※この作品はR-18です。

色劇のソーマ 〜至高の愛と絆のフルコース〜   作:坂本太郎

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【第8章:秋の選抜・本戦編】 第38話:【百合編】『アリス × レオノーラ』

月天の間での激闘が幕を閉じ、静まり返った深夜の薙切アリス専用分子調理ラボ。

最先端の実験機器が美しく青白い光を放つ室内で、アリスは一人、研究用のレザーソファに腰掛け、どこかうっとりとした表情で天井を見つめていた。

 

その脳裏を占めているのは、昼間、自分の分子調理を完璧な温もりと情熱で打ち破り、控室で自分の心も身体もドロドロに溶かしていった一人の少年——幸平創真の存在だった。

 

「ふふ……創真くんったら。私の科学を全部否定しておいて……私をあんなに甘くて熱い気持ちにさせちゃうなんて、ずるいわ……」

 

胸元をギュッと抱きしめ、頬を朱に染めるアリス。その時、研究室の電子ドアが静かに開き、芳醇な大人の香水の香りとともに一人の女性が入ってきた。

 

「あーら……アリス。こんな夜遅くに、一人で何を考えているのかしらー?」

 

白銀の美しい髪を揺らし、豊満な胸元を強調したドレス姿で現れたのは、アリスの母である薙切レオノーラだった。

 

「お母様……? どうしてこんな時間に……」

 

「ふふ、娘の顔を見れば分かりますよー。アナタ、あの幸平創真という男の子のことで、頭がいっぱいなのでしょう?」

 

どこか片言で愛らしい口調で問いかけるレオノーラ。アリスはカッと顔を真っ赤にし、そっぽを向いて強がってみせた。

 

「な、なに言っているのよお母様! 私はただ、今日の負けを科学的に分析していただけで……っ!」

「嘘をついても無駄ですよー。だって……ワタシも同じですもの」

「え……?」

 

アリスが驚いて振り返ると、レオノーラの口からいつもの片言がすっと消え、流暢で妖艶な大人の笑みが浮かんでいた。

 

「彼の『北欧風革新和食』……そして、彼のあの力強くて温かい腕……。私ね、アリス。貴方のお母さんである前に、一人の女として……創真くんに完璧に心を奪われてしまったの」

「っ……!? お母様まで……創真くんに……!?」

 

衝撃を受けるアリスに対し、レオノーラは優雅に歩み寄ると、アリスの隣にそっと腰掛け、愛おしそうに彼女の白い頬を撫で上げた。

 

「不思議ね……。普通なら嫉妬したり、責め合ったりするのかもしれないけれど……。私、貴方と同じ人を愛せたことが、なんだかとても誇らしくて、幸せに思えるの」

 

レオノーラの温かく豊かな包容力と、隠しきれない創真への情熱。それらに触れたアリスの目から、ぽろぽろと涙がこぼれ落ちた。

 

「お母様……っ。私ね、創真くんに負けて悔しかったはずなのに……すっごく嬉しくて、幸せだったの……っ! 創真くんの熱で満たされた時……私、世界で一番幸せな女の子になれた気がして……っ!」

 

「ええ……分かるわ、アリス。彼のあの温もりは、私たち薙切の女がずっと求めていた『本物の愛』そのものだものね……」

 

同じ男に恋をし、同じ熱に溶かされた母と娘。二人はどちらからともなく手を伸ばし、お互いの存在と幸せを慈しむように、強く、深く抱きしめ合ったのだった。

 

静寂に包まれた実験室の中、レオノーラのドレスの肩紐が滑り落ちる絹の音が繊細に響く。熟練された手つきで自らの衣装を緩めていく母の艶やかな所作とは対照的に、アリスは熱くなった指先で白衣のボタンを一つずつ外すことすらどこかもどかしげだった。

 

「んっ……お母様みたいに……うまく解けなくて……っ」

「ふふ、焦らなくていいのよ、アリス」

 

レオノーラの磁器のように白い指先がアリスの襟元へと優しく伸びる。丁寧に、そして愛おしむように紐が解かれていくのに伴い、アリスの華奢で真っ白な肩筋が静かに夜気に晒されていった。

 

すすぅっ……

「はぁっ……創真くに触れられた時のことを思い出したら……私……っ」

 

アリスの白磁の肌が、瞬く間に可憐なピンク色へと染まっていく。その熱を帯びた横顔を甘い眼差しで見つめながら、レオノーラが静かに囁いた。

 

「アリスの肌……まだ創真くんの温かな熱を、こんなにもはっきりと覚えているのね」

 

ふわりと二人の白銀の髪が重なり合い、シルクのように滑らかな毛先が交錯する。その甘美な感触に、レオノーラは陶酔したように深い吐息を漏らした。

 

「創真くんが料理を出す時に言う『おあがりよ』……今でも耳奥で、あの力強い言葉が聞こえるみたいだわ」

 

アリスの細い指先が、レオノーラのドレスからはじけ出た豊かな胸元へと触れる。そのたわわで柔らかな膨らみを、慈しむように優しく揉みほぐす。

 

むにゅぅっ! もみもみっ!

「ひゃあぁっ! アリスの手……触れられ方が創真くんの力強さを思い出させるわ……っ!」

 

レオノーラの艶やかな身体がビクンと小さく跳ねる。ドレスが完全に滑り落ち、豊満で眩しい乳房が夜の空間に解放された。その頂で、薄紅色の蕾がキュッと可憐に主張している。

 

「お母様のここ……創真くにたくさん愛されたのね……すごく綺麗で、美味しそうだわ……っ」

 

アリスが感嘆の息を漏らしながらそっと唇を寄せ、蕾を優しく吸い上げた。

 

ちゅぱっ! ぬるぅぅっ!

「はわぁんっ! アリスの温かい舌が……創真くんの優しさを感じさせてくれる……っ!」

 

ふたりの甘い吐息が密室の中で濃密に絡み合う。レオノーラもアリスの細く引き締まった腰に手を回すと、白衣の隙間からしなやかな肉体へと滑り込ませた。

 

「アリスこそ……創真くんの愛した甘い味が、まだ全身に残っているわよ」

 

くちゅっ! ねちょぉっ!

「ひゃあぁんっ! 創真くに舐めてもらった大事なところ……お母様に見抜かれちゃった……っ!」

 

アリスの純白のショーツは、溢れ出る愛液によって既にしっとりと重い湿り気を帯びていた。レオノーラの指先が、濡れた布地の上から縦の秘裂を優しくなぞり上げる。

 

すりすり……こりゅんっ!

「あひぃっ! お母様の指の動きが……創真くんの熱を蘇らせて……頭がおかしくなりそう……っ!」

 

ついに白衣が完全に剥ぎ取られ、アリスの華奢で美しい身体のすべてが露わになった。透き通るようなふたりの白い肌が密着し、擦れ合う快感にレオノーラはうっとりと目を細める。

 

「創真くんと私たち……こうして三人で愛し合っているような心地ね」

 

レオノーラが残ったドレスを完全に脱ぎ捨てると、最先端の照明の光を浴びて、その豊満で洗練された裸体が浮かび上がった。白銀の髪と真珠色の肌が織りなすコントラストは、息をのむほど妖艶で美しい。

 

「見て……私のここも……創真くんの情熱を求めて、こんなに溢れているわ」

 

アリスの指先がレオノーラの密かな茂みをそっと掻き分け、濡れた肉芽へと滑り込んでいく。

 

ぬちゃっ! ぐりゅんっ!

「ああぁんっ! アリスの指先が……創真くんの激しい熱を想像させてくれるわ……っ!」

 

ふたりの秘処が同時に震え、蜜を滴らせる。レオノーラがアリスの肩を優しく抱いてソファへ押し倒すと、白銀の長い髪が床一面に眩しく広がった。

 

「創真くんの名を胸の中で唱えながら……私たち、一緒に深く愛し合いましょう?」

「はい……お母様……っ!」

 

すりすり……ぷちゅぷちゅっ!

 

ふたりの濡れた秘処が隙間なく重なり合う。互いの身体に残る創真の体温と愛の証を確かめ合うように、腰をゆるやかにくねらせ、擦り合わせていく。

 

「創真くんの……」

「熱い想いが……」

 

どちゅどちゅっ! ぬちゃぬちゃぬちゃっ!

「ひゃあぁんっ! お母様とこうしていると……創真くんに抱かれているみたい……っ!」

 

「アリス……貴方を通じて、創真くんの愛の深さが痛いほど伝わってくるわ……っ!」

 

ふたりの白い背中が同時に可憐な弓なりを描いて反り上がる。つま先がソファの革を強く蹴り、爪を立てる音がリズミカルに室内に響き渡る。

 

「もう……ダメ……っ! お母様と一緒に……創真くんの熱で……っ!」

「私も……アリスと同時に……創真くんの名を想いながら……っ!」

 

びゅるるるぅっ! どくどくどくぅっ!

 

ふたりの可憐な身体が同時に激しく痙攣した。創真への愛おしさが極限まで凝縮された甘く深い絶頂。秘められた蜜が弾け飛び、互いの肌を濡らしていく。

 

「創真くん……っ!」

「愛してるわ……っ!」

 

ぬるぅぅっ……とろぉぉっ……

 

熱い余韻が漂う中、レオノーラは愛おしそうにアリスの華奢な体を強く抱きしめた。交じり合ったふたりの白銀の毛先が、美しい一つの輪を描いていた。

 

静まり返ったラボの室内。

甘く芳醇な香水の匂気と、母娘の濃厚な愛の余韻が漂う中、大きなレザーソファの上で、ふたりは乱れた衣類から白く艶やかな肌を覗かせたまま、ぴったりと身体を寄せ合っていた。

 

レオノーラの豊かな胸元にすっぽりと顔をうずめ、アリスは吐息を漏らしながら母の背中に甘く腕を回している。

 

「……はぁっ……ん……っ。お母様……すっごく温かくて……身体の奥まで甘くなっちゃったわ……っ」

 

アリスがうっとりとした瞳で上目遣いに見つめると、レオノーラは愛おしそうにアリスの白銀の髪を指ですくい、そのおでこに優しくキスを落とした。

 

「ふふ……アリス。貴方は本当に可愛らしくて、愛おしい私の自慢の娘よ……。創真くに愛されて、ますます綺麗になったわね」

 

「もう……お母様だって、創真くに愛されて……すごく色っぽくなってるじゃない……っ」

 

顔を赤くしながらも、アリスはレオノーラの首筋にそっと自分の唇を重ねた。

 

「ねえ、お母様……。これから二人で……創真くんをもっともっと愛してあげましょうね? 私たちの科学も、私たちの愛も……全部創真くに捧げるの」

 

「ええ……もちろんよ、アリス。私たち二人で、あの素敵なシェフを最高に幸せにしてあげましょうね……っ」

 

同じ男を愛する運命を受け入れ、固い絆と甘い情熱で結ばれた美しき母娘。

二人は互いの存在に満たされながら、とびきり可憐で妖艶な笑顔を交わし、再びそっと甘く濃密なキスを重ね合わすのだった。

 

(第38話 おわり)

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