※この作品はR-18です。

女神様に【真の】願いを叶えてもらいました。やったね!(ヤケクソ)   作:かりん2022

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お付き合い始めました

「かんぱーい!」

 

 ゴクゴクゴク。プハーッ!

 流石にジュースは問題なく飲めるようになったぞー!

 

 具沢山のお粥がとっても美味しそう。

 鍋焼きうどんやお魚、茶碗蒸しもある。

 茶碗蒸しを手作りってなかなかない。

 私が作ったスライム焼きも注目を集めている。

 

「これが竹井さんの手作り……」

「これってまさか?」

「こっちの人が食べても大丈夫だって。スライム焼きっていうの」

「へぇ」

 

 スライム焼き……食べ物を吸収させた状態で蒸し焼きにしたスライムを私は切り分ける。真っ先に食べる。

 

「ん。美味しい」

 

 口をつけたのはほぼ同時だった。

 

「これ凄く美味しい」

「食べた事ない味だな」

「ゼリー? じゃないな、なんだろこれ。もっちりしてる」

 

「食べながら聞いて欲しいんだけど。瑠璃の事なんだけど」

 

 宝さんは事情をわかりやすく説明してくれた。

 

「えっ じゃあさっき食べたのって異世界料理!?」

「もっかい味わって食べたい。食べる前に言え」

「ちゃんと写真撮ってたじゃん」

 

 そこで、宝さんはあっさりと言った。

 

「というわけで、瑠璃は俺の子を産むし、結婚するからフォローよろしく」

「えっ いやあまりにも悪すぎるよ」

「そうだよ、オート操作だったんだろ? 結婚はもっと考えた方がいいよ」

「勇者様とか俺、すげー結婚して欲しいんだけど。瑠璃だって俺の顔好みなんだろ?」

「すごい好みだし、こんな機会でもなければ結婚できないだろうけど。後悔しない?」

「俺も結婚無理だって思ってたんだよ。それってさ、俺が自分より弱い子が無理なんだよね。互いに高め合える、尊敬できる相手がいいっていうかさ。それも、女の子が得意な分野じゃなくて、俺と同じ土俵がいいの。でないと理解できねーし」

「それは無理だよ宝……」

「だから結婚無理かなって。でも瑠璃は強いだろ。俺の子産んでくれるだろ。最高! 俺もお前に必要とされるよう、頑張るからさ」

「宝さんがいいっていうなら……」

「私はよくない」

「えっ」

「修羅場かー」

「私はよくないよ。自動操作だって、助けてくれたのは変わらない。本当の貴方貴方を見てますます好きになったんだ。この世界に生まれて1週間しか経ってないのに、人生の伴侶を決める必要はない。私にもチャンスが欲しい」

「友徳が相手なら、僕、重婚でもいいよ。どうせ見かけは男同士だから結婚できないんだし」

「えっ」

「えっ」

「さっきも言ったように、俺は隣を歩いてくれる人が好き。瑠璃も友徳も、俺は好き。共に人生を歩んでほしい」

「ううん……それ、友徳さんはどうなんです?」

「はぁ、宝……まあ。宝はそういうところあるよね。……チャンスは欲しいかな。えっちはなしで、三人でしばらく仲良く過ごさせてもらうのはどうかな? 竹井さんはどうなの」

「私はイケメン好きなオタクなので……。お二人ともイケメンすぎて目が潰れるくらいなので、まあその、選んでいただけるなら否やはあり得ないですね……」

「そんなに」

「瑠璃来る者拒まずっぽいから、ライバル抹殺は仲良くやろうぜ」

「わかったよ」

「抹殺はやめてもろて」

「全員クズでお似合いじゃん。ウケる」

 

 そんなわけで、私たちは付き合うことになったのだった。

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