※この作品はR-18です。

色劇のソーマ 〜至高の愛と絆のフルコース〜   作:坂本太郎

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【第7章:秋の選抜・予選編】 第32話:【百合編】『貞塚 ナオ × 新戸 緋沙子』

『秋の選抜』予選が幕を閉じ、静けさを取り戻した月天の間・舞台裏の備品倉庫。

ダンボールや調理器具が積み上がる薄暗い室内で、新戸緋沙子は一人、予選の事務書類を整えていた。

 

「ふぅ……えりな様のお世話も一段落したし、あとはこの記録をまとめれば……」

 

緋沙子が小さく息を吐いたその時、背後でカチャリとドアが施錠される重い音が響いた。

 

「だ、誰……っ!?」

 

驚いて振り返る緋沙子。影の中からぬっと姿を現したのは、ボサボサの黒髪をすっきりと整え、カッと頬を赤く染めた貞塚ナオだった。

幸平創真の『爽快スパイスカレードリア』によって漆黒の魔女から純白の乙女へと浄化された彼女の瞳には、かつての陰湿な暗闇ではなく、妖しくも一途で激しい熱が宿っていた。

 

「ヒヒッ……見つけたわ、新戸緋沙子……っ」

 

「貞塚ナオ……!? な、何の真似よ、いきなり鍵までかけて……っ! えりな様への怪しいラブレターなら、受け付けないって言ったはずでしょう!」

 

緋沙子は身構え、毅然とした態度でナオを睨みつけた。

ナオはかつて、えりなのストーカーとして緋沙子と激しい対立を繰り広げてきた因縁の相手だ。当然、今回もえりなに関する執着だと思い込んだ緋沙子だったが、ナオはゆっくりと首を横に振った。

 

「ちがう……ちがうのよ、新戸……。私……幸平創真様に闇を祓われて、世界が新しく見え始めたの。そして……気づいちゃったのよ……っ」

 

ナオは素早い動きで緋沙子との距離を詰め、逃げ場を塞ぐように壁へと押し当てた。

 

「な……っ!? なにを……っ!」

「いつもえりな様の傍らで凛と立ち、一途に仕えていたあなたの美しさ……っ! 健気で、凛々しくて、本当は誰よりも可愛らしいあなたの素顔に……私、心が奪われちゃったのよ……ッ!」

 

「はぁぁぁっ!? な、なに言ってるのよあなた!? 頭でも狂ったの!?」

 

突然の告白に、緋沙子はリンゴのように顔を真っ赤にしてパニックを起こした。

えりなではなく、自分自身に向けられたあまりにもストレートで強烈な情熱。ナオは潤んだ瞳で緋沙子の顔をじっと見つめると、細くしなやかな指先で緋沙子の白く透き通る顎をすっと掬い上げた。

 

「ヒヒッ……私を浄化してくれた創真様への愛も本物……。でも、目の前にいるあなたへのこの愛おしさも、本物なのよ……ッ! 新戸……私と一緒に、もっと気持ちいい光の世界へ行きましょう……っ!」

「ん……っ!? んむ……っ!?」

 

強引に奪われる唇。緋沙子の瞳が驚愕で見開かれた。

ナオの吐息から漂う、ほのかな甘い香気と熱量。拒絶しようともがく緋沙子だったが、ナオのなりふり構わぬ情熱的な愛撫と強い力に強引に押し切られ、徐々に身体の力が抜けていってしまうのだった。

 

密室の薄暗い闇の中、ナオの強引で濃厚な唇が緋沙子の必死の抵抗をあっさりと封じ込める。

 

「ん……っ!? んむ……っ! やめ……て……っ!」

 

緋沙子が両手を胸元に当て、必死にナオの華奢な肩を押し返そうと力を込める。しかし、かつて「漆黒の魔女」と恐れられた少女は、見た目からは想像もつかないほど強い力を込め、緋沙子の身体を壁へとしっかりと押し付けた。

 

「ヒヒッ……新戸……私ね……昔からずーっと見てたんだよ……? えりな様の陰であんなに献身的に支えていたあなたの姿……」

 

ナオのしなやかな指先が、緋沙子が身に纏う白いコックコートのボタンを、器用にかつ素早く一粒ずつ解いていく。

 

「ひぁっ! やだ……脱がさないで……っ! えりな様がこんな姿見たら……っ」

「大丈夫……見られたくないなら私が全部隠してあげる……二人だけの秘密だからね……っ」

 

コックコートがはだけ、薄いシャツ一枚になった緋沙子の胸元へと、ナオの温かく熱を帯びた舌先がすぅーっと滑り落ちていく。

 

「ひぁっ! そこ……弱いの知ってるくせに……っ」

 

「えぇ知ってるわよぉ? 創真様に救われてからは、あなたの細かい癖も全部把握済み……ヒヒッ♡」

 

ナオのしっとりとした唇が、緋沙子の綺麗な首筋から白く滑らかな鎖骨へと、時間をかけてゆっくり降りていく。

 

ぴちゃっ……れろぉっ……

「あぁっ! そんなに強く吸わないでぇっ! 赤い痕がついちゃうよぉ……っ」

「いいじゃない……私のものだって印……誰にも渡さないわよ……?」

 

首筋に強く吸い付かれ、情熱的な痕を刻まれながら、緋沙子は最後の理性で叫んだ。

 

「私にはえりな様がいるのよ……っ! あなたみたいなストーカーに抱かれる理由なんて……っ」

「でも身体は正直だよぉ……? ほら……ここ……もうこんなに濡れてる……っ」

 

ナオの指先が、下着越しに緋沙子の秘裂の割れ目を優しく撫で上げる。

 

すりすり……

「ひやぁっ! 触らないでぇっ! でも……もっと優しく……っ」

「可愛い……新戸……もっと素直になって……? 私が全部受け止めてあげるから……っ」

 

ナオはためらうことなくショーツを脇へ剥ぎ取り、露わになった秘所へ直接指を宛がった。

 

ぬるぅっ……

「はぅうっ! 指が入ってくるぅ……っ! 私の中……そんなに探らないでよぉっ」

「ヒヒッ……すごい締め付け……私だけしか知らない新戸の秘密だねぇ……っ」

 

密着した指が、湿り気を帯びた膣内でゆったりと押し引きを始める。

 

ぐちゅっ……くちゅくちゅっ……

「あぁんっ! そんなに掻き混ぜたらダメぇっ! すぐイッちゃうよぉっ!」

「イキたいんでしょ? ほら……素直に認めなさい……っ」

 

ナオは指の速度を上げ、敏感な肉壁を擦り上げるように深く激しく動かす。

 

ぢゅぷっ! ぢゅぷぷっ!

「ひぃっ! イグッ! イッちゃいますぅぅっ!!」

 

溢れ出る愛液の音とともに、緋沙子が初めてナオの腕の中で大きく身体を跳ねさせて果てた。

 

「はぁ……はぁ……私……何でこんなことに……っ」

 

脱力する緋沙子だったが、絶頂の熱が残る瞳にふっと強気な光が差し込んだ。

 

「やりっぱなしなんて……許さないんだから……っ! ナオちゃんだけズルいじゃない……っ!」

「え……っ? 新戸……っ!?」

 

緋沙子は不意を突いてナオの身体を床のダンボールへ押し倒すと、凛とした表情で彼女の上に跨がった。

 

「私をこんなに乱しておいて、自分だけ平気な顔してるなんて許さない……! 私にも……ナオちゃんのこと気持ち良くさせなさい……っ!」

「ひゃうっ……! 新戸……そんな激しく……っ!」

 

普段は控えめな緋沙子が、情熱的にナオの服のボタンを弾き飛ばし、白く柔らかい胸元を露わにさせた。その突起へと、緋沙子は夢中で強い吸い付きを浴びせた。

 

ちゅぷぅぅっ……れろっ……!

「ひぁあんっ♡ やっ……そこ敏感なのぉっ! 新戸の口の中……すごく温かくて熱いよぉ……っ♡」

「ふふっ……ナオちゃん、すっごく可愛い声出してるわ……♡ 私の指で……もっと恥ずかしい声、出させてあげる……っ!」

 

緋沙子はナオのショーツを強引に横へずらすと、すでに溢れていたナオの蜜液を指先で掬い取り、そのまま秘裂の奥へと一気に滑り込ませた。

 

ずぶちゅぅっ……!

「ひゃいぃっ!? 指入ってきたぁぁっ♡ 新戸の細い指……奥の気持ちいいところに直接当たってるぅぅっ♡」

 

「ナオちゃん……私にされたこと……全部やり返してあげる……っ!」

 

緋沙子は強い腰つきで指先を折り曲げ、ナオの敏感な天井をダイレクトにくじき擦り上げた。

 

ぐちゅっ! ぐちゅぐちゅっ!

「嫌あぁぁっ♡ すごい……新戸の手つき、力強くて……頭がクラクラしてくるよぉぉっ♡」

「ダメよ……逃がさないんだからっ! 私と一緒に、もっとイキなさいっ♡」

 

指の動きをさらに速め、激しく抽送を繰り返す緋沙子。

 

ぢゅぷっ! ぢゅぷぷっ!

「ひぃんっ! イク……っ! 新戸の指でイッちゃうぅぅッッ!!♡」

 

ナオは大きく背中を反らせ、身体を跳ねさせながら激しく潮を噴き上げた。

 

ぷしゃぁぁぁっ!

「はぁ……はぁ……っ! 新戸……すごいよ……っ♡ 私……こんなに激しくイカされたの初めて……っ」

「ふふ……お互い様よ。私だけこんな格好させられて……溜まったものじゃないわ……♡」

 

荒い息を整えながら、互いに上気した顔を見つめ合う二人。ナオは満足げに微笑むと、再び緋沙子の首元へ手を回した。

 

「ヒヒッ……新戸……本当はすごく情熱的なんだね……。創真様に浄化されて手に入れた私の新しい愛……まだまだ全部、新戸に捧げるんだからね……?」

「もう……どこまでも勝手なんだから……っ!」

 

ナオが再び緋沙子の濡れそぼった秘裂に指をあてる。

 

「今度は二人同時に気持ち良くなりましょう……新戸の弱点、もっと突いてあげるから……ね?」

「ひあぁっ! そこっ……ダメぇ……っ! ナオちゃん……好きになっちゃうじゃない……っ!」

 

「いいよ……私なしじゃ生きられない身体にしてあげる……っ! これからずっと一緒だからね……?」

 

指を深く突き入れ、お互いの腰を強く引き寄せ合いながら、二人はまたしても同時に絶頂を迎えた。

 

どぴゅるるぅっ! ぶしゃあぁぁっ!

「「イグッ! イクゥゥッッ!!♡♡」」

 

ドクドクドクンッ……!

 

ぐったりとお互いに抱き合い、愛液に塗れながら余韻に浸る二人。

 

「ナオちゃん……私…どうしたらいいのよ……こんなに気持ちよくなっちゃって……っ」

「何も考えないでいいのよぉ? 今はただ……私に溺れてくれたらそれで十分……」

 

ナオが緋沙子の汗ばんだ額に愛おしそうにキスをする。

 

「これからも……創真様のこと語り合いながら……二人で気持ち良くなりましょうね……?」

 

静まり返った備品倉庫の隅。

甘く濃厚な余韻と、女の子同士の芳醇な残り香が漂う中、緋沙子は乱れたコックコートの胸元を小さく震える手で押さえ、ナオの膝の上に倒れ込むように身を委ねていた。

 

凛々しかった秘書としての面影はどこへやら、耳まで真っ赤に染め上げ、うっとりと潤んだ瞳で荒い息を吐いている。

 

「……はぁっ……ふあぁっ……貞塚……っ。あなた……私に……なんてこと……っ」

 

「ヒヒッ……新戸、とっても可愛らしかったわ……。えりな様の前では絶対に見せない、そんな甘い声……私の前でだけ出してくれるなんて……っ」

 

ナオは愛おしそうに緋沙子の頬を撫で、乱れた髪を優しく耳に掛けてやった。

緋沙子は「うぅ……っ」と恥ずかしそうに顔をナオの胸元へうずめたものの、ナオの手を振り払おうとはしなかった。

 

「私……えりな様のお手伝いをしなきゃいけないのに……あなたにこんなに気持ちよくされちゃったら……これからどんな顔でえりな様に会えばいいのよ……っ」

 

「いいじゃない、新戸。えりな様には内緒の……私とあなたの『特別な秘密』よ。これからは創真様のことだけじゃなく、あなたのことも……たっぷり愛してあげるわ……っ」

 

「もう……勝手なんだから……っ」

 

ぽかぽかとナオの胸を小さく叩きながらも、緋沙子は素直にナオの身体へ擦り寄り、甘いキスを受け入れた。

ライバルだったはずの二人が、創真という存在をきっかけに歪で濃厚な絆で結ばれた瞬間だった。

 

(第32話 おわり)

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