地獄の合宿における遠月リゾートの調理実習室。窓の外には豊かな清流と広大な山々が広がっていた。審査員を務める遠月OG・乾日向子は、どこかおっとりとした笑顔を浮かべながら、手元の柿の種(おかき)をポリポリとつまんでいた。
「ふふ、合宿課題は『このエリアにある食材を使った料理』……。みなさん、私の予想を超えるような素晴らしいお料理を提示してくださいね?」
高級日本料理店『霧のや』の女料理長であり、和食のスペシャリストである日向子。その柔らかな口調とマイペースな佇まいの裏には、確固たる料理哲学と繊細な「和の心」、そして妥協を許さない鋭い眼光が秘められていた。
そこへ、渓流で手に入れた新鮮な岩魚(イワナ)を手にした幸平創真が歩み寄る。そして次の瞬間、創真は日向子の手元へスッと手を伸ばすと——彼女が大事そうに持っていた柿の種の袋をひょいと奪い去った。
「あっ!? ちょっと創真くん! それは私が大事に食べていた柿の種ですのよ!? 返しなさい!」
ぷくっと頬を膨らませて抗議する日向子だったが、創真は奪い取った柿の種を躊躇なく砕き、岩魚の衣へと昇華させていく。
「へへ、ありがたく使わせてもらうぜ! 奪うのはこの材料だけじゃない……日向子先輩のハートもいただきだ!」
「え……っ!? な、何をおっしゃいますの……!?」
突然の不敵な言葉に日向子は顔を真っ赤にする。しかしその隙に、創真は下処理した岩魚に砕いたおかきの衣を纏わせ、勢いよく揚げる油の中へと投入した。
ぱちぱちぱちっ! じゅわあぁっ!
軽やかな揚げ音が調理室全体に響き渡る。香ばしい油の芳香とともに、山菜と胡麻、醤油の甘辛く芳醇な香りが暴風のように広がり、日向子の心臓までをも激しく跳ね上げさせた。
創真は白いバンダナをきゅっと締め直すと、湯気立つ一皿を日向子の目の前へ堂々と突き出した。
「おあがりよッッッ!」
力強い決め台詞とともに提出された一皿——『岩魚のおかき揚げ』。
「もう……人の柿の種を勝手に奪っておいて……。いくら奇抜な工夫をしたところで、ごまかされませんからね!」
日向子はむくれながらも立ち上る香気に抗えず、箸を伸ばしてサクサクの衣を割った。中から溢れ出る上品な湯気とともに、一口分を口へと運ぶ。
さくっ…… じゅわぁっ……
一口食べた瞬間——日向子の脳裏に、清らかな渓流の風景と怒涛のような旨味の嵐が同時に押し寄せた。
「っ……!? ふぁぁ……っ! な、なんという食感……そして和の旨味でしょう……っ!」
サクサクとしたおかき衣の香ばしさと絶妙な塩気が、岩魚の上質で引き締まった身の甘みを爆発的に引き立てる。さらに、隠し味として使われた山菜のほろ苦さが全体を完璧に調和させ、衣の油っぽさを綺麗に切っていた。
「私の柿の種を奪ったのは……この塩分と旨味を衣の調味料として再構築するため……! 奇抜に見えて、岩魚の繊細な風味を極限まで活かしきる完璧な『和の心』……! この男の子、ただ者ではありませんわ……っ!」
日向子の身体の奥底から、じんわりと温かな熱波が広がっていく。自分の柿の種を奪うほどの強引さと、それを見事に至高の味へと昇華させた技術と情熱。創真の男らしさに、日向子の大人の心は激しく揺さぶられた。
「あぁ……っ、ダメですわ……身体の奥がポカポカと熱くて……胸のときめきが止まりません……っ」
創真が手ぬぐいで汗を拭い、ニッと自信に満ちた不敵な笑みを向ける。その真っ直ぐな瞳に射抜かれ、日向子の大人の余裕は一瞬で崩れ去った。
「合格どころか……私、あなたの料理と……あなた自身に、すっかり心を奪われてしまいましたわ……っ」
日向子はうっとりと潤んだ瞳で創真を見つめると、豊満な身を乗り出し、自ら創真の胸元へとしなやかにすがりついたのだった。
実習が終わり、静まり返った調理室の控室。
「ふふ……私の柿の種を奪っておいて……本当に罪な男の子ですわね……」
控えめな吐息をつく日向子に対し、創真はニヤリと笑うと、逃がさぬように距離を詰めて彼女の手を取り、自身の胸板へと当てさせた。
どくん…… どくん……
「あ……あぁ……っ! 心臓の音が……こんなに激しく鳴って……っ!」
「へへ、日向子先輩の料理への熱意と……俺に対する情熱の音だぜ。ほら、身体も正直だ」
「も……申し訳ありませんわ……! こんなに歳の離れた男の子にドキドキさせられるなんて……!」
恥ずかしさに顔を赤らめる日向子だったが、創真は手ぬぐいを外し、日向子の帯へとゆっくり指を滑らせた。
すっ…… すすっ……
「大丈夫だぜ。ここには誰も来ない……俺がたっぷり味わってやるよ」
和服の帯が解け、畳の上に滑り落ちる。端正な和服の襟元がはだけ、控えめな桜色の襦袢から雪のように白い肌と豊かな乳房の膨らみが覗き見えた。
すとんっ……
「まぁ……っ! こんな公共の場所で……服を解かれてしまうなんて……っ」
「きれいだな……雪みたいに白くて柔らかそうだ」
「うぅ……っ! そんなにじっくり見ないでくださいな……恥ずかしくて溶けてしまいそうですわ……っ」
創真は引き締まった彼女の細い首筋に顔を寄せ、そこから白く艶やかな鎖骨へと、情熱的な口づけを落としていった。
ちゅっ…… ぢゅぷっ……
「ふぁっ……!? 首筋に……そんな、急に吸い付くなんて……っ!♡」
熱く湿った唇が肌を這うたび、日向子の背筋を甘い痺れが駆け抜ける。創真はその隙に両手を伸ばし、日向子の豊満な半球型の乳房を掌全体で包み込んだ。
もにゅぅ…… ふにゅんっ……
「あぁん……っ! 優しく揉まれると……お腹の奥まで熱くなってきます……っ」
おかき揚げの熱気がまだ身体に残っているのか、日向子の体温は一気に跳ね上がる。創真は柔らかな乳肉の弾力を慈しむように、徐々に指先へ力を込めていった。
むにゅむにゅっ! もみもみぃっ!
「ひぃ……っ! 強いですわ……っ! でも……すごく気持ちよくて……っ!」
日向子のしなやかな肢体が弓なりに反り返る。創真は襦袢の紐を解き明かし、露わになった愛らしい桃色の乳首へ直接口腔を寄せた。
ちゅぱっ! ぢゅぷじゅぽっ!!
「ひゃあぁんっ! あ……口で吸うなんて……優しく……優しくお願いしますわ……っ!♡」
れろれろっ! ぢゅるるぅっ!
「ふぁぁ……っ! 舌で転がされたら……もう抵抗できませんわ……っ!」
創真の巧みな舌使いで硬く尖らされるたび、日向子の身体はビクビクと歓喜の痙攣を繰り返す。反対側の胸も大きな手で揉みしだかれ、大人の女性とは思えない甘い嬌声が控室に響き渡った。
「ふふ……おっとりしてるのに、すごく敏感だな。次は下も確認させてもらうぜ」
創真は日向子の和服の裾をゆっくりと捲り上げた。露わになる健康的で眩しい太腿と、薄紫色のレースショーツ。
「いやん……っ! そんな目で見つめられたら……っ!」
日向子は恥ずかしさのあまり脚を閉じようとするが、創真はその間に素早く自身の膝を滑り込ませて阻止した。さらに、脱がせたショーツの隙間から剥き出しになった濡れそぼる秘裂へ、惜しみなく舌先を密着させた。
ぢゅぷっ! れろれろぉっ!
「ひゃあぁあ不意打ちですわぁっ! 舌で直接舐められるなんて……っ!♡」
「すごい蜜の量だな、日向子先輩……美味いぜ」
「そんな恥ずかしいこと言わないでくださいな……っ! あぁっ、熱くなっちゃいますの……っ!♡」
溢れる愛液を舐め取りながら、創真は長指を一本、二本と熱く蠢く膣内へと深く滑り込ませた。
くちゅっ…… ぬぷぷぅっ!
「ひゃあぁんっ! 指と舌で同時に攻められたら……もう……っ!」
じゅぽっ! ぐちゅぐちゅぅっ!
「ふぁあ……っ! そこ……奥の方まで届いてしまいますのね……っ!」
創真がGスポットを探るように指を曲げて掻き回すと、日向子は腰を浮かせて歓喜の悲鳴を上げた。
ぐりぐりぃっ! こりこりっ!
「ひぃぃんっ! そこダメですわ……っ! 急に激しく責められたら……っ!」
「ここだろ? 一番感じてる場所はよ!」
指先の集中攻撃を受け、日向子の引き締まった太腿がガクガクと震え始める。身体の奥の沸点が限界に達した瞬間、創真はピストン速度と舌の吸引を極限まで加速させた。
ぐちゅうぅっ! じゅぽじゅぽぉっ!!
「あぁんっ! もうダメ……っ! 激しすぎますわぁ……っ!!♡」
ぷしゃああぁっ!! びくびくんっ!!
溢れ出る大量の潮とともに、日向子は身体を仰り返して強烈な絶頂を迎えた。おっとりとした和風美人の面影は消え去り、恍惚の表情でシーツを濡らしていく。
「ふぅ……っ! はぁ……っ! すごかったですわ……っ。指だけでこんなに狂わされてしまうなんて……」
絶頂の余韻に浸りながら脱力する日向子。しかし、創真を見上げるその瞳は一層あでやかに潤っていた。
「満足したか、日向子先輩?」
「いいえ……。もっと……もっと創真くんの全てを感じたいですわ……」
完全に甘く蕩けた表情でおねだりする日向子。創真はニッと力強く笑うと、自身のズボンと下着を一気に押し下げた。
じーっ…… ぱさっ……
露わになった太く昂ぶった剛直を目にして、日向子は息を呑んだ。
「まぁ……っ! なんて大きくて……立派な熱さでしょう……」
「俺ももう限界だ……挿入(い)れていいか?」
日向子は小さく頷くと、自ら白くしなやかな太腿を大きく開いて受け入れ態勢をとった。創真はその間に身体を滑り込ませ、濡れそぼる秘裂の最奥へ向けて一気に押し込んだ。
ぬぷぷぅ…… ずぶぅぅんっ!!
「ひゃああぁんっ! 入りましたわ……っ! 太くて熱いのが……奥の最深部まで……っ!!♡」
きつく締め付ける粘膜の温かさに創真も深い吐息を漏らし、そのまま力強く腰を叩きつけ始めた。
ぱんっ! ずこんっ! どちゅどちゅぅっ!!
「ひぃんっ! 激しいですわ……っ! でも温かくて……胸が苦しいくらいですの……っ!」
おっとりとした口調のまま激しく乱れる日向子。創真は彼女の細い腰をしっかりと掴み、リズミカルかつ激しく突き上げていく。
「日向子先輩、今度は立ってやってみるか?」
「え……っ!? 立ったままだなんて……身体が持ちませんわ……っ!」
創真は日向子の身体を支え上げ、対面立位の体勢へと変化させた。壁に背を預けさせた日向子の太腿を力強く持ち上げ、下から突き上げるようにピストンを再開する。
ずこぉっ! ぐちゅぐちゅぅっ!
「ひゃあぁあぁっ! 重力がかかって……さっきより深く刺さりますのぉ……っ!♡」
「くっ……締め付けがさらに強くなりやがった……!」
創真はそのまま日向子の身体をぐるりと反転させ、ソファの上で四つんバイの姿勢をとらせた。
「次は後ろからだぜ!」
「あっ……うしろから……!? 創真くん、そんな体勢……恥ずかしすぎますわ……っ!」
ずぶりぃっ! どすんっ!!
「ひゃああぁぁんっ!! 深い……っ! 奥の奥まで突かれておりますのぉ……っ!!♡」
バックからの猛烈なピストン。創真は彼女の細い腰をガッチリと掴み、背後から野性的な激しさで腰を叩きつけた。後ろから打ち付けられるたび、パンパンと淫らな音が控室に響き渡る。
どちゅんっ! ずこぉっ! ぐりぐりぃっ!!
「あぁんっ! 背中から直接衝撃が届いて……壊れてしまいそうですわぁ……っ!♡」
「日向子先輩……もっと乱れてくれよ。格式高い和風美人の本当の姿、俺に見せてくれ」
ぱんっぱんっぱんっ!! どちゅどちゅどちゅっ!!
「あぁんっ! もうダメ……っ! 高級店の女料理長としての品格なんて……保てませんわぁ……っ!♡」
創真はさらに激しく腰を叩き付ける。最後にもう一度日向子を仰向けに戻し、片脚を自分の肩に担ぎ上げるような姿勢をとると、より深く最奥へと貫いた。
ずぶぅっ! ぐちゅぐちゅぅっ!!
「ひぎぃっ! 深すぎますわ……っ! 子宮の奥まで刺さりますのぉ……っ!♡」
快楽の涙を零しながら、日向子は愛おしそうに創真の首へとしがみついて腰を打ち返した。
「もっと……もっと私を創真くんの色に染めてくださいな……っ! 私を滅茶苦茶にしてぇ……っ!」
「任せろ……俺の全てを日向子先輩の中に注ぎ込んでやる!」
創真は最後のピストン運動を開始し、日向子の子宮口を壊さんばかりに叩き続けた。
どちゅんっ! ずこんっ! どすどすどすぅっ!!
「ああぁんっ! イク……っ! またイってしまいますわぁ……っ!!♡」
「俺も……限界だ……っ! 全部受け止めろよ、日向子先輩!」
どぴゅるるぅっ! びゅるるるぅっ!! どくどくどくどくぅっ!!
「ひゃああぁんっ! 熱い精液が……お腹の中に流れ込んできますわぁ……っ!!♡」
大量の熱い精液が日向子の胎内を満たしていく。その暴力的なまでの温もりと快感に、日向子は全身をびくびくと激しく痙攣させ、三度目の絶頂へ引きずり込まれた。
びくびくぅっ! ぷるぷるぅっ!
「ふぁぁ……っ! 幸せですわ……っ。創真くんの温もりが……私の最奥まで満たしてくれますの……」
放心した表情で創真を見つめる日向子。創真はペニスをゆっくりと引き抜くと、汗ばんだ彼女のしなやかな肢体を優しく抱き寄せたのだった。
静まり返った控室の柔らかなソファ。
甘く濃厚な情熱の余韻が漂う中、日向子は創真の膝の上にすっぽりと収まり、彼の首元に細い腕を回していた。
乱れた黒髪と肌けかけた和服から覗く艶やかな肌。先ほどまでの厳しい審査員としての姿はなく、うっとりとした表情で創真の胸元に頬をすり寄せている。
「……ふふ、私の柿の種を勝手に奪っておいて、こんな風に私まで乱してしまうなんて……本当に罪な男の子ですわね」
日向子はクスッと可愛らしく笑うと、創真の頬を優しく撫で上げた。
「ですが……すごく心地よかったわ、創真くん。あなたの料理のように……強引で、でもとっても温かい抱擁でした……」
「へへ、日向子先輩にそう言ってもらえると光栄だぜ。柿の種のお礼に、また美味いもん作りますよ」
創真がぽんぽんと優しく彼女の細い腰を抱き寄せると、日向子は「ん……っ」と甘い吐息を漏らし、さらに深く彼にしがみついた。
「あら、お料理のお礼だけかしら……? 私、あなたのその逞しい腕で……もっと私を甘やかしてほしいですの……」
上目遣いに年上ならではの艶っぽい色気を漂わせながら甘えてくる日向子の姿に、創真は胸を張り、力強い笑顔で手をとった。
「お粗末!」
その決め台詞とともに、日向子は愛おしそうに目を細め、創真の唇へとそっと甘いキスを落としたのだった。
(第12話 おわり)