『秋の選抜』本戦、アリスと創真の死闘が終わった後の月天の間・VIP控室。
最先端の分子調理設備が整う洗練された室内のソファに、優雅に脚を組み、白銀の美髪をなびかせて腰掛けていたのは、アリスの母であり遠月リサーチ&ディベロップメント最高幹部・薙切レオノーラであった。
透き通るような白い肌と、豊満で艶やかなプロポーションを包む高級ドレス。彼女はどこかお茶目で愛らしい笑みを浮かべながら、手元のワイングラスを揺らしていた。
「あーら……ソーマクン。アリスを負かしたアナタの料理、ワタシもとっても興味ありましたねー。でも、北欧の食文化はとっても繊細でディープ……日本の大衆食堂のシェフに、ワタシの故郷の味覚が理解できるかしらー?」
片言の甘い日本語で問いかけるレオノーラ。しかし、その瞳の奥には遠月OGとしての鋭い美意識と、世界トップクラスの味覚を持つ評価者としての冷徹な光が宿っていた。
だが、創真は物怖じするどころか、白いバンダナをきゅっと締め直すと、大人の色香を漂わせるレオノーラの前へ堂々と一皿を提示した。
「へへ、お袋さん……じゃなかった、レオノーラさん! 北欧の伝統的なスモーク技術と発酵文化、マジでリスペクトしてるぜ。だからこそ、俺の『和』の技法と掛け合わせた『北欧風革新和食』を作ってみたんだ!」
創真が差し出したのは、北欧の伝統料理スモーブロー(オープンサンド)を和の思想で再構築した一品——『サーモンの昆布締めスモークと塩麹の革新スモーブロー』。
ライ麦パンの代わりに香ばしく焼き上げた特製赤米の焼きおにぎりを土台とし、昆布締めで旨味を凝縮させた桜チップスモークの生サーモンを贅沢にオン。そこへ塩麹と山椒の爽やかなスパイスソースが回しかけられている。
「ほう……ワタシの故郷のソウルフードを、和の昆布締めと塩麹で再構築するなんて……なかなかの度胸ねー?」
「へい、理屈じゃねぇ! 食ってみりゃ分かるぜ!」
創真は胸を張り、不敵で眩しい笑顔とともに一言を叩きつけた。
「おあがりよッッッ!」
威勢の良い決め台詞とともに提出された極上の一皿。レオノーラは優雅にナイフとフォークを取り、一口口へと運んだ。
その瞬間——レオノーラの瞳が見開かれ、彼女の口から片言の日本語が完全に消え去った。
「っ……!? な……なんてことかしら……ッ! 北欧の寒冷な大地を思わせるサーモンの重厚な燻製香の中から、昆布と塩麹の深く繊細な和の旨味が……波のように押し寄せてくるわ……っ!!」
完璧に流暢で洗練された日本語(本音)。桜チップの燻香と赤米の香ばしさが口内で完璧に融合し、塩麹の爽やかな酸味が舌を心地よく刺激する。創真の「北欧の食文化への深い敬意」と「大衆食堂で培った圧倒的なアイデア」が、レオノーラの冷徹な審査眼を完璧に粉砕したのだ。
極上の旨味と温もりが、レオノーラの豊かな身体を内側からカッと熱く火照らせ、着ているドレスの胸元を弾き飛ばすかのように駆け巡る(おはだけ)。
「あぁ……っ! 素晴らしいわ、創真くん……! 私の故郷への愛と敬意をこんなにも美しく、情熱的に表現してくれるなんて……っ!」
レオノーラの目から、うっとりとした涙がこぼれ落ちた。
世界中の美食を知り尽くした大人の女性としての誇りも、完璧な評価者としての冷徹さも吹き飛び、目の前の若きシェフ・幸平創真という一人の男が放つ圧倒的な男気と情熱に、心も身体も完敗してしまったのだ。
「私……こんなにも胸がときめいたのは、一体何年ぶりかしら……っ。創真くん……私を、一人の女として……もっと熱く満たしていただける……?」
カッと赤く染まった頬と熱っぽく潤んだ瞳。レオノーラは豊満で艶やかな身体を創真へと傾け、自ら彼の胸元へと甘く妖しくしがみついたのだった。
静まり返った月天の間・VIP控室。
優雅なインテリアと最先端の調理機器が並ぶ洗練された空間で、レオノーラはソファの肘掛けに両手をつき、白銀の長い髪をなびかせながら震えていた。片言の日本語で余裕を見せていた先ほどまでの姿はどこにもなく、創真の前に立つだけで心臓が早鐘のように打つのを感じている。
「あぁ……っ! ワタシ……こんな気持ち初めてですネ……ソーマクン……っ」
潤んだ瞳で上目遣いに創真を見つめるレオノーラ。普段の余裕ある母としての表情が完全に崩れかけていた。
「へへ……アリスのお袋さん。アンタみたいな美人が震えてるのは新鮮だな」
創真がニヤリと不敵に笑い、その大きな手をレオノーラの豊かな腰へとしっかりと添えた。
むにゅぅっ……
「ひゃうっ! 触り方が……大人気ないですネ……っ!」
口ではそう言うものの、レオノーラの腰は既に創真の指先に吸い付くようにくねってしまう。スラリとした長身でありながら驚くほどの柔軟さを見せる彼女に、創真は満足そうに微笑んだ。
創真が高級ドレスの裾をゆったりと持ち上げると、幾重にも磨き上げられた眩しいほどの白い脚が露わになった。
「この脚線美……北欧の女神みたいだな」
「ソーマクン……っ! そういう褒め方は……卑怯デス……っ!」
創真の指先が太ももの内側をゆっくりと滑り上がっていく。
すりすり……こりゅんっ!
「ひぃっ! 敏感なところ触られてますネ……っ! あんまり虐められると……ワタシ……」
レオノーラの言葉が途中で詰まる。ドレスを捲られたことであらわになった下腹部が、既に密やかな熱を持って疼いていることを自覚したのだ。
創真がさらに顔を近づけ、唇で彼女の白い首筋に軽く吸い付く。
ちゅぷ……れろぉ……
「はぁぁっ! 首筋弱いんです……っ! こういうのズルすぎますヨぉ……っ!」
レオノーラの白い肌がうっすらと赤く染まり、甘い吐息が洩れる。創真がニヤリと笑いながら耳元で囁いた。
「アンタのドレスのセンスも素晴らしいけど……もっと中身を見せてもらえねえか?」
「ダメですヨ……っ! 大人の女性には恥じらいが……んむぅっ!?」
言い終わる前に創真の唇が強引に彼女の言葉を塞ぐ。割り込んできた熱い舌が、彼女の口腔内を逃さず掻き回す。
ちゅぱ……ぬるるぅっ!
「んんぅっ!? キスが熱すぎますぅ……っ! 私の方が……翻弄されてますネ……っ!」
舌を深く絡めながら、創真の手がレオノーラの豊かな胸元へと伸びる。ドレス越しでもはっきりとわかる圧倒的な質量と柔らかさ。
むぎゅぅっ! もみもみもみっ!
「ひゃあぁんっ! そんな強く揉まないでェっ! アリスより成長しちゃいますよぉ……っ!」
レオノーラの身体が弓なりに反り返る。創真が身体をさらに密着させると、腰と腰が力強く重なり合った。
「へへ……母娘そろって感度良好ってことだな?」
「そんなの反則です……っ! ソーマクン……アナタが……ワタシの一番奥まで暴いて……欲しいデス……っ!」
創真がそのままレオノーラをソファへ優しく押し倒す。はだけたドレスの胸元から、豊満な乳房が零れ落ちるように躍り出た。
透き通るような白肌の上に、淡いピンク色の乳首がツンと立ち上がり、荒い息づかいとともに上下している。
「デカすぎだろ……っ。触るたびに形が変わってエロいぞ」
「恥ずかしいのに……っ! ソーマクンに触れられると……止まらなくなりますネ……っ」
創真の指がその先端を摘み上げた瞬間——
くりくり……こりゅんっ!
「あひゃあぁんっ! 弾いたら……反応しちゃいますヨぉっ! すごい刺激ですネ……っ!」
レオノーラの身体がピクピクと跳ね上がり、ソファの上でのたうつ様は妖艶そのものだ。
創真がもう片方の乳首へと唇を寄せ、力強く吸い上げた。
ちゅぱぁっ! ぬるぅぅっ……!
「ひゃうんっ! 吸われるのが一番弱いんです……っ! こんなに積極的な子……初めてデス……っ」
レオノーラの手が自然と創真の頭を包み込み、もっと深く吸い寄せるかのように力を込める。
創真の手がさらに下へと滑り落ち、彼女の秘処へと直接触れた。
くちゅっ! ねちょぉぉっ……!
「はわぁぁっ! そこ……濡れすぎですネ……っ! 大人の余裕見せたくても……ソーマクンの前では……っ」
レオノーラの股間は既に決壊したかのような溢れんばかりの蜜で満ちていた。高貴なドレスには似合わぬ艶めかしい音が室内に響き渡る。
創真は滑らかな秘裂に沿って2本の指を滑り込ませ、内側の肉壁をゆっくりとなぞるように解きほぐし始めた。
くちゅんっ……じゅぽ……じゅるぅっ……!
「あぁぁっ! 指……入ってきてますネ……っ! 中の温度が……上がっちゃいます……っ!」
「へへ、こんなに締め付けてくるなんて……本番の準備もバッチリだな」
創真が指を回転させながら奥を突くと、レオノーラは艶めかしい声をあげて腰を浮かせた。
「ひぁあんっ! 指の回転……ダメですヨ……っ! ソーマクンの手つき……すっごくエッチすぎます……っ!」
創真は指を引き抜くと、自らのズボンを脱ぎ捨てた。雄々しく怒張した男性器がボロンと姿を現す。それを見たレオノーラの瞳が驚愕に見開かれた。
「え……こんな大きなの……記憶にありませんネ……っ! タカミナーゼより長そうですヨ……っ?」
「さあ、試してみるか?」
創真がレオノーラのスラリと伸びた両脚を持ち上げると、密に濡れた入り口へと一気に剛直をあてがった。
ずにゅぅっ……! ずぶぶぶぅっ!
「ひゃあぁぁぁんっ! 入ってきてますネ……っ! 大人の壁突き破られますよぉ……っ!」
ぐちゅんっ!
「痛み……一瞬デス……っ! すぐに熱さに変わりましたネ……っ!」
創真の巨根が一気に子宮口まで到達する。レオノーラの白い喉が反り返る。
創真が腰を動かし始めると——
ぱんっ! ずちゅっ! どちゅどちゅどちゅっ!
「はぁんっ! ソーマクン激しすぎですネっ! こんな乱暴なピストン初めてですヨぉっ!」
「へへ……アンタが魅力的すぎるせいだぜ!」
創真の逞しい腕がレオノーラの腰をしっかりと固定する。
どすんっ! ぬちゃっ! グチュンッ!
「ひぃんっ! 子宮に響いてますネ……っ! 大人の階段踏み外しますヨぉっ!」
レオノーラの爪がソファのクッションを掴む。普段の冷静な表情からは想像できないほどの乱れようだ。
創真がさらに激しく打ち付けると、
どちゅどちゅっ! ぐりゅんっ!
「もうダメですヨぉっ! ペース速すぎますネ……っ! 感じすぎて……頭真っ白になりそうです……っ!」
レオノーラの身体がビクビクと震え出す。限界が近い証拠だ。
「レオノーラ、今度は後ろから突かせてくれよ!」
創真が一度肉棒を引き抜くと、レオノーラを四つん這いにさせ、豊満なお尻を高く突き出させた。引き締まったウエストと溢れんばかりのヒップラインが、妖艶な曲線を描く。
「そんな……後ろからの姿勢なんて……恥ずかしすぎますネ……っ!」
創真は背後から再び、溢れ出る蜜で湿った最奥へ向けて力強く一気に突き立てた。
ずちゅぅぅっ! ぱんっ!
「あはぁぁぁんっ! うしろから……奥の奥まで届いてますネ……っ! さっきよりずっと深いところ……叩かれてますぅ……っ!」
「へへ……この体位、アンタのお尻が揺れて最高にエロいぜ!」
創真はレオノーラの引き締まった腰を掴み、背後から激しく腰を打ちつけた。白銀の髪が揺れ、豊満な乳房が激しく揺れ動く。
どちゅっ! どちゅどちゅっ! ぱんぱんっ!
「ひやあぁぁっ! お尻叩くの……ダメですネ……っ! 快感が……全身に響き渡ってますぅ……っ!」
創真はさらに彼女の身体を反らせ、向き直らせてソファの上で深く抱き合う対面座位へと体位を変えた。レオノーラの両脚を自分の腰に絡ませ、しっかりと密着しながら奥深くを擦り上げる。
ずくんっ……ずちゅぅぅっ!
「ふあぁぁっ! 抱きしめられながら……繋がってる感覚……すごいですネ……っ! ソーマクンの体温が……私の中に染み込んでくるわ……っ!」
「レオノーラ……俺も……そろそろ限界だ……っ! 全部受け止めろよ……!」
創真が激しく腰を突き上げ、最深部を強力にノックする。
「きてくださイっ! ソーマクンの……熱いものを……奥にくださいネ……っ!」
びゅるるるぅっ! どくどくどくぅっ!
「ひゃあぁぁぁっ! すごい量デスぅっ! ソーマクンの熱量で……私…溶かされてますネ……っ!」
熱い精液が大量に注ぎ込まれ、激しい絶頂の波が押し寄せる。放出後も創真の腰はゆるやかに動きを止めることはない。
ぬるぅっ……ずるるぅっ……
「はぁ……はぁ……最高でしたヨ……ソーマクン……っ」
レオノーラが愛おしそうに創真の頬を優しく撫でた。その言葉はもはや片言ではなく、流暢で深く温かい本心からの日本語だった。
「貴方の男気に……私の理性も評価基準も壊されてしまいましたわ。娘を負かしただけではなく……こんなにも私を虜にするなんて……」
潤んだ瞳で見つめるレオノーラに、創真が優しくキスをする。
静まり返ったアリーナ裏のVIP控室。
甘く濃厚な大人の情熱の余韻と、ほのかなスモークと和出汁の香りが漂う中、大きなレザーソファの上でレオノーラは乱れた高級ドレスから豊かな肌を覗かせたまま、創真の膝の上に優雅に腰掛け、彼の首元へ甘く腕を回していた。
かつての片言や冷徹な評価者の面影は微塵もなく、朱に染まった頬と蕩けた瞳で、創真の胸元にうっとりと顔をうずめている。
「……ふあぁっ……創真くん……っ。私としたことが……こんなにも夢中になって甘えてしまうなんて……最高のシェフね……っ」
レオノーラは甘く芳醇な吐息を漏らしながら、創真の首筋や顎ラインに何度も濃厚なキスを重ね、照れくさそうに微笑んだ。
「貴方の料理も……その逞しい腕も……私の心と身体を芯から溶かしてしまったわ。アリスが貴方に夢中になる理由が……身をもって分かってしまったわね……っ」
「へへ、お袋さん……いや、レオノーラさん。満足してもらえたなら光栄だぜ」
創真が優しく笑い、彼女の豊満な背中となで肩を抱き寄せると、レオノーラは「ん……っ」と愛おしそうに身体を擦り寄せ、上目遣いに創真を見つめた。
「もう……レオノーラ、と呼び捨てで構わないのよ……っ? これからは私の故郷の味も……この身体も……創真くんだけにたっぷり愛してもらうんだから……ッ」
大人の艶やかさと素直な甘えを爆発させるレオノーラの姿に、創真は胸を張り、力強い笑顔で彼女の手を握りしめた。
「お粗末!」
その決め台詞とともに、レオノーラはとびきり艶やかで美しく可憐な笑顔を浮かべ、創真の唇へとそっと甘く濃厚なキスを降り注がせたのだった。
(第36話 おわり)