陸とよく一緒に働く開発者は今後も出るので『晶斗(あきと)』という名前で今後も登場します。
次のヒロインは前回の話の最後に出てきた綺沙良です。
ただ、私は方言などが書くのが苦手なのであまり上手く書けないと思いますので何卒よろしくお願いします。
陸
「そんじゃやりますか」
目の前にはいつでも動けるように構えている相手が居りこちらもいつでも動けるように構え開始の合図が鳴った
「これなら避けられないだろう!」
相手は開始直後にいきなり風の弾を作り出し撃ち出すが肉体強化で回避しながら距離を詰め拳にエネルギーを纏わせ拳を放つ
「ぐっ!?大した威力だがこの程度では…」
陸
「そんじゃ火力を上げるだけだ」
その状態で【火力放出】を使用し威力を上げて殴り抜いてぶっ飛ばし相手を戦闘不能にし勝利した
陸
「朝から疲れた…」
晶斗
「お疲れ様です、見てましたけど豪快な戦いでしたね」
陸
「おはようございます、能力が火力ブッパな感じなので回りくどいやり方するよりこっちの方がやりやすいんですよね」
晶斗
「見ている側は気持ちいいですけどね、コメントも凄いですよ」
そう言って端末の画面を見せてもらうとコメントがズラッと並んでいた
会社の前で戦って以降、挑戦してくる人が多く周りからもアドバイスを貰いチャンネルを開設したのだが陸の戦いは見ていて気持ち良かったりスッキリするとの事で少しずつだが登録者数も増えている
陸
「まあ褒められるのは嬉しいですし戦ってくれる相手がいると色々学べるので悪いことはないんですけどね」
晶斗
(やっぱり根はマジメですね、まあ朝一からはさすがにキツイですよね)
話をしながら格納庫に向かい今日の予定を確認した
陸
「今日はダイカガミの最終試験でしたよね?」
晶斗
「はい、実際に装備品を装備して動かしての負荷の確認を行いそれをまとめてデータを提出して通れば本稼働ですね」
陸
「楽しみですね、まあ油断せずにやりましょう」
晶斗
「お願いしますね」
打ち合わせを済ませて早速稼働させ装備を付けて実際の災害や戦闘になった際の仮想戦闘を行いデータを次々と取っていった
既に3時間は経過しているが
陸
「晶斗さん、次お願いします!」
晶斗
『了解です、戦闘用装備の使用を許可します』
陸は疲れを感じない声で通信し次のテストを始め完全に落ち着いたのは午後3時ぐらいだった
陸
「ふぅ…とりあえずやれる事はやりましたね」
晶斗
「ありがとうございます、後でデータはまとめておきますので一旦休憩しましょうか」
陸
「了解です、ぶっ続けは結構きますね」
2人は格納庫から離れて飲み物を買って雑談をしていた
晶斗
「そういえば新居はどうですか?」
陸
「快適ですよ、本当みなさんに感謝です」
晶斗
「陸さんはこの会社を救ったのですから感謝するのは我々ですよ、おかげで職を失わずに済みました」
陸
「晶斗さんなら次の職をすぐに見つけそうな気がしますけどね」
晶斗
「ここほどやりやすい場所は中々無いですから見つけても続くかは分からないですよ」
陸
「そういうもんなんすかね、経験が無いので分からないですが…」
晶斗
「個人差はあるので参考にしない方がいいですよ」
休憩は終えた後は残りの仕事を終え退勤した
陸
「晩飯どうするかな…今日はすず菜来れないって言ってたから適当に済ませるか」
帰り道とは違う道に行き適当に歩いていると雰囲気が違う店が1つあり気になって入ってみると
綺沙良
「いらっしゃいませ〜あれ?見慣れない方やね?」
陸
「もしかしてダメだったりしますか?」
綺沙良
「大丈夫だよ、それと敬語もいらないですよ」
そこに居たのは長髪の誰から見ても美人と言われる女性で手招きされてカウンター席に座った
陸
「何となくで入ったんだけどここは居酒屋なのか?」
綺沙良
「うーん…半分正解で本業は風水師なの、はい、これ私の名刺」
名刺を受け取り名前を見て
陸
「綺沙良だな、俺は空原陸、よろしくな」
綺沙良
「よろしく、それで何飲む?ある程度は揃ってるよ」
陸
「そしたらハイボール貰おうかな」
綺沙良
「いいね、私も好きだよ」
綺沙良は手慣れた手つきで用意し
綺沙良
「はい、どうぞ」
陸
「ありがとう、ん?頼んだのは1つのつもりだったが…」
綺沙良
「うちも一緒に飲もうと思って、あっ、ちょっと待ってて」
綺沙良は外に出てすぐに戻ってきた
綺沙良
「今日はお店閉めたから気にせず飲んでいいよ」
陸
「大丈夫なのか?」
綺沙良
「大丈夫、大丈夫、私の気分でやってる所もあるから、それより飲もう」
陸
「それじゃ遠慮なく、乾杯」
綺沙良
「乾杯〜」
乾杯をして勢い良く飲む、今日は結構身体を使って疲れていたので酒が進む
綺沙良
「良い飲みっぷりだね」
陸
「どうも、気になったんけど風水師ってなんだ?」
綺沙良
「細かく話すと難しいんだけど簡単に言っちゃうと、気の流れを見たりして不幸を避けたり開運を行うのが仕事かな」
陸
「凄くね、それじゃ仕事も多いんじゃないか?」
綺沙良
「まあ食べるのに困らないくらいには仕事はあるよ、それよりも陸くんは何の仕事してるの?」
陸
「俺は加賀美インダストリアルで働いてるよ」
綺沙良
「えー!凄い大きい所じゃん、私なんかより凄いよ」
陸
「俺は運良く入ったからどうこう言える立場じゃねえけど綺沙良なんかよりなんて思わねえぞ、そもそも仕事に上も下もねえだろ?俺からしたら自分で店やってる綺沙良は凄いと思うよ」
綺沙良
「………」
陸の言葉に綺沙良は黙ってしまった
陸
「悪い、何か気に触る様なこと言ったか?」
綺沙良
「ううん、そんなこと言われたの初めてで…気にしなくていいよ、おつまみ作れるけど何か好みある?」
陸
「肉系が良いな」
綺沙良
「オッケー、ちょっと待っててね」
綺沙良はささっと何品か出して
綺沙良
「お隣失礼します」
陸
「別に構わねえよ、いただきます…おおっ、美味い」
綺沙良
「よかった、綺沙良も食べよ」
2人で食べたり飲んだりしながら話をして
綺沙良
「お酒のおかわりいる?」
陸
「貰おうかな」
綺沙良
「お酒強い方?そこそこ飲んでると思うけどあんまり変わらないから」
陸
「多分強いんじゃないかな…変な酔い方はしないはず、綺沙良はどうなんだ?」
綺沙良
「うちは普通かな、飲むのは好きなんだけどね」
陸
「俺も飲むようになったのは最近だけど確かに楽しいよな」
綺沙良
「へぇ〜何かきっかけがあったの?」
陸
「一緒に飲んでくれるって人達が居て試したり飲み会してそれから飲むようになったな、だからまだ色々試してみたいってのはある」
綺沙良
「そしたら機会あったらまた来てよ、用意しておくからさ」
陸
「いいのか?」
綺沙良
「もちろん、陸くん何か面白いからまた話したいな」
陸
「オッケー、機会あったら来るよ」
綺沙良
「それじゃこれ私の番号、来れそうな時は連絡してね」
まさかの電話番号まで教えてもらえるのは意外だったがお言葉に甘えて受け取った
陸
「今日は帰らせてもらうよ、会計お願いします」
綺沙良
「一緒に飲ませてもらったからお会計は大丈夫だよ」
陸
「それは悪いから払うよ、次誘ってもらったのに払わねえのは何か気が悪い」
綺沙良
「律儀やね、それじゃこれでお願いします」
会計を済ませて店を後にした
綺沙良
「何か不思議な人やったな…また会いたい」
初めて会ったのにまた会いたいと綺沙良は思いながら残りのお酒を飲んでいた
家に帰る道中、すず菜から電話が掛かってきた
陸
「もしもし、どうしたこんな時間に?」
すず菜
『いきなりごめんね、今週末陸の家に行こうと思ってたんだけど、どうしても外せない用事ができちゃって…』
陸
「気にしなくていいよ、都合が良い時に来な」
すず菜
『ありがとう、また会った時はエッチしようね』
陸
「寝る前に興奮させるような事を言うんじゃありません」
その後は家に着くまで電話をして着いてからはすぐに寝た
陸
「とはいえ暇になったな…」
晶斗
「どうしました?何か悩みですか?」
陸
「それが休みが予定無くなって暇になったんで何しようかと思って」
晶斗
「陸さんって趣味とかってありませんでしたっけ?」
陸
「これと言ってはですね、社長とカードゲームはやってますけど中々都合が合わなくて…飲みにでも行こうかな」
晶斗
「いいですね、最近はどこかに行ったんですか?」
陸
「昨日行きましたよ、綺沙良っていう風水師がやってる所ですけど」
晶斗
「陸さん、それ本当ですか?」
陸
「本当ですけど何か変なこと言いましたか?」
晶斗
「いえ…私の記憶違いじゃなければその人の店って開いてるとこ殆ど見ないんですよね、有名な風水師なのは知ってますけど店が開いてないから開いてること自体が幸運と言われる程ですよ」
陸
「そんなに有名なんですね」
晶斗
「【幸運の風水師】と呼ばれるほど有名ですよ、実際彼女に見てもらって大成したり不幸を回避した人も居ますよ」
そこまで有名な人だったとは知らなかったが陸的にはそんな肩書き気にせず話したりしたいと思っているので大して気にしなかった
仕事終わりに綺沙良に電話を掛けてみたが出なかったので仕事中なのかと思い2度目は止めようと思っていると
プルルルッ
電話が掛かってきて画面を見ると綺沙良だった
陸
「もしもし陸です」
綺沙良
『ごめん陸くん、寝てたわ』
陸
「俺こそごめん、今大丈夫か?」
綺沙良
『大丈夫だよ、どうしたの?もしかしてもう来てくれるの?』
陸
「昨日の今日って訳にはいかねえけど土曜日とか大丈夫か?仕事も休みで予定も無いからさ」
綺沙良
『その日は…うん、私も予定無いから大丈夫、そしたら夕方くらいでもいいかな?それまでに準備しとくから』
陸
「ありがとう、そしたら夕方くらいに行くわ、当日はよろしくな」
そう言って電話を切って次の休みを楽しみにした
陸
「そろそろ行くか、綺沙良に連絡してと」
休みを迎えて夕方までダラダラと過ごしちょうど良い時間になったので綺沙良にメッセージを送って家を出た
綺沙良
「あっ、陸くんからだ、準備しようっと」
メッセージが送られて来たのですぐに出せるように色々と準備していつ来ても大丈夫な様にすると
「ここに居たか…」
陸ではない男性が入ってきた
綺沙良
「すみません、今日は貸切なんで…っ!?」
いきなり首を掴まれて壁に叩きつけられた
「お前さえ居なければ俺は誰もが羨む億万長者になれたんだ!それも汗1つかかずにな!」
綺沙良
「うっ…やめ…」
首を絞められ意識が飛びそうになると
陸
「何やってんだテメェ…」
ゴキッ
「はっ?はあぁぁぁ!?」
陸が綺沙良を掴んでいる腕を掴みそのまま折った
「だ、誰だお前…おぶっ!?」
痛みで手を離し陸を怒鳴ろうとするが外にぶん投げられた
陸
「綺沙良!大丈夫か!?」
綺沙良
「ごほっ…ごほっ…う、うん…大丈夫…」
綺沙良はそう言うがその様子が大丈夫じゃないのは誰が見ても明らかだった
陸
「ちょっと待っててくれ、すぐに終わらせる」
外に出ると男は手にナイフを持ってこちらを睨んでいた
陸
「一応聞いておく、何で綺沙良を襲った?」
「あの女の風水のせいで俺の事業は失敗したんだ!だからぶっ殺してやろうと思ったんだよ!俺が苦労してアイツが楽しそうに生きてんのが気に食わ…!?」
陸
「もういい…話は分かった、それ以上その口を開くな…聞くだけで耳が腐る」
静かに怒り拳に力を込めて近付く
「く、来るな!来たらお前を刺し…ぶほっ!?」
相手が構えるよりも早く顔面を殴り地面に叩き込むとそのまま気絶してしまった
陸はすぐにケータイを取り出し警察に連絡した
警察が来ると事情を色々説明し男の身柄を確保してもらい、その後男の事について聞くとどうやら男は詐欺師らしく巧妙に被害者から金を搾り取り警察からも逃げていたが綺沙良が仕事で見た人がターゲットになった際に簡単に捕まってしまい1度逮捕されたのだが脱走し綺沙良を狙って今回の状況になったとの事だった
後は警察に任せて
綺沙良
「ご、ごめんね陸くん…せっかく来てくれたのにこんな事になっちゃって…」
陸
「綺沙良は何も悪いことしてないだろ、それより…」
陸はどうしようか考えていた
この空気で飲むわけにはいかないが綺沙良をこのまま1人するのも嫌だった
陸
「綺沙良、ウチに来ないか?このままお前を1人にしたくねえし」
綺沙良
「いいの?」
陸
「もちろんだ、どうする?」
綺沙良
「うん…お願いします」
その後、タクシーを呼んで綺沙良と一緒に家に向かった
陸
「どうぞ」
綺沙良
「お邪魔します」
家に入ってリビングに行き
陸
「適当に座ってくれ、何か飲み物持ってくるな」
そう言われて綺沙良はソファに座り陸が飲み物を持ってくると震えていた
陸
「………」
綺沙良
「ご、ごめんね…陸くんの家に着いたら安心して…」
陸は隣に座り
陸
「大丈夫だ、俺が居る…無理に我慢しなくていい」
綺沙良
「ありがとう、手貸してもらってもいい?」
そう言われて左手を綺沙良の前に出すと両手で握り顔を見せない様に泣いていた
綺沙良は声を出さないようにしていたが陸はそれ以上何も言わず落ち着くのを待った
綺沙良
「恥ずかしいところ見せちゃったね…」
陸
「そんなことねえよ、落ち着いたか?」
綺沙良
「うん、ありがとう」
陸
「どういたしまして、さて…時間が時間だから今日は泊まっていきな」
綺沙良
「そんなにお世話になっちゃっていいの?」
陸
「大したことはしてねえから気にするな、さて…泊まってもらうのはいいとして風呂どうするか…」
着替えは何とかなるとして問題は下着だった
綺沙良
「もしかして着替えとか考えてる?このままでもいいよ」
陸
「それだと休まった感じしないだろう…こうなったら最終手段だ」
一旦リビングから出てすぐに戻り
陸
「これ買ってまだ使ってない服と下着なんだけど…すみません、こちらを使ってもらってよろしいでしょうか」
綺沙良
「こんなに色々してもらってるのにワガママなんて言わないよ」
一式受け取った綺沙良を風呂場まで案内し陸はリビングに戻った
綺沙良
「………」
シャワーを浴びながら綺沙良は昔のことを思い出していた
彼女の能力は【流気】、綺沙良は元々気の流れを見ることができるがこの能力は気をコントロールする事ができ規模が大きいのは無理だが人1人くらいや乱れた気の流れを多少戻すなどができる
これによって風水師として名は高く綺沙良は有名になった
だからこそトラブルも何度も起きていた
インチキ呼ばわりされたり綺沙良のせいで大変な目に遭ったなどと理不尽な事を言われたりするのも多く半ば諦め慣れてしまっていた
しかし、今回みたいな家に来られたのは初めてで陸が来なかったらどうなっていたか分からないという恐怖があり、あのまま1人になるのは本当に嫌だった
だが、今後もこんな事があって陸が巻き込まれるのは嫌で
綺沙良
「やっぱり離れた方がいいよね…」
風呂から出てリビングに行くと
綺沙良
「お風呂と着替えありがとう」
陸
「サイズは大丈夫か?後服は洗濯しておくから安心してくれ」
綺沙良
「色々ありがとうね、それと陸くんに話したい事があるの」
陸
「ん?なんだ?」
綺沙良
「今日みたいなこともしかしたら今後もあるかもしれない…私だけならいいけど陸くんが巻き込まれるのは嫌なの…だから、今後私と会ったりするのは…」
陸
「綺沙良、自分を蔑ろにする様な言い方はするな、そもそも今回の奴は完全に逆恨みだし寧ろ俺は間に合って良かったと思ってる…それにそう言われたからって距離空けるほど柔じゃねえから」
綺沙良
「でも…」
陸
「でもじゃねえ、この話はこれで終わりだ、それと今後もああいう事があったり危なそうな時は連絡しろ、助けに行くからよ」
綺沙良
「うん…分かった…」
綺沙良は普通の人と少し違う
特殊な一族の出身で能力と合わせて一族の中でもずば抜けていた
それ故に家族以外からは一線引かれた扱いを受けていて対等な関係や愛情というのが分からなかった
友人は居るが自分が少し距離を置いている所もあるが陸に対しては何かが違った
巻き込みたくないという感情はあるがそれと同じくらい離れたくないという感情もあり自分でもよく分からなかった
だから、曖昧な返事をしてしまった
その後は少し話をして寝ることにした
陸
「この部屋を使ってくれ」
綺沙良を部屋に案内しそこで寝てもらうことにした
綺沙良
「陸くんはどこで寝るの?」
陸
「ソファで寝るから気にしなくて大丈夫」
綺沙良
「悪いよ、泊まらせてもらってるのに…」
陸
「そうは言っても女の子をソファとか床で寝かせるわけにはいかねえから、遠慮せずに使ってくれ」
そう言って陸は有無を言わさず部屋を後にし綺沙良はそれ以上何も言えずベッドを借りることにしそのまま寝ようとしたが中々眠れなかった
陸
「………」
ソファで寝ていると誰かに身体を揺らされ綺沙良かと思い目を開けると
すず菜
「………」
陸
「あれ?すず菜?用事があって来れないって言ってなかったか?」
すず菜が目の前に居て時計を見ると朝になっていて身体を起こしすず菜を見ると何故か不機嫌そうな顔をしていた
陸
「えーと…何か怒ってる?」
すず菜
「別に怒ってないよ、用事が昨日で終わったから今日行こうと思って来たら玄関に女の人の靴があったから連れ込んでるとか思ってないから」
陸
「あっ…」
そこまで言われた理解した
すず菜は完全に浮気したと思っているのだ
陸
「ちょっと待ってくれ、確かに今この家にはすず菜以外に女性が1人居るが決して浮気とかでは…」
すず菜
「別にいいよ…何も言わずに来た私が悪いんだから…この世界は一夫多妻が認められてるからどうこう言うつもりないし…」
すず菜は完全に拗ねてしまっていた
すず菜
「ごめんね…今日は帰るよ」
そう言って帰ろうとするが陸はすず菜の手を掴んで自分の所に引っ張り
すず菜
「んっ♡チュッ♡ぷはっ…いきなりどうしたの?」
キスをした
陸
「すず菜、この世界で一夫多妻が合法化されてるのは分かったが少なくとも俺はお前に相談無しでそんな事しない…信じてもらえるかは分からないが俺は浮気なんかしてない、だけど勘違いさせたのは俺のせいだ、ごめん」
そう言うとすず菜は陸の首に手を回し
すず菜
「じゃあ…行動で見せて?」
そう言われて陸は我慢できず
綺沙良
「ん〜もう朝だ…陸くん起きてるかな?」
ベッドから降りて陸が起きてるか確認しようと部屋から出ると別の部屋から声が聞こえた
綺沙良
「ん?誰か来てるのかな?」
そう言って声が聞こえる部屋に向かうと扉が僅かに開いており入ろうと手を伸ばすと
すず菜
「あんっ♡んっ♡気持ちいい♡」
綺沙良
「えっ?」
綺沙良は驚きながら手を引っ込めて隙間から部屋を見ると
陸
「すず菜…」
すず菜
「んんっ♡そこ…もっと♡」
すず菜は立ちバックで陸のペニスを受け入れながら感じていた
この家は何個か部屋があり
・陸が寝たりゆっくりする部屋(綺沙良が使っていた部屋)
・すず菜が泊まった際に配信できる様にPC含め色々置いてある配信部屋
・エッチをする為だけの部屋
と目的に合わせた部屋が何個かあり今陸とすず菜が居る部屋がエッチをする為の部屋で防音仕様になっているので普通なら音は漏れないのだがすず菜を連れて来た際に扉をちゃんと閉めたか確認しておらず僅かに開いているのに気付いていなかった
綺沙良
「えっ?アレってずなちゃん?陸くんとずなちゃんってそういう関係だったの…」
綺沙良とすず菜は友達でよく会ったり遊んだりしてるのだがこういった話は全くしていなかったので驚きを隠せなかった
綺沙良
「ずなちゃんってあんな顔するんだ…」
友達の知らない一面を見て驚いているのもあるがそれよりも
綺沙良
「いいなぁ…」
綺沙良は2人が愛し合ってるのを羨ましく見ていた
陸
「すず菜…射精すぞ」
すず菜
「うんっ♡射精して♡中にいっぱい射精して♡」
すず菜の中に射精して繋がったままキスをして
すず菜
「もっと♡もっとほしい♡あんっ♡」
そう言われてそのまま腰を動かして2回戦に入った
綺沙良
「んっ…♡あっ…♡」
その様子を見て綺沙良はその場に座り込んでしまい指で秘所を弄り始めた
指で触ると既に湿っており興奮しているのは明らかだった
綺沙良
「んんっ♡ダメ…なのに…♡とまらない♡」
徐々に指を激しく動かしていきいつもよりも絶頂が早く
すず菜
「イクッ♡イッちゃう♡」
陸
「俺も…またイクッ」
綺沙良
「イッちゃう…♡イクッ♡イクッ♡」
2人の絶頂に合わせて綺沙良も一緒に絶頂してしまい
綺沙良
「はぁ…はぁ…」
指を見るとびしょびしょだったがここに居るのはまずいと思い部屋に戻る前に手を洗う為に洗面所に入ると洗濯カゴがあり
綺沙良
「あっ…」
中には陸が着ていたシャツがありマズイと思ったがそれを手に取り匂いを嗅いでしまった
綺沙良
「んっ…♡あんっ♡」
壁を背にして座り匂いを嗅ぎながらオナニーを再開した
綺沙良
「んっ♡ああんっ♡陸くん♡」
指が止まるどころかどんどん早くなっていき
綺沙良
「もうイクッ♡うんッ♡んんっ♡」
腰を浮かせるほど絶頂してしまい息を整えていたが2人が来るかもしれないと思いシャツをカゴに入れて部屋に戻った
綺沙良
「何やってんだろ…///」
2人の行為を見てオナニーした上にシャツの匂いまで嗅ぐとは思わず今になって恥ずかしくなっていた
陸が好きかどうかは分からないが2人の愛し合ってのエッチが羨ましく見えていた
考えがまとまらず気付いたらそのまま眠ってしまった
綺沙良
「あれ…寝ちゃってた…もう夕方になってる」
目が覚めて窓を見ると既に夕方になっておりリビングを向かうと
陸
「おはよう、休めたか?」
綺沙良
「うん、こんな時間になってるとは思わなかったけど、そういえば誰か来てたの?話し声が聞こえた気がしたから」
陸
「ああ、すず菜…彼女が来てたんだ、午後には帰っちゃったんだけどな」
彼女という単語を聞いて綺沙良は少し胸が痛くなった
綺沙良
「恋人いたんだね?お邪魔だったかな?」
陸
「そんなことねえよ、職場から急遽ヘルプで呼ばれて向かっただけだから邪魔とかじゃねえよ」
綺沙良
「そうなんだ、でもお世話になりっぱなしだから今日はもう帰るよ」
陸
「大丈夫か?無理はしなくていいが…」
綺沙良
「ううん、陸くんのおかげで落ち着いたから、色々ありがとう」
陸
「分かった、服は洗濯してそこに置いてあるから、下着とかは触ったり見たりしてないから安心してくれ」
綺沙良
「別に気にしなくていいのに、着替え見る?」
陸
「そういうこと言わないの、部屋出るから着替え終わったら呼んでくれ」
綺沙良
「はーい、あっ、袋あったら貰っていい?」
陸
「袋?あるけど何に使うんだ?」
綺沙良
「借りた服洗って返すから、それとも私の匂い付きで返そうか?」
陸
「勘弁してくれ、そう言われてそのまま返してくれとは言えねえよ」
そう言って袋を渡して部屋を出た
綺沙良
「もう会わない方がいいって決めたのに何で会うような口実作っちゃったんだろう…」
自己嫌悪しながらささっと着替え陸と家を出た
陸
「今回は色々あったけどまた飲みに行ってもいいか?」
綺沙良
「えっ…いいの?あんなことがあったのに…」
陸
「綺沙良は悪くないって言ったろ、それとも俺が居たら迷惑か?」
綺沙良
「そんなことない!ごめん…陸くんが良いならまた来てほしいな」
陸
「もちろん、また行けそうな時に連絡するよ」
綺沙良を家まで送りそのまま解散し、その夜
綺沙良
「んぁ…♡あ…ん♡」
陸と別れた後、店は開けず部屋でオナニーしていた
2人のエッチを思い出しすず菜がされていたことを自分がされている想像をしながらしていた
綺沙良
「あんっ♡あっ…あっ…♡イキそう♡」
指を早く動かしそのまま絶頂する
綺沙良
「はぁ…はぁ…♡変だな…陸くんのこと考えたらもっとしたくなる…会ってそんなに経ってないのにどうしてなんだろう」
陸とはまだそんなに会って少ししか話していないのに綺沙良はずっと気になっていた
店もいつも通り開けるかどうか考えていたが陸が来ると言った時、柄にもなく張り切っていた
自分の中で分からない感情がぐるぐるしていてどうすればいいか分からず
綺沙良
「もう1回しようかな…あっ♡」
思い出しながらオナニーをした
陸
「さて…綺沙良は送ったし何するか、すず菜は戻って来れるか怪しいって言ってたから飯でも…」
晶斗
「陸さん?」
後ろから声が聞こえ振り向くとそこには私服姿の晶斗が居た
陸
「晶斗さんじゃないですか、こんな所でどうしたんですか?」
晶斗
「それはこちらの台詞ですよ、私はこの辺に住んでるんですよ」
陸
「そうだったんですね、俺は知り合いを送ってこの後どうしようか考えていた所です」
晶斗
「でしたらこれから私と一緒に食事でもどうですか?明日は仕事なのでお酒はあまり飲めませんが食事なら問題ないでしょう、どうです?」
陸
「いいですね、晶斗さんの話とかも聞きたいですし行きましょう」
晶斗
「期待してもらうのは悪い気はしませんが面白い話はあまりないですよ」
そう言って晶斗がよく行く店に行き2人で色々話しながら食事をした