世界一狭いダンジョン 〜で、最悪高慢エルフたちへの復讐が始まった件〜 作:菜種K
ピチャン……ピチャン……
分断された密室の天井から降り注ぐ滴は、量が増えているようだった。
そしてその滴に濡れて、尼僧の体がうっすらと湯気を放っていた。
尼僧服に隠されていてわからなかったが、チチェーラの肉体は想像以上に豊満だった。
アレーハよりも、野営で見たキンジェラの体よりすごい。
尼僧というより、洋物AV(友人宅で一、二度だけ見たことがある)の女優に見える。
「熱い……暑い……」
熱に浮かされたように、チチェーラは僕の上で呟き、太ももを撫でる僕の手を握って体を折った。
「よくも……よくも、私の
「何? 何のことだ? イドってなんだよ」
「私の中の、本当の私ですよ……淫らで欲張りで、わがままな体と同じ……魔法で封印していたのに、あなたがそれを……」
「待てよ。僕に魔法なんかどうにかできるわけないだろ。ダンジョンのせいじゃないのか? 分断された空間では魔法は効かないんだろ?」
チチェーラはハッとした表情を浮かべた。
僕なんかより魔法に詳しいはずなのに、今その事実を思い出したようだ。
「でも……でも、きっかけを作ったのはあなたです! アハーレを犯して、私にこんな……こんなことを!」
言いながらチチェーラは僕の手を太ももから引き剥がして、自分の股ぐらに持っていった。
「ああ! あはぁああぁ! どうして! こんな!」
僕は尼僧の意外な行動に驚きながらも、便乗するように彼女の秘所を弄った。
そこはもう、周りの岩以上に滴りで溢れかえっている。
「あはぁ! ダメ! やめて! やめてくださいいぃ!」
貞淑を装う声と裏腹に、チチェーラは自分の乳房を揉みしだき出した。
完全に飢えたメスの有り様だ。
あまりのギャップに好奇心が湧き、僕は彼女の中を指で責め立てながら聞いた。
「なんで魔法で抑えるほど男に飢えてるんだ? 何かあったのか?」
「はあはあ……あなたのようなケダモノが……男が私をこんな風にしたのです!」
荒い息に途切れながら、尼僧は身の上を明かした。
彼女はエルフ=プレ氏族の中でも良家の令嬢だったが、十三の時、森で薬草を摘んでいる最中、オークに襲われ処女を奪われた。
そのことを司祭である叔父に告白して神の赦しを得ようとしたが、年に似合わぬ色香に迷ったその司祭にも犯されてしまった。
顛末は一族に知れ渡り、従兄弟や従者たちにも次々に陵辱され、次第に肉欲に溺れるようになっていった。
下級のエルフだけでなく、ドワーフ、オーク、そして人間とも交わり、悦楽の泥沼に浸っていたところを、高名な教母によって魔法をかけられ、淫らな
そして今、それが解かれてしまった。
「でも、やっぱりイヤ! こんな私、認めたくない! ケダモノのような自分が許せない! なのに……欲しい……欲しい……人間の淫らで汚らわしい欲望の塊が! 欲しいぃぃいぃ!」
チチェーラはもどかしげに僕のベルトに手をかけ、ズボンを引き下ろした。
すでに人間とも経験済みの彼女は、僕のものにも驚くことなくそれにむしゃぶりついた。
「ああ! そんなに! 強く! 吸わないで! くれっ!」
「はあはあ! んく! んっく! んっっく!」
降り注ぐ滴と熱い湿気の中で、チチェーラは僕をむさぼった。
舌が割れ目をこじ開け、先走りを舐め尽くそうとしているのがわかる。
「おう! おぅおう! おうおぅおおおぅお!」
僕が必死に込み上げてくる高まりに耐えていると、尼僧は出し抜けにそれを口から出し、再び僕の上にまたがろうとした。
腰を浮かして、いきり立ったそれを自分の中に入れる体制を取る。
そしてそのまま恍惚の表情を浮かべ、天井を仰いだ。
「いや……いやあぁあ……こんな……汚らわしい人間に……また犯されるなんて! 神よ! 神よ! お許しくださいぃいぃい!」
身勝手な口上で自分に酔っているチチェーラに、僕はまた怒りを感じた。
このままでは、僕の方が彼女に犯される
そうはいくか──
僕は背筋に鞭打って上半身を起こすと、チチェーラの尻を掴んだ。
尼僧の目が、恐怖とも期待とも知れぬ妖しい色に染まる。
「いやぁ!」
「本当にそう思っているのか? 確かめるぞ! ふん!」
そのまま一息に貫いた。
「いやぁあぁああぁ!」