竜騎士と女武闘家は、ゴブリンスレイヤー一行と神代の時代からあるとされた遺跡の跡に来ていた。
巨大な木々が空を覆うように生い茂り、移動も大変な状況だった。
地面は苔に覆われ、根が絡み合うように張り巡らされ、足を取られそうになる。
妖精弓手は軽やかな動きで、巨大な木の間を登っていく。彼女の森人らしい敏捷さが、まるで風のように枝から枝へ移る。
ゴブリンスレイヤーは無言でロープを木に投げかけ、登り始めた。
彼の動きは確実で、兜の下の目が前を向く。女神官はそのロープを掴み、慎重に登っていった。
女武闘家は木の根を越えながら息を切らせながら「私も体力には自信あるけど、しんどいわ……」と呟いた。
汗が額を伝い、武闘着が少し乱れていた。
竜騎士は彼女を見て微笑み、「じゃあ、僕に捕まりな」と言った。
女武闘家は照れくさそうに彼に抱きつき、腕を回した。
竜騎士はエオルゼアの竜騎士としての力を使い、空高くジャンプした。
一瞬でゴブリンスレイヤーたちのところに着地する。「すごーい!」女武闘家は喜びの声を上げ、目を輝かせた。
その先には遺跡があった。森の木々が途切れ、巨大な石造りの遺構が現れる。
神代の頃からの都市の遺跡でも苔と蔦に覆われ、崩れた柱が立ち並ぶ。
妖精弓手は、「どう、オルグボルグ!これよ、こういうやのが冒険なのよ!!来て良かったでしょ?」と得意気に言うが、当のゴブリンスレイヤーは「ああ…」と言うだけだった。
遺跡の入り口をくぐると、妖精弓手は興奮した様子で古代遺跡や未知への探究を必死に説明した。
だが、ゴブリンスレイヤーは興味がないようだ。
兜の下の目が冷たく、ただ剣を握りしめ、何か気配を感じた様だ。
「……ゴブリンだ」
彼の低い呟きが、皆の注意を引いた。
一行は奥の方の神殿へ進んだ。
ゴブリンスレイヤーは入り口の前で立ち止まると
無言で袋から松脂と硫黄を縛った物を取り出すと火を付けて神殿の奥へ投げ込んだ。
煙が広がり、燻り出す作戦らしい。
入り口から、咳き込みながらゴブリンが飛び出してきた。
そしてゴブリンスレイヤーは剣を抜き、次々と殺していった。
斬撃の音が神殿に響き、血が石床を染める。
出てきたゴブリンは革鎧を着ており、他のゴブリンより装備が上等らしい。
妖精弓手が矢を放ち援護した。
そこまで見ていて、竜騎士は急に目眩がして倒れてしまった。
視界が揺れ、体が重く感じる。
煙が原因では無い、エオルゼアでは何度も経験したあれだ。
女武闘家が駆け寄り、彼の体を抱き止めた。
気を失ってから、しばらくすると竜騎士はゆっくり目を覚ました。
起きた時は、女武闘家の膝の上だった。彼女の温かな手が額を撫で、優しい目が彼を見つめていた。
「大丈夫? 無理しないで……」
女神官が回復の祈りを捧げ、妖精弓手が「何事!?」と声を上げた。
ゴブリンスレイヤーは無言で周囲を警戒し続ける。
突然、竜騎士は体を起こし、「中に進もう。」と提案した。
元々ゴブリンの残りがいるかも知れないとの事で行く気だったらしいが、皆は彼の体調を気遣い無理なら引き上げるつもりだった。
竜騎士は体調が悪い訳では無いと説明すると自分の特殊能力について話始めた。
実は、竜騎士は光の戦士としての「超える力」というのがあり
たまに誰かの過去が映として夢の中に出る現象があった。
四方世界に転移してから初めての出来事だった。
気絶している間、この先の遺跡の奥の装置で魔力を込めて扉を開く光景が、突然頭に浮かんだ。
しかし、内容を上手く伝えることは出来ない。
だが、奥に行くのには都合が良かった。
この力で、遺跡の秘密を解く鍵が得られたのだ。
煙の毒気が無くなった頃に、一行は神殿の奥まで進んだ。
ただ、ゴブリンは燻り出された物だけで、遭遇する事は無かった。
通路は静かで、ただ古代の空気が重くのしかかる。
一番奥まで来て、ゴブリンがいない事を確認すると引き返そうとする一行をよそ目に、竜騎士は進んだ。
壁の奥に、何かを感じ取っていた。
鉱人道士が声を上げた。
「何をしているんじゃ?」
竜騎士は遺跡に装置みたいな部分を見つけ、魔力を流し込んだ。
ゲイボルグ・アルテマのエーテルが輝き、石の壁に青い光が走る。
すると、壁が軋みを上げて開き、先に進めるようになった。隠し通路が現れ、皆が息を呑んだ。
蜥蜴僧侶が不思議そうに聞いた。
「この様な隠し通路があるとは、何故分かったのですか?」
竜騎士は少し迷ったが、超える力について話した。過去、ここに魔力を込めて進んだ物の映像の事を。
そして、それが前回の遺跡で遭遇した、青の手のゴブリン達である事を話した。
あのゴブリンたちは、古代の技術を操ろうとしているのかも知れない。
皆は驚きの目を向け、ゴブリンスレイヤーの兜の下の目がわずかに動いた。
竜騎士は隠し通路に入り、ゴブリンスレイヤーたちも一緒に入った。
壁が静かに閉じ、遺跡の空気がさらに重く感じられる。
狭い通路は埃っぽく、足元に落ちた石がカツンと音を立てた。
女武闘家は周囲を警戒しつつ、竜騎士に尋ねた。
「青の手って、あなたの世界のゴブリンの連中よね」
彼女の声は低く、過去の記憶を振り返るように響いた。
竜騎士は頷き、クイックシンクスについて語った。
「聞いた話では、元は真面目な研究員だったらしいが、実験事故で四肢を失って機械義肢を付け、性格が一変した。野心家になったそうだ」
竜騎士は続けて話す「その後に青の手を率いて巨大な機械神『アレキサンダー』を操ろうとしたんだ。未来を予知するような力まで手に入れ、ゴブリンだけの理想郷を築く計画を……ただアレキサンダーについては僕と仲間達が阻止して彼もその時に死んだはずなんだ」
彼の言葉はエオルゼアの記憶を基に、クイックシンクスの狂気を淡々と語った。
妖精弓手は顔をしかめ、「うわぁ、ゴブリンだけの世界って嫌だな」小鬼が支配する世界を想像すると身震いした。
竜騎士は苦笑し、続けた。
「基本的にはこの世界のゴブリンとは違うし、前回の遺跡の時も、ここのゴブリンを劣等種と呼んでいた。会い慣れない存在かも知れないな」
さらに奥に行くと、広いスペースに出た。古代の見た事のない装置が並び、機械の歯車が微かに回る音が響く。
そこで、ゴブリンマスクを付けたゴブリンたちが待ち構えていた。
銃や魔道兵器を武器に持つ彼ら。
そして、中央に機械のゴブリンのクイックシンクスがいた。
広いスペースの中央で、クイックシンクスが機械義肢の手を装置に伸ばした。
カチカチと金属音が響き、古代のコンソールが青白く輝き始める。
「フフ……これで、増援だ…あの鏡を参考に作った、この機械で」
彼の声は機械的に歪み、転移装置らしき円形のゲートが起動した。
空間が歪み、緑色の渦が渦巻く。
中から、次々とゴブリンが転移して現れた。
粗末な鎧を着た劣等種の小鬼たちで、棍棒や短剣を振り回し、混乱した目で周囲を見回す。
クイックシンクスは義肢で顔を覆うように手を振り、吐き捨てるように言った。
「また劣等種か……ここの遺跡はダメだな。青の手の純血を汚すだけだ」
彼の野心的な目は、失望に満ちていた。
転移装置はエオルゼアの技術を思わせるが、この世界のゴブリンたちを呼び寄せ、使い捨ての兵士として利用するつもりらしい。
竜騎士は槍を構え、息を呑んだ。「まさか、ゴブリンを呼び寄せているのか……!」
エオルゼアの青の手が、異世界で同じ過ちを繰り返すとは。
女武闘家が拳を握りしめ、皆の緊張が高まる。
その瞬間、ゴブリンスレイヤーが飛び出した。影のように動き、剣を抜いて
「ゴブリンが相手なら……皆殺しにするだけだ!」
彼の声は低く、執念の炎が燃えていた。剣閃が最初の劣等種ゴブリンを斬り裂き、血が飛び散る。
青の手のゴブリンマスクのゴブリンたちが気づき、反撃を開始した。
彼らは優秀な科学者らしく、銃を構えた。
銃から火薬の爆音が響き、弾丸が一行に向かって飛ぶ。
「侵入者を排除せよ!」
マスクの下から叫び声が上がる。
妖精弓手は即座に反応し、弓を引いて狙い撃ちにした。
矢が風を切り、銃を持つゴブリンの頭を正確に貫く。
「甘いわよ!」
彼女の森人の正確な弓の腕が光る、一人、また一人と倒れていく。
小型のゴブリンウォーカーに乗ったゴブリンたちが突進してきた。
前回の遺跡のような巨大タンクはないが、小型の機械が蒸気を噴き、大砲を撃つ。
竜騎士は空高くジャンプし、ゲイボルグ・アルテマを振り下ろした。
槍のエーテルが爆発し、強引に機械を破壊。
金属の破片が飛び散り、乗っていたゴブリンが潰される。
「これで終わりだ!」
女武闘家の連撃が炸裂し、拳の嵐がゴブリンたちを吹き飛ばす。
鉱人道士のストーンブラストが敵に直撃する。
蜥蜴僧侶の竜牙兵が群れを蹴散らした。
女神官のプロテクションが銃弾を防ぐ、そしてゴブリンスレイヤーの剣が容赦なく命を刈る。
いくら優秀な科学者軍団とはいえ、所詮はゴブリン。
機械の力が無ければ個々の戦闘力は無いに等しい。
ホブゴブリンやチャンピオンみたいな変異体もいない。
更にはアレキサンダーの未来予知の能力も無いため苦戦しなかった。
クイックシンクスは義肢を震わせ、後退を始めた。
「くそ……この程度の力で!」
だが、一行の連携は完璧で、青の手のゴブリンたちは次々と倒れていった。
しばらくすると広間は静寂に包まれた。
転移装置の光が弱まり、クイックシンクスもまた倒されて動けなくなっていた。
戦いの余韻が残る中、竜騎士はゲイボルグ・アルテマを構え、クイックシンクスに槍先を向けた。
機械義肢のゴブリンは倒れたまま、体を震わせて体を起こそうとする。
血が義肢の隙間から滴り、遺跡の装置が弱々しく光を放っていた。
「話を聞かせろ」
竜騎士の声は低く、冷徹だった。
「死んだお前らが、何故ここにいる? 緑の月の使者を名乗っていたが、あれは何だ?」
クイックシンクスはマスクから息が漏れるように、咳き込んだ。
「……コフォ……コフォ……」
機械的な笑いが混じり、義肢で体を支えて上体を起こした。
クイックシンクスの機械の腕が装置を叩くと転移の光が完全に消える。
「我らは……フードを被った男に、この世界に転生されられたのだ。奴は緑の月の管理者を名乗っていた。我々と同じ様に、エオルゼアで死んだ者の魂を再構築させて、この世界に呼び寄せていると言っていた。目的は分からないが……」
一行の視線が集中する中、クイックシンクスは義肢をカチカチと鳴らして続けた。
「奴が出来るのなら、我々も出来るのでは無いかと…再びアレキサンダーを召喚し、この世界を、そして我らの世界を支配、管理できるのでは無いかと……しかし実際には、この世界の劣等種のゴブリンを召喚するのみだった……」
彼の声は悔しげで、未来予知の力がない今、ただの敗北者として見えた。
妖精弓手は眉をひそめ、「ゴブリンだけの世界なんて、誰も望まないわよ」
女神官は杖を握りしめ、女武闘家は拳を構えたまま、竜騎士の横で警戒を解かない。
クイックシンクスは機械的な笑いを上げ、最後に囁いた。
「だが、覚えておくがいい。我々以外にも、お前に殺された者がお前を狙っている事を……ククク……」
その言葉が終わると同時に、義肢が動かなくなり、彼の体は崩れ落ちた。
新たな謎、緑の月の管理者とは?
ゴブリンスレイヤーは剣を収め、無言で遺跡の奥を見据えた。
竜騎士は「……まだ、終わっていない」と槍を下げ、女武闘家に視線を向けた。
今まで戦って来た、蛮神と呼ばれる偽りの神、邪龍ニーズヘッグとその眷属達、光の氾濫により、現れた罪喰い…これらの敵が復活しているかも知れないと言うのか…
一行は装置を破壊し、遺跡を後にした。
結局、青の手のゴブリンは壊滅させたが、また新たな敵の予感を残して一行は辺境の街へと戻った。
クイックシンクスの最後の言葉…緑の月の管理者、他の復讐者が、心に棘のように刺さっていた。
遺跡の装置は完全に破壊され、転移の脅威は去ったが、エオルゼアの亡霊がこの世界に蘇る可能性がある。
竜騎士と女武闘家はギルドで報告を済ませると、疲れを癒す為に宿屋に向かった。
街の通りは夕暮れに染まり、商人たちの呼び声が遠くに聞こえる。
二人は手を繋ぎ、静かに歩いた。
女武闘家は竜騎士の腕に寄りかかり、「あの言葉……本当に他の敵がいるのかしら」と呟いた。
竜騎士は優しく髪を撫で、「分からない…けど、心配するな。僕たちが一緒にいる限り、乗り越えられるさ」
宿屋に着くと、扉を閉めた瞬間、女武闘家がギュッと抱きついてきた。
彼女の体が密着し、顔を竜騎士の胸に埋める。
戦いの疲れが一気に忘れ、甘い温もりが広がった。
竜騎士は彼女の頭を優しく撫で、耳元で囁いた。
「したくなっちゃった?」
その言葉はからかうように軽く、しかし欲情を隠さない。
女武闘家は頷き、顔を上げて彼の目を見つめた。
頰が赤く染まり、息が少し荒い。
竜騎士は「僕もしたくなっているよ」と優しいキスをした。
唇が重なり、互いの温かさが伝わる。お互いの唾液を交換し、舌が絡み合う。口を離すと、お互いの唇から透明な糸が引いた。彼女の目は潤み、欲求が溢れていた。
女武闘家は竜騎士の股間に手を這わせ、ズボンの上からでも硬く脈打っているのが分かった。
「……あなたも、こんなに……」
彼女の声は甘く、指が優しく撫でる。
二人は一緒にお風呂に入り身体を清める、そして竜騎士は彼女を抱き上げてベッドへ運んで一緒にベッドの上で抱き合いキスをする。
そして女武闘家が上になると、彼女の豊満な胸が竜騎士の熱くなったモノを優しく挟み込んだ。
柔らかな感触が彼を包み、ゆっくりとした動きが甘い刺激を与える。
汗ばんだ肌が触れ合い、部屋に二人の息遣いが満ちた。
竜騎士は低くうめき、「気持ちいいけど……どこでそんな事覚えたんだい?」と尋ねた。
目が少し細められ、驚きと喜びが混じった表情だった。
女武闘家は頰を赤らめ、動きを止めずに答えた。
「こないだ、本屋さんで色々本買って勉強したの……」
彼女は体を少し起こし、ベッドの下から一冊の本を取り出した。
表紙には様々な体位が描かれた、露骨な指南書。
ページをパラパラとめくり、見せびらかすように竜騎士の前に差し出した。
「これで、あなたを喜ばせられるかなって……」
竜騎士は本を見て苦笑いし、彼女の腰を抱き寄せた。
「研究熱心なんですね……」
声はからかうように軽く、しかし心から感心していた。
こんな可愛らしい努力に愛おしくなった。
女武闘家は本を脇に置き、再び彼に覆い被さった。
「だって、好きな人には喜んで欲しいから……」
彼女の頰はさらに赤く染まり、目は恥ずかしげに伏せられた。
だが、動きは大胆で、二人は再び甘いリズムに溶け込んだ。この夜の研究が、二人の絆をさらに深めるのだった。
そして彼女の柔らかな胸に挟まれて、竜騎士は甘い快楽に包まれた。
締め付けるような感じではなく、優しく包み込む感触が心地よい。
汗ばんだ肌が触れ合い、彼女の豊満な谷間が彼の熱くなったモノを優しく受け止める。
女武闘家は自分の胸に手を当て、軽く締め付けてきた。
柔らかな感覚とちょうどいい締め付け加減に、竜騎士は息を荒げ、「もうダメかも……」と低くうめいた。
体が震え、限界が近づく。
彼女は悪戯っぽい笑みを浮かべ、「そのまま出していいからね」と囁いた。
目が輝き、からかうように彼を見つめる。
竜騎士は耐えきれず、「出るっ……」と声を上げ、彼女の胸の中に射精してしまった。
熱い白濁が谷間に溢れ、彼女の肌を濡らす。
彼女は彼のイクところを近くで見るのは初めてで、口に手を当てて「凄い……」と驚きの表情をした。
だが、次の瞬間にはいやらしい笑みを浮かべ、指でそれを拭い取り、好奇心と欲情が入り混じった目で彼を見上げた。
「ふふ……こんなにたくさん……」
二人は息を整え、互いの体を拭き合いながらベッドに横たわった。
女武闘家は次は何やろうかなと本を読んでいる。
ベッドの上で体を起こし、ページをめくりながら目を輝かせていた。
指南書のイラストが露骨で、様々な体位が詳細に描かれている。
彼女の頰はまだ赤く、興奮の余韻が残っていた。
竜騎士も一緒に本を見てみると、色々な事が書いてあり、何だか恥ずかしくなってきた。
こんな本を恋人と共有するのは恥ずかしい、でも悪くない。
「こんなに詳しく書いてあるんだな……」と呟き、視線を逸らした。
彼女は側にくっついて、これ出来る?と聞いてくる。
一つのページを指さし、悪戯っぽく笑った。
竜騎士は本を覗き込み、頷いた。
「うん、出来るよ。」
シンプルな体位で、試してみたくなるものだった。
彼女は更に別のページを見せて、「これは出来る?」と尋ねた。少し複雑で、アクロバティックなもの。
竜騎士は苦笑し、「出来なくはないけど、流石に恥ずかしいよ……」声が小さくなり、顔を赤らめた。
彼女は何事もチャレンジよと言うと、竜騎士を押し倒した。体を重ね、指南書を脇に置き、キスを落とす。
「一緒に試してみましょう?」
彼女の目は輝き、好奇心と愛情が混じっていた。二人は再び甘い夜に溶け込み、恥ずかしさを乗り越えて新たな喜びを探った。
女武闘家は本をめくりながら、竜騎士の体に寄りかかった。
「次はどんな体位オススメあるかしら?」
彼女の声は好奇心に満ち、指でページをなぞる。竜騎士は彼女の肩を抱き、指南書を一緒に覗き込んだ。
「そうだな……これなんかいいかも。君が上になって、僕を跨ぐやつ。騎乗位って言うんだっけ? 君の動きが自由で、僕も君の顔が見えて好きだよ」
彼女は目を輝かせ、「こないだ、ちょっとやったやつだね、私も好きよ!」とページを指さした。
もう一つオススメを尋ねるように視線を向けると、竜騎士は少し照れながら続けた。
「あと、バックから……後ろから抱き合うやつ。君の腰を掴んで、深く繋がれる感じがいいんじゃないかな。親密で、君の反応がダイレクトに伝わってくる」
女武闘家は頰を赤らめ、本を閉じて彼に覆い被さった。
女武闘家は竜騎士の身体の上に跨り、ゆっくりと腰を下ろした。熱くなった彼のモノが、彼女の温かな内側に挿入されていく。
んっ……彼女の甘い声が漏れ、部屋に響いた。
柔らかな肉壁が彼を包み込み、ぬくぬくとした感触が二人を繋ぐ。
彼女の体が軽く震え、挿入の深さを感じて息を荒げた。
下から彼女の全てが見える。美しい肉体美、引き締まった腹筋、豊満な胸が揺れ、汗ばんだ肌が灯りに輝く、その姿を堪能しながら、肉体的にも視覚的にも興奮が頂点に達した。竜騎士は彼女の腰を掴み、低くうめいた。
「君の体……綺麗だ……」彼の視線が彼女の曲線をなぞり、脈打つモノがさらに硬くなる。
彼女もまた、竜騎士の姿が丸見えで興奮していた。下から見上げる彼の強靭な胸板、汗に濡れた髪、欲情に歪んだ表情が、彼女の心をくすぐる。
「あなたの……気持ち良さそうな顔が、なんだか可愛い……」
彼女は腰をゆっくり回し、動きを始め、二人は甘いリズムに溶け込んだ。
そして、リズムは激しくなり、二人は頂点に達した。
女武闘家は息を切らしながら、竜騎士の上にへたり込んでしまった。
体が熱く、汗が滴り落ちる。
彼女の内側が収縮し、彼のモノを優しく締め付ける余韻が残っていた。
二人は互いの息遣いを聞き、静かな部屋に甘い吐息が満ちた。
竜騎士は優しく彼女の髪を撫で、額にキスをした。
「君、凄かったよ……」
彼の声は優しく、愛情に満ちていた。
女武闘家は頰を赤らめ、「ちょっと休憩……」と言って竜騎士に抱きつきながら甘えた。
体を密着させ、胸を押しつけ、彼の温もりに身を委ねる。
戦いの疲れと快楽の余波が、甘い倦怠感を呼んでいた。
竜騎士は近くにあったチョコボかばんからスタミナポーションを出すと、瓶を開け、口に含んだ。液体が喉を伝う感覚を味わい、女武闘家の唇に優しく口移しで飲ませた。
彼女の口に液体が流れ込み、キスのような甘い共有。
彼女はびっくりして目を丸くし、飲み込んでから「何飲ませたの……?」と聞いた。
喉がスッキリし、体に活力が湧き上がる感覚があった。
竜騎士は空の瓶を見せ、「スタミナポーションだよ」と微笑んだ。
ギルドで買った馴染みのアイテムが、こんな場面で役立つとは思わなかった。
女武闘家はそれってそういう使い方ありなの?とビックリする。
「ええ……体力が回復するの? それで……また、出来るの?」
彼女の目は好奇心と驚きで輝いていた。
竜騎士は肩をすくめ、「スタミナポーションって名前だし、ありなんじゃないかな?」と冗談めかして言った。
二人は笑い合い、再び抱き合った。
女武闘家はスタミナポーションの効果を感じ、体に活力が戻ってきた。
彼女は本をめくり、次のページを指さした。
「じゃあ、次はバック体位を試すわよ……」
彼女の声は好奇心に満ち、頰を赤らめながら竜騎士を振り返った。
彼は微笑み、彼女を抱き上げて体位を変えた。
「いいよ。君のペースで……」
彼女は四つん這いになり、竜騎士が後ろから優しく腰を抱いた。
熱くなったモノが彼女の内側にゆっくりと挿入されていく。んっ……彼女の甘い声が漏れ、体が軽く震えた。
後ろからの密着が、二人の体を一つに溶かす。
竜騎士は彼女の腰を掴み、深く繋がる感覚に息を荒げた。
「君のここ……凄くいい……」
彼の動きが優しく始まり、彼女の反応を確かめながらリズムを速めた。
女武闘家は枕に顔を埋め、興奮した声を抑えきれなかった。
下から見えない分、感覚が鋭くなり、竜騎士の熱い息が背中に感じられる。
「もっと……」
彼女の腰が自然と動き、二人は激しく求め合った。
バックの体位の激しいリズムが続く中、最初は女武闘家が気持ち良さそうに喘いでいた。
甘い声が部屋に響き、彼女の体が喜びに震える。
だが、途中から様子がおかしくなってきた。
声が途切れ、動きがぎこちなくなり、体が硬直したように感じられた。
竜騎士はすぐに気づき、途中で動きを止め、彼女の体を優しく引き起こした。
「……どうしたの?大丈夫…?」
彼女は青ざめた表情で震えていた。
汗が冷たく額を伝い、目は虚ろに遠くを見ているようだった。
竜騎士は慌てて彼女を抱き寄せ、ベッドに座らせた。
「大丈夫? 痛かったか?」
心配げに声をかけ、彼女の背中を優しく撫でる。
女武闘家は竜騎士の顔を見て、安堵したのかギュッと強く抱きついた。体が密着し、彼女の震えが彼に伝わる。
「……違うの……」
理由を話す彼女の声は小さかった。
「最初は平気だったんだけど……突然…ゴブリンの事を思い出してしまったの。あの時、初めて後ろから突かれて犯された記憶……あの時の記憶が蘇って、怖くなったの」
彼女の言葉は震え、過去のトラウマが鮮やかに甦ったようだった。
最近は明るく元気な彼女だが、心の傷はまだ癒えていない。
竜騎士は抱きしめながら、頭を優しく撫でた。
「ごめん……気づかなくて。今日はこの辺で寝ようか……ごめんな」
彼の声は優しく、彼女の髪に顔を埋める。
女武闘家は首を振り、「ううん、あなたは知らなかったから悪くないよ……やっぱり、あなたを見ながらじゃないとダメみたい。だから、普通に見つめ合いながらしたい……」
竜騎士は少し迷い、「いいのか? 無理しなくていいよ……」と確認した。
彼女は彼の胸に顔を押しつけ、「あなたの顔を見ながら、嫌な記憶を消させて……お願い……」
その言葉は切実で、目を潤ませて彼を見上げた。
竜騎士は女武闘家に優しくキスをし、彼女をベッドに優しく横たえた。
正常位で見つめ合いながら、ゆっくりと優しく愛し合った。
互いの目が絡み、息が混じり合う。彼女の体が彼を受け入れ、過去の影を優しい波で洗い流すように。
二人は静かに、深く繋がり、夜の癒しを分かち合った。