馬鹿な私がクリを蚊に刺させて吸うやつ使って痒み責めオナニーしてたら、充電切れで必死の腰ヘコが止められない! 作:カシワネ
夏の夜。私の部屋には、蚊が何匹か飛んでいた。
普通なら虫除けを手に取るところだ。でも今夜の私は違った。引き出しから大きめの注射器——針のない、化粧水の詰め替えに使うやつ——を取り出して、壁に止まった一匹をじっと見つめていた。
馬鹿みたいだと思う。本当に馬鹿みたいだ。
でも、あの日の感覚が忘れられなかった。数週間前、陰部がひどく痒くなった夜。ただ掻いていただけなのに、気がついたら息が荒くなっていて、必死で掻き続けるその手が止められなくなって、最後には自分が何をしているのかわからなくなった。あの、痒みと快感の境目が溶けていく感覚。あれをもう一度味わいたい。
蚊に刺された時の痒さ、あれでクリトリスが痒くなったらめちゃくちゃ気持ちいいオナニーができるんじゃない?
その考えが浮かんでから、三日間悩んだ。悩んで、悩んで、結局こうして注射器を手に蚊を追いかけている。改めて、私は何をやっているんだろう。
「……あ、動かないで」
壁に止まった蚊に向かって、注射器の先端をそっと近づける。ピストンを引く。小さな虫が、すっと筒の中に吸い込まれた。
一匹目、捕獲成功。
注射器の口を指で塞ぎながら、ベッドに座った。心臓がうるさい。パジャマのズボンを下ろして、下着の端をそっとずらす。クリトリスが、夜気に触れてひくっと反応した。
「……ここに、刺してほしいなあ」
誰に言っているんだろう。蚊に懇願している自分が惨めで、でもその惨めさがどこか身体の奥を疼かせた。
注射器の先端を、剥き出したクリにそっと押し当てる。ゆっくりピストンを押す。筒の中の蚊が、先端に近寄る。そのままクリの上に蚊が乗った。
小さな虫が、私の最も敏感な場所の上にいる。細い脚が、膨らんだ粘膜の上をちょこちょこと歩く。その微かな感触は触覚として感じられないけど見ているだけでぞわぞわする。
「刺して……さして、お願い」
蚊は少し歩き回ってから、ようやくその口吻を突き立てた。
痛みはなかった。蚊の唾液には麻酔成分が入っているから、刺された瞬間はほとんど何も感じない。ただ、見下ろした先に——自分のクリに小さな虫がしがみついて血を吸っている光景がある。その事実だけで、期待に下腹がきゅっと熱くなる。
蚊が一度口を離して、少し歩いてから、また別の場所に口吻を突き立てた。二度目。クリの側面に近いところ。自分の股間を覗き込む不格好な姿勢のまま、微動だにできなかった。
三度目。今度はクリの真上。蚊は何度も何度も、場所を変えながら私の一番敏感な場所に針を立てた。刺されている感覚はほとんどない。ただ細い脚がちょこちょこと歩き回る感触と、何かされているという意識だけが、じわじわと身体の奥を疼かせた。
蚊の腹が赤く膨らんでいくのが見えた。私の血で。私のクリの血で。
一匹目が満足して飛び立った後、すぐに二匹目を追いかけた。もう躊躇はなかった。注射器で吸い込んで、また同じ場所に放つ。二匹目は一匹目より食欲旺盛で、何度も何度も口吻を立てた。刺される感覚はないのに、後からくるであろう痒みを想像するだけで身体が勝手に反応して、太ももの内側がひくひくした。
三匹目を捕まえる頃には、一匹目に刺された箇所にうっすらと痒みが兆していた。捕獲作業の間も、太ももをもじもじと擦り合わせてしまう。でもまだ触らない。まだ我慢する。もっと刺されてからの方が、いい。
三匹目が終わった。
クリトリスは赤く腫れ上がり、何箇所も刺された跡がぷつぷつと浮いていた。そして——痒い。じわじわと、確実に、あの痒みが広がってきている。
ふと、胸元に違和感があった。見ると、二匹目を追いかけている間にキャミソールの隙間から入り込んだのか、胸にも赤い跡が二つ、三つあった。乳首の近く。蚊が勝手に刺していたらしい。まだ痒くはなかった。クリの痒みに比べたら、意識にすら上らなかった。
まあ、どうでもいい。痒み責めオナニーへの期待と興奮で、すでに私のおまんこは充血し膨らんでいた。きっと濡れてる。今クリを擦ったらすごく気持ちいいんだろうな。けどそのままぱんぱんに充血したおまんこは無視して我慢だ。
「……っ、んん……」
痒い。でもまだ直接触りたくなかった。ここまで我慢したんだ。一気に触ったらすぐに終わってしまう気がする。この痒みを、もどかしさを、もっと、じっくり味わいたい。
下着を戻して、パジャマの上から手のひらで軽く押さえた。
布越しの、鈍い圧迫感。掻いているとも擦っているともつかない曖昧な動き。これなら「ただ痒いところを押さえているだけ」と自分で自分に言い訳できる。クリの腫れが下着の布地にこすれて、じんじんする。気持ちいいような、もどかしいような。
「ん……ん、ん……」
下着越しでは足りなくなるのに、そう時間はかからなかった。椅子から立ち上がって、部屋の隅にある机の角に股間を押し付けた。硬い木の角がクリのあたりを圧迫する。腰を小さく前後に動かして、角に擦りつける。
「あ……あっ……これ、やば……」
布越しでも角の硬さがダイレクトに伝わってくる。腫れたクリが角に押し潰される感覚。痒みが一瞬引っ込んで、代わりに鈍い快感がじわっと広がる。でもすぐに痒みが戻ってきて、もっと強く押し付けたくなる。腰の動きが速くなる。何度も腰を押し付けるたび、机がカタカタと音を立てる。
——もう無理!
パジャマのズボンと下着を一気に脱いだ。太ももを伝って糸が引いた。指が触れた割れ目はドロドロだ。いつの間にこんなに濡れていたんだろう。
ベッドに横になって、引き出しからバイブを取り出す。これはただのバイブじゃない。中に挿入する振動部分と、外側のクリ吸引部分が一体になったやつ。挿入すれば中で振動しながら、外側の吸引口がクリにぴったり吸い付いて、ぽぽぽぽぽと細かいパルスでクリトリスを叩き続ける。一度入れたら、抜かない限り外れない。
ここまで我慢したんだから、一番気持ちいい方法でいきたい。
電源ボタンを押した。
しかし反応しない。
「——うそ」
充電ランプが赤く点滅している。残量不足。
「うそ、うそうそうそ……」
慌ててコードを繋ぐ。充電が始まった。赤いランプが、ゆっくり、ゆっくりと点滅している。
使えるまで、どれくらいかかるだろう。十分? 二十分?
仰向けのまま天井を見つめた。股の間では、蚊に何度も刺されて腫れ上がったクリトリスが、どくどくと脈打っている。
痒い。
最初は我慢できた。五分くらいは。太ももを握りしめて、シーツを掴んで、唇を噛んで耐えた。
でも痒みは引かない。引くどころか、どんどん強くなっていく。何匹にも刺された箇所が全部同時に痒い。クリ全体がむずむずして、じんじんして、掻かないと気が狂いそうだった。
七分。太ももを擦り合わせた。だめだ、全然足りない。
九分。腰が勝手にくねった。空気が触れるだけで痒い。
十一分。
「……もう、無理っ」
右手がするっと降りていった。
指先が、腫れたクリに触れた瞬間。
「ひっ、ああっ……!」
声が出た。我慢していた分、指の腹がクリに触れただけで身体が跳ねた。痒みを掻く安堵と、性感が触れられた快感が同時に来て、頭の中がぐちゃぐちゃになった。
「あっ、あっ、かゆっ……かゆいっ、あ、ああ……!」
もう焦らす余裕なんてなかった。人差し指でクリトリスに触れ、そのまま上下に激しく擦った。掻いているのか擦っているのか自分でもわからない。ただ指を動かすと痒みが快感に変わって、止めると痒みが戻ってくる。だから止められない。
腰がカクカクと跳ねる。ベッドのスプリングがギシギシ鳴る。指はどんどん速くなって、クリから湿った音がした。
「やっ、やばっ、あ、あ、あ……!イっ……イくっ……」
一回目。身体がびくんと弓なりになって、短く叫んだ。指が止まった。
三秒。
痒い。
「っ……かゆ……!むり、むり無理無理!」
余韻に浸る暇もなかった。オーガズムが引いた途端に痒みが全力で戻ってきた。さっきより酷い。イった後の過敏なクリに痒みが襲いかかる。
指が再び動き出す。
「あっ、あっ、もう、やだ、かゆい、かゆいっ……」
二回目のオーガズムはすぐに来た。歯を食いしばって耐えたけど、声が漏れた。でもまた止めた瞬間に痒い。
三回目。四回目。何回イっても、止めた瞬間に痒みが蘇る。イっている最中だけ痒みから解放される。だから止められない。止めたくない。止めたら痒い。
「あ゛っ、あ゛あ゛っ……かゆ、いっ、もう、やだぁ゛っ……」
喘ぎ声が変わり始めていた。最初の可愛らしい声はとっくに消えて、喉の奥から絞り出すような、濁った声になっている。顔はぐちゃぐちゃだった。涙と汗と涎で、髪が頬に貼り付いている。
ぴ、という電子音が聞こえた。
充電完了。
濡れた手で、震えながらバイブのコードを引き抜いた。電源を入れる。低い振動音がした。
まず挿入部分を中に入れた。ぬるぬるに濡れていたから、するっと奥まで滑り込んだ。中で振動が始まる。内壁がぶるぶると震わされて、それだけでも腰が浮きそうになる。
そして、外側の吸引口をクリに当てた。
ぱくっ、とシリコンの口が腫れたクリに吸い付いた。陰圧がかかって、クリが吸引口の中にずるっと引き込まれる。
「ひ゛っ……!」
そして——来た。
ぽぽぽぽぽぽぽぽ。
吸い込まれたクリの先端を、細かいパルスが叩き始めた。指で擦る刺激とは根本的に違う。クリの一番先っぽの、一番敏感なところだけを、微細な振動が連打してくる。一秒間に何十回という速度で。正確に。機械的に。休みなく。しかも中では挿入部分がぶるぶると膣壁を震わせている。外と中から同時に。
「あ゛っ……や、やば、これ……!あ゛あ゛っ……!!」
次元が違った。
指で掻いていた時はまだ自分のペースがあった。強く擦ったり弱めたり、場所をずらしたり、無意識に加減ができた。でもこの機械は加減しない。私の都合なんか知らない。吸い付いたまま、同じ強さで、同じ速度で、ただひたすらクリの先端をぽぽぽぽぽと叩き続ける。中の振動も止まらない。
しかも吸引の陰圧でクリに血が集まってくるのがわかった。ただでさえ蚊に何箇所も刺されて充血しているのに、さらに吸われて、クリがどくどくと脈打ちながら膨れていく。膨れれば膨れるほどパルスが当たる面積が広がって、刺激がどんどん強くなる。痒みと快感がぐちゃぐちゃに混ざって、頭の中が真っ白になる。
「あ゛あ゛あ゛っ……やば、やばいっ、これ……イく、もう、イくっ……!」
数秒だった。蚊の痒みと吸引のパルスと中の振動がぶつかり合って、腰がびくんと跳ねた。一回目。
でもバイブは私がイったことなんか知らない。
吸い付いたまま、ぽぽぽぽぽとクリを叩き続ける。中の振動も何も変わってくれない。
「ひ゛っ……やっ、まっ、ちょっと待……っ」
イった直後の過敏なクリを、容赦なくパルスで叩かれる。同時に中の振動が、オーガズムで収縮した膣壁をぶるぶると震わせる。痒みが一瞬消えた隙に、快感だけが暴力的に押し寄せてくる。指なら離せる。でもこれは中に入っていて、吸い付いている。手を離しても抜けない。シリコンの口がクリに張り付いたままぽぽぽぽぽと振動し続ける。逃げ場がない。逃げられない。
「あ゛あ゛っ……ま、また、イ……っ」
二回目。さっきイったばかりなのに。吸引口の中でクリの先端がぱんぱんに腫れて、パルスの一打一打がそこに直接叩き込まれて、身体が無理やり絞られるようにイかされた。中の振動が膣壁の奥を震わせて、オーガズムが内側からも外側からも同時に来る。身体がぶるぶる震えた。そして二回目の余韻が引く前に——痒みが戻ってきた。
「かゆっ……!」
もう腰が勝手にバイブを迎えにいっていた。さっきまで「待って」と言っていたのに、痒みが戻った途端に腰が必死でヘコヘコ持ち上がる。吸引口にクリを押し付けて、もっと強く吸って、もっと速く叩いてほしいと身体が勝手に求めている。頭は嫌がっているのに、腰だけが勝手に。
「あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ……イぐっ……!」
三回目。四回目。パルスのリズムが、脈拍と重なった瞬間があった。クリに集まった血がどくんと脈打つタイミングで、振動がぽぽんと叩く。中のバイブも、膣壁の奥を震わせ続けている。身体の芯を内と外から同時に掴まれて揺さぶられているみたいだった。
五回目。もうイく瞬間が快感のピークではなくなっていた。パルスが途切れないから、快感も途切れない。ずっとイっているみたいな状態がだらだらと続いて、その波の中で時々もっと大きな波が来て、がくがくがくっと痙攣する。ぽぽぽぽぽ。ぽぽぽぽぽ。同じリズム。同じ刺激。機械は疲れない。飽きない。手加減しない。
吸引口とクリの隙間から、じゅわっと愛液が溢れた。吸われる音がくちゅ、くちゅ、と湿った音に変わった。パルスの振動が液を伝って、クリだけじゃなくその周りの粘膜までびりびりと震わせている。
「あ゛あ゛っ……あ゛……もう、だめ……あたま、おかしく、なる……」
六回目。自分が涎を垂らしていることに気がついた。口が半開きになっていて、閉じる力が入らない。ぽぽぽぽぽとクリが叩かれるたびに、お゛、お゛と喉の奥から壊れた音が漏れて、その振動で涎が顎から落ちた。枕に染みが広がっていく。みっともない、と思った。でもそう思う脳の片隅で、バイブは中に入ったまま、吸引口はクリに吸い付いたまま、何も変わらない。
「お゛っ、お゛っ、お゛っ、お゛っ……」
パルスの一打一打に合わせて声が漏れる。もう自分で声を出しているんじゃない。叩かれるたびに勝手に声が押し出される。まるでクリを叩くパルスが喉まで貫通しているみたいに。
七回目。八回目。もう数えられなかった。腰が勝手にカクカクと突き上げ始めていた。バイブの振動に合わせてじゃない。もう何にも合わせていない。ただ骨盤が勝手に動いている。ベッドのスプリングがギシギシ鳴って、ヘッドボードがガタガタと壁を叩いた。
吸引口の中でクリがぱんぱんに腫れ上がっていた。蚊の刺し跡の腫れと、吸引による充血と、何度もイった後のうっ血が全部重なって、クリが普段の倍くらいに膨らんでいる。その巨大になった標的に、パルスが一打も外さず叩き込まれる。中の振動も容赦なく膣壁を震わせ続ける。
九回目——いや、もう何回目かわからない。震える親指で、バイブを強モードに切り替えた。理由なんてなかった。もっと欲しかっただけだった。
「ひ゛ぃ゛っ……!!」
吸引力が上がった。クリがさらに深く吸い込まれた。そしてパルスの速度も上がった。ぽぽぽぽぽがぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽになって、もう個々の振動が区別できない。クリの先端に、ぶるぶるぶると途切れない振動が張り付いて、そこだけが別の生き物みたいにびくびく痙攣している。中の振動も強くなって、膣の奥がずん、ずん、と揺さぶられる。
「あ゛あ゛あ゛あ゛っ……!! やだ、やだ、イぐっ、イぐっ、イぐぅ゛っ……!」
背中がベッドから浮いた。つま先が丸まって、足の指がぎゅっと縮んで、全身が弓なりになったまま痙攣した。強モードのパルスが、オーガズムで震えるクリを叩いて叩いて叩き続ける。中の振動が痙攣する膣壁をさらに揺さぶる。イっている最中に次のオーガズムの波が来て、まだ終わってないのにまたイって、身体がぐちゃぐちゃに痙攣した。
「もう、むり、むりむりむりぃっ……お゛お゛っ……お゛お゛お゛っ……」
無理だと言いながらバイブは中に入ったまま。無理だと叫びながら腰はカクカクと突き上げ続けた。涙が止まらなかった。快感で泣いているのか、もう自分が自分でなくなっていく恐怖で泣いているのか、それすらわからなかった。
下半身はぐちゃぐちゃだった。太ももの内側は体液でてらてらと光っていて、シーツは汗と液で人の形に濡れ跡がついていた。吸引口の周りから溢れた液が、パルスの振動で細かく弾けて、太ももにぱちゃぱちゃと飛び散っている。
「もうやだぁ……もうやだよぉ゛……かゆいのかきもちいのかわかんない……わかんないよぉ゛……」
泣きながらイき続けていた。喘いでいるのか泣いているのかすすり泣いているのか、もう全部が混ざった声が部屋に響いていた。バイブのパルスだけが、ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽと無感情に鳴り続けている。私がどれだけ泣いても、何回イっても、機械は何も変わらない。同じ速度で。同じ強さで。ただひたすら私の敏感で哀れなクリトリスを淡々と責め続けていた。
やめたいのにやめられない。抜けばいいだけなのに、抜いたら痒みが戻ってくることがわかっているから手が動かない。自分で始めたのに、自分で終われない。蚊に刺させたのは自分だ。焦らしたのも自分だ。このバイブを入れたのも自分だ。全部自分でやったのに。
この自業自得の地獄から抜け出す方法が——
その時、ぶ、と音がして、バイブの振動が止まった。
充電切れ。
「……え」
静寂。バイブの振動音が消えて、自分の荒い呼吸だけが部屋に響いた。中に入ったバイブが、ただの異物になって膣の中で沈黙している。吸引口の陰圧が消えて、クリからぱこっと外れた。ぬるい空気が、むき出しのクリに触れる。
三秒間、呆然とした。
痒みが、津波みたいに戻ってきた。
「いやっ……やだ、やだあ、かゆい、かゆいかゆいかゆい……!」
泣きながら、充電コードを手繰り寄せた。震える手で、バイブのコネクタに何度もコードの先を押し当てる。涙で滲んだ視界では端子の向きすらよく見えなくて、カチカチと金属が当たる音だけが虚しく響く。
「おねがい……入って、入ってよぉ……」
もどかしくて必死でバイブを抜き取る。愛液でてらてらに光ったそれは、沈黙し切って動かなかった。さっきまでバイブが挿入されていた股の間からは愛液がとろとろと流れ出して、物欲しそうにずっとヒクヒク痙攣し続けている。その状態で、濡れたバイブを必死にコードを繋ごうとしている自分の姿を、どこか遠くから見ている自分がいた。浅ましい。本当に浅ましい。
コネクタが嵌まった。赤いランプが点滅を始める。でも使えるまでにはまた時間がかかる。さっきと同じだ。いや、さっきより酷い。身体は何度もイった後で辛くてたまらないのに、痒みだけは元気いっぱいに暴れている。
充電ランプの赤い点滅を睨みながら、手が股間に伸びた。指で擦る。でも足りない。バイブの吸引とパルスに慣らされた身体には、指の刺激がもどかしすぎる。
「かゆい……もっと……もっと強く……」
うつ伏せになった。シーツの上に腰を落とす。腫れ上がったクリを、必死でシーツの皺に押し付けてみる。腰を前後に動かす。布のざらついた感触が、クリの腫れた粘膜に直接こすれる。
「あ゛っ……あ゛……」
みっともなかった。シーツに股間を擦りつけて、腰をヘコヘコと前後させている。顔は涙と涎でぐちゃぐちゃで、髪は汗で額に貼り付いて、目は赤く充血している。半開きの口から涎が糸を引いてシーツに垂れた。さっきまで注射器で蚊を丁寧に捕まえていた人間と同じとは思えなかった。
でも擦れる感触は、容赦のないあのバイブの代わりにはならない。布が柔らかすぎる。シーツの布を片手で掴んで、ぐしゃっと束ねた。布の結び目を作って、その硬い塊をクリの真下に押し込んだ。その上に腰を落とす。結び目の凹凸が、腫れたクリに食い込む。
「あ゛っ……! あ、あ、あ……」
少しだけマシだった。少しだけ。腰を動かし始めた。最初はゆっくり前後に。でもすぐに速くなって、腰が前後にヘコヘコと跳ね始めた。シーツの結び目にクリを擦りつけるように、ヘコ、ヘコ、ヘコ、と腰を動かす。ベッドがギシギシ鳴る。喘ぎ声と、シーツが湿った音を立てるのと、スプリングの軋みが重なって、部屋中に響く。
「あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ……かゆ、い……もっと、もっと……」
結び目が体液でぐっしょりと濡れていった。摩擦が減って、ぬるっと滑る。そのぬめりの中で腰を振り続けた。太ももの内側が痙攣している。お尻がヘコヘコと前後するたびに、ぐちゅ、ぐちゅ、と情けない音がした。まるで動物の交尾のように一心不乱に、けれどたった一人で必死で腰を振っている様子が、余計に惨めで滑稽で、たまらなく興奮した。
「イっ……イぐっ……あ゛っ……」
イった。でも弱い。バイブに比べたらぜんぜん弱い。身体がびくっと震えただけで、クリの痒みはほとんど消えなかった。もどかしい。足りない。泣きたい。いや、もう泣いていた。
それでも腰は止まらなかった。止められなかった。弱くても、何もしないよりはマシだから。泣きながら、シーツの結び目に腰を打ち続けた。ヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコ。愛液がシーツに染みを作る。いつの間にか痒みは膣内にも広がっている。身体の下のシーツは、もうどこもかしこもぐっしょりだった。
「かゆい……かゆいよぉ……ヤダ、やだ、足りない、なんで、もっと気持ちよくなりたいのに……」
ヘコヘコと腰を振りながら、充電中のバイブに目が向いた。赤いランプが点滅している。まだだめ。まだ使えない。
ここから先、バイブの充電がまた切れた「私」はさらに追い込まれていきます!
・メンソレータムをクリに塗って自分を追い込む
・忘れていた乳首の蚊刺されが時間差で痒くなる絶望
・うつ伏せで吸引バイブを入れ直して腰カクカク+シーツに乳首擦りつけ
・ごめんなさいオナニーと初めての潮吹き!
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