ドラクエ4の世界に異世界転生したら進化の秘法で巨大金玉男にされたので憧れのマーニャ に連続種付けする 作:古のもの
城門を通された二人は、案内役に希望を伝えた。
健太は給仕として、ソロは若い女性として登録される。案内役の男がソロの姿を見て目を細め、「ほう、これは上玉だな」と呟き、パーティ用の控えの間へ誘導した。二人の潜伏が、静かに始まった。
事前に作戦の大まかな趣旨は伝えてあった。時折、人目を避けて短い言葉を交わす。健太は給仕の雑用をこなしながら、木炭のくず粉(粉炭)を薪炭小屋から掃除の振りをしてかき集める。
次につなぎ(結合剤)として厨房にある**「小麦粉」を湯で練って作った糊(のり)を作った。
健太は以前、何の気なしに見たYouTubの動画を思い返していた。何故かは判らないが良く覚えている。絶対役に立つとは思っていなかったが。
練炭作成手順
1. 粉炭につなぎの糊(または水でこねた粘土)を混ぜて、粘土状に丸める・あるいは円筒形に固める。
2. 穴をいくつかあけて通気性を確保する(穴あき練炭)。
3. 日当たりの良い場所で2〜3日乾燥させる。
いくつか準備を整え、完成したものをソロに託す。ソロはそれを日当たりの良い場所で乾かし、最終的に香油を染み込ませて「良い香りのするお香」として仕上げた。
ソロは大臣に直接願い出た。
「とても良い香りのするお香ですので、是非キングレオ様の部屋に置いて、着火していただけないでしょうか」
大臣は香りを確かめると、満足げに頷いた。
「これは良いな。あとで玉座の間に配置しておこう」
あとは、待つだけだった。
翌朝。
城内が異様な騒がしさに包まれて、健太は目を覚ました。激しいノックが響き、ソロの声がする。
「ソロです! 開けてください!」
ドアを開けると、ソロが息を切らせて飛び込んできた。
「キングレオ王が死んだと、大騒ぎになっています!作戦成功です……!」
「話は後だ。城を出よう」
廊下が混乱している最中、忙しなく行き来する大臣に健太が声をかけた。
「何の騒ぎですか?」
大臣は蒼白な顔で答える。
「お、王が……キングレオ様が部屋に入ると、泡を吹いて絶命しておられたのじゃ! 一体なぜだ……!」
健太は小さく笑みを浮かべ、ソロと共に混乱に乗じて城外へ出た。
「ソロ君! ルーラを!」
緑の光が二人を包み、モンバーバラの宿へ転移する。部屋で待つマーニャとミネアに、成功を報告した。
「キングレオは死んだ。城は大混乱だ」
二人は目を見開いた。
「一体どうやって……!?」
健太は肩をすくめて答えた。
「まぁ、ちょっとした……工夫だよ」
それ以上は語らなかった。詳細を説明しても、理解してもらうのは難しいだろう。
窓の外では、モンバーバラの日常が変わらず続いている。だが、キングレオという大きな障害は、確かに消えた。
健太は静かに息を吐き、次の目標を思い浮かべた。
(次は……マーニャさんとミネアさんの親の仇、バルザックだな)