世界一狭いダンジョン 〜で、最悪高慢エルフたちへの復讐が始まった件〜 作:菜種K
キンジェラが
僕はその時、おめでたくもその知らせを思わぬ贈り物として受け止めてしまった。
「キンジェラ……うれしいよ。君の初めての男になれて。幸せだ」
だが岩の向こうにいる尼僧と魔法使いは、必死になっていた。
「ニン! やめなさい! 人間がエルフ=プレの処女を奪うと、恐ろしいことになる!」
「
魔生とは、魔法などの魔の力によって生み出された魔物のことだ。
魔蟲も魔蛇も、オークやトロルのような魔族も広く魔生に含まれる。
だがその時の僕は、その「魔生に堕ちる」ということが具体的にどういうことか分からなかった。
それよりも、キンジェラへの思慕と欲情の方が抑えきれないほど燃えていたのだ。
「キンジェラ……僕はどうなってもいい。君のせいでどうなっても、恨んだりしない。だから……だから……」
僕はいきり立った僕自身を、処女の蕾に押し付けた。
「だめ! だめだめぇ! やめてぇえ!」
「キンジェラ……キンジェラ……はあ! はあ!」
人間よりずっと小さく、また誰も受け入れたことのないキンジェラの秘所は、潮に濡れまくっていたが、頑なに僕の侵入を拒否した。
どうすれば彼女は受け入れやすくなる?
僕はエルフの長い耳に唇を寄せて、熱い吐息と囁きを投げかけた。
「キンジェラ……好きだ……愛してる……愛してる……キンジェラ……」
「あぁああぁぁ……! だめぇえぇえん!」
僕の言葉に溶けるように、キンジェラの蕾は柔らかくなっていき、先端が少しずつ入り口に沈んでいく。
僕は腰を回しながら、花弁を押し開くようにしてさらに奥へと入っていった。
「あっ! あぁあぁ! ひっ! やめてぇえぇっ!」
「キンジェラ……キンジェラ……熱いよ……熱い……」
チチェーラは必死に呼びかけ続けていたが、アレーハの声は何故か諦めに力を失くしていた。
「ニン! ニン! 本当にやめて! わからない?! 私たち全員の命に関わるのよ!」
「もうダメだわ……私たちは終わりよ……皆、ここで死ぬんだわ……」
僕は熱い秘宮の入り口で純潔を守る薄い壁に突き当たっていた。
ここを破れば、キンジェラは僕のものになる。
僕はその瞬間の彼女を見ていたくて、顔を起こした。
エルフの女戦士は涙をこぼし唇をわななかせて、狼に追い詰められた子鹿のように僕を見た。
「やめ……やめ…て……お願い……」
「キンジェラ……好きだ……愛してる! ふん!」
絹を裂く処女の悲鳴がダンジョンに響いた。
「きゃぁあぁあぁああぁああっ!」
「キンジェラ! キンジェラ! おぉお! おぉ! おぉおおぉ!」
僕はしゃにむに突き進んでいった。
優しさも気遣いも何もなかった。
ただ、欲情に突き動かされて処女宮を荒らしまくる暴虐無人の野獣と化していた。
「痛い! いたいぃぃいぃ! もっ! もうやめてぇええぇえぇ!」
「ふん! ふん! キンジェラ! 素敵だ! 素敵だよ!」
キンジェラの中は信じられないほど心地よかった。
アハーレにもチチェーラにも感じなかった波動のような刺激が、僕自身を包み込んだ。
そして──
僕は七色に輝く宇宙にいた。
例えではない。
文字通り、眩い光と芳しい香りに包まれた不思議な空間を飛んでいたのだ。
七色の光の粒は僕を囲んで舞い飛び、腰のまわりに集まった。
それは小さなキンジェラの群れだった。
キンジェラたちは笑いさざめきながら僕のモノにとりつくと、とてつもない悦楽の波でそれを包み込んだ。
舐め、さすり、愛撫して果てしない高みへと僕を引っ張り上げていく。
やがてそこだけでなく、全身が強い悦びの渦に洗われていった。
これが……エルフの処女……。
「はあ! はあ! キンジェラ……キンジェラ! もうだめだ! 愛してるぅうぅ!」
それが弾けて宇宙に光の奔流を放ち、キンジェラの群れがその中で喜び舞い踊った。
「ひっ! ひぃっ! ひふっ! あぁあぁあぁあああぁん!」
気がつくと、僕はキンジェラを抱きしめたまま大きく海老ぞって果てていた。
エルフの女戦士も絶頂を超えて息を荒げながら、僕の背中に爪を立てている。
がっくりと彼女の上に覆い被さった僕の耳元に、キンジェラは囁いた。
「け……ケダ……モ……ノぉ……」