※この作品はR-18です。

空陸愛   作:エミヤ・リーゼ

4 / 5
陸のキャライメージと能力はBLEACHの黒崎一護を元にしてます。

性格は黒崎一護より砕けた感じ、能力は近しい物になっています。

個人的にBLEACHが大好きな作品なので色々と参考にしたりネタを使っていくと思います。


因縁の相手と

ジリリリッ カチッ

 

「朝か…」

 

目覚ましが鳴りそれを止めて身体を起こす

 

すず菜と付き合い始めて1週間程が経ち少しずつだが今の生活に慣れてきた

 

すず菜は朝配信をしているので大きな音を立てないようにリビングに向かいコーヒーを飲みながら事前に作っていた朝ご飯を食べていると

 

すず菜

「おはよう陸!」

 

「おはよう、配信は終わったのか?」

 

すず菜

「うん!」

 

配信を終えたすず菜もリビングに来て雑談をしながら朝ご飯を食べお互いに仕事に向かう準備をし

 

「すず菜、先に出るな」

 

すず菜

「ちょっと待って」

 

先に出ようとするとすず菜が来て

 

すず菜

「チュッ、はい今日も1日頑張ってね」

 

最近の日課になっているが1日に最低1回はキスしており特に仕事に行く前にするのが多かった

 

「ありがとう、いってきます」

 

家を出て職場に向かった

 

会社に着き【ダイカガミ】がある格納庫に向かうと

 

「おはようございます陸さん、今日は朝からこっちですか?」

 

「おはようございます、はい、連絡もらっていないので緊急じゃなければ1日こっちですね」

 

「でしたら稼働試験を行いたいのでお願いできますか?」

 

「了解です」

 

ここに来て特にダイカガミの整備やデータを作成するスタッフと関わりが多くだいぶ馴染めていた

 

「稼動試験は移動系ですか?」

 

「いえ、今日は腕部の耐久確認と動作確認ですね、陸さんがパイロットになってから稼動実験がかなり増えたので助かりますよ」

 

「細かい所を全部見てもらっているのでむしろ俺の方が助けられてますよ、それに動かしたりするのは楽しいので」

 

朝のミーティングを終えて稼働試験を行い午前中の作業を終えて食堂で昼食を取っていると

 

ハヤト

「前よろしいですか?」

 

「大丈夫ですよって社長じゃないですか」

 

ハヤト

「どうも、お仕事は慣れてきましたか?」

 

「周りが色々サポートしてくれるおかげで問題無くやれてますよ」

 

ハヤト

「それは何よりです、生活の方はどうですか?」

 

「そっちも上手くいってますよ、社長のおかげで色々助かってます、今問題なのは相変わらず能力が不明って事くらいですかね」

 

この世界に来てそれなりに経つがいまだに能力は発現しておらず女神が言うきっかけが何かも分かっていなかった

 

ハヤト

「能力に関してはブラックボックスの部分もあり解明されていない部分もありますので…何か力になれればいいのですが」

 

「いえいえ、これは完全に個人的な問題ですし現状何か起きてる訳ではないので」

 

理由は分からないが騒いだ所で何か変わる訳じゃないので深く考えるのはやめた

 

午後からも仕事をして特に問題無く作業を終え退勤し、すず菜にメッセージを送った

 

数分後に返事が来て今日は少し遅くなるとの事だったのでのんびり帰る事にした

 

帰って何をするか考えていると

 

???

「空原陸?どうして君がここに?」

 

「ん?誰だアンタ?」

 

名前を呼ばれて振り向くと見知らぬ男が立っていた

 

正義

「僕の事を覚えていないのかい?【光宮正義】だよ、君と同じ世界に居た」

 

「光宮正義?悪いが記憶が無くてな」

 

正義

「そ、そうなのか…それならしょうがないか、それよりも久し振りだね、君は忘れているけど元の世界では僕達は友達だったんだよ」

 

正義はそう言うが陸は

 

(何だこの感じ…正直いって…気持ち悪い感じがする)

 

正義の言葉や様子に嫌悪を感じていて記憶よりも本能が何かを訴えていた

 

「悪いが信じらんねえ…確かにお前は善人なんだろうしそういう雰囲気もあるし言葉からも感じられる、俺と同じ世界からどういった理由で来たかは知らねえし聞こうとも思わねえ、だけど俺とお前がダチだってのは嘘だって分かる…何でそんな嘘を吐く?」

 

正義

「嘘だなんて聞こえが悪いな…まあ正直に言うと友達じゃなくて顔見知りくらいさ、僕がこの世界に来たのは偶然さ、1年程前に気付いたら居てね」

 

「そうか、なら話はこれで終わりでいいか?生憎仕事帰りで疲れてるんだ」

 

正義

「引き止めて悪かった、ただ機会があればまた話したいな」

 

「機会があればな…」

 

そう言って陸は足早にその場を離れ正義は姿が見えなくなると近くの路地裏に入り壁を思いっきり殴った

 

正義

「何故…何故あの男がこの世界に居る…!あの時確実に…」

 

ブツブツと言いながら壁を殴り続けていると

 

「おいおい兄ちゃん〜こんなところで何してるんだ?」

 

「結構良い服着てるし金持ってそうだな、おい、見逃してやるから金置いてけよ」

 

ガラの悪い2人が絡んできたが正義は睨みつけ

 

正義

「黙れ屑ども、僕は機嫌が悪いんだ…失せろ」

 

そう言うと2人は正義の雰囲気にやられたのか逃げ出した

 

すず菜

「ただいま〜陸、帰ってきてる」

 

すず菜がリビングに入ると陸はソファに座ってノートパソコンをいじっていてすず菜の顔を見るとパソコンを閉じて近付き抱きしめた

 

すず菜

「ど、どうしたの!?」

 

「ごめん…ちょっと嫌なことがあってすず菜に早く会いたかった」

 

すず菜

「そうだったんだ、少しはスッキリした?」

 

「少しどころかかなりスッキリした、顔を見てこうして抱きしめたら元気になった」

 

すず菜

「なら良かった、晩ご飯は食べた?」

 

「まだ食べてない、すず菜が帰ってくるの待ってた」

 

すず菜

「オッケー、すぐに用意するね」

 

「そんじゃその間に風呂洗ってくるわ」

 

陸は料理はできない為、すず菜に任せているがそれ以外はなるべく負担を減らす為に他の家事は積極的にやっている

 

お互いに諸々の作業が終わり晩ご飯を食べていると

 

すず菜

「陸、聞いても大丈夫?」

 

「ん?何をだ?」

 

すず菜

「嫌なことがあったって言ったから何があったのかと思って、話したくなければ大丈夫だけど」

 

「隠すほどの事じゃないから大丈夫だよ、家に帰る途中で本人曰く顔見知りって言ってくる奴に会ってさ、こっちの世界じゃなくて元居た世界の奴らしいんだけど…どうにも苦手な感じがしてな」

 

すず菜

「元の世界で何かされたとか?」

 

「それが記憶にねえんだよな、俺が気にしすぎなのかもしれねえけど…なんだろうな、本能が言ってるような感覚で…ごめん、訳分からないよな」

 

すず菜

「ううん、私こそご飯中にごめんね」

 

「心配して聞いてくれたんだろ?むしろありがとうな、それにすず菜の顔を見て本当に嫌な気持ちは吹っ飛んだから大丈夫だよ」

 

それからは楽しく会話をしながらご飯を食べ終え風呂などを済ませ今はソファに座りながら動画などを見ていた

 

すず菜

「かわいい〜」

 

「へぇ、本当に色々な人が配信してるんだな、すず菜の知り合いも配信ってやってるのか?」

 

すず菜

「Specialeのみんなはやってるよ」

 

「すず菜が働いてる所だよな、という事は渚さんもやってるのか?」

 

すず菜

「あれ?トラのこと知ってるの?」

 

「前にすず菜が酔って帰る時に連絡くれて少し話したんだよな、その内話に行こうとは思ってるんだけど」

 

すず菜

「そうなんだ、それだったら今度飲みに行く時とかは陸も行こうよ、みんなに紹介したいし」

 

「そうだな、俺もすず菜の同僚に会ってみたいし挨拶もしたいしな、俺等が付き合ってるのって話したの?」

 

すず菜

「まだ話してないです、何か照れくさくて///」

 

「本当に可愛いな…それじゃ尚更挨拶しに行かないとな」

 

雑談をしながら過ごして今日は寝る事にした

 

2人は一緒に寝ることもあるがそれぞれの部屋で寝ることもあり、今日はそれぞれの部屋で寝ていた

 

「何処だここ?」

 

目を覚ますと建物が崩落した場所に立っていた

 

「家に居たよな?外に出た覚えもねえし…夢か?」

 

何が起きているのか分からずにいると

 

???

「やっと来たか、遅すぎるだろ」

 

「誰だお前?」

 

後ろから声が聞こえ振り向くとそこには真っ黒な服を着て顔まで隠している誰かが居た

 

???

「分からねえか?それならこれで分かるか!」

 

「………!?」

 

一気に距離を詰めてきて拳を振るってきて陸はまともに食らってしまい吹っ飛び壁に叩きつけられた

 

「ごほっ…ごほっ…いきなり何しやがる!?」

 

???

「何もかももねえよ、こんぐらいしねえと分かんねえかと思ってやってやったんだよ、それで俺が誰か分かったか?」

 

「いきなり殴るわ、顔も見せねえわ…そんなんで分かる訳ねえだろ!」

 

???

「はぁ…だったら教えてやるよ」

 

そう言って布を取って顔を見せると

 

「はっ?嘘だろ…」

 

その顔を見て驚きを隠せなかった、その顔は陸と同じだったからだ

 

「同じ顔だと…どうなってんだ?」

 

陸?

「ここまで見てまだ分からねえか?俺はお前が否定した物だよ!!」

 

「俺が否定した…まさか!」

 

陸が否定した物、それを聞いて1つだけ思い浮かぶ物があったがどうしてそれがこうしているのか分からなかった

 

「お前は俺の記憶なのか?」

 

陸?

「はははっ!正解だよ!俺はお前が否定した記憶そのものだよ!」

 

「何でその記憶が身体を持ってこうして俺を襲う?」

 

陸?

「別に身体を持ってはいねえさ、ここはお前の精神世界であって現実ではない、だから身体自体はイメージで作れる、そして俺がこうやって意思を持ってるのはあの女神とお前のおかげだよ」

 

「俺と女神さんが原因?」

 

陸?

「女神が言ってたろ?お前に渡した能力はきっかけで種のような物だと、その種と俺が結びつきお前が俺を否定した事で生まれたのが俺だよ!」

 

そう言って陸?は一気に距離を詰めて拳を放ち防御が間に合わずまともに食らい倒れてしまった

 

先程の攻撃もそうだが精神世界の筈なのにダメージは本物だった

 

「ハァ…ハァ…お前は…そんなに憎いか?俺はもう過去から逃げるつもりは…」

 

陸?

「勝手な奴だな、テメェは女を作って話したからもう水に流そうってか?舐めてんじゃねえよ!!」

 

倒れている陸に蹴りを入れて更に踏みつけた

 

陸?

「テメェに俺の何が分かる!あんな無様にやられてこの世界に来て挙句の果てに否定される!ふざけんじゃねえ!テメェがどれだけ取り繕うが俺を否定した事は変わらねえんだよ!」

 

怒りや恨みを徹底的にぶつけ踏み続けた

 

陸?

「でっ?何か返す言葉はあるか?」

 

「何も…ねえよ…俺が逃げたのは事実だ…自分の過去を恥じて話したくなくて…他の人に背中を押されたから受け入れて…勝手に満足した…全部お前の言う通りだよ」

 

陸?

「意外だな、てっきり否定して言い訳するのかと思いきやあっさり認めるか…」

 

そう言って足をどかし

 

陸?

「失せろ!!」

 

思いっきり蹴りを入れて吹っ飛ばされた

 

「ハァ…ハァ…」

 

目を覚ますといつもの部屋の天井で身体を起こすと痛みが走った

 

「夢じゃなかった…どうすりゃいいんだ…」

 

何をどうすればいいか分からなかったがすず菜に心配かけないように全力で誤魔化して仕事に向かった

 

考えがまとまらずに仕事場に着き今日もダイカガミの稼働試験などを行っていると

 

「大変です!加賀美社長が!」

 

「何かあったんですか?」

 

作業員の1人が慌てて来て話を聞くと陸は急いでハヤトの所に向かう

 

正義

「ダメでしょうか加賀美さん?悪い話じゃないとは思いませんが?」

 

ハヤト

「申し訳ございませんが先日と答えは変わりません、お断りします」

 

入り口で2人は話していてハヤトは他の人達を巻き込まないように出てこないよう指示を送っていた

 

一触即発の空気が流れていると

 

「社長!大丈夫ですか!?」

 

ハヤト

「陸さん!?どうしてここに?待機するようにみなさんには伝えた筈ですが…」

 

「相手の名前聞いたらつい…何でここに居るんだ光宮」

 

正義

「それはこちらの台詞だ、どうして君がここに居る?」

 

「ここで働いているんだよ」

 

正義

「働いている?なるほど…加賀美社長、悪いことは言いません、彼とは早く縁を切るべきですよ」

 

ハヤト

「理由を聞いてもよろしいでしょうか?」

 

正義

「彼は僕と同じ世界に居たのですが悪い噂ばかりで実際に多くの問題を起こしています、そんな奴より僕を雇った方がいいと思いますが」

 

「………」

 

正義の言葉に何も言い返せず実際に言っている事は正しく、それと同時に自身の能力に否定された事を思い出すと

 

ハヤト

「話はそれで終わりですか?」

 

正義

「何ですって?」

 

ハヤト

「アナタが彼に対し何を思っているのかは知りませんが彼を雇ったのは私で他の従業員同様に信頼しています、これ以上彼の事を言うのはやめてもらっていいでしょうか?」

 

「社長…」

 

正義

「はぁ、そうですか…分かりました、どうやら力を見せないとダメみたいですね」

 

そう言って正義は人差し指を向けるとその指が光だし発射された

 

ハヤト

「………!?」

 

まさかの行動にハヤトは驚き動けずにいると横から押され

 

「ぐっ!?」

 

その光が陸の右腕を貫いたが痛みに耐えて踏ん張り

 

「大丈夫すか社長!」

 

ハヤト

「私より自分の心配をしてください!血が…」

 

「これくらい大丈夫です、多分…」

 

ハヤト

「多分!?今アナタ多分って言いましたよね!」

 

「とりあえず今はアイツを何とかしましょう…光宮、テメェ何でこんな事をする?」

 

そう言って正義を見ると明らかに不機嫌な顔をしていた

 

正義

「はぁ…それを君に話して何の意味がある?この世界に居たからせっかく声を掛けて今度は仲良くしてあげようと思ったのに…ハッキリ言っておこう、君みたいな人間は周囲を不幸にするだけなんだよ!そうなる前に消えたまえ!僕はこの世界で真のヒーローになるのだから!」

 

「ヒーロー?何言ってんだ?お前がヒーローになろうが何になろうが構わねえけどそれが社長とどう結びつくんだ?」

 

正義

「言った筈だ、君に話して何の意味があると…君から消えるつもりがないなら僕がこの場から退場させよう!」

 

そう言ってまた指に光が集まり陸目掛けて撃つが目の前にいきなり車が現れてそれを防いだ

 

「く、車!?どこから出てきた?」

 

ハヤト

「私が出した物です」

 

ハヤトの手にはミニカーやロボットの玩具が握られていた

 

ハヤト

「これが私の能力【玩具顕現】、玩具を実際のサイズで顕現させ一時的に使用できる能力です」

 

「それで車を盾がわりにしたんですね、ありがとうございます」

 

とはいえ状況は変わらずいると遠くからパトカーのサイレンが聞こえてきて、おそらく誰かが通報したのか音が近付いていた

 

正義

「余計な邪魔が入りそうですね、今日はこの辺で失礼します、またお伺いしますね加賀美さん」

 

そう言って正義は光を纏い一瞬でその場から消えた

 

「ふぅ…何とかなりましたね社長」

 

ハヤト

「陸さんのおかげです、それより腕を見せてください、明らかに貫通していたでしょう?」

 

「大丈夫ですよ、痛くて血は出ていますが動きますんで」

 

ハヤト

「普通貫通して大丈夫ですはないんですよ…クレアさんの所に行って治療をしましょう、車を回しますので少々お待ちください」

 

それからハヤトが色々手配したり警察への対応を素早く終わらせクレアの所に向かい治療をしてもらった

 

幸いな事に見た目ほど大きな怪我ではなくすぐに治すことができ一旦会社に戻り

 

「聞かせてもらってもいいですか?アイツは社長に何を…」

 

ハヤト

「あの方と陸さんは無関係ではないみたいなので…光宮さんも言っていましたが彼はヒーローになる為にこの会社の後ろ盾を欲しているのです」

 

この世界では実際に職業でヒーローがあるのだが正義は自身の方が正しいと言い組織に属さず自分勝手に犯罪者を取り締まったり人を疑い捕まえたり尋問したりしていた

 

その行動が反感を買い彼をヒーローと呼ぶ者は誰も居なかった

 

だが、正義は間違っているのはこの世界だと思い込み自分こそが正しいと信じていた

 

そこで考えたのは大きな組織の後ろ盾を得て活動するという考えだった

 

そういった組織の人間が認めてくれれば自由に活動でき世間も文句が言えないという考えに至り目をつけたのが加賀美インダストリアルである

 

前々から声は掛けられていたがハヤトは正義の考えが危険だと誘いを断っていた

 

「それが今回爆発したって事ですか…にしても馬鹿すぎるだろ、そんな事をして好き勝手すれば余計反感を買うって分からねえのか」

 

ハヤト

「それ以上に自分の目的が大切なのでしょう、ですが安心してください、これ以上陸さんや他の方々を危険な目に遭わせる事はしません、私の方で何とかしますのであまり気にしないでください」

 

「分かりました、ですけど社長も無茶はしないでくださいね、俺にできる事があれば何でも言ってください」

 

ハヤト

「ありがとうございます、そう言ってもらえると心強いです」

 

その後は2人で会社を回り他の従業員達にも説明し今日の仕事は終わり帰宅した

 

帰り道、陸は考えていた

 

あんな事を平然とする人間がこのまま大人しく引き下がるだろうかとましてや正義の言い方からして元の世界で陸の事を嫌っていた事が言葉と表情から感じ取れていた

 

だが、現状陸にやれる事は無く話し合いで済むならそっちの方がよかった

 

「ただいま〜」

 

すず菜

「おかえり〜」

 

家に着くとすず菜が先に帰ってきていた

 

ソファに座って天井を見ていると

 

すず菜

「どうしたの?」

 

「うおっ、ビックリした」

 

すず菜が陸の膝の上に乗り声を掛けてきた

 

すず菜

「考えごと?」

 

「ちょっとな…」

 

すず菜

「そっか…無理には聞かないけど吐き出したい時は吐き出してね、陸は1人じゃなくて私が居るんだから、辛い時とか吐き出したい時は遠慮無くしていいから、私は全部受け止めるから」

 

「本当に強すぎるよ、ありがとうな、少し気が楽になったわ」

 

そう言って陸は顔を近付けるとすず菜は目を閉じキスをし口を離すと

 

(やべぇ…緊張が解けて落ち着いたらムラムラしてきた…とはいえこの空気でしようと言うのはな…それにすず菜明日仕事だろうしエッチするのもな…)

 

自分でも台無しだと思っているくらい欲にまみれていると

 

すず菜

「もしかして…エッチしたい?」

 

「俺の心を読めるんですか?正直…はい、したいです」

 

すず菜

「何かそういう雰囲気を感じたかな?私は全然オッケーだよ」

 

「だけど明日仕事だろ?間違いなく疲れ残すだろうし…休みの日まで我慢するよ」

 

すず菜

「ん〜でも、スッキリしてほしいって思うし、それじゃ今日はちょっとだけにしようか」

 

そう言ってすず菜は膝から降りて足元に座り

 

すず菜

「ズボンとパンツ脱いで」

 

「えっ?本当にするの?」

 

すず菜

「最後まではしないよ、でも気持ち良くなってほしいから、ほらほら」

 

そう言われて陸はズボンとパンツを脱いでペニスを出すとすず菜も上を脱いでブラを外しおっぱいを出してペニスを挟んだ

 

すず菜

「おっぱい星人の陸にはこれをプレゼント、気持ち良くなってね」

 

そう言って挟んだおっぱいを上下に動かしてペニスを扱いた

 

「ヤバッ…めっちゃ気持ちいい…」

 

すず菜

「んっ♡そう言われるともっと頑張りたくなっちゃう、これなんてどう?」

 

挟んだ状態で両側から更に押したりしおっぱいがムニュっとなるような形になっていた

 

「どこでこんなの覚えてくるんだよ…」

 

予想以上の快感に抗えなかった

 

すず菜

「ほら、我慢しないで出しちゃっていいんだよ?」

 

再び上下に扱き徐々に動きが早くなっていき込み上げてきていた

 

「そろそろヤバイ…出そう」

 

すず菜

「イッちゃえ♡思いっきり出しちゃえ♡」

 

すず菜のパイズリに挑発的な言葉に反応してしまい

 

「で、出る!」

 

すず菜

「きゃっ♡熱い…♡」

 

思いっきり射精しすず菜の顔やおっぱいに精子が掛かった

 

「はぁ…はぁ…」

 

すず菜

「ふふっ、気持ち良くなってくれて嬉しい、んっ…ちょっと苦いね」

 

すず菜は自分のおっぱいに付いた精子を指で取って口に入れて味を確かめてみた

 

「ちょっ!?すず菜さん!そんなのペッしなさい!」

 

すず菜

「大丈夫だよ、それに苦いけど嫌いじゃないかも…」

 

「それ以上は勘弁してください、本当に」

 

すず菜

「そこまで言うならこの辺でやめとこうかな、それより気持ち良かった?」

 

「めっちゃ良かったです、ありがとうございます」

 

すず菜

「どういたしまして、そしたら一緒にお風呂入ろ」

 

せっかくなのでそのまま2人で風呂に入る事にし向かうと

 

すず菜

「ちょっ…ちょっと待って!?私はいいから…」

 

「俺だけ気持ち良くしてもらってすず菜がそのままは納得いかん、挿入れはしないけどこん位いいだろう」

 

脱衣所で後ろからすず菜のおっぱいを揉んだり乳首を弄ったりしていた

 

すず菜

「んっ♡嬉しいけど陸が気持ち良くなってくれれば今日はそれで良かったのに…あんっ♡そこ気持ちいい♡」

 

乳首を弄っていると両方とも勃っていてすず菜が感じているのが分かり片手をマンコにスライドして触ると少し濡れていた

 

すず菜

「そこまではいいから!んぁ♡指入れちゃダメ…♡」

 

そのまま指を入れて動かしていくとどんどん濡れていき力が抜けていって足が崩れそうになっていた

 

陸は支えながらゆっくりと体勢を低くして壁を背に座りその前にすず菜が背中を預けた

 

「早くするぞ」

 

すず菜

「あっ♡あっ♡ダメ…♡んん♡」

 

感度がどんどん上がっていきすぐ絶頂がそこまで来ていた

 

「すず菜…」

 

すず菜

「えっ?んっ♡」

 

呼ばれて振り返るとそのままキスされてしまい口、おっぱい、マンコを同時に刺激され

 

すず菜

「んんっ♡んっ♡んっ♡んんんんっ♡」

 

そのままイッてしまった

 

すず菜

「ぷはっ…はぁ…はぁ…溶けちゃうかと思った…」

 

「そりゃ良かった、お返しはできたかな?」

 

すず菜

「もう…陸を元気付ける為に私はいいって言ったのに」

 

「嬉しいけど俺的には一緒に気持ち良くなりたいから」

 

すず菜

「そんな風に言われたら何も言えなくなっちゃうじゃん、でも気持ち良かったからありがとう」

 

「こっちこそありがとうな」

 

その日は本番はせずに終わったがお互いに性欲上がってないかと思っていた

 

次の日になりいつも通り会社に向かうと

 

ドンッ!

 

「な、何だ今の音!?」

 

近くで何かが爆発した音が聞こえ周囲を見ていると

 

「おいさっきの加賀美インダストリアルの所じゃなかったか?」

 

「その辺から音がしたよね?」

 

「やばくない?もしかしてテロとか?」

 

爆発がしたと思われる方向を見ると確かに会社がある方向で陸は嫌な予感がして

 

「社長…!」

 

ダッシュで向かい会社に着くとビルの一部が崩壊していた

 

ハヤト

「………」

 

正義

「はぁ、残念ですよ加賀美さん…こんな結果になるなんて」

 

ビルから少し離れた場所にハヤトと正義がおり、正義は普通に立っていたがハヤトはボロボロになっており身体中から出血していて瓦礫を背にして座り込んでいた

 

正義

「仕方ありません、アナタが頷かないから頷かせる方法を変えないといけませんね、とはいえ目的の為には犠牲が必要、アナタもそこは理解しているでしょう?」

 

そう言って正義はビルの方に向かい陸はハヤトの側に向かうと

 

ハヤト

「陸さん…申し訳ありません…話し合いで何とかしようとしたのですが結果はこの様です…お恥ずかしい限りです」

 

「………」

 

ハヤト

「本当はアナタを巻き込みたくなかった…アナタが別の世界から来たと聞いたときなるべく戦いから離れさせようと思っていました…今まで辛い人生を送ってきたからこそこの世界では幸せになってほしかった…」

 

すず菜と付き合い始めた時にハヤトにも自分の身の上の話をしていた

 

ハヤト

「ですが…恥を忍んでお願いします…彼を止めてくれませんか…皆さんを守ってくれませんか?」

 

「ああ…」

 

今までに無い雰囲気を纏った陸は一気にその場から離れて正義の所に向かい

 

ハヤト

「ありがとうございます陸さん…」

 

ハヤトはそのまま気を失ってしまった

 

正義

「さて、もう何ヶ所かビルを壊せば加賀美さんも分かってくれるでしょう」

 

正義はこの世界に来て力を得てからは自身の目的の為なら何でもしていいと思っていた

 

例えそれが悪だとしても結果ヒーローとなる自分を証明できればその過程など関係無いという考えだった

 

手を前に出し光を放とうとすると

 

「………」

 

正義

「わざわざ追ってきたのかい?邪魔だから退いてほしいんだけどね」

 

「これをやったのはテメェか?」

 

正義

「はぁ、無駄なことを聞くね君は…答える必要が今ある…」

 

「やったのはテメェかって聞いてんだよ!!」

 

陸は完全にぶち切れていた

 

正義

「だったら、どうする?」

 

そう言うと同時に陸は並外れた身体能力で距離を一気に詰めてきて蹴りを放った

 

正義

「なっ!?」

 

正義の防御は間に合うが初撃で終わらせようとしていたのでまさか防御するとは思わなかった

 

「ウオォォォ!!」

 

連続で拳を振るい正義に反撃の隙を与えさせないようにするが

 

正義

「舐めるな!」

 

「ぐっ!?」

 

光を拳に纏わせ反撃し腹を殴り一瞬怯むがすぐに動き出し更に反撃し顔面に拳を入れた

 

正義

「この…クズが!!」

 

陸の首を掴んで地面に叩き込んで拘束し空いた手で光を収束させ槍を数本作り出しそれを放った

 

正義の能力は【光】を操る能力で自身でイメージし光を作り出しそれをあらゆる形で使用し武器として持つこともできる

 

作り出すスピードや威力など様々な部分で他者より長けておりこの世界において最強に近い実力で陸に負ける要素は無かったが正義は油断していた

 

この時の陸の力に

 

「ハァ…ハァ…」

 

正義

「何でまだ意識がある!?確実に潰すつもりで…」

 

「放しやがれ!!」

 

拘束を破って蹴りを放って無理矢理正義を剥がした

 

「ハァ…ハァ…」

 

正義

(何が起きている…殺すつもりはなかったがそれでも防げる威力ではない、それにこの感じからして能力は使っていない?だけど、この身体能力はどう説明する)

 

予想外の連続に正義は分析をしてみるが

 

「終わってねえぞ!!」

 

陸は完全に勢いに任せて自身の傷など無視して再び距離を詰め拳を放った

 

その拳を見ると黒いエネルギーの様な物が薄っすら纏われていた

 

正義はそれに気付き防御をし見てみるがエネルギーは消えており

 

正義

「なるほど、発展途上或いは気付いていないのか…まあ恐れる事ではないな」

 

「何をごちゃごちゃ言ってんだ!!」

 

顔面に向かい拳を振るうが届く前にカウンターを食らい吹っ飛ばされ瓦礫に激突した

 

「ゴホッ…ゴホッ…まだだ」

 

痛みに耐えながら立ち上がり睨みつけた

 

正義

「………!?」

 

その姿を見た正義は恐怖を感じていた

 

何故、恐怖を感じているか分からなかったが手が僅かに震えており嫌悪感があった

 

正義

「はぁ…いいだろう、そのしつこさに免じて今回は退こう、これ以上人が集まるのも面倒なんでね」

 

そう言って正義は背を向けてその場から去ろうとした

 

「ここまでやっておいて逃すわけねえだろ!!」

 

納得できず追いかけるが正義は振り向くと同時に光の剣を作り出して陸の身体を斜めに一閃し吹っ飛ばされ今まで以上に出血し動けなかった

 

正義は陸を一瞥しその場を去った

 

「ふざけんな…ふざけんな!!」

 

己の無念を込めて叫び圧倒的な敗北をした

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。