※この作品はR-18です。

色劇のソーマ 〜至高の愛と絆のフルコース〜   作:坂本太郎

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【第8章:秋の選抜・本戦編】 第34話:『薙切 アリス』

『秋の選抜』本戦・第1回戦。月天の間に満ちるピンと張り詰めた空気の中、会場中央の対戦ブースには対照的な二人の料理人が立っていた。

 

一方には、白い研究衣を身にまとい、最新鋭の分子調理器具を自在に操る「分子調理の落とし子」薙切アリス。もう一方には、頭に白いバンダナをきゅっと結び、使い古された中華鍋と包丁を手にする幸平創真。

 

「フフッ、創真くん。料理とは科学であり、再現性の高い計算の結集なのよ。感性や根性論だけで作られた大衆食堂の料理なんて、私の完璧な分子調理の前には何の意味もなさないわ」

 

透き通るような白銀の髪を揺らし、不敵で高飛車な笑みを浮かべるアリス。液体窒素や減圧蒸留器を駆使し、見た目も鮮やかな最先端科学の逸品を組み上げていく彼女の技術は、観客や審査員たちを大いに呑み込んでいた。

 

だが、そんなアリスの圧倒的な科学技術を前にしても、創真の不敵な笑みが揺らぐことはなかった。

 

「へえ、科学ねぇ……確かにすげーよアリス。だけどな、料理で一番大切なのは、食べた奴の腹と心をどんだけポカポカ温められるかだろ!」

 

創真がドカンと審査員席へ提示したのは、漆黒の多層構造からなる重厚な容器——『幸平特製・進化系のり弁(保温容器弁当)』。

 

「保温容器……!? 本戦という晴れの舞台で、そんな大衆的でチープなお弁当を提出するなんて……私を、この料理をバカにしているの!?」

 

アリスは眉をひそめ、憤慨するように創真を睨みつけた。しかし、創真は一歩を踏み出します、胸を張って力強い一言を叩きつけた。

 

「おあがりよッッッ!」

 

威勢の良い決め台詞とともに突き出された一皿。アリスは呆れ交じりに溜め息をつきながらも、審査員に続いて箸を伸ばした。保温容器の蓋を開けた瞬間、閉じ込められていた熱気とともに立ち上る香ばしい磯の香り。

 

ご飯の上に散りばめられているのは、ただの海苔ではない。アルギン酸カルシウムのゲル化技術——すなわち、アリスが得意とする人工いくらの製法を応用し、濃厚な海苔のエキスをギュッと閉じ込めたプチプチ弾けるカプセルだったのだ。

 

「っ……!? な……なにこれぇぇぇっ!? カプセルから弾け出す海苔の濃密なエキスと特製醤油のコクの中から、温かいご飯とともに溢れ出す旨味と熱気……っ!!」

 

一口含んだその瞬間、アリスの頭の中で構築されていた膨大な数値と計算式が、激しい音を立てて崩れ去った。

 

さらに、のり弁の王道である具材たちに箸を進めるアリス。絶妙な火加減でサクッと揚がった風味豊かなちくわの磯辺揚げ、そして黄金色に輝くサクサクの白身魚フライ。一口噛み砕けば、ジューシーな白身魚の甘みと香ばしい衣服のコクが溢れ出し、特製ソースの酸味と相まって猛烈に食欲を刺激する。

 

「なんなのこのサクサク感と衣の香ばしさは……!? 大衆的な具材のはずなのに、完璧な火入れと温度計算で極限まで旨味が引き出されているわ……ッ!」

 

そして極めつきは、二層構造になった保温容器の底に隠された仕掛けだった。ご飯を食べ進めた最後に現れたのは、あたたかく透き通った黄金色の特製出汁。ご飯と残った具材の上からその出汁を注ぎかけ、最後の一粒までお茶漬け風にかきこんだ瞬間——圧倒的な温もりがアリスの全身を貫いた。

 

「出汁のお茶漬け……!? 温かいスープが……体内の隅々まで染み渡っていく……! 私のデータにも、論文にも……こんな『食べた人の心を沸騰させる数値』なんて載っていないわ……ッ!」

 

アリスがこれまで追求してきたのは、冷徹なまでの精度と完璧な科学データだった。だが、創真のこの「進化系のり弁」には、食べる者を心の底から笑顔にし、温かく包み込む圧倒的な真心と男気が満ち溢れていたのだ。

 

創真の料理が持つ強烈な熱気が、アリスの着ている白い研究衣を内側から弾き飛ばすかのように全身を巡っていく。

 

「こんなの……私の計算を遥かに超えているわ……! 創真くん……あなたという男は……ッ!」

 

アリスは顔をカッと朱に染め、カチカチと震える指先で自分の胸元を押さえた。

完璧な科学で固められていた彼女の氷のプライドが、創真の温もりと情熱によってドロドロに溶かされた瞬間だった。敗北のショックと同時に、心臓が早鐘のように打ち鳴り、生まれて初めて経験する「恋のときめき」に身体の奥底が熱く疼き始める。

 

「私……負けたのね……。私の科学も、私の心も……全部あなたに解析されて、奪われちゃった……っ」

 

うっとりと潤んだ瞳で創真を見つめるアリス。創真がニッと優しく微笑み、彼女の細い腰を引き寄せて力強く抱きかかえると、アリスは高飛車だった態度を全て忘れ、自ら創真の胸元へと甘く身を委ねたのだった。

 

静まり返ったアリーナ裏のアリス専用研究室。

創真に敗れ科学的プライドを粉砕されたアリスは、白い研究衣を乱し、壁際に追いやられるように身を縮めていた。先ほどの勝負で創真に抱きかかえられた瞬間の温もりが身体から抜けず、心臓が早鐘のように打ち鳴っている。

 

「うぅ……なんなのよコレ……。私のデータにも計算にも……こんな『体内温度急上昇』とか『心拍数異常増加』なんて数値載ってないわ……っ」

 

アリスは白衣の襟元をギュッと握りしめ、困惑と恥ずかしさで頬を朱色に染めたまま、大きな実験器具が並ぶ部屋に一人佇んでいた。

すると突然ドアが開き、そこへ白いバンダナ姿の幸平創真が堂々と入ってきた。

 

「ようアリス。どうだ、俺の料理の味は良かったか?」

「っ!? な……なに言ってるのよ創真くん……っ! 負けた相手を嘲笑いに来たわけ……?」

 

必死に虚勢を張り、高飛車な態度を取り戻そうとするアリス。しかし創真はニカッと不敵に笑うと、まるで当然のように部屋の鍵をカチャリと閉めた。重い金属音が部屋に響き渡る。

 

「おいおい、そんな顔で言われても説得力ねーぞ? 顔真っ赤だし、息も荒いし……やっぱ俺の『のり弁』、アリスの身体にしっかり届いてたんだな」

 

「か……勝手に入ってきて何言ってるのよ! それに私は薙切家の娘よ? 幸平創真ごときが……んんっ!?」

 

強い口調で抵抗しようとするアリスだったが、言い終わる前に創真の大きく温かい掌が、アリスの白く小さな顎をクイッと持ち上げた。

 

「生意気言うんなら黙らせないとだろ?」

「ふぁ……っ!? ちょ……ちょっと待って……んむぅっ!?」

 

言い返す暇もなく、強引に唇が奪われる。

創真の温かい舌がアリスの小さな唇を押し開き、柔らかな口内へと深々と侵入していった。口腔内の隅々まで、歯茎や舌を優しく絡めとっていく。

 

ちゅぷ……れろ……ぬるぅっ……

「んんぅっ!? ふぁ……っ!? 私の……口腔粘膜まで……分析されてるぅ……っ!」

 

科学者の習性で脳内整理をしようと試みるアリスだったが、創真の巧みな舌技と男らしい熱にさらされ、思考は一瞬で麻痺していく。彼の体温が直接伝わり、太ももがガクガクと小さく震え始めてしまう。

 

「へへ……アリス、なんかビクビクしてるな?」

「ひぃ……っ! バカにしてぇ……っ! これは単なる生理的な反射反応よ……っ!」

 

「そっか。じゃあもっと深く解析してまるよ……科学者のくせに知らないだろうし……な?」

 

創真の手が研究衣の隙間から滑り込み、ブラジャー越しにアリスの小さな胸へと直接伸ばされた。柔らかな肉感が創真の掌の中で形を変える。

 

むにゅぅっ……!

「ひやぁんっ! そこ……敏感なポイント測定しないでぇ……っ!」

「へー。ここがアリスの弱点か……しっかり覚えとこうな」

 

創真が手際よくブラジャーをずらすと、うっすらと紅潮したピンク色の小ぶりな突起が姿を現した。創真の人差し指と親指がそれを挟み込み、優しく転がすように刺激を与える。

 

くりくり……こりこりっ……

「ひぁあぁっ!? そんな回転運動やめてぇっ! 思考がまとまらない……っ! 自分で触るより遥かに感じちゃうぅ……っ!」

 

アリスの科学的な思考は既に完全に破綻寸前。データ解析どころではなくなり、愛らしい喘ぎ声しか口から漏れてこない。

 

「もっと科学の極みを見せてやるよ、アリス」

 

創真が研究衣の裾を大胆に持ち上げると、ストッキングの奥から純白のショーツが顔を出した。驚くべきことに、その中心部分はすでに濃い蜜のシミがじんわりと広がり始めていた。

 

「もうこんなに濡れてるじゃねーか。研究材料としては文句なしだな」

「見ないでよぉぉっ! これは……ただの過剰分泌反応なんだからぁっ!」

 

「じゃあ原因をしっかり確かめないとな」

 

創真がストッキングを力強く破り捨てると、アリスの滑らかで真っ白な太ももがあらわになった。ショーツの上から割れ目を指先で撫で上げると、くちゅりと甘い水音が響く。

 

くちゅっ! ねちょぉっ!

「ひゃうんっ! もう抵抗できないぃっ!」

「完全に準備万端だな。なら実験開始だ」

 

創真がショーツを一気に脱がせると、ほんのりと色づいた秘裂が露わになった。透明な蜜が今にも垂れ落ちそうなほど湿り気を帯びている。創真の太い指が割れ目を押し広げると、内側のピンク色の柔肉がぷっくりと震えていた。

 

「ほらアリス……自分の身体で直接確認してみろよ」

 

創真がアリスの細い手を取り、溢れ出る自身の蜜で濡れた秘所へと直接触れさせた。

 

「ひやぁぁっ! 私のここ……こんなに熱くなってるぅっ! 自分のデータなのに……完全に制御不能だわぁっ!」

「そうだよな。だから……これからは俺が管理してやる」

 

創真がズボンを脱ぎ捨てると、硬く強く勃起した男の象徴がボロンと姿を現した。アリスの大きな瞳がさらに丸くなる。

 

「え……これが……実際の臨床データ……っ!? 論文の図で見るより遥かに大きく熱いわ……っ!」

「そんな観察感想はいらねーよ。さあ、実験台になれアリス」

 

創真がアリスを壁に押し付けたまま、彼女の細い片足をすっと持ち上げる。硬く滾った先端が、濡れそぼったアリスの入り口へと宛がわれた。

 

ずにゅっ……ずぶぶぅっ!

「ひゃああぁんっ! 入って……くるぅぅっ! 測定範囲外の圧力と体温だわぁっ!」

 

創真の分厚い熱塊が、アリスの処女膜を力強く貫いていく。

 

ぐちゅんっ!

「痛っ……ひあぁぁっ! でも……温かくて……身体のデータが書き換えられていくぅっ!」

 

破瓜の血が伝い落ちるのも意に介さず、創真は力強いピストン運動を開始した。

 

ずちゅっ! ぱんっ! どちゅどちゅっ!

「あ゛ぁっ! 出力レベルが高すぎるぅっ! 私の脳内演算処理が追いつかないぃっ!」

 

「へへ……可愛い反応だな。もっとたくさんデータ取ってやるよ」

 

壁を背に激しく揺さぶられ、創真のピストン速度がさらに加速していく。

 

「イクッ! すでに絶頂のピークに到達してるぅっ! なのに……まだ快感が増幅するぅっ!」

「俺もそろそろ出すぞ……っ! しっかり受け止めろよアリス!」

 

びゅるるぅっ! どくどくどくぅっ!

「ひああぁぁっ! 私の奥深くに……注入されてるぅぅっ! 数値を超えた圧倒的な幸福感だわぁっ!」

 

ドクドクと熱い精液がアリスの最奥へ直接注ぎ込まれ、激しい絶頂に震える。創真が呼吸を整えながらゆっくりと肉棒を引き抜くと、彼女の秘裂から溢れ出た白濁が、太ももをつたってとろりと垂れ落ちていった。

 

だが、アリスはぐったりと倒れ込みながらも、その大きな瞳に科学者としての妖しい輝きを灯した。

 

「はぁ……はぁ……待ちなさい……創真くん……っ」

「ん? なんだアリス、まだなんか文句あんのか?」

 

「文句じゃないわ……研究よ! 分子調理の研究者として……こんな未知の熱量と成分を、ただ一方的に流し込まれたまま終わらせるわけにはいかないわ……っ。私に……もっと詳しく調べさせなさい……っ!」

 

アリスは震える腕で創真の腰に縋り付くと、秘裂から垂れ落ちる自身の蜜と創真の精液を指先で掬い取り、うっとりとした表情でペロリと舐め上げた。

 

「ふあ……っ、すっごく濃厚で香ばしい……。創真くんの生命力そのものの成分ね……。もっと……直接サンプルを採取させて……♡」

 

アリスはそのまま膝をつき、創真のまだ硬さを保っている男性器へと顔を寄せた。先端から溢れ出る熱い雫と肉棒の表面に付着した愛液を、小さな舌先で丁寧にペロペロと舐め取っていく。

 

れろぉ……ぺろっ……ちゅぷぅっ……

「お、おい……アリス……っ! お前……」

 

「ふふっ……お掃除しながら……徹底的に分析してあげる……♡ 創真くんのここ……粘度も温度も……私が思ってたよりずっと高くて……ゾクゾクしちゃうわ……っ♡」

 

アリスは科学者としての矜持と、あふれ出る創真への愛おしさを交えながら、創真の男性器を根元まで一気に口内へと咥え込んだ。

 

じゅぼぉぉっ! じゅるるっ!

「ひぐっ……! アリス……お前、舌使いが上手すぎだろ……っ!」

 

「んぐっ……ふふっ、分子調理は素材の抽出と融合が命なの……♡ 創真くんの愛の成分……残さず全部……私の舌で解体してあげる……っ♡」

 

アリスは両手で創真の太ももをしっかり支え、小さな頭を激しく上下に動かし始めた。口腔内の暖かい天井で亀頭を擦り上げ、舌先を尿道口に集中させてチロチロと激しく突く。

 

じゅぼっ! じゅぼぐぽっ! ちゅぷちゅぷぅっ!

「くっ……ヤバい……! そんな激しく吸引されたら……またすぐ出ちゃいそうだぞ……っ!」

 

「出せばいいじゃない……っ♡ 私の口の中に……さっき以上の限界値の精液を……いっぱい吐き出しなさい……ッ! 創真くんの熱いデータ……全部私にちょうだい……っ♡♡」

 

アリスの執拗で情熱的な口内奉仕に、創真の腰が勢いよく突き跳ねる。

 

「くそっ……! 覚悟しろよアリスッッ!!」

 

どぴゅるるるぅっ! ぶしゃあぁぁっ!!

「んぐぅぅっ!? んむっ……んくっ……♡♡」

 

一度目を超える勢いで、圧倒的な量の精液がアリスの口内へと爆発的に噴射された。アリスは喉を鳴らしながら、創真が吐き出す熱い命の証をしっかりと咽び飲み込み、溢れた白濁を唇の端から零しながらも、最後の一滴まで愛おしそうに舐めしゃぶり尽くした。

 

そして、口元を指先でぬぐうと、熱く火照った息を吐き出しながら創真を見上げ、恍惚の表情で舌を小さく舐めずり回した。

 

「はぁ……はぁ……っ♡ 粘度も温度もさっきより大幅に上昇してる……♡ 舌の受容体が痺れるほど濃厚で……創真くんのパッションそのものを直接味わってるみたい……っ♡ 科学的なデータを超えた最高の抽出液(サンプリング)ね……♡」

 

データ解析の言葉すら愛の告白に変えてしまうアリスの姿に、創真は愛おしそうに彼女を強く抱き寄せたのだった。

 

静まり返ったアリーナ裏のアリス専用研究室。

甘く濃厚な情熱の余韻と、かすかに香ばしい海苔とスパイスの香りが漂う中、大きな実験器具が並ぶ室内で、アリスは乱れたコックコートを羽織ったまま創真の膝の上にすっぽりと収まり、彼の首元へ甘くしがみついていた。

 

かつて「最先端科学の権化」として高揚していた姿はどこにもなく、朱に染まった頬と熱っぽい瞳で、創真の胸元にうっとりと顔をうずめている。

 

「……はぁっ……ふふ、信じられないわ……。私としたことが、科学では説明がつかないくらい……身体も心もドロドロに溶かされちゃうなんて……」

 

アリスは甘い吐息を漏らしながら、創真の首筋に小さくキスを重ね、愛おしそうに彼の胸元を撫で上げた。

 

「でも……すごく温かくて、全身が痺れるほど幸せだったわ……。創真くんのあの力強い腕と温もり……私のどんな数値よりも完璧だった……っ」

 

「へへ、アリス。俺の料理の温かさ、しっかり心と体に届いただろ?」

 

創真がぽんぽんと優しく彼女のしなやかな背中となで肩を撫で上げると、アリスは「ん……っ」と甘く身をよじらせ、上目遣いに愛おしそうに創真を見つめた。

 

「ええ……完璧に降参よ。私をこんなにときめかせた責任……ちゃんと取ってもらうんだから。これからは私の専属シェフとして……ううん、私のパートナーとして、その逞しい腕でずっと私を温め続けなさい……っ」

 

高飛車な言葉遣いの中に、隠しきれない素直な甘えを覗かせるアリスの姿に、創真は胸を張り、力強い笑顔で手をとった。

 

「お粗末!」

 

その決め台詞とともに、アリスはとびきり可憐で艶やかな笑顔を浮かべ、創真の唇へとそっと甘く濃密なキスを落としたのだった。

 

(第34話 おわり)

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