※この作品はR-18です。

空陸愛   作:エミヤ・リーゼ

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8話 綺沙良の涙 心の闇

「えっ?綺沙良と知り合いだったの?」

 

すず菜

「友達だよ、でも陸がきいちゃんを知ってるのはビックリだしこの間家に居たとは思わなかったよ」

 

「ちょっと色々あってな…内容は察してほしい」

 

すず菜

「事情があるんでしょ?だったら深くは聞かないよ、とはいえちょっと反省しないと」

 

「ん?何をだ?」

 

すず菜

「きいちゃんが居るのに考え無しでエッチしちゃったから…聞かれてたらどうしよう」

 

「さすがに大丈夫だとは思うけど…俺も考え無しだった、今後は気をつけよう」

 

すず菜はこの間ヘルプで呼ばれた為、今日は休みで陸の仕事終わりに家に来てこのまま泊まる事になっている

 

「この間、一夫多妻が合法化されてるって言ってたけど本当なのか?」

 

すず菜

「本当だよ、ここは人以外にも色々な種族が居るからそういうのも踏まえて合法化されてるの、とはいえお互いの合意がないと浮気扱いにはなるよ」

 

「相変わらず凄え世界だな…」

 

すず菜

「もしかして私以外に付き合いたい人とか居る?」

 

「そういう訳じゃねえけど…もしそうなったらすず菜は俺と別れるか?」

 

すず菜

「うーん…別れたくはないかな、だけど陸は相手に対して適当にしたりしないから何かしらの事情があったり相手が本当に陸の事が好きなら反対はしないかな、でも…私のこともちゃんと愛してほしいな」

 

「もちろん、すず菜の事が好きって気持ちは絶対に変わらねえよ」

 

すず菜

「うん、私もだよ」

 

2人はイチャイチャしながら夜を過ごしたがその日エッチはせず話をしたりキスをしたりで終わらせた

 

ハヤト

「うーん…悩ましいですね」

 

「社長、決まりましたか?」

 

ハヤト

「ラーメンもいいのですが焼肉丼も捨てがたい…」

 

ハヤトから昼食を誘われて一緒に行くと頭を悩ましていた

 

ハヤト

「よし!今日はラーメンにしましょう!」

 

何とか決まったらしく2人は注文して席に着いた

 

ハヤト

「お待たせしてしまって申し訳ございません」

 

「いえいえ、ここは美味いですから悩むのも分かりますよ、そういえば社長に聞きたかったんですけど社長が行ってるカードショップってありますか?あったら教えてほしくて」

 

ハヤト

「でしたらケータイに住所送りますよ、お世話になってる所が何件かありますんで」

 

「助かります、自分で探したりしてるんですけど中々見つからなくて」

 

ハヤト

「ショップを探すほどやってくれて私としては嬉しいですけど」

 

雑談をしながら昼食を取り午後からの仕事も順調に終えて退勤する際に

 

「いきなり今日はまずいかな、ちょっと連絡してみるか」

 

ケータイを取り出して電話を掛けると

 

綺沙良

『もしもし陸くん?どうしたの?』

 

「悪い、今日って店開いてるか?開けてるなら寄ろうって思って」

 

綺沙良

『大丈夫だよ、さっきまでお客さんの相手してて終わったから今日は閉めようと思ってたから』

 

「疲れてるなら日を改めるが」

 

綺沙良

『遠慮しなくていいよ、用意しておくから来て』

 

「オッケー、そしたらこのまま向かうから30分位には着くと思う」

 

綺沙良

『分かった、お待ちしてます』

 

電話を切って綺沙良の店に向かった

 

約束通りの時間に着き中に入ると

 

綺沙良

「いらっしゃい、待ってたよ」

 

「いきなり連絡してごめんな、大丈夫だったか?」

 

綺沙良

「全然大丈夫だよ、それにこの間のお礼もしたいから座って座って」

 

綺沙良に手招きされてカウンターに座り

 

綺沙良

「そしたら何から飲む?前に話した後に色々揃えてみたんだけど」

 

「オススメあるか?俺より綺沙良の方が詳しいからできれば任せたい」

 

綺沙良

「オッケー、そしたら…コレとかがいいかな」

 

綺沙良はささっと用意して出した

 

「いただきます…んっ、イケるなコレ、かなり飲みやすいわ」

 

綺沙良

「そうでしょ、それ飲みながらちょっと待ってて、おつまみ何品か用意しとくから」

 

そう言ってつまみを用意をしていると

 

「………」

 

綺沙良

「あんまり見られてると緊張しちゃうんだけど」

 

「ああ、悪い…こういう話するのはいいのか分からないけど彼女も料理作るからさ、多分見てるの好きなんだと思う」

 

綺沙良

「大事にしてるんだね」

 

「俺を救ってくれた人だ、過保護なつもりはないけど幸せになってほしいとは常に思ってるさ」

 

その言葉に綺沙良は胸がチクリと痛くなった

 

綺沙良

「そんな風に思ってもらえるなら彼女さんも幸せだと思うよ」

 

笑顔を作ってささっと残りのつまみを作りテーブルに並べた

 

「綺沙良も一緒に飲もうぜ」

 

綺沙良

「いいの?」

 

「もちろん、誰かと飲んで話すのが好きだからよかったら付き合ってくれ」

 

綺沙良

「それじゃお言葉に甘えて、いただきます」

 

隣に座って一杯飲み

 

綺沙良

「ん〜おいし」

 

「つまみもいただきます…うまっ!それに酒に合うな」

 

綺沙良

「でしょ、一応考えながら作ってるんだよ」

 

2人は飲み食いをしながら話していると

 

「あの後は大丈夫だったか?」

 

綺沙良

「うん、陸くんのおかげで落ち着いたよ、ありがとうね」

 

「大した事はしてねえよ、綺沙良が大丈夫なら一安心だ」

 

あの後、綺沙良は1人で大丈夫かと心配していて今日はその様子を見るために来たのもあった

 

つまみを食べ終えた後も2人は飲み続けていると

 

綺沙良

「えへへ〜陸くん」

 

綺沙良は完全に酔っ払っており陸に寄り添っていた

 

「飲み過ぎだ、そろそろ飲むのやめた方がいいぞ」

 

綺沙良

「まだ大丈夫だよ〜」

 

そう言って綺沙良は飲もうとするが陸がコップを取り

 

「はいはい、飲むなら水にしとけ」

 

綺沙良

「ケチ〜じゃあ今日はもう飲まないからお願い聞いて」

 

「無理なことじゃなければいいが…」

 

綺沙良

「チューしよ」

 

「はい?」

 

予想外のお願いに呆気に取られ

 

綺沙良

「この間助けてもらったお礼だよ」

 

「お礼ほしくて助けたわけじゃないから大丈夫です、つかそんな簡単にチューするとか言っちゃダメだ」

 

そう言うと綺沙良は

 

綺沙良

「ずなちゃんとエッチするのに私とキスするの嫌なの?」

 

「もしかして…この間泊まった時に見ちゃいましたか?」

 

綺沙良

「うん…起きて陸くん探してたら部屋から声が聞こえて2人がしてるの見ちゃった…」

 

「マジか…見られてたか…本当にごめん、綺沙良が泊まった時にそんな事をして…」

 

綺沙良

「ビックリしたけど怒ってはないから、でも…ずなちゃんのこと羨ましいなって思っちゃって…だからダメ?」

 

見られたのは悪いと思ってるがそれでも

 

「やっぱりダメだ…綺沙良に迷惑かけたのは申し訳ないけどだからって好きでもない相手にキスなんてしちゃダメだ」

 

陸がそう言うと綺沙良は離れて

 

綺沙良

「困らせちゃってごめんね、ちょっとからかってみただけ、でも気をつけないとダメだよ」

 

「本当にごめん、それに関しては反省してる…」

 

言われてうなだれていると綺沙良が近付き

 

綺沙良

「んっ♡」

 

「んっ!?」

 

そのままキスされてしまい綺沙良は口を離すと

 

綺沙良

「ふふっ…ご馳走様でした」

 

ペロッと舌を出した

 

「油断した…」

 

綺沙良

「ちょっとだけど良いね…ずなちゃんには内緒にするから大丈夫だよ」

 

「そうは言ってもだよ…これ以上は本当に勘弁してくれよ」

 

綺沙良を責めるつもりは無かったが内心すず菜に申し訳ないと思っていると

 

綺沙良

「ふふっ…そうだ、今日泊まっていってよ」

 

「明日仕事なんだが…」

 

そうは言ってもここまで酔ってる綺沙良を1人にするのは危ないと思いもしかしたら部屋には行けても戸締りとかをしない可能性があるので

 

「分かった、お言葉に甘えて泊まらせてもらうよ」

 

綺沙良

「やったー、そしたら私の部屋行こ、こっちは明日片付けるから」

 

部屋に行く前に入り口の戸締りをして陸は綺沙良と部屋に行くとすず菜の部屋とはまた違った雰囲気があった

 

綺沙良

「そこ座っていいよ、隣お邪魔します」

 

隣に座って陸にくっつくが無理矢理引き剥がすのは悪いと思いそのままにした

 

とはいえ綺沙良のおっぱいが腕に当たってヤバかった

 

すず菜よりも大きく違った柔らかさがあって正直ペニスが勃起してしまい動けずにいると

 

綺沙良

「陸くん勃ってるね、私に魅力を感じてくれてるのかな?」

 

「魅力は感じてるけどそっとしといてください…勝手に小さくなりますんで」

 

我慢しようと考えていると綺沙良は

 

綺沙良

「私は我慢できそうにないかな…んっ♡」

 

ズボン越しのペニスを見ながらマンコを弄り始めた

 

「綺沙良!?さすがにそれは…」

 

綺沙良

「勝手にやってるだけだから気にしなくていいよ、それに陸くんだって私が寝てる間にしてたんだからおあいこだよ」

 

そう言われて何も言えずにいると綺沙良はそのまま続けた

 

綺沙良

「あっ♡んんっ♡」

 

「………」

 

喘ぎ声が聞こえしたいと思ったがさすがにその一線を越えるのだけは耐えようとするが

 

綺沙良

「陸くんのチンポ見てみたいな♡」

 

ズボンのチャックを降ろされパンツもずらされペニスが飛び出てきた

 

綺沙良

「凄い…♡こんなに勃起してくれてるんだ♡あんっ♡ううっ…♡」

 

ペニスを見て興奮してしまい綺沙良は指の動きを早くして更にペニスを掴み上下に扱いた

 

「綺沙良これ以上は…」

 

綺沙良

「私が勝手にしてるだけだから気にせず気持ち良くなってくれればいいよ♡」

 

すず菜と違った感触でその上、手袋をしていて肌触りも良く快感に抗えなかった

 

綺沙良

「熱い♡んんっ♡私も興奮しちゃう…♡陸くんは気持ちいい?」

 

「気持ちいいです…ヤバい…」

 

綺沙良

「うれしっ♡綺沙良もいつものオナニーより気持ち良くてヤバい♡あぁん♡ううっ…♡」

 

ペニスの扱きが更に早くなりマンコを弄る指も更に早くなって絶頂が近かった

 

「射精る…もう射精る!」

 

綺沙良

「私もイクッ♡イッちゃう♡」

 

同時に絶頂し陸の射精は綺沙良が手袋で受け止めて飛ばないようにしていた

 

綺沙良

「はぁ…はぁ…凄かったね、良かった?」

 

「良かったです…」

 

綺沙良は手袋を適当に置いてティッシュでペニスを拭いた

 

「そこまでしなくて大丈夫だよ」

 

綺沙良

「私がしたんだからこれくらい気にしないで、気持ち良くなってくれて嬉しいから」

 

酔いが少し覚めたのか先程より口調がハッキリしていた

 

綺沙良

「ごめんね、わがまま言った上にここまでしちゃって…」

 

「抵抗しなかった俺が悪いし気持ち良くなってたのも本当だからそんな顔しないでくれ…ちょっと飲み直そうか?」

 

2人は落ち着き一旦飲むことにしたが何を話せばいいか分からず沈黙が続いていると

 

綺沙良

「正直な話するとね、私…愛ってよく分からないの」

 

「それは…ちょっと複雑な事情だったりするか?」

 

綺沙良

「あまり好んで話したいとは思わないかな…でも陸くんにはここまでしちゃったから聞いてほしいの」

 

「分かった、でも無理はしないでくれ」

 

綺沙良

「うん…綺沙良はね、ある一族の生まれでその一族は代々気の流れを見る事ができてそれを風水に用いる事によって名を上げてきたの、だけど昔、名を上げ過ぎて命を狙われる事がなん度もあって今はひっそりやりながら一族を存続させてるの」

 

「それって綺沙良の自由は大丈夫なのか?縛られたりとかは…」

 

綺沙良

「幸いそれは大丈夫、仕事をすれば文句言われないし私は一族でも浮いた存在だから半分放置されてる様なものなの…私の能力はね気をコントロールできるんだけどそれと一族の見る力が合わさって歴代でも見ない存在になっちゃったの…だから周囲からは嫉妬や妬み、恐れの目で見られてた」

 

「………」

 

綺沙良

「それと一族が少しでも優秀な人材を残すために寿命を伸ばしていて私の寿命は普通の人よりかなり長いの…だから、友達は居るけど自分で勝手に一線引いちゃって…それをしてる内に愛ってなんだろうって思って分からなくなっちゃったの…ははっ、ごめんねこんなつまらない話しちゃって…えっ?」

 

笑って誤魔化そうとすると頭に手を置かれて優しく撫でられていた

 

「辛い話をつまらないなんて言うな、綺沙良が悪いことなんて1つもねえじゃねえか…それを人にぶつけず人を助ける仕事をしてるんだ、尊敬するよ」

 

真っ直ぐ嘘が無い素直な気持ち

 

そんな言葉を聞いて綺沙良は自然と涙を流していた

 

綺沙良

「ごめん…なんか…」

 

「我慢するな、辛い時は泣いていいし楽しい時は笑えばいいんだ」

 

綺沙良

「うん…うん…」

 

この話は友達にもした事がなかった

 

したら離れて1人になってしまうと思ったからだ

 

だけど陸は否定せず受け入れてくれて、それが嬉しく涙が止まらず流し続けた

 

綺沙良

「色々ごめんね…あんな事した後でこの話したのに…」

 

「俺に吐き出して綺沙良の重みが取れるならいくら吐き出してくれてもいいよ、それに周りから怖がられて1人って気持ちは俺も分かるから」

 

綺沙良

「ずなちゃんと付き合う前は色々あったの?」

 

「すず菜というより俺の個人的な問題でな…それで色々悩んで自分が居ると迷惑を掛けるだけだと思った事がある、でもすず菜や色々な人達が背中を押してくれて自分らしく生きていいって言ってくれたんだ、だから綺沙良も自分がしたい様に生きていいと思う、俺はいつだって味方になるぞ」

 

綺沙良

「ありがとう、ちょっと心が軽くなった気がする」

 

綺沙良の家で一晩過ごし朝になると仕事に向かうため綺沙良に挨拶を済ませ出社した

 

綺沙良

「んっ♡あっ…♡陸くん…♡」

 

陸が家を出た後、昨日の事を色々と思い出しムラついてしまい綺沙良はオナニーをしていた

 

しかも、陸が射精した際に受け止めた手袋が残っておりその匂いを嗅ぎながらオナニーをしていた

 

その匂いで昂っておりいつもより激しめにしていた

 

綺沙良

「陸くん…もっと…♡そこを気持ちいい♡」

 

陸に弄ってもらう想像をしながら指を動かし腰が浮いてしまっていた

 

綺沙良

「イッちゃう♡このままイカせて♡イクッ♡イクッ♡」

 

プシ プシャァァァ

 

絶頂を迎えると同時に精子の匂いを嗅ぐと潮を拭いてしまった

 

綺沙良

「はぁ…はぁ…陸くん…会いたいよ」

 

陸と出会ってからトラブルもあったが目まぐるしく日々を送るうちに綺沙良は陸の事が好きになっていた

 

あんな事を言ってくれる人は今まで居らず頭の中は陸のことでいっぱいだった

 

だけど、それと同時に告白する勇気が出なかった

 

陸はすず菜と付き合っている

 

綺沙良にとってすず菜は大切な友達で2人の幸せを壊すような事はしたくなかった

 

それでも陸の事が頭から離れずこうやって想像しながら自分を慰めるしかなかった

 

(今日はすず菜来れるって言ってたから迎えに行くか…今日は残業とかも無さそうだし大丈夫かな)

 

今日は別の部署で仕事をしておりダイカガミは現在調整中であるためしばらくはこういった作業だと晶斗から連絡を貰っていた

 

(にしても流れとはいえあんな事になっちまうとは…すず菜に話した方がいいかな)

 

昨夜の綺沙良との行為を思い出しどうするか考えながら仕事をして問題無く退社しすず菜を迎えに行き一緒に家に帰った

 

すず菜

「何かあったの?」

 

陸は

「何でだ?」

 

すず菜

「静かだし悩んでるのかと思って、私の勘違いならいいんだけど」

 

どうやら雰囲気ですず菜に察しられてしまいどうするか考えていると

 

すず菜

「無理に言わなくていいけど私は陸の恋人なんだよ、大抵のことは受け止めるから安心して」

 

そう言われて陸は

 

「外でする話じゃないから家に着いたら話すわ」

 

覚悟を決めて話すことにした

 

家に着きソファにすず菜を座らせて陸はその前に正座し

 

「すみませんでした!」

 

全力の土下座をした

 

すず菜

「待って待って!?何でいきなり土下座なの?そんな悪いことしたの?」

 

「実は…」

 

昨夜の綺沙良との話(綺沙良個人の事情は伏せて)をすず菜にすると

 

すず菜

「そうなんだ…うん…予想外でビックリした…」

 

「本当にすみませんでした、流れとはいえ他の女性と…」

 

すず菜

「これだけは教えて、陸から誘ったの?」

 

「いや…お互いにそういう雰囲気になったというか…」

 

綺沙良のせいにしたくはなかったのであやふやに言うと

 

すず菜

「分かった、怒ってないから大丈夫だよ」

 

「怒ってないのか?正直ビンタの1つは覚悟してたんだが…」

 

すず菜

「ビックリしたけど私も陸と付き合う前に酔っ払ってしちゃったしきぃちゃんを悪いとは思ってないから、それにエッチしたの見られちゃったのは私も悪いし…だからこの話はこれで終わり!」

 

「聖人なんですか…ありがとうございます」

 

すず菜

「大袈裟だよ、私にだって陸に見せてないだけで嫌な部分あるよ、誰にだって闇はあると思うしそれとどう付き合っていくかが大切なんじゃないかな」

 

「闇か…」

 

自身の記憶と向き合った陸だが今この世界に居る陸は自身の闇が何かは分かっていなかった

 

あるのはあるのだろうがそれがどういった物なのかは分からなかった、嫌な部分はすぐに出てくるのだが

 

すず菜

「そしたらエッチしよ」

 

「なぜこのタイミングで?」

 

すず菜

「だってきいちゃんと挿入れてないけどその手前はしたんでしょ、だったら私で上書きしないと」

 

そう言ってすず菜は陸の前に移動し

 

すず菜

「ちゅっ♡んっ♡ちゅぱ♡」

 

舌を絡めてキスをした

 

すず菜

「部屋行こ?」

 

こんな誘われ方されて断れるはずがなく

 

すず菜

「んんっ♡気持ちいい…あんっ♡」

 

部屋に行くとすず菜をベッドの上で横にしクンニをした

 

秘所を舌で舐めていくとすず菜の感度はどんどん上がっていき膣内に舌を入れて舐めていく

 

すず菜

「そこっ♡そこもっと舐めて…♡」

 

気持ちいい部分に舌が当たりもっと舐めてほしいとお願いされ要望通りそこを舐めると

 

すず菜

「あッ…ああんッ♡イクッ♡イッちゃう♡」

 

腰を浮かして絶頂が近付き更に舐めると

 

すず菜

「イクイクッ♡イッくう♡」

 

絶頂してビクビクと身体を震わせた

 

その姿と喘ぎ声を聞いて陸のペニスは勃起していてすず菜の顔に近付けると

 

すず菜

「ちゅぱ…れろ♡」

 

ペニスを舐めてくれた

 

その様子を見ながら昨日の事を思い出し陸は

 

「すず菜、ちょっとお願いがあるんだけどいいか?」

 

すず菜

「んっ?いいよ、何かしてほしいの?」

 

「その…すず菜のパンツで扱いてほしい」

 

すず菜

「えっ…本当に言ってるの?汚いよ…」

 

綺沙良の手袋でしてもらったのが予想以上に良かったため下着だとどうなるのか気になっていた

 

「汚いとか思ってないから大丈夫、俺が変態的な事を言ってるのも承知してるが…ダメか?」

 

すず菜

「うーん…分かった、ちょっと待っててね」

 

すず菜は床に置いてたパンツを取り陸を座らせてその前に座り

 

すず菜

「今日はこういうの履いてました///」

 

すず菜はパンツを広げてみせた

 

薄緑色のシンプルな物だったがすず菜が履いていたのと恥ずかしがりながら持っているのを見て興奮しペニスを更に硬くした

 

「めっちゃエロい…そしたらお願いします」

 

そう言うとすず菜はペニスにパンツを被せて扱き始めた

 

「ヤバッ…こんなに肌触りいいのか女の人のパンツって…」

 

すず菜

「恥ずかしいからあまり言わないで…でも喜んでくれるのは嬉しいな♡」

 

陸の反応を見てすず菜は少しずつ早く扱いていき先走り汁が出てパンツに湿っていた

 

「はぁ…すず菜…射精そう」

 

すず菜

「いいよ、思いっきり射精して♡私のパンツに精液かけて♡」

 

更に早く扱いていくと限界が来て

 

「射精る!」

 

すず菜のパンツに思いっきり射精した

 

すず菜

「いっぱい射精たね♡ほら、こんなになっちゃったよ♡」

 

パンツを見せるとマンコに当たる部分は精液まみれになっていた

 

「ふぅ…予想以上に気持ち良かったわ、ありがとうすず菜」

 

すず菜

「まさかこんな事を頼まれるとは思わなかったけどね、ちょっと休も」

 

すず菜もベッドに乗って陸の手を引っ張り抱きしめあってキスをした

 

すず菜

「んっ…ちゅっ♡」

 

「普段する時あんまり下着見てなかったけど女の人ってこんなエロいの常に着てるのか?」

 

すず菜

「私が付けてるのは普通のデザインだよ、エッチなやつはもっとエッチだよ、私は持ってないけど」

 

「………」

 

おっぱいを触りながらすず菜の身体を見て

 

すず菜

「着てほしいとか思ってる?」

 

「何でバレた…正直見てみたいと思って…俺らエッチする時、基本裸だからさ、たまにはそういうのもいいかなって…」

 

すず菜

「別にいいけど…そのうちね、わたしも着たことないから恥ずかしいし」

 

「楽しみにしてる、そろそろいいかな?」

 

言いながらマンコを撫でる

 

すず菜

「あんっ♡いいよ♡どうする?」

 

「後ろから挿入れていいか?」

 

すず菜

「はい、いつでもいいよ♡」

 

四つん這いになってお尻をふりふりしながら誘惑してきて陸はお尻を掴んで何度か揉んだ後にそのままペニスを挿入した

 

すず菜

「あぁん♡んんッ♡んっ♡」

 

パンッ パンッ パンッ パンッ

 

マンコの快感を感じながら腰を振っていく

 

「すず菜のマンコ気持ちいい…」

 

すず菜

「陸のも気持ちいい…よ♡もっと早くして♡」

 

更に腰を早くして打ち付けていくとすず菜も感じており

 

すず菜

「ごめん…出ちゃう…♡」

 

プシ プシャァァァ

 

潮を吹いてしまっていたが陸は止まらず腰を振り続け更に乳首も弄った

 

すず菜

「待って…♡それ感じ過ぎちゃう♡イッたばかりだから♡また出ちゃう♡」

 

プシャ プシャァァァ

 

続けて潮を吹いてしまいすず菜の感覚はめちゃくちゃになっていた

 

「俺もそろそろ射精そうだからちょっと我慢してくれよ」

 

そう言って乳首から手を離して腰を掴み

 

パンッ パンッ パンッ パンッ

 

すず菜

「イクイクイクッ♡イッちゃう♡」

 

「射精すぞ!」

 

思いっきり膣内に射精するとすず菜も絶頂した

 

すず菜

「気持ち…よかったぁ…」

 

「俺も…」

 

ペニスを抜いて横になりキスをした

 

すず菜

「またしようね」

 

「ああ、もちろんだ」

 

幸せな気分で2人はそのまま眠った

 

「さて…彼女はどこでしょうかね、まあ歩いていれば見つかるでしょう」

 

男はある人物を探すために歩いていた

 

情報はあるのだが細かい事は分からず目星をつけて探そうとすると

 

「運が良い、見つけましたよ…綺沙良さん」

 

少し離れた場所に居た綺沙良を見て笑っていた

 

「まさか休み貰えるとは…嬉しくない訳じゃないが暇だな」

 

ハヤト

「それなら私とカードショップ行きませんか?」

 

今日はあまり忙しくなく午後有給を貰い何をするか考えているとハヤトが後ろから声を掛けてきた

 

「ビックリした、こんなとこでどうしたんですか社長?」

 

ハヤト

「私も午後有給を貰ってまして、陸さんの都合が良ければと思って声を掛けたんです」

 

「そうだったんですね、暇だったんでむしろありがた…ちょっと待ってください、もしもし?」

 

ハヤトの誘いに乗ろうとしたら綺沙良から電話が掛かってきて出ると

 

「空原陸さんで合ってますか?」

 

「誰だテメェ?綺沙良のケータイだよな…」

 

男からの電話に警戒して聞くと

 

「彼女は私と一緒に居ますよ、今すぐ指定する場所に来てもらっていいですか?断ってもらっても構いませんが彼女がどうなるかは分からないですよ」

 

「いいだろう、それと確認だが…」

 

「安心してください、彼女には手荒な事は何もしてませんよ、それではお待ちしてます」

 

電話を切られるとメッセージが送られて住所が載っていた

 

ハヤト

「何かありましたか?」

 

「すみません、知り合いが連れ去られたみたいで…助けに行ってきます」

 

ハヤト

「でしたら私も行きます」

 

「社長を巻き込む訳には…」

 

ハヤト

「ですが相手も何をしてくるか分からないでしょう、なのに陸さんを1人で行かせるほど非常じゃないですよ、念のため私は隠れて向かいます」

 

「ありがとうございます」

 

2人は綺沙良の所に向かいある程度近くになると陸が先に進みハヤトは隠れながらついて行った

 

廃工場の様な場所で中に入るとそこには綺沙良とおそらく電話の主の男が立っていた

 

「お早い到着ありがとうございます」

 

「綺沙良を離せ、用があるのは俺なんだろ?」

 

「そう急がず話をしましょう、少し前ですがアナタが光宮正義という男と戦っているのを目撃し興味を持ちましてね、それで今回行動に移したんですよ」

 

「俺だけならまだしも関係ねえ奴を巻き込むんじゃねえよ」

 

「そう言われてましても彼女の力は私にとって必要でしてね、まあ楽しみましょうよ」

 

そう言って男が構え陸は動こうとするが

 

「動けっ!?」

 

身体がピクリとも動かなかった

 

「私の能力は【拘束】、この目で見た相手を数分ですが拘束する事ができます、とはいえその状態で僅かに動けるとは予想外です」

 

男の言う通りで陸は拘束されているが少しずつ動いていた

 

「まさか綺沙良もこれで…」

 

「ええ簡単でしたよ、とはいえアナタは油断できないで保険を掛けておいて良かったです」

 

「保険?何の話だ」

 

すず菜

「陸?」

 

声が聞こえ無理矢理振り向くとそこにはすず菜が居た

 

「すず菜!?どうしてここに!」

 

ここに居ない筈の人物が居り陸は慌てていると

 

「やはり隙ができましたね、さて…試してみますか」

 

男は懐から銃を出しすず菜に放った

 

「えっ…」

 

銃弾はすず菜の胸を簡単に貫き、更に綺沙良を撃ちその場に倒れた

 

「あっ…あっ…」

 

男は陸に近付きその胸に触れ

 

「見せてください、アナタの闇を!」

 

「あぁぁぁぁっ!!」

 

陸の中で何かが渦巻いていたドス黒い何かが

 

「俺の…俺のせいで2人は…」

 

暗闇の中、陸は絶望した

 

強くなったと思っていた、過去の自分を受け入れ少しずつだが強くなったと

 

「俺にもっと力があれば…もっと…」

 

???

「そうだ…それがお前に足りない物だ」

 

声が聞こえ前を見ると黒い影が居り、その姿は陸に似ており記憶なのかと思ったが何かが違った

 

???

「お前は過去を乗り越えはしたが自身の心の闇を受け入れていない…だから大切な者を守れない」

 

「違う!俺は…」

 

???

「お前が自身の過去をそう決めつけただけだ、本来お前が持つ闇をお前は見て見ぬフリをしている…大切な存在に嫌われたくないが故に」

 

「………」

 

???

「そんな半端な奴が今以上に強くなれる訳がない…」

 

影の言うことは事実で自身の過去を心の闇だと思っていたが、それはあくまで記憶で心の話ではない

 

記憶を受け入れたが無意識に自身の心の闇と記憶を一緒にし乗り越えたと思っていた

 

「俺はどうすれば…」

 

???

「安心しろお前は強くなる、俺が強くしてやる」

 

「お前は誰なんだ?」

 

???

「俺は…お前だ」

 

影がハッキリと姿を現しそこに居たのは陸そのものだった

 

そして、手を伸ばし陸の中に入った

 

「………」

 

「心が壊れましたか、まあ仕方ない、アナタを倒すのが目的ですし…それでアナタはどうしましょうか?加賀美インダストリアルの社長」

 

ハヤト

「ハァ…ハァ…陸さんに何をしたんですか?」

 

「幻覚を見てもらったんですよ、私は2つ能力を持ってまして1つは【拘束】、もう1つは回数制限はあるのですがコピー能力、触れた相手の能力を任意にコピーする事ができます、とはいえ今言った通り無限に使える訳ではなく数回使用すると消滅してしまう【時限複製】です」

 

すず菜と綺沙良が撃たれたのは陸が見せられた幻覚でハヤトは何が起きたか分からず飛び出していたが拘束されてしまい綺沙良も地面に倒れていた

 

「私は人の心の変化を見るのが好きでしてね、綺沙良さんの能力はその変化を見るのに打ってつけでしてね、気をコントロールし本人の心を誘導しどうなるのか…実に楽しみです、とはいえ彼は壊れてしまったみたいなのでアナタにも試しますか」

 

そう言ってハヤトに近付き気の流れを乱そうとすると

 

「待て…」

 

「んっ?おおっ!これはこれはまさか普通に話しかけてくるとは予想外ですね…調整が難しいですがもう1度試せると思えばラッキーとしましょう!」

 

拘束し、また触れようとするが

 

バリンッ バキッ

 

「な…に…!?」

 

陸は簡単に拘束を破り男を殴り飛ばした

 

ハヤト

「陸さん?」

 

その様子を見てハヤトは雰囲気が違うと感じていた

 

「お前はぶっ倒す!何度立ち上がろうがぶっ倒して…ぶっ倒して!完膚なきまでぶっ倒す!!」

 

そこに居たのは相手を倒すことに何の躊躇いの無い陸だった

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