世界一狭いダンジョン 〜で、最悪高慢エルフたちへの復讐が始まった件〜 作:菜種K
「はあ……はあ……」
岩のブロックに囲まれた狭い空間はどんどん暑くなっていった。
息を荒げて僕を見つめるエルフの魔法使いは、自分では出したくないであろう色香を溢れんばかりに漏らしていた。
「あんたって最悪……人間てだけでも汚らわしいのに、タメ口で脅してくるなんて」
「そういうならお前も最悪だよ。人をバカにして、からかって、立場が変わった途端態度を変えて。何を言っても、この状況はどうにもできないだろ? 忘れたのか? 分断された空間では魔法も使えないんだぜ」
「──!」
本当に忘れていたらしい。
アハーレの目に浮かんだ恐怖の色が濃くなった。
これくらい怖がらせてやれば、もう十分かもしれない。
僕は自分が変な気にならないよう、できるだけアハーレから体を離そうとした。
アハーレは、やり方を変えて僕をなだめようとした。
「それなら……お互い、ここから出た後のことを考えた方がいいんじゃない? 私たちの目的は任務を果たすことなんだから。何かあって関係が悪くなったら、仕事もやりにくくなる、でしょ?」
なんとか、先輩格として説得を試みようとするアハーレを僕は冷たく見下ろした。
必死に理屈を口にしながら怯えを隠そうとしているその顔を、場違いに可愛いとすら思ってしまう。
魔法が使えない、踊り子の格好をしただけのコスプレ少女みたいなものだ。
これくらいで勘弁してやってもいいか。
だが、彼女は次の言葉で失敗した。
「だから、もっとパーティの一員として自覚を持ってよ」
「何?!」
いきなりの僕の大声にアハーレは身をすくませた。
僕の内側から熱いものがこみ上げて抑えられない。
目の前の生意気なエルフと、前世で最後に見たクソ上司の顔がかぶった。
「パーティの一員だって? 僕が? そんな風に思ってなかっただろ! いつだってそうだ! 僕はいつだって真面目に働いてたのに! 僕だけじゃない! 人間を見下して、自分たちの方が偉いと思い込んでいるんだ! くそエルフめ! 人間をなめるな!」
僕は前世から抱えていた鬱憤を一気に吐き出した。
そして、魔法を封じられて怯える魔法使いの胸に手をかけ、そこを隠していた小さな胸帯を……ブラを一気に引きむいた。
褐色のたわわな乳房がぶるんと飛び出す。
「! 何するの! やめて!」
もう止められなかった。
アハーレの叫び声は、僕の中の炎を燃え上がらせた。
僕は豊満な乳房を揉みしだきながら、エルフの唇を激しく奪った。
さっき可愛いと思ったその唇に、荒々しく舌をねじ込む。
「むぐっ! ぐっ! ぐぅううぅ!」
アハーレの舌の感触を確かめてすぐ自分のを抜き、そのまま唇を頬から首筋、胸の上に這わせて、揉みながら乳房に吸い付く。
「いやあ! やだぁ!」
「んっ! んっ! んっ!」
「あっ! はあぁ! やめて! やめてぇえぇ!」
汗と僕の唾液でドロドロになったアハーレの乳房は、なぜかいい匂いがした。
彼女の方がどう感じているかはわからない。
汚らわしい人間の放つ汚臭に、むせかえっているのかもしれない。
魔法の使えいない無力な魔法使いは細い腕で僕を押し返そうとするが、何の効果もなかった。
「やぁあぁ……いやぁああぁ……も、もう……やめ……て!」
暑さと愛撫のせいで、エルフの声から力が失せていく。
男だったら襲ってみろと言った生意気な女は、狭い密室の中で今や哀れな贄だった。
僕もここまで来たら、止めるつもりはなかった。
中途半端はいけない。
奇妙で欺瞞に満ちた義務感が、腹の下から突き上がってくる。
アハーレの下腹を隠す薄布をまくり上げ、その奥に手を入れると、彼女の抵抗は再び強くなった。
「やだ! やだやだ! だめ! 何するの! いやあぁああ!」
構わず秘所を覆った小さな布に指を入れ、入口を探り当てて弄り出す。
「やぁあぁあああぁん! いやぁああ! それはいやぁああぁ!」
「はぁあっ! はぁああっ!」
僕の呼吸も荒くなっていく。
汗と熱い息のせいで、岩でできた密室はひどい熱と湿気に満たされていく。
ほのかな灯りに照らされて、湯気のような熱気が立ち上っているのも見えた。
僕の指先は、秘所から溢れてきた蜜をはっきり感じていた。
体は正直だというよく聞く言葉を思い出しながら、僕はスカートを腰で留めている金具をもどかしく引っ張った。
金具を繋いでいた紐がブツンと切れ、スカートが落ちてアハーレの下半身は剥き出しになった。
「いやぁあぁあ! 人間はいやぁあぁあ!」