息吹を直に感じさせてくれるからだ。静寂の中で冷たい夜風に当たりながら、熱いお湯に肩まで浸かるあの極上の解放感は、一度味わうとやみつきになってしまう。
時刻はとうに深夜。女子の時間はとっくに終わっており、もし万が一誰かいたとしても、男しかいないはずの時間帯だ。
脱衣所の小屋で服を脱ぎ捨て、腰にバスタオルを一枚だけ巻いた状態で、俺は外へ出た。
「ぶるっ……。へっくしょん!」
裸の肌を撫でる夜風はひどく冷たく、たまらず大きなくしゃみが漏れた。
早く熱いお湯に浸かりたい。俺は身を縮こまらせながら、吹きさらしの小道を三十メートル歩き、ようやく露天風呂の入り口である木製の引き戸へと辿り着き――ガラリ、と勢いよくそれを開け放った。
もうもうと立ち込める湯気が、冷たい夜風に吹かれて晴れていく。
そこで俺は、信じられない光景を目の当たりにして完全に硬直した。
貸し切り状態のつもりで開けた岩風呂に、二人の先客がいたのだ。
一人は、地球寮の編入生であるスレッタ・マーキュリー。そしてもう一人は、株式会社ガンダムの社長であり、生粋のスペーシアンであるミオリネ・レンブラン。
二人は、たっぷりと湯を張った岩風呂の湯船に肩まで浸かり、心地よさそうにコロニーの天井を見上げている真っ最中だったのだ。
「ふぁ〜……やっぱり、地球のお風呂は最高ですね、ミオリネさん! フロントの夜間照明を見ながらだと、すっごく疲れが取れますね!」
「……ふん。PC作業で目が限界だったからついてきてやったけど、わざわざこんな不便な場所まで歩かされた時はどうしてやろうかと思ったわ。でも……まあ、悪くはないわね。肩の凝りが少しマシになったわ」
岩風呂の浅瀬に腰掛けているせいか、澄んだお湯越しに、二人の対照的な裸体が夜を演出する微かな人工光の下にハッキリと晒されていた。
スレッタは、過酷な水星の環境とモビルスーツ操縦で鍛え上げられた、健康的でしなやかな肉体美をしていた。しかしその胸元には、彼女の純朴でオドオドした性格とは裏腹な、豊満で重みのある果実がどっしりと主張している。
対するミオリネは、温室育ちのスペーシアン特有の、透き通るような白い肌。華奢で小柄な体躯に、ツンと上を向いた可愛らしい双丘と、引き締まった細い腰つき。
俺の脳裏に、その極上の光景が焼き付いた直後。「うん?」とスレッタが、ゆっくりとこちらを振り返った。
「えっ……あ、あれ?」
入り口で完全にフリーズしている俺と、バッチリ目が合う。
「ひゃあああああっ!?!? せ、せせせ、先輩さん!? な、なんでっ!?」
スレッタは顔を真っ赤にしてパニックになり、湯船の中で慌てて身を屈め、両手で自分の豊かな胸を隠した。
「え……っ!? あんた、こんなところまで来てわざわざ覗き!? 最低ね!!」
ミオリネは一瞬だけ羞恥に顔を染めたが、すぐさま持ち前の気の強さと怒りが沸騰したらしい。彼女は岩風呂の縁に置かれていた木製の固い風呂桶を掴むと、湯船の中から一切の躊躇なく、全力で俺の顔面へと投げつけてきた。
「え、ちょっ、まっ――」
飛んでくる凶器。あまりの急展開に状況が理解できず、入り口で完全に棒立ちになっていた俺の額に。
ゴッッ!!
「いっっっつ!?」
水を含んで重くなった硬い木桶が、クリーンヒットした。
額がジンジンと熱を持ち、みるみるうちに赤く腫れ上がっていくのを感じながら、俺は寒風吹きすさぶ露天風呂の入り口で、両手で頭を抱えながら情けなく蹲(うずくま)ってしまったのだった。
「いっ、つぅぅぅ……っ」
ジンジンと熱を持ち始めた額を押さえながら蹲る俺を見下ろし、ミオリネは湯船の中から鋭い声を上げた。
「ちょっと! なに被害者ぶってんのよ、この変態! さっさと出ていきなさい!」
「ま、待ってくれミオリネ! 誤解だ、覗きじゃない! 今の時間はとっくに男子のローテーションのはずだろ!?」
「は? ローテーション?」
ミオリネが怪訝な顔をする横で、胸を隠して震えていたスレッタが「あっ」と小さく声を漏らした。
「そ、そういえば……チュチュ先輩が、お風呂は時間が決まってるって……言ってました……。わ、私、すっかり忘れてて……っ」
「ちょっとスレッタ! あんた、そんな大事なこと忘れてたの!?」
スレッタの言葉で、ようやく事の次第が明らかになった。
株式会社の業務や決闘で忙しかったスレッタが温泉ルールをうっかり勘違いしており、それにミオリネを巻き込んでしまったという、完全な二人の過失である。
気まずそうに視線を泳がせるスレッタと、「な、なによ……」とバツが悪そうに唇を噛むミオリネ。
だが、ここで彼女たちを責めるわけにはいかない。俺たちアーシアン(地球居住者)は、ただでさえこの学園で肩身の狭い思いをしている。ここで何か問題を起こして地球寮の連中にこれ以上の面倒はかけられない。そして何より、連日会社のために身を粉にして働いているミオリネや、慣れない環境で頑張っているスレッタに、こんなことで余計な気苦労をかけるわけにはいかない。
「……いや、いいんだ。スレッタはまだ地球寮に来たばかりなんだし、俺が中に入る前に、誰かいないかしっかり確認するべきだった。驚かせて本当に悪かった!」
俺は寒風吹きすさぶ冷たい石畳の上で、バタンッ、と額が地面にすれすれになるほどの勢いで、深く深々と頭を下げた。
「えっ……あ、あの、先輩さん……っ」
「……っ。ちょっと、頭上げなさいよ。風邪引くわよ」
自分の過失を棚に上げて全力で頭を下げてきた俺を見て、さすがのミオリネも毒気を抜かれたらしい。
顔を上げると、ミオリネは俺の額の赤く腫れ上がったタンコブを見て、さらに気まずそうに目を逸らした。
「……私も、話も聞かずに桶なんか投げて悪かったわ。怪我、痛む?」
「わ、私もごめんなさい! ちゃんとルール覚えておきますから!」
お湯の中で小さくなって謝る二人の姿に、俺はようやくホッと胸を撫で下ろした。
よかった。これで最悪の事態(セクハラで退学、あるいは地球寮の不和)は免れた。
「いや、分かってくれたなら全然いいんだ! 気にしないでくれ!」
安心しきった俺は、冷たい石畳の上で土下座レベルに下げていた頭を上げ、にっこりと笑って上体を起こした。
これで一旦脱衣所に戻って出直そう。そう思って立ち上がったのだが――。
「…………」
「…………」
ふと視線を戻すと、湯船に浸かっているスレッタとミオリネが、俺の下半身を凝視したまま、まるで石像のように完全にフリーズしていた。
露天風呂の浅瀬に腰を下ろしている彼女たちの目の高さと、縁に立っている俺の股間の高さは、恐ろしいほどに完全に一致している。
二人の顔が、湯気にあてられたせいではなく、みるみるうちにゆでダコのように真っ赤に染まり上がっていく。
「……ち、ちょっと……あんた……」
「ん? どうしたミオリネ」
ミオリネは、湯船の縁を掴む指を小刻みに震わせながら、どこか引き攣った声で言った。
「誤解が解けたのは……その、分かったわよ。だから……」
「だから?」
「いつまで私たちの目の前で、そんなモノを……ブラブラさせてるのよ……っ!!」
言われて初めて、俺は自分の下半身を見下ろした。
先ほど、桶が直撃した衝撃と、勢いよく深々と頭を下げたせいで。
俺の腰に巻かれていた唯一の防具であるバスタオルは、無惨にも足首の辺りまでずり落ちてしまっていたのだ。
「あ…………っっ」
つまり俺は、安心しきった笑顔を浮かべながら、二人の女の子の目の前で、男のありのままの『巨大な肉棒』を丸出しにして堂々と立ち尽くしていたのである。
「う、うわあああああっ!? ち、違う、わざとじゃっ!」
あまりの羞恥に顔から火が噴き出しそうになり、慌ててタオルを拾い上げようと腰をかがめた、その瞬間だった。
「せ、先輩さん……そ、その……す、凄い迫力、ですね……っ」
水星という辺境で同年代の男など見たこともなく育ったスレッタが、両手で自分の顔を覆いながらも、その指の隙間から、熱を帯びた瞳で俺の股間をガン見していたのだ。
知識としては知っていても、生身の大人の男のソレを至近距離で見るのは初めてなのだろう。
彼女の大きな瞳は、俺の股間からだらしなく垂れ下がる、太い血管の浮き出た巨大な肉の幹にすっかり釘付けになっていた。ミオリネもまた、顔を真っ赤にしながらも、その視線を逸らすことができずに固まっている。
「す、すまん! 今すぐ出るからっ! 邪魔して悪かっ――へっ、へっくしょん!!」
逃げるように背を向けようとした瞬間、凍りつくような夜風が濡れた肌を撫で、俺は特大のくしゃみを放ってしまった。
ブルルッ、と寒さで全身が大きく震える。
その反動で、隠しきれていなかった俺の股間の重たい肉棒が、ブルンッ!とバネのように大きく跳ね上がり、空中で卑猥な軌道を描いて激しく揺さぶられた。
「ひゃうっ!?」
「っ……!」
目の前で暴れた『男の質量』に、スレッタが短い悲鳴を上げ、ミオリネがビクッと肩を跳ねさせて口元を覆う。
俺は情けなさと寒さでガタガタと震えながら、落ちたタオルを拾い集めた。
「ご、ごめん……っ。俺、あっちの小屋で服着て待ってるから……ゆっくり入っててくれ……ぶるっ」
俺が肩を丸めて寒空の下へ歩き出そうとした、その時。
「……ちょっと、待ちなさいよ」
「え?」
ミオリネが、ため息混じりに俺を呼び止めた。
振り返ると、彼女はお湯の中で恥ずかしそうに視線を泳がせながら、ぽつりと言った。
「……あんた、それじゃあ風邪引くわよ。それに、私は怪我もさせてるし。……そもそも、今は男子の時間なんでしょ」
「ミオリネ……?」
「さ、さっさと入りなさいよ。……端っこで、大人しくしてるなら、特別に許可してあげるから」
ミオリネはぷいっとそっぽを向いたが、その耳の裏まで真っ赤に染まっていた。
どうやら、自分たちの過失に対する罪悪感と、寒さに震える俺を見ていられなくなったらしい。
「あ、あの、先輩さん……私も、お風呂の時間忘れちゃってたの、ごめんなさい。だから一緒に温まりましょう?」
スレッタも、顔を火照らせながらも俺を気遣うように微笑みかけてくれた。
「い、いや、でも流石にそれは悪いって! いくらなんでも年頃の女の子二人と同じお湯に浸かるなんて……俺は本当にあっちで待ってるから! ぶるるっ!」
強がって背を向けようとしたが、限界を迎えた身体がガタガタと無様に震えてしまう。すると、ミオリネがピシャリと強い口調で言い放った。
「ちょっと、意地張ってないでさっさと入りなさいよ! 明日熱でも出されて会社の仕事に穴を開けられた方が、よっぽど大迷惑なんだからね!」
「そ、そうです! 私たちのせいで先輩さんが風邪引いちゃったら、申し訳なくて夜も眠れません! だから、ほら、早くっ!」
「スレッタ、ミオリネ……。わ、わかった。ありがとう。じゃあ、お言葉に甘えて……」
凍え死にそうだった俺は、二人の優しさに(そして強引な押しに)心底感謝しながら、拾い上げたタオルで股間を前掛けのように隠し、そそくさと湯船へ足を踏み入れようとした。
だが。
「……ちょっと」
「はい?」
俺が湯船に片足を入れた瞬間、ミオリネの地を這うような低い声が響いた。
見ると、彼女は俺の股間を覆っている『タオル』を、親の仇のように睨みつけていた。
「……あんた、何自分だけ隠してるのよ」
「えっ? いや、だって……お互い恥ずかしいだろ?」
「ふざけないで。あんた、さっき私たちのことバッチリ見たわよね?」
「うっ……」
ミオリネの言葉に、俺は言葉に詰まった。
確かに、湯船の中で豊満な胸を寄せるスレッタの身体も、引き締まった細い腰つきのミオリネの身体も、先ほどこの目にしっかりと焼き付けてしまっている。
「それにこっちは今も隠すものもないのに、あんただけ隠すなんてズルいわ。不公平よ、さっさと取りなさい」
「ムチャクチャな理屈!? いや、でもこれを取ったら……」
いくらなんでも、年頃の女の子二人の前で、再びフルチンになるわけにはいかない。
俺は助けを求めるように、湯船の奥にいるスレッタへと視線を向けた。
「す、スレッタ! お前からもミオリネに言ってくれ! 隠してた方がお互いの精神衛生上……」
しかし、スレッタは顔を真っ赤に茹で上げながらも、なぜか両手をギュッと握り締め、俺に向かって真剣な眼差しを向けてきた。
「せ、先輩さん……」
「お、おお」
「私たちの裸を見たんですから……先輩も、ちゃんと責任、取ってくださいっ!」
「はあああ!?」
意味不明な責任論が飛び出した。
水星の純真無垢なタヌキは、「見られたなら、見返す(見せる)のが筋」という謎の等価交換の法則に完全に囚われてしまったらしい。
「さぁ、観念しなさいよ。それとも、私が直々に毟り取ってやろうか?」
ミオリネが、湯船の中からジリジリと距離を詰めてくる。
絶体絶命。寒さと二人の謎の圧力に屈した俺は、ついに抵抗を諦め、股間を隠していたタオルを……ゆっくりと横へ投げ捨てた。
「……あぁっ……」
「っ……」
再びお湯の張られた水面に放り出された、巨大で不格好な肉棒。
俺は顔から火が出るほどの羞恥心に苛まれながら、二人の女の子の熱っぽい視線を下半身に浴びたまま、ゆっくりと、同じ湯船の中へと腰を下ろしたのだった。
ちゃぷん、と。
お湯が波打つ音が、静寂に包まれた露天風呂に響いた。
寒さから逃れるように湯船に身を沈めた俺は、極度の緊張で身体をガチガチに強張らせていた。
なにせ、同じ湯船の数メートル先には、透き通るような肌を晒した絶世の美少女が二人。しかも俺は、前を隠すタオルを取り上げられ、完全なフルチン状態でお湯に浸かっているのだ。
(落ち着け……。とにかく、目線を合わせず、端っこで気配を消して……)
そう思って岩肌に背中を預け、膝を抱えるようにして股間を隠そうとした、その時だった。
ざばぁっ、ざばぁっ……。
お湯を掻き分ける音が、俺のすぐ目の前まで近づいてきた。
顔を上げると、スレッタとミオリネの二人が、お湯の抵抗など気にも留めない様子でずんずんとこちらへ歩み寄ってきていたのだ。
「えっ……ちょ、ちょっと待て二人とも! なんでこっちに……っ」
「動かないでよ」
ミオリネの鋭い声に、俺はビクッと肩を震わせた。
気がつけば、スレッタが俺の右側に、ミオリネが左側にぴたりと密着するように腰を下ろしていた。二人の滑らかな太ももや、豊かな胸の谷間が、お湯越しに俺の腕に触れそうなほどの至近距離だ。
「ち、近すぎるって! いくらなんでも、この状況は……っ」
「うるさいわね。あんたは黙って、私たちに見せてればいいのよ。あんただけ私たちの体を一方的に見たんだから、これくらい当然の権利でしょ」
ミオリネはツンと顎をそらし、有無を言わさぬ社長の威圧感で俺を黙らせた。
しかし、その強気な態度とは裏腹に、彼女の視線は俺の顔ではなく、完全に『お湯の下』――俺の股間へと向けられていた。
「…………っ」
二人に両脇を固められ、逃げ場を失った俺の股間は、温かいお湯に浸かったことで血流が良くなり、先ほどよりもさらに質量を増して、お湯の中でゆらゆらと重たげに揺らめいていた。
分厚い皮に包まれた赤黒い先端。太い血管が浮き出た、無骨で巨大な肉の幹。
「……すご、いです」
右隣に座るスレッタが、コクンと生唾を飲み込む音がお湯越しに聞こえた。
彼女は顔を湯面すれすれまで近づけ、まるで未知のモビルスーツの構造を観察するかのように、瞬きすら忘れて俺の肉棒をマジマジと見つめている。
「私……男の人の身体を、こんなに近くで見るの、初めてです。なんだか、生き物みたいにドクンドクンって動いてて……」
「す、スレッタ……っ、そんなに見るな……」
「先輩さん。男の人って、みんなこんなに大きなものを股間につけてるんですか?」
スレッタは、大きなエメラルドグリーンの瞳に純粋な疑問を浮かべながら、俺の顔を見上げて言った。
「こんなに重たくて、ブラブラしてたら……モビルスーツに乗る時とか、普段歩く時とか、すごく生活しづらいんじゃないですか……?」
「いや、それは……っ」
無知ゆえの、あまりにストレートすぎる質問。俺が顔から火を噴きそうになって言葉に詰まっていると、左隣のミオリネが、呆れたように鼻で笑った。
「バカね、スレッタ。いくら男だからって、みんながみんな、こんなに巨大なモノをつけてるわけないじゃない」
「えっ、そうなんですか!? ミオリネさん、男の人の身体に詳しいんですか?」
「く、詳しいっていうか……そ、それはその、ネットのデータとかで、ほんのちょっと見たことがあるだけよ!」
尊敬の眼差しを向けてくるスレッタに対し、ミオリネは急に顔を真っ赤にして早口になった。
どうやら、お嬢様である彼女の知識も「ネットで少し調べたことがある(あるいは偶然見てしまった)」という程度の、非常に薄っぺらいものらしい。
「でも……っ」
ミオリネは、お湯の中でビクンと脈打った俺の『それ』を食い入るように見つめながら、ぽつりと呟いた。
「ネットの画像なんかとは全然違う……。私だって、生身で……こ、こんなに大きいのは、見たの初めてだけど……っ」
強がっていたミオリネの口からも、ポロリと本音がこぼれ落ちる。
静かな夜の露天風呂。
お湯が肌を打つ微かな音と、三人の荒い吐息だけが響いている。
最初は「覗かれたことへの怒り」や「見られたから見せろという負けず嫌い」だったはずの彼女たちの感情は、いつしか完全に変質していた。
自分たちには絶対に備わっていない、男という生き物の、圧倒的な雄の象徴。
しかもそれは、先ほど桶が当たったせいか、未だに皮の奥で痛々しく赤黒く腫れ上がっているように見える。
「先輩さんの……お湯の中で、すっごく熱そうにしてます……」
「……ええ。なんだか、皮が被さってて……すごく、窮屈そうね……」
羞恥心よりも、目の前にある未知の物体に対する『興味』と『好奇心』。
お湯の熱気にあてられた二人の少女の瞳には、次第にねっとりとした熱が宿り始め、まるで吸い寄せられるように、彼女たちの顔が俺の下半身へと近づいてきていた――。
「……でも、ネットで見た図解なんかとは全然違うわ。皮の先が、なんだか不自然に赤黒く腫れ上がってて……まるで、どこか一部が癒着してるみたいね」
ミオリネが、ジロジロと俺の股間を検分するように観察しながら、冷徹な声で指摘した。
お湯越しとはいえ、彼女の顔は俺の股間のすぐ目の前にある。立ち上る湯気の向こうで、濡れて透き通るような白い肌と、華奢で美しい鎖骨が艶かしく光を反射し、お湯に浸かった引き締まった細い腰つきが、息を呑むほどエロティックな曲線を描いていた。
「え、えっと、そ、それは……」
「あんた、それ……『包茎』ってやつでしょ」
「うっ」
決定的な単語が、夜の露天風呂に響き渡る。
右隣でマジマジと俺の肉棒を見つめていたスレッタが、不思議そうに首を傾げた。その何気ない動きに合わせて、水面から半分顔を出している規格外に巨大な双丘が、たぷん、と重たげに揺れてお湯に波紋を作る。
「ほうけい……ですか?」
「そうよ。スレッタは知らないでしょうけど、男のソレは本来、成長と共に先端の皮が剥けて中身が出るようになっているの。でも、こいつのは皮が余りすぎていて、先端まで完全にすっぽり被さったままなのよ」
グサッ、グサグサッ……!!
温室育ちの奇麗なお嬢様から、極めて冷静かつ学術的に己の下半身のコンプレックスを解説されるという生き地獄。俺はちっぽけなプライドを粉々に打ち砕かれ、お湯の中でガックリと項垂れた。
「なるほど……」
スレッタはポンッと手を打つと、水星育ちの純真無垢な瞳をキラキラと輝かせ、俺の顔を見上げて言った。無防備に身を乗り出したせいで、豊かな胸の谷間がギュッと寄り、こぼれ落ちそうなほどの果実が水面でぷるんと弾ける。
「先輩さん。だったら、ちゃんと剥いたほうがいいですよ!」
「……え?」
「だって、皮がずっと被さったままじゃ、中が洗えなくて、汚いままですよ? 衛生的に良くないです!」
「ぐっ……!!」
悪気ゼロ。純度100%の善意による正論が、さらに俺の心を容赦なく抉ってくる。
それに追撃をかけるように、ミオリネも呆れたようなため息を吐いた。
「スレッタの言う通りよ。もう今更隠したって遅いんだから、私たちが見てない間にちゃんと剥いて、清潔にしたらどうなの」
そう言い放つミオリネだったが、その青い瞳は俺の顔ではなく、お湯の中でゆらゆらと揺れる分厚い皮の先端に完全に釘付けになっていた。
ツンと上を向いた可愛らしい胸を揺らし、口では「清潔にしろ」と冷たく言いながらも、その実、彼女の視線には年頃の少女特有の異性への興味が見え隠れしている。
「む、無理なんだ……!」
だが俺は、二人の視線に耐えきれず、ついに情けない声で真実を白状してしまった。
「無理って……何が?」
「今まで……生まれてから一度も、自力で剥いたことがないんだよ……っ」
「は……?」
「皮の先がちょっとでも開いて、中の粘膜が外の空気に触れるだけで、飛び上がるほど痛くて……っ! ずっとそうやってバリアみたいに守ってきたから、今更自分じゃ……怖くて、とても剥けないんだよ……っ!」
俺が涙目でそう打ち明けると、二人は言葉を失い、ぽかんと口を開けた。
やがて、ミオリネが信じられないものを見るような、それでいてどこかゾクゾクとした熱を帯びた目で、俺の『巨大な未剥けの肉棒』を睨みつけた。
「あんた……こんなバカでかいモノをブラブラさせておいて、本気で言ってるの……?」
「ほ、本当だ! 怖くて触れないんだよ!」
「……先輩さん」
俺が身を縮こまらせていると、右隣にいたスレッタが、突然ざばぁっ!とお湯から身を乗り出し、俺の肩を両手でガシッと掴んできた。
勢いよく水面を割って現れた暴力的なまでの胸部装甲が、ブルンッ!と大きく上下に揺れ、先端の赤い突起からポロポロとお湯の雫が滴り落ちる。俺の腕に、彼女の柔らかく熱いふくらみが、むにゅりと遠慮なく押し付けられていた。
「だったら……今日のお詫びとして、私たちが力になりますよ!」
「……は?」
「先輩さんが一人で怖くてできないなら、私が手伝ってあげます! ね、ミオリネさんも手伝いましょう!」
「ちょっとスレッタ!? あんた、自分が何を言ってるか分かってるの!?」
勝手に巻き込まれたミオリネが、顔を真っ赤にしてパニックに陥る。
スレッタは「皮を剥く」という行為が、男にとってどれほど無防備で、どれほど急所を握られる行為なのか、全く理解していないのだ。ただ純粋に「取れない蓋を開けてあげる」くらいの感覚で提案している。
「だって、今日は私たち、先輩さんにいっぱい迷惑かけちゃいましたし。桶をぶつけて怪我もさせちゃいました」
「そ、それはそうだけど……っ、だからって、他人のそんな不潔な場所を……!」
「普段から優しい先輩が、一人で怖くて困ってるんです。だったら私、力を貸してあげたいんです!」
腕に押し付けられる巨大な乳房の感触と、スレッタの真っ直ぐすぎる眼差しに射抜かれ、ミオリネは言葉に詰まった。
ミオリネは一度、俺の額にある赤く腫れたタンコブ(自分が桶を全力投球した痕)に視線を向け、バツが悪そうに唇を噛む。
そして再び、お湯の中でドクンドクンと脈打つ、分厚く不格好な肉棒へと視線を落とした。
「……このままにしておけば、本当にずっと不潔なまま……か……」
ミオリネの濡れた銀髪が白い首筋に張り付き、小柄ながらも完璧な比率を持つしなやかな肢体が、お湯の熱と未知の興奮で妖しく紅潮している。
一度も空気に触れたことのないという、その皮の奥に隠された真実への抗いがたい好奇心。
「……はぁ。あんたって子は、どうしていつもそう無自覚なのよ」
ミオリネは大きく一つ深呼吸をすると、まるでモビルスーツでの決闘に臨むかのように、ギュッと両手を握りしめ、覚悟を決めた瞳で俺を見据えた。
「分かったわよ。……今日、私が怪我をさせた件の罪滅ぼし。それから、株式会社ガンダムの社員の衛生管理の一環として……特別に、私たちが手伝ってあげるわ」
それは、退路を完全に断たれた瞬間だった。
社長の決定事項と、純真無垢な後輩の善意。二人の少女の決意が重なり、露天風呂の空気が、急激に逃げ場のない妖しい熱気を帯び始めたのだった。
二人に促されるまま――半ば強制的に――俺は露天風呂の浅瀬、お湯から完全に下半身を出した状態で平らな岩肌の上に腰を下ろさせられていた。
そして、情けないことに両足を大きく左右に開かされ、最も無防備な急所を、隠すことも逃げることもできない完全な『大股開き』の格好で固定されている。
(……何の冗談だ、これは。俺は都合の良い夢でも見ているのか?)
俺は岩肌に背を預けたまま、己の下半身で繰り広げられている信じられない光景を見下ろした。
俺の股間のすぐ目の前には、絶世の美少女二人がしゃがみ込み、息を呑むような真剣な眼差しで『俺のちんぽ』をじっと見つめているのだ。
無防備に身を乗り出したスレッタは、暴力的なまでに豊かな胸を惜しげもなく岩肌に押し付けている。純真無垢なエメラルドグリーンの瞳には未知への好奇心が爛々と輝き、湯気にあてられて火照った肌と、お湯を含んで重たげにたわむ規格外の双丘が、彼女の荒い息遣いに合わせて艶かしく揺れていた。
その隣には、透き通るような白い肌を上気させたミオリネ。華奢で小柄な肢体は芸術品のように美しく、濡れた銀髪が色っぽい首筋に張り付いている。普段は気高く近寄りがたい彼女が、今は耳の先まで真っ赤に染め、青い瞳をねっとりと潤ませながら、俺の股間からだらしなく垂れ下がる肉塊を食い入るように見つめ続けている。
学園のトップに君臨するような高嶺の花の二人が。その美しくエロティックな肢体をお湯の中で艶めかせながら、こんな薄暗い露天風呂で、薄汚れた『未剥けのちんぽ』に完全に魅入られている。
あまりにも現実離れした、背徳的すぎる光景だった。
「それじゃあ先輩さん、いきますよ!」
無邪気な声と共に、スレッタが水面から大きな両手を伸ばしてきた。モビルスーツの操縦で鍛えられた彼女の指が、俺の肉棒を鷲掴みにし、先端の余った皮を摘む。
「えいっ!」
「ぎぃっ!? 痛っ、痛い痛い痛いっ!! ストォォップ!!」
加減を知らない水星のタヌキが、まるで袋の口を開けるような無造作な力で、分厚い皮を一気に引き下げようとしたのだ。長年癒着しかけていた過敏な粘膜が引き攣り、俺は岩肌の上でビチビチと魚のように跳ねて絶叫した。
「ちょっとバカ、スレッタ! 力任せに引っ張ったら痛いのは当然でしょ!」
ミオリネが慌ててスレッタの手をピシャリと叩いて制止する。
「ふぇっ!? ご、ごめんなさい! 蓋を開けるみたいにすればいいのかと……」
「もう、貸しなさい。こういうのはもっと繊細にやらないと……っ」
ミオリネは文句を言いながらも、その顔は茹でダコのように真っ赤に染まり、口からこぼれる吐息はひどく熱を帯びていた。
彼女は躊躇いながらも、細くしなやかな指先を、ゆっくりと俺の股間へと近づけてくる。
そして、温室の花を愛でるような優しい手つきで。ひんやりとしたお嬢様の指先が、お湯と極度の緊張で赤黒く鬱血した俺の肉棒に、そっと触れた。
「……あっつ」
ミオリネの艶やかな唇から、感嘆のような、甘い吐息のような声が漏れた。
彼女の滑らかな指の腹が、分厚い皮越しに伝わる俺のドクンドクンという脈打ちと、異常なほどの熱量を感じ取っているのだ。俺の方も、彼女の繊細で柔らかな指先の感触に脳髄が痺れ、ビクンッ!と股間を大きく跳ねさせてしまう。
「ひゃっ……! も、もう、いきなり動かないでよ……っ」
手の中で生き物のように暴れた雄の質量に、ミオリネはビクッと肩を震わせ、さらに顔を赤くした。だが、彼女は決してその手を離そうとはしなかった。
彼女は潤んだ青い瞳で俺を軽く睨むと、再び視線を俺の股間に戻し、親指と人差し指でそっと、先端の分厚い皮を摘んだ。
「い、痛かったら言いなさいよ……。ゆっくり、下げるから……」
「あ、ミオリネさん。私も手伝います」
スレッタが再び手を伸ばし、今度は俺の肉棒の根元を、両手で優しく包み込むようにしっかりとホールドした。
「じゃあ、スレッタはそこを持ったまま、皮膚を下に引っ張って。……そう、ゆっくりよ」
「はい……! あっ、先輩さんのここ、すごくドクドクしてます……」
ズズ……ッ、ミリ、ミリミリ……。
右からスレッタの力強い手が根元をホールドし、左からミオリネの繊細な指先が、先端の皮を少しずつ押し開いていく。
「あ、あぁっ……はぅっ、だめ、それ以上は……っ!」
「我慢しなさい! もう少しで……一番太いところ(カリ首)を越えそうだから……っ」
ミオリネの息遣いが荒くなる。彼女の白い頬はすっかり上気し、俺の肉棒を見つめる青い瞳は、未知の扉を開く背徳感でトロンと潤んでいた。
皮が少しずつめくれ上がり、長年外界から守られ続けてきた『赤い粘膜』が、僅かな隙間からじわじわと顔を覗かせ始める。
だが、それと同時に。完全に密閉されていたその『皮の奥の空間』が、露天風呂の熱い湯気と冷たい夜風に触れたことで、ある異変が漂い始めた。
「……ん?」
最初に気づいたのは、俺の股間に顔を寄せているミオリネだった。
彼女は皮を摘む指の動きを止めずに、ツンと尖った可愛らしい鼻をヒクッと動かした。
「……ねえ、スレッタ。なんだか……変な匂い、しない?」
「ふぇっ? 匂い、ですか……? くん、くん……あ、ほんとだ。なんだか少し……酸っぱいっていうか、ツンとする匂いが……」
スレッタも、豊かな胸を俺の太ももに擦り付けながら、無防備に鼻を近づけて匂いを嗅ぎ取る。
それは、長年洗われることのなかった俺の股間に溜まった、汗と皮脂の発酵臭の前兆だった。
自分の股間から未知の不穏な匂いが漏れ出し、俺は羞恥と恐怖で顔を引き攣らせた。
「や、やっぱりやめたほうがいいんじゃ……っ! なんだか変な匂いもしてきたし、痛い、頼む、もうやめてくれミオリネ!」
「ダメよ! 生まれてから一度も剥いたことがないんでしょ!? 絶対中に汚れが溜まってるわ! ここでやめたら余計に不潔じゃない!」
「ひぃっ!?」
「スレッタ、動かないようにしっかり押さえて!!」
「はいっ! 先輩さん、動いちゃ危ないですよ!」
俺の懇願をバッサリと切り捨て、ミオリネの指が最後の難関である『カリ首の段差』に指をかけた。
「いくわよ……っ、えいっ!」
ズルンッ……ッ!!
「ぎあぁぁぁぁぁっっ!」
ミオリネの指先が力を込め、最後の皮を一気に根元まで押し下げた。
癒着しかけていた粘膜が引き剥がされる激痛と、生まれて初めて外の空気に直接触れた極度の過敏な快感が同時に脳天を突き抜け、俺は白目を剥いて岩肌の上で全身を痙攣させた。
剥けた。
数年間の封印がついに解かれ、巨大で薄汚れた亀頭が、二人の美少女の目の前で、完全にその全貌を露わにしたのだ。
だが、問題はそこからだった。
「――っ!?」
「えっ……嘘……」
完全に剥き出しになった俺のソレを見た二人の動きが、ピタリと止まる。
そして俺自身も、顎を引いて自分の下半身を見下ろし――己の目を疑った。
めくり上げられた分厚い皮の裏側。そして、最も深いカリ首の溝。
そこには、長年の密閉空間で熟成された『恥垢(チンカス)』が、まるで黄色いカッテージチーズや古い粘土のように、びっしりと分厚い層を成してこびりついていたのだ。
赤黒く充血した過敏な粘膜にべっとりとへばりつく、ドロドロとした黄色い垢の塊。それは、どう見ても普通の衛生状態の人間が持つものではなかった。
そして次の瞬間。
完全に空気に触れたその『恥垢の塊』に、露天風呂から立ち昇る熱い湯気がダイレクトに直撃したことで。
数年分の極度な不潔が凝縮された『暴力的なまでの悪臭』が、爆発的に拡散したのだ。
「うっ……!?」
バシッ!! と、ミオリネが咄嗟に両手で自分の口と鼻を覆った。
「な……っ!? なによこれぇっ!? おぇっ……!」
「ミ、ミオリネさん!? ど、どうし……ふぇっ!? っっ〜〜〜〜!?」
遅れてその強烈な匂いの直撃を受けたスレッタも、あまりの臭さに涙目を浮かべ、たまらず手で鼻をつまんで顔を背けた。
ツンと鼻腔を刺す強烈なアンモニア臭。男の濃い汗と、排泄物の残りカス、そして古い皮脂がドロドロに混ざり合って煮詰まった、むせ返るような強烈な発酵臭。
それはもはや「臭い」という言葉では片付けられない、目に沁みるほどの『悪臭のテロル』だった。
「最悪……っ! 最低! 信じられないっ! なによこれ、どんだけ汚れてるのよ! カリ首のところ、黄色い変なカスがべっとりこびりついて……うっ、くっさ……! 鼻が曲がりそう……っ!」
ミオリネは鼻をつまみながら、涙目で俺を罵倒した。
しかし、俺もまた、自分の股間から放たれる想像を絶する悪臭と、びっしりとこびりついた黄色い汚れの現実に、完全にパニックに陥っていた。
「な、なんだこれ……っ!? 俺のにこんな黄色いのが……っ!?」
「はぁ!? あんた自分の身体でしょ!?」
「だから一回も剥いたことないって言っただろ。俺だってまさか中にこんな黄色いカスが溜まってて、こんな酷い匂いになってるなんて知らなかったんだよ……っ!」
激痛と極度の羞恥心、そして己の絶望的な不潔さを突きつけられたショックで、俺は顔から火が出るどころか泣きそうになりながら叫んだ。
「もう大丈夫だ! 先っぽは出たし、二人とも、本当に手伝ってくれてありがとう! だからもう離れた方がいい!」
「えっ……」
「こんな臭くて汚いもの、お前たちみたいな綺麗な女の子が近くで見ちゃ駄目だ……っ! 俺が後で自分で洗うから、とにかく今は離れてくれ……っ!」
それは、心からの本心だった。
こんな強烈な悪臭を放つ黄色いカスまみれの急所を、絶世の美少女二人の鼻先に晒し続けるなんて、男としての尊厳が死んでしまう。
俺は必死に身を捩り、股間を隠そうとした。
――だが。
「……駄目よ」
ピシャリと。
ミオリネが、片手で鼻をつまみ、顔をしかめながらも、もう片方の手で俺の手首をバシッと弾き飛ばした。
「え……?」
「自分で洗うって、あんた、さっきちょっと触っただけで死にそうな顔して暴れてたじゃない。そんな状態で、自分でこのべっとりこびりついた不潔なカスを隅々まで落とし切れるわけないでしょ。スレッタ、こいつの皮が絶対に戻らないように、根元をギッチギチに握り締めておきなさい」
「はい……っ、ミオリネさん!」
ミオリネは、鼻をつまんだまま、なぜか潤んだ瞳でハァハァと荒い息を吐きながら、俺の股間にこびりついた黄色い汚れを、食い入るように見つめ続けていた。
「あんたの十数年分の汚れ……私とスレッタで、あんたのチンポ、ぴっかぴかにお掃除してあげるから……っ」
そのミオリネの声は、怒りや潔癖症からくるものだけではなく。
強烈な『雄の悪臭』を浴び続けたことで、彼女の中の何かがバグを起こし、理性がトロトロに溶け始めているような……異様に熱っぽく、ねっとりとした響きを帯びていた。
そして、俺の肉棒の根元を両手でしっかりとホールドしたスレッタも、なぜか満面の笑みを浮かべて大きく頷いた。
「そうですよ先輩さん! 逃げたら一つ、進めば二つです! ここで逃げないで、先輩のおちんちん……私たちで綺麗にしちゃいましょう!」
水星の純真無垢なタヌキと、理性が溶けかけた社長令嬢。
二人の美少女の瞳に妖しい光が宿り、俺の最大の急所は、完全に彼女たちの手中に落ちたのだった。
ミオリネはついに鼻をつまんでいた手を離した。
そして、空いたその手で湯船の温かいお湯をすくい、俺の剥き出しになった亀頭へと、容赦なくバシャリとぶっかけたのだ。
「ひゃうっ!?」
空気に触れただけでも敏感な粘膜に、お湯の熱と水圧が直撃する。
俺がビクンッと大きく腰を跳ねさせると、ミオリネは「動かないでって言ってるでしょ!」と怒りながら、ひんやりと滑らかなお嬢様の指先を、俺のカリ首の溝へと直接這わせた。
「ふやけてるうちに、指でこそぎ落とすわよ……っ!」
「あ、あっ……! ちょ、待っ……!」
――激痛が走る、と俺は身構えた。
だが、脳天を突き抜けたのは『痛み』ではなかった。
「あぁぁっ……!? な、なんだこれ、あ、あぁっ!!」
「ちょっと、うるさいわよ……っ。まだ軽く擦ってるだけじゃない」
お湯によって柔らかくふやけていた汚れがクッションになったこと。そして何より、ミオリネの繊細で柔らかな指先がお湯と共に滑ったことで、予想していた引き裂かれるような痛みは起こらなかった。
代わりに襲ってきたのは、十数年間一度も触れられたことのない過敏な粘膜を、絶世の美少女の指で直接撫で回されるという、狂おしいほどの『快感』と『刺激の奔流』だった。
「ひぃっ、あ、あぁっ! だめ、そこ、すごく……っ、電気が走ったみたいに……っ!」
「先輩さん、暴れちゃだめです! 私がしっかり根元、持ってますから!」
俺が快感に耐えきれず腰をビクビクと震わせるたび、根元をギッチリとホールドしているスレッタの温かい手が、無意識に俺の肉棒を上下にしごくようなピストン運動を生み出してしまう。
スレッタの掌の柔らかな圧迫と、ミオリネの指先がカリ首の溝から黄色い垢を掻き出していくダイレクトな感触。二つの刺激が合わさり、俺の口からは情けない甘い声が止まらなくなっていった。
「あ、ほらスレッタ、見て。このしつこい黄色いカス……お湯で擦ったら、ポロポロって剥がれてきたわ」
「あっ、ミオリネさん! それ、そのまま落としたらお風呂のお湯が汚れちゃいます!」
ミオリネの指によって掻き出されたドロドロの垢が落ちそうになった瞬間、スレッタが慌てて根元を握っていた左手を離し(右手ではしっかりとホールドしたまま)、開いた掌を俺の亀頭のすぐ下へと差し出した。
ぽとっ、ぬちゃっ……。
「すごい、垢の塊がポロポロって……。お風呂が汚れないように、私がこうして受け止めますね」
「えっ、ちょっ、スレッタ!? お前、自分の手に直接そんな俺の汚いものを……っ!?」
俺は目を疑った。
ミオリネの細い指が俺の粘膜から十数年分の『恥垢』を掻き出すたび、黄色く変色した不潔な塊が、次々とスレッタの白く滑らかな掌の上へと落とされていくのだ。
美しい少女の柔らかな手と、極度に不潔な男の垢の塊。そのあまりにも背徳的なコントラストに、俺は羞恥でどうにかなってしまいそうだった。
だが、俺の粘膜が綺麗になっていくのに比例して、スレッタの掌の上には『強烈な悪臭を放つ黄色い塊』がどんどん山のように蓄積されていく。
空気とお湯に触れ、しかも一箇所に凝縮されたことで、先ほどまでの比ではない、むせ返るような『雄の悪臭』が二人の顔のすぐ下から立ち昇り始めた。
――しかし、二人の様子が、どこかおかしい。
「……くさい。信じられないくらい、臭くて……最低の匂いなのに……っ。すぅーっ……はぁっ……」
さっきまで涙目で鼻をつまみ、あれほど嫌悪感を露わにしていたミオリネの口数が、急に減り始めたのだ。
彼女の頬は異常なほどに紅潮し、潤んだ青い瞳はトロンと熱を帯びている。
「あーもう、本当に臭いっ……! 臭すぎて、なんだか無性にイライラしてくる……っ! すん、すんっ……はぁっ……」
口では怒りながらも、彼女の行動は完全に矛盾していた。ミオリネは自分から進んで、スレッタの掌に乗った『黄色い垢の塊』と俺の肉棒の間に顔を突っ込み、むせ返るような強烈な悪臭を、ハァ、ハァと荒い吐息と共に貪るように吸い込み始めていたのだ。
「どうして……こんなに不潔で臭いのに、鼻を離せないのよ……っ。嗅げば嗅ぐほど、頭の奥が痺れて……悔しいのに、変な気分になってきちゃう……っ♡」
「ミオリネ、さん……私も、です……っ。すん、すんっ……ふぁぁ……っ」
自らの掌に俺の垢を溜め込んでいるスレッタの声も、ひどく甘く、ねっとりとしたものに変わっていた。
彼女の大きな胸が俺の太ももに擦り付けられ、その心臓の激しい鼓動が肌越しに伝わってくる。
「最初は鼻が曲がりそうでしたけど……こうしてずっと嗅いでると、だんだん慣れてきちゃって……。すぅーっ……んんっ♡ なんだかこの臭い、少し癖になるっていうか……先輩さんの濃い匂いに包まれてると、なんだか妙に落ち着いちゃいます……っ」
スレッタは愛おしい宝物でも扱うかのように、自分の手にある強烈な悪臭の塊へと無防備に鼻先を近づけ、うっとりとした表情でその匂いを肺の奥深くまで吸い込んだ。
「先輩さんの……濃くて、臭い匂い……くっさぁ……っ♡ 掌に乗ったこの塊から、すごくむわってして……。嗅いでるだけで、お腹の奥がすっごく熱くなってきて……先輩さんのおちんちん握ってる手が、じんじんします……っ」
ただ汚れを落とすための『お掃除』だったはずの行為。
だが、露天風呂の熱気と、スレッタの掌で濃縮された異常な雄の悪臭を至近距離で浴び続けたことで。二人の少女の理性はドロドロに溶かされ、その行為はいつしか、俺の過敏な粘膜を悦ばせるための『いやらしい愛撫』へと完全に変質し始めていたのだった。
ミオリネの滑らかな指先が、カリ首の溝から汚れを掻き出すたびに生じる、滑らかでねっとりとした摩擦。
そして、異常なほどに濃密な『雄の悪臭』を浴び続け、発情の熱を帯びた二人の少女のスンスンと嗅ぎ続ける荒い吐息。
その極限の背徳感と、むき出しになった過敏な粘膜への直接的な愛撫(お掃除)に、俺の身体は正直すぎるほどの反応を示し始めていた。
「あ……っ、だめ、ミオリネ……っ。そんなところ、指で……擦られたら……っ」
ビクンッ、ビクンッ……!!
俺の意志とは無関係に、お湯の中でぐったりと垂れ下がっていたはずの『それ』が、ドクンドクンと脈打ちながら、じわじわと熱を持ち始めたのだ。
海綿体に急激に血液が流れ込み、太い血管がミミズのように表面に浮き上がる。ただでさえ巨大だった肉の幹が、岩肌の上で天を突くように、怒張しながらゆっくりと反り返っていった。
「……ちょっと」
自分の手のひらの中で、明らかに質量と硬さを増していく俺の肉棒を感じ取り、ミオリネの動きがピタリと止まった。
彼女は顔を真っ赤に染め上げ、ジトッとした非難の目を俺に向けてきた。
「あんた……人がせっかく、こんな臭くて汚いところを掃除してやってるのに、何興奮してるのよ……っ」
「ち、違うっ! 俺のせいじゃない! お前たちの手が気持ちよす……じゃなくて、刺激が強すぎて、勝手に……っ!」
涙目で言い訳をする俺に対し、ミオリネは呆れたように鼻で笑った。
だが、その青い瞳の奥には、自分の手の中で雄が『暴発』していく様子に対する、抗いがたい支配欲とゾクゾクとした興奮が渦巻いていた。
「……まぁ、いいわ。フニャフニャしてるより、パンパンに張ってくれてた方が、皮のシワも伸びて掃除しやすくてちょうどいいか」
「え……?」
「勘違いしないでよね。これはあくまで、あんたの為の『お掃除』なんだからね……っ」
そう言い放つと、ミオリネは俺の亀頭からカリ首、そして竿の裏側へと、五本の指を隙間なく這わせた。
そして、完全に手で筒を作るようにして肉棒を包み込み、ゆっくりと、意図的に上下に扱き(しごき)始めたのだ。
ズズッ……、ちゅぷ……。
それはもはや「汚れを落とすため」の動きではない。男を悦ばせ、絶頂へ導くための、完全な『手コキ』の要領だった。
「ひゃあぁぁっ!? あ、あぁっ! だめだ、ミオリネ、そんな……っ!」
お嬢様の繊細でひんやりとした指の腹が、過敏な亀頭を擦り上げるたびに、俺の脳髄を白い閃光が突き抜ける。
その激しい快感に俺が腰を跳ねさせていると、左手に大量の黄色い垢を溜め込んでいたスレッタが、ハッとしたように顔を上げた。
「あ、汚れがいっぱいになっちゃいました。えいっ」
スレッタは、手のひらに山盛りになった強烈な悪臭を放つ『恥垢の塊』を、迷うことなく露天風呂の湯船の外――冷たい石畳の上へと無造作に投げ捨てた。
そして、すっかり身軽になった両手を、俺の股間へと伸ばしてきたのだ。
「あっ……先輩のここ、さっきよりすっごく硬くなってます……っ! ミオリネさんの手だけじゃ、全然余っちゃってますよ!」
「す、スレッタ……っ」
「ミオリネさんだけずるいです! 私も、お掃除お手伝いしますね!」
純真な笑顔を浮かべたスレッタが、ミオリネの細い手が握っているすぐ下の部分――俺の太い根元を、両手でギュッと包み込んできた。
モビルスーツの操縦で鍛えられた、力強く温かい手。それが、ミオリネの滑らかな手の動きと連動するように、俺の竿を根元から力強く扱き上げ始めたのだ。
「あ、あぁぁぁっ! 二人とも、だめ、そんな風に二人で同時にやられたら……っ!」
「ちょっと、なんなのよこれ……っ。さっき、皮を剥く前だって信じられないくらいデカかったのに……っ」
手コキを続けるミオリネの口から、熱っぽい吐息と共に驚愕の声が漏れた。
彼女は自分の小さな手の中で、まるで別の生き物のように脈打ち、どこまでも膨張していく規格外の巨根に、完全に魅入られていた。
「私の手じゃ、全然一周回らないわよ……っ。太すぎて、指先が弾かれそうになるし……長さだって、スレッタと二人で握ってるのに、まだ先っぽがこんなに飛び出してるじゃない……っ」
「本当です……っ! すごい、です……」
スレッタもまた、俺の根元を握る手に力を込め、熱に浮かされたような瞳で俺の巨大な肉棒を見つめていた。
「さっきまで柔らかかったのに、今は鉄の棒みたいにパンパンになってます……っ。私の手の中でおっきく脈打ってて、すっごく熱い……っ。なんだか、火傷しちゃいそうです……っ」
「こ、これは、俺がたまたまそういう体つきで……っ、あぁっ!!」
「うるさいわね、黙ってなさい! ほら、カリ首の裏側、まだヌルヌルしてるわよ。……もっと、しっかりこそぎ落としてあげないと……っ」
ズズッ、ズッチュ……ッ!
「あぁっ! スレッタ、根元、そんなに強く握っ……あっ、ミオリネ、先っぽ、擦れるっ!」
ミオリネの繊細で滑らかな指と、スレッタの温かく包容力のある手。
性質の全く違う二つの極上の肉肉しい感触が、限界まで勃起して赤黒く腫れ上がった俺の巨大な肉棒を、上下から容赦なく挟み撃ちにしてしごき上げていく。
悪臭は未だに漂っているというのに、二人の少女はその強烈な『雄の匂い』と、手の中で暴れる『圧倒的な雄の質量』に完全に理性を溶かされ、恍惚とした表情で手コキのストロークをどんどん加速させていくのだった。
ズチュッ、ちゅぷっ、ズルルッ……!!
「あ、あぁっ! ぁあぁっ!! だめだ、二人とも、そんなに早く、強く擦られたら……っ!」
十数年間、分厚い皮のバリアに守られ、自らの手でさえ触れたことのなかった過敏すぎる粘膜。
それが今、絶世の美少女二人の滑らかな手によって、情け容赦のないスピードで扱き上げられているのだ。狂おしいほどの快感が脳髄を焼き切り、俺は岩肌に背中を擦り付けながら、酸欠になった魚のように口をパクパクと開閉させた。
「あっ、先輩さんのここ、ビクンビクンってすごく大きく跳ねてます……っ! 私の手を、内側から弾き飛ばしそうなくらい、パンパンです……っ!」
「……っ、ほんと、どんだけ大きくなれば気が済むのよ……っ。私の手が、摩擦で熱くなって……っ」
スレッタの力強いホールドと、ミオリネのカリ首を的確に責め立てる繊細な指先。
二人の連携が生み出す極上のストロークに、俺の巨大な肉棒は限界まで赤黒く鬱血し、先端の尿道口からは透明な我慢汁がとめどなく溢れ出し始めていた。それが天然の潤滑油となり、二人の手のひらと俺の肉棒の間で、さらに卑猥な水音を響かせる。
「あ、あぁっ……限界だ! もう無理だ、出るっ! おかしくなるっ!!」
下腹部の奥底から、マグマのような熱い塊がせり上がってくる感覚。
俺は咄嗟に腰を引こうとしたが、スレッタの大きな手が根元をガッチリとロックしており、逃げることなど到底不可能だった。
「だめっ、離してくれ! 汚いのが出る! お前たちの綺麗な手や身体を、これ以上汚しちゃうから……っ!!」
俺が涙声で懇願すると、ミオリネは俺の亀頭を包み込んでいた指の圧をさらに強め、ねっとりとした青い瞳で俺を睨みつけた。
「……何言ってんのよ。ここまで私とスレッタに『お掃除』させておいて、途中で逃げる気?」
「えっ……」
「外側のこびりついた汚れは落としてあげたけど……あんたのその中に溜まってる『汚いもの』も、全部吐き出させないと、本当のお掃除とは言えないでしょ……っ」
それは、完全に理性が溶け落ちた、狂気すら孕んだ言い訳だった。
ミオリネは恍惚とした表情でハァハァと荒い息を吐きながら、俺の先端をグリグリと親指で擦り上げる。
「そうですよ先輩さん! 逃げたら一つ、進めば二つです! 先輩の中に溜まってるもの、私たちが全部受け止めてあげますから!」
スレッタもまた、豊かな胸の谷間を俺の太ももに押し付けたまま、熱っぽい瞳で満面の笑みを浮かべた。
「ひぃっ、あ、あぁぁぁっ……!!」
もう、我慢の限界だった。
極度の過敏状態にある粘膜を容赦なく擦り上げられ、俺の全身の筋肉が硬直する。
背筋が弓なりに反り返り、岩肌の上で大きく大股を開いたまま、俺の巨大なデカチンポが天に向けてビクンッ!!と激しく跳ね上がった。
「い、いくっ……! 出るぅぅぅっ!!」
ドピュッッ!! ビュルルルゥッ!!
「――っ!?」
「わぁっ……!?」
長年の鬱屈と、美少女二人の手によって引き出された狂おしい絶頂。
俺の先端から、ホースが破裂したかのような凄まじい勢いで、純白の濃い精液が夜空に向けて噴水のように噴き出した。
ドピュッ! ビュッ、ドロドロッ!!
「あ、あぁぁっ……、はぁっ、あぁっ……!」
ドクンドクンと脈打つ巨大な肉棒から、途切れることなく大量の白濁液が放出される。
それは見事な弧を描き、俺の肉棒を握っていたミオリネの白い手の甲から腕にかけてベチャリと降り注ぎ、さらには至近距離にいたスレッタの、水面から顔を出している無防備な巨大な双丘の谷間へと、ドバドバと情け容赦なくぶち撒けられた。
ビクンッ、ビクンッ……、たら〜り……。
数十秒にも及んだ長い射精がようやく終わり、俺は魂が抜けたように岩肌へ背中を預け、白目を剥きかけながら激しく息を乱した。
天を突いていた巨大な肉の幹は、なおも硬さを保ちながらビクビクと痙攣し、先端からは濃い後引きの精液がとろとろと溢れ出ている。
「はぁ……っ、はぁ……っ」
「…………」
静寂が戻った露天風呂。
お湯の熱気と混ざり合い、先ほどまでの『古い恥垢の悪臭』に、今度はむせ返るような『濃密な栗の花の匂い(精液臭)』がブレンドされ、空間はさらに妖しく背徳的な匂いに支配されていた。
「すご……い、です……」
スレッタが、トロンとした瞳で自分の胸元を見下ろした。
彼女の暴力的なまでに豊かな胸の谷間には、俺の放った大量の白濁液がべっとりとこびりつき、赤い突起からお湯に混ざってポタポタと滴り落ちている。
「先輩さんの、白いのが……私のおっぱいに、いっぱいついちゃいました……。すっごく濃くて、熱くて……なんだか、変な匂いがします……っ」
「……ほんと、馬鹿みたいに出して……。どんだけ溜め込んでたのよ……」
ミオリネもまた、自分の両手から腕にかけてべっとりと付着した純白の精液と、強烈な雄の匂いを放つ俺のデカチンポを、食い入るように見つめている。
彼女は、俺の精液でドロドロに汚れた自分の指先をゆっくりと顔の高さまで持ち上げると、熱に浮かされたような潤んだ瞳で、艶やかな唇をペロリと舐め回した。
大量の白濁に汚された二人の美少女は、まるで祭壇の生贄のような、息を呑むほど背徳的で淫靡な空気を纏っていた。
高嶺の花であるはずの社長令嬢と、純真無垢な水星の少女。その二人が、薄汚れた精液まみれになりながら、うっとりと雄の匂いに陶酔している。
(……くそっ、なんて光景だ……っ)
完全に限界を迎え、魂が抜けたはずだった俺の下半身が。
そのあまりにも淫らで、視覚と嗅覚を強烈に犯してくる二人の姿を前にした瞬間――再び、ドクンッ! と、ひときわ大きく脈動したのだ。
疲労など、一瞬で吹き飛んだ。脳髄が再び、猛烈な悦楽と支配欲を求めて沸騰する。
少しだけ収まりかけていたはずの肉の幹に、急激に熱い血液が逆流していく。十数年分の皮の呪縛から解放され、むき出しになった真っ赤な亀頭が、ピクピクと痙攣しながら再び大きく傘を張り始めた。
ズズッ……、ミシッ……!!
「……っ」
一番最初にその変化に気づいたのは、目の前にしゃがみ込んでいたミオリネだった。
彼女の青い瞳が、精液の膜でテカテカと光り輝きながら、再び鋼のような硬さを取り戻していく俺の肉棒に釘付けになる。
「……あ……」
スレッタも、自分の胸元を汚した白濁の温もりに息を荒らげていたが、俺の股間で起きている『再覚醒』に気づき、ポカンと口を開けた。
岩肌を叩くような力強さで。俺の雄は二人の少女に見せつけるように、先ほどよりもさらに太く、雄々しく、天を突くほどの威容を取り戻していった。
「……全く。あんたってやつは、本当に底なしね」
ミオリネは呆れたようなため息を吐いたが、その声はひどく甘く、ねっとりとした期待に震えていた。
彼女は自分の腕についた精液を拭うこともしないまま、潤んだ瞳で俺を見上げ、再びその滑らかな両手を俺の極太の根元へと這わせた。
「だったら……とことんやってあげるわ。さっきの射精で中の汚れが落ちきってないっていうなら、あんたの中身が完全に空っぽになるまで、隅々まで……何回でもチンポをお掃除してあげる」
「あ……えへへ……先輩さんのおちんちん、まだこんなに硬くて、すっごく熱いです……っ」
スレッタもまた、俺の放った精液を胸の谷間に挟み込んだまま、蕩けた笑顔で俺の肉棒に手を伸ばしてきた。
「逃げたら一つ、進めば二つ……。先輩が逃げないで進んでくれたから、私たちはこんなに素敵なものを見つけられました。だから、もっともっと……私たちが、先輩を気持ちよく……綺麗にしてあげますね!」
スレッタの言葉には、もはや当初の「衛生管理」という大義名分など欠片も残っていなかった。ただ純粋に、目の前で脈打つ『雄』を貪り、搾り取りたいというメスの渇望だけがそこにある。
ズチュッ……、グチュッ、ジュルルッ……!!
俺の肉棒を握る二人の手が、先ほどの俺自身の精液を極上のローション代わりにして、ひどく熱っぽく、そして激しく俺を扱き上げ始めた。
露天風呂の立ち込める湯気の中、再び始まったのは「お掃除」という名の、終わりのない淫らな儀式。
「あぁぁっ……! 二人とも、だめ、そんなに激しくっ……また、すぐ出っ……!」
「ふふっ……いいわよ、どんどん出しなさい。私たちが全部、受け止めてあげるから……っ」
絶世の美少女二人の理性が完全に溶け落ち、俺の巨大な肉棒を一滴残らず搾り尽くすまで。
逃げ場のない秘密の露天風呂で、終わりのない快楽の夜が幕を開けたのだった。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
自分の大好きな『水星の魔女』に、これでもかというほど己のフェチ(性癖)を詰め込んでみました。
もし少しでも皆様の性癖に刺さりましたら、【高評価】や【お気に入り】をしていただけると、今後の執筆の励みになります!
よろしくお願いいたします。