ぐだおが薬漬け達磨に改造されてホームレスの肉便器に堕ちる話 作:高牧園
2
――宣言通り、ゼノは十二時間後に藤丸のいる部屋を訪れた。
「計画通りだな」
ひと目見ただけで藤丸が変わり果ててしまったことが分かる。
胸と乳首から注がれた、膨乳化・肥大化の薬の影響は全身に回っていた。男なのに胸にはしっかりと脂肪がつき、ヒップもやわらかそうな円みを帯びている。
さらに乳首は肥大化してまるで女のよう。肩幅や引き締まった腹に残る男らしさがかえって滑稽だが、藤丸自身は変わり果てた自分の身体を見る余裕すらない。
「……っ! っうう……!!」
一定のペースで注がれる媚薬入り精液を飲み込む藤丸は悩ましげな吐息を漏らす。
口、両腕、肛門から注がれた媚薬のせいで全身は快楽に犯されていた。時おり身体が跳ねかけるのは、部屋の空調設備によって空気が流れることにすら感じているからだろう。
「ペニスも、もう使い物にならないだろうな」
藤丸の全身を眺めたゼノは、最後に股間を見やる。
裸体を赤く色づかせ、興奮に息を乱す藤丸だが、プジーを突っ込まれた陰茎は完全に力を失くして垂れ下がっている。生殖機能を低下させる薬のせいか男根は縮んだようにすら見えて、膨らんだ乳や尻と比べるとまるで存在感がない。
「ぅう……っ、……ふ……!」
ぐったりと背もたれに身を預けていた藤丸は、しかしゼノの姿を見ると目を見開く。
「んぅ……う……!」
用意した薬液は藤丸のナカに落ちきった。調教師たちが藤丸の全身に取り付けた危惧をすべて外すと、藤丸は何度か大きく息をして、それからゼノに言い放つ。
「ふ……ざ、け……る……な……!」
声は掠れ、快美に濡れている。
それでも藤丸はゼノに与する気は無いと、懸命に声を荒らげるのだ。
「始めろ」
精一杯の睨みつけをものともせず、ゼノは調教師たちに声をかける。
すると、調教師たちは一斉に藤丸の身体に手を伸ばす――グラリと視界が傾いで、分娩台の背が倒されたことが分かる。
「やめろ……!!」
無情な駆動音とともに、分娩台は床と平行に。
分娩台の上にいる藤丸は大開脚姿勢のまま仰向けだ。拘束されて無力な藤丸を取り囲む調教師たちは一斉に衣服を脱ぎ捨て、禍々しい下半身をあらわにしたのだ。
「ッ……!!」
凶悪な勃起ペニスを前に、藤丸は言葉を失う。
ほんの半日前までは彼も持っていたはずのモノが、今はとんでもなく恐ろしく見えた。太く長く、エラの張ったようなカリ高のペニスからはムワッと雄の臭気が漂い、においを嗅いだだけで藤丸の身体は言い知れない熱情に取り巻かれる。
「やめろ――!!」
恐ろしくて叫ぶ顎が掴まれる。
藤丸の眼前に男の股間が迫る――気付いた時には、喉の奥にまで肉棒を咥えさせられていた。
「んぅうッ!!」
晒した首、喉仏が大きく上下した。
(苦、し……ッ! 息ができな――)
抵抗の暇もなく雄幹を付け根まで突き込まれて目を瞬かせる。
藤丸の鼻には睾丸の皮膚が張り付き呼吸もうまく出来ない。股間を押し付けられているせいで視界も封じられ、分かるのは胸元や太ももをまさぐる熱い手の感触ばかりだ。
「んッ……!! ぐ、ぅ……!!」
苦しくてたまらないはずなのに、全身に美悦が広がる。
十二時間にも渡って投与された媚薬は、彼の身体を作り変えてしまっていた。手荒く口を使われ、苦しくなるほど呻き声は艶を帯び、自由を奪われた身体がピクピク跳ねてしまうのだ。
「ふ――ぅうッ……うう……ッ!!」
喉を犯す男は、藤丸の顔面めがけて何度も腰を振る。
肉打つ音が響くほど力強いピストンを受けるたび、藤丸は喉粘膜がひっくり返りそう。撹拌される口腔はあっという間に粘つく唾液でいっぱいになって、めくれた唇からは唾液がドロリと垂れる。
「んぅッ……!! ぅうッ、う……!!」
「もうマゾだな」
口を犯される藤丸を眺めたゼノは満足そう。
苛烈なイラマチオを受けておきながら、藤丸は胸先やアヌスをヒクつかせているのだ。十二時間にわたる媚薬責めで身体はすっかりマゾに目覚めたと見え、他の調教師たちも藤丸に手荒く触れる。
「ッんぅ!?」
未知の快楽が藤丸を襲う。
女性顔負けに膨らんだ乳房に男の手が沈む感覚に強い違和感がある。しかしそれ以上の快感が藤丸の胸を駆け抜け、背中にジワリと汗が滲む。
(や……ヤバい……!)
口を犯されているだけで興奮が収まらないのに、胸から伝わる快美はその比ではない。
視界を塞がれた藤丸には分からないことだが、周囲には八人の調教師がいた。彼らは無言のまま藤丸の身体に手を伸ばし、ある者は乳房を掴み、またある者は乳首をつまみ上げるのだ。
「んん……ッ!!」
乳頭に走る刺激に高い悲鳴が上がった。
瞬間、藤丸の全身に言いようのない衝撃が走る――分娩台が軋むほど大きく痙攣させる藤丸は、無自覚のうちにアヌスをパクパク開閉させている。
(なんだ、これ……!? 全身で射精してるみたいな……!)
つま先から頭頂まで波打つような逐情は、今までに経験した射精の何十倍もの快楽を連れてくる。
「メスイキしたな」
ゼノの低い呟きが藤丸の耳に飛び込む。
(めす……いき……?)
白く霞んだ頭で考える間も、左右の乳首はこね回されていた。
勃起した胸の先端をコリコリいじられるたび、じっとしていられない欲動が全身を支配する。拘束がなければ妖しく腰をくねらせ悶えられるのに、首すら動かせない藤丸は裸身いっぱいに快感を溜め込むばかりだった。
「っく……んぐ……ぅうう……!!」
口内を烈しく出入りする肉棒が、胸や乳首を掴む男たちの手が、藤丸を快楽の頂から下ろさない。
さらに、大きく開いた足の付け根には別の怒張が迫っていた。
「ぅぐうッ……うう、うぅうッ!!」
アヌスを狙う剛直があるとも知らず、上半身の快感にエクスタシーを覚える藤丸。
肛門に突っ込まれていたチューブが抜けた後も、菊座はぽっかりと開いたままだった。
過去に何人もの男をマゾ奴隷に仕立て上げてきた調教師は、藤丸のアヌスが性器に成り果てたことを知っている――彼は狙いを定めると同時に、深く菊穴を貫いた。
「んん――――ッ!!」
犯される喉を震わせて、藤丸は尻穴の髄喜を思い知る。
「んぅうッ!? んんんッ!! んん、ッ……!! んんん……!!」
狂ったように叫ぶ藤丸。
前戯はまったくなかったが、長い媚薬責めによってほぐれた肛門にはそれで十分だった。
尻穴から伝わるのは強烈な快楽のみ。規則的な粘膜をゾリっとなぞられるだけで達する藤丸は、自分でも気付かないうちに涙を流していた。
(なんでッ……こんなことされてるのに、イッて――)
手荒な行為に気をやる自分が信じられなかった。
掴まれるままに形を変える乳房も、呼吸ができないほど深く突き入れられて苦しむほどに悦ぶ喉も信じられない。
「んう……ッ、うぅ――う、うう……ッ!」
物悲しい嗚咽を漏らして涙をこぼす藤丸の想いとは無関係に、肛門を犯す男は藤丸のナカを味わっている。
「ふう……締まりは上々、ですね」
付け根まで押し込んだ魔羅から伝わる快感に溜息を漏らしながら、同時に調教師として具合を確かめることも忘れない。
媚薬漬けになった藤丸の肛肉はトロトロに蕩け、それでいて力強い締め付けも備える。サオ全体を食い締める力強さは天性のものとも思え、男は臀部を掴む手に力を入れる。
「んんぅ……っ!!」
ヒップに食い込む十指が、またしても藤丸をオーガズムに導く。
ゴツゴツした男の手がやわらかな臀肉に食い込み、ヒップは瑞々しい弾力を伝える。肉付きの良くなった尻を揉まれるだけで藤丸の胸には倒錯的な喜びが咲き、ペニスを受け入れる興奮は一秒ごとに強くなる。
「んぅっ、うう……うぅう……っ!!」
大粒の涙をこぼしながらしゃくりあげるたび、締まる喉が肉棒に支配される。
藤丸への配慮が一切ない激しいストロークを繰り返すほどに、剛直は太く硬くなってゆく。喉をえぐられるたびに吐き気に近い苦しさがこみ上げて、身体はそれすらも快楽に替えてしまう。
「ああ、そろそろ出すぞ」
藤丸の口で何度も出し入れを繰り返した男は一方的に言い、彼の喉奥に精子を発射。
「――ンぐ……ッ!?」
熱い激流が喉を打ちのめす。
(強――激――男――負――)
白濁とともに形をなさないあらゆる感情が渦巻いて喉を滑り、より深い場所へと落ちてゆく――止めることの出来ない一連の流れの中で、自分がいつ絶頂したのかも分からなかった。
「ん、う――ぅあ……あ……あ……!!」
膨らむ法悦が藤丸の肉体を乗っ取る。
拘束されたまま裸体が暴れ、勃起を忘れた陰茎がぷるんぷるんと無力に揺れた。
「お、締まりがまた良くなった」
粘膜の反応は雄弁だ。
喉も菊座も大きくたわみ、肉竿との密着感を高める。何がなんだか分からないほどの絶頂感が立て続けに襲いかかり、藤丸は口内射精の間に両手では足りないほどのオーガズムを味わっていた。
「――ッぉ……!!」
ようやく射精を終えた男が口からイチモツを抜けば、藤丸の顔は下品に蕩けていた。
「っほ……ぉ……おお……ッ」
荒い呼吸のたび、口の中で精子がゴポッと泡立つ。
男の股間に押し潰されていた顔面には陰毛が張りついていた。意志が強かったはずの青い瞳はとろんと蕩け、精飲の悦びに浸りきっている。
「良い顔になったな」
調教師たちによる凌辱を眺めていたゼノは、藤丸の顔を覗き込んで満足そう。
何度経験しても、凛々しかった男がマゾに堕ちるこの瞬間はたまらない。藤丸は呆けたように宙を眺めていたが、尻穴を犯す男のピストンに再び嬌声を上げ始める。
「ッぁああ!! ぁあッ、ぁひぁああッ!!」
口から唾液とも精液ともつかない飛沫を散らしては喚き立てる。
「イッてるっ、イッてるぅっ……!! もうイッて――んうう……!!」
高い声で騒ぐ口に、二本目のイチモツが突っ込まれた。
「んぅ――ぅううっ、ううう……!!」
精子まみれの舌の上、新たな剛直がせわしなく往復する。
(のど、奥――またイく――!!)
本来なら苦しいだけの場所を突かれただけで達してしまう。
(苦しいと、きもちいい……)
上下からの責めにクラクラしっぱなしの藤丸の頭の中は、苦しみを伴う絶頂感でいっぱい。
アヌスをえぐる魔羅もまた射精が近いらしい。幹が膨らむのを感じた菊肉はキュッと締め付けを強め、精子を乞うように妖しく蠢く。
「マゾが」
嘲りの言葉を吐き捨てられた瞬間、菊座に熱波が押し寄せた。
「んううぅ……っ!!」
肛内射精とともにエクスタシーに至る藤丸の脳裏、吐き捨てられた言葉がリフレインする。
(マゾ……マゾ……マゾ……マゾ……)
罵られ、中出しされ、口も肛門も好き勝手に扱われ――肉玩具も同然に使われるほど淫熱は膨れ上がり、もう藤丸は絶頂が収まらない。
「情けねえマゾオスだ」
肛門の、あるいは口のナカが変わったのを感じ取って、調教師たちは次々に口を開く。
「勃起もできない不能が」
「イラマで感じてる変態」
「黙ってイかされてろよ」
「……っ!! っ!! っ……!!」
乳房を潰すほどに掴まれ、乳首に爪を立てられ、悪しざまに罵られ。
――そのすべてに、藤丸は気をやってしまう。
「~~~~っ!!」
喉の奥で声にならない悲鳴を上げた瞬間、白濁が押し寄せる。
ズポズポと勢いよく掘削される口と肛門は烈しい淫熱に取り巻かれていた。
男たちから与えられるものが藤丸の全てだった。達するたびに罵声と精液は身体の髄まで染み込んで、藤丸は自ら舌を差し出してしまう。
「ぁえっ……! へ、っぇあ……!!」
何人ものスペルマで濡れた舌は震えていた。
男たちやゼノが口腔を覗けば、白濁まみれの舌先がレロレロと動く。
「はへ……っ!! へひっ、ひぇ……ぁあっ……!!」
口を開けたまま何か口走ったはずだが、言葉は形にならない。
(イく――またイく、イく――イッてる……!!)
藤丸は身体の中も外も快楽だけになって悶え狂う。
人の身では耐えられない髄喜を絶え間なく流し込まれ、藤丸の頭からは使命すらすっぽ抜ける。帰るべき場所も会いたい人たちのことすら曖昧になった頭には、被虐の悦びばかりが詰め込まれる。
「乳つまんでやるよ」
「腹撫でてるだけで感じてるのか」
「ケツ穴から精子逆流してきたな」
嘲るように声をかける調教師たちの言葉が、藤丸をさらに興奮させる。
「本当にマゾだな」
「オークションにかけられるのも、本当は嬉しいんだろ?」
「素直になって、無様なマゾに堕ちてみろ」
動かせない身体を彼らの前に晒しながら言葉を受ける間も凌辱は続く。
喉に突っ込まれた亀頭が跳ねるたびに息が止まる。呼吸の自由を奪われる藤丸は倒錯的な悦びを覚え、窒息しながらのエクスタシーが癖になってしまう。
「んぅうっ――ぅうッ、ふぅううーッ!!」
悲鳴を上げる藤丸の眼差しは、初めてここに連れて来られた時とはまるで違う。
目を潤ませて天井を仰ぐ藤丸にとって、眼前に迫る調教師たちの肉棒や降りかかる白濁は悦すぎる。調教師からもたらされる全てが嬉しくてたまらない藤丸は、彼らの言葉を疑うことすらなかった。
(そう、そうだった……自分は、マゾで――)
散々ぶつけられた暴言を受け入れた瞬間、筆舌に尽くしがたい法悦が藤丸を襲う。
「ンぐ――う、う――ううううぅうッ!!」
アヌスが締まり、剛直を奥へ引き込む。
これまでよりずっと強い食い締めを食らった肉槍が精を迸らせる。深い場所にスペルマのしぶきがかかった瞬間、藤丸の意識は完全に白に染まって。
「――――ッ――!!」
果てしない逐情の中に、心の全てが堕ちてゆく。
蕩けた瞳は白目を剥くほど上向きになり、緩んだ口の両端から白濁がゴポゴポと溢れる。
拘束具が軋むほど激しい痙攣を見せる藤丸を前に、ゼノはクツクツと喉を鳴らして笑む。
「自分がマゾだと、ようやく分かったようだな」
「――ッぉ……お……」
藤丸は惚けた声を返すのみ。
彼のアヌスから肉棒が抜き取られたかと思えば、また新たなイチモツが挿入される――マゾだと分からせられた身体は、休む暇なく犯されるのだった。