※この作品はR-18です。

色劇のソーマ 〜至高の愛と絆のフルコース〜   作:坂本太郎

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【第9章:スタジエール編】 第40話:『西園 和音』

『秋の選抜』が幕を閉じ、学園が次なる試練『スタジエール(実地研修)』の準備に追われる深夜。遠月学園・教務部執務室。

静まり返った室内で、一人デスクの電気をつけ、膨大な研修先データの精査と書類整理に追われていたのは、教務部職員の西園和音であった。

 

昼間は目元を隠す細身のサングラスをかけ、隙のないスーツを着こなす彼女だが、深夜の誰もいない執務室で書類に向き合う今は、細フレームのメガネをかけて精査を続けている。学園内では「厳格で一切の妥妥を許さない鉄の職員」として恐れられている彼女の、ごく限られた素の姿であった。

 

「ふぅ……これでスタジエール第1期の振り分け資料は完了ね。……でも、まだ第2期の審査基準の見直しが……」

 

和音は小さく息を吐き、疲労で痛むこめかみを細い指先で押さえた。連日の残業と重責により、メガネの奥の美しい瞳には濃い疲労の色が滲んでいた。

 

「だめね、弱気になっちゃ……。私は遠月の職員。生徒たちの未来を預かる立場として、隙なんて見せられないわ……」

 

自分に言い聞かせるように背筋をピンと伸ばしたその時。

 

カチャン、と執務室のドアが開き、湯気とともに鼻腔をくすぐる芳醇な和風出汁の香りが広がった。

 

「おう、和音さん! やっぱりまだ残ってたか!」

「ッ……!? 幸平創真……!? あなた、こんな深夜に教務部に何の用……!?」

 

和音は素早くメガネの位置を直し、厳格な職員の顔に戻って立ち上がった。

そこに立っていたのは、白いバンダナを首に巻き、湯気が立ち上る漆黒のどんぶりを手にした創真だった。

 

「用も何もねぇよ。スタジエールの書類出しに来たら、明かりがついたままだったからさ。夜遅くまで頑張ってる和音さんに、夜食の差し入れだ!」

 

創真がデスクの端に置いたのは、香ばしい湯気がふわりと舞い上がる『ゆきひら流・特製深夜うどん』。

 

関西風の透き通った黄金出汁に、生姜の爽やかな香りと削り節の深いコク。トッピングには、表面をサクッと揚げた甘辛いお揚げと、シャキシャキの九条ネギ、そしてトロトロの温泉卵が添えられている。

 

「夜食……? 私は職員です。生徒から個人的な差し入れを受けるわけには……」

「固ぇこと言うなよ! 腹が減っちゃ良い仕事も出来ねぇだろ? 手を止めて食ってみな、疲れが一発で吹き飛ぶぜ!」

 

創真はニッと力強く笑うと、胸を張り、眩しい笑顔とともに一言を叩きつけた。

 

「おあがりよッッッ!」

 

威勢の良い決め台詞とともに差し出された丼。和音はおどおどと箸を取り、出汁の香りに抗えず、温かいスープとうどんを一口口へと運んだ。

 

その瞬間——和音の体内でカチコチに凍りついていた張りのある緊張感が、音を立てて崩れ去った。

 

「っ……!? な……なんて優しくて……深い味わいなの……ッ!? 関西出汁の昆布の旨味と生姜の温もりが……疲れた体中にじんわり染み渡っていく……っ!!」

 

一口噛むごとに、モチモチとしたうどんの食感とお揚げから染み出す甘辛い汁が口いっぱいに広がる。

厳格な職員として気を張っていた和音の心が、創真の「食べた人を労わりたい」という温かな情熱によって、じわじわと解きほぐされていく。

 

「こんなに……温かくて、胸がじんとするうどん……食べたことない……っ」

 

和音のメガネの奥の瞳から、ポロポロと大きな涙がこぼれ落ちた。

誰にも弱音を吐けず、一人で重責を背負い続けてきた和音の心が、創真の大きな包容力によってふっと解放されたのだ。

 

「幸平くん……私、ずっと気を張ってなきゃいけないって思ってたの……っ。でも……すっごく安心しちゃった……っ」

「和音さん……」

 

創真が優しく微笑み、彼女の華奢な肩をぽんぽんと抱き寄せると、和音は「うぅ……っ」と泣き声を上げながら、自分から創真の広い胸元へとすがりつき、メガネを外して甘く抱きついたのだった。

 

メガネを外したその素顔は薄っすらと朱に染まり、かつての「鉄の職員」と呼ばれた厳格な面影は微塵もない。

涙に濡れた美しい髪に創真が優しく手を差し伸ばし、指先で静かに梳いてあげると、和音は愛おしそうに身体を寄せながら小さな声で呟いた。

 

「……創真くん……っ。もう少しだけ……このまま抱きしめていて……っ」

 

すりすり……

「はぁ……創真くんの胸板……すごく温かくて落ち着くわ……っ」

 

生姜うどんの効果によって、身体の奥底からポカポカとした温もりが全身の巡りを良くしている。彼女のその火照った体温と吐息の熱が、スーツ越しにも創真の肌へと鮮明に伝わってくる。

 

創真はいたずらっぽく頼もしい笑みを浮かべ——

 

「和音さん……さっきまであんなに厳しかったのに。今はすっごく可愛い顔してるぜ?」

「っ……!? 言わないでよ……っ。こんなの私じゃないわ……っ」

 

恥ずかしさのあまり耳まで赤くして俯く和音。しかし、創真は逃がさないように彼女の腰を引き寄せ、耳元で低く甘い声で囁く。

 

「でも……今の和音さんが本当の和音さんだろ? 職員っていう固い仮面を外した……一人の女の子としてのさ」

 

ちゅっ……

 

柔らかく耳朶に唇を寄せてキスを落とす。刺激に敏感になった和音の身体がビクンと小さく跳ね上がった。

 

「ひゃっ……! ズルいわよ……っ。そんなこと言われたら……私…っ」

 

言葉とは裏腹に、彼女の肉体は創真の与える熱に正直に反応していた。自ら身を委ねるように、スーツのジャケットのボタンへと手が伸びる。

 

ぷつ……ぷつ……

「待って……っ! 私、先生なのに……生徒の前でこんな格好……っ」

 

「今さら何言ってんだよ。メガネも外したし、ここではもう先生じゃないだろ?」

 

創真の逞しい手が、和音の肩からスーツのジャケットをゆっくりと滑り落とす。下から露わになったのは、彼女の豊かな胸の膨らみを強調する薄いピンク色のブラウスだった。

 

ぺろっ……

「ひゃあんっ! 首筋舐められたらダメ……っ!」

 

れろれろ……ちゅぱっ……

「んんっ……創真くんの舌……すごく熱いわ……っ。うどんを食べた後だから、余計に熱く感じるのかしら……っ」

 

うどんに入っていた生姜の効能で、血管の隅々まで温まり発汗しやすくなっている和音。首筋を滑る創真の湿った舌の温度と重なり合い—

 

「はぁっ……なんかおかしいわ……っ。身体がすごく敏感になっちゃってる……っ」

 

ブラウスのボタンが一つずつ留め具から外されていく。露出していく白い肌が、室内の冷気に触れて小さく粟立った。

 

ぷち……ぷち……

「創真くん……っ。私……まだ心の準備が……っ」

 

「じゃあ、こうやって優しく解してやるぜ?」

 

すすぅっ……

 

創真の両手がブラウスの隙間から滑り込み、彼女の滑らかな背中をゆっくりとなぞり上げた。敏感になっている肌線へダイレクトに届く温もりに、和音の腰が砕けそうになる。

 

「あひっ……!? 背中そんなに優しく撫でないで……っ。ゾクゾクして力が入らないわ……っ」

 

パチンと音を立ててブラのホックが外される。はだけたブラウスの隙間から、豊満で豊かな白い双丘が惜しげもなく露わになった。

 

「ん……っ。やっぱり和音さん……めちゃくちゃスタイルいいよな」

「っ……!? イヤ……そんなにじっくり見ないでよ……っ」

 

恥ずかしさから両手で胸元を隠そうとする和音。しかし創真はその可憐な手首を優しく掴み、上へと誘導した。

 

「だめだよ。こんなに綺麗で魅力的なものを隠すなんてもったいないぜ」

むにゅぅっ!

 

創真の手が直接、彼女の柔らかく温かな胸を包み込み、ゆっくりと揉み解し始める。和音が甘い悲鳴を上げた。

 

「ひゃっ!? 突然そんな風に揉まないでよ……っ!」

 

もみもみ……くりゅんっ!

「んんっ……創真くんの手……力強くて……っ。でもすごく優しく気持ちいいわ……っ」

 

指先で先端の硬くなった突起を優しくつまむと—

 

「ひゃあぁんっ! そこダメ……っ! そこすごく敏感なのぉっ!」

 

涙目になりながらも、あふれ出る快感の声を抑えきれない。創真はさらに指先を滑らせ、突起を転がすように責め立てる。

 

すりすり……こりゅんっ!

「はぁんっ! そんなに弄らないでぇっ! そこ弱いのよぉっ!」

 

「へへ……和音さんの弱点、しっかり見つけちゃったな」

 

創真の右手は彼女のタイトスカートへと伸びていく。ウエストのホックが外され、ジッパーが滑り降りる。

 

ぷつ……しゃらんっ……

「きゃあっ! スカートまで脱がしちゃダメ……っ!」

 

「もうここまで十分見せてもらってるんだから、隠す必要ないだろ?」

 

黒いストッキングを滑らせるように脱がせていくと、白く引き締まった艶やかな太腿が露わになった。下半身は薄いレースのショーツ一枚という艶めかしい姿。

 

「創真くん……っ。私……教務部の職員なのに……生徒にこんな姿見られちゃうなんて……っ」

「打破すっごく気持ちいいんだろ?」

 

創真の指先がショーツの薄い布地越しに、秘裂の割れ目を下から上へと優しく撫で上げた。

 

すりすり……くちゅっ……

「ひゃあぁんっ! そこ……っ! 直接触られたらダメ……っ!」

 

「和音さん……もうこんなにぐしょぐしょに濡れてるぜ?」

「イヤぁっ! 言わないで……っ! 私……自分がこんなに感じやすかったなんて知らなかったわ……っ」

 

湿り気を帯びたショーツを横へと大きくずらす。恥じらいに頬を染める和音の無防備な秘部が露わになった。

 

ぬちゃっ!

 

すべらかな愛液に塗れた割れ目へと指先を滑り込ませる。和音の身体が弓なりに弾けた。

 

「ひゃあぁんっ! 指が入ってきたぁっ!」

 

ぐちゅぐちゅっ……

「んんっ……創真くんの指……太くて温かくて気持ちいい……っ。先生なのに、生徒のあなたに気持ちよさを教え込まれてるみたい……っ」

 

「じゃあ、もっとしっかりと身体に教え込まないとだな」

 

創真は和音の華奢な身体をすっと抱き上げ、執務室の奥にある応接用の大型革張りソファへと移動した。

 

「きゃっ! 突然持ち上げないでよ……っ」

 

ソファの上に優しく寝かせると、和音は潤んだ瞳で創真を見上げた。

 

「創真くん……っ。私……もう自分を止められないわ……っ。あなたの好きなようにして……っ」

「了解」

 

創真が彼女の上に覆いかぶさり、互いの鼓動が重なり合う距離で優しく身体を包み込む。怒張した自身の剛直を秘裂にあてがい、一気に奥深くへと押し込んだ。

 

せずにゅぅっ……!

「ひゃあぁぁんっ! 来たぁっ! 創真くんの大きくて硬いのぉっ!」

 

出汁とうどんの効果で体温の上がった和音の内部は、溢れ出た愛液によって滑らかに潤っており、創真の太い肉茎を滑らかに最奥まで受け入れた。

 

「和音さんの中……すっごく温かくて締め付けが強いぜ……っ。うどんの効果か?」

「分かんないっ! でも……創真くんを全身で感じてるから、体が熱くなっちゃってるのぉっ!」

 

創真は彼女の腰をしっかりと手で固定し、ゆっくりと滑らかなリズムで腰を動かし始めた。

 

ぱんっ……ぱんっ……

「んんっ……優しい速度……すごく好き……っ。創真くんの温もりが奥まで全部伝わってくるわ……っ」

 

「和音さんのココ……すっごくキュウキュウ締め付けてくるぜ……っ」

 

ぐちゅっ……ぐちゅっ……

「あんっ……創真くんのも最高に素敵よ……っ。私のお腹の中……全部あなたで包み込まれてるみたい……っ」

 

創真の腰の動きが徐々にスピードを上げ、力強い衝撃へと変わっていく。

 

どすんっ! ぬちゃぁっ!

「きゃあぁんっ! 急にそんなに激しくしないでぇっ! すぐにイッちゃいそうになっちゃうからぁっ!」

 

「まだまだこれからだぜ?」

 

ぱんっ! ぱんっ!

「ひゃあぁんっ! 強すぎてぇっ! 先生なのに生徒の激しさに負けてるぅっ!」

 

和音の頭の中にあった厳格な理性が完全に崩壊していく。自分を包み込む創真の圧倒的な男気と快楽のペースに、完全に呑み込まれていた。

 

「もうダメ……っ! 創真くん……っ! 私……絶頂しちゃう……っ!」

 

びくんっ!

 

和音が先に限界を迎え、肉壁が激しく波打って絶頂を迎えた。内部がキューッと収縮し、創真の肉茎を強く締め付ける。

 

「ひゃあぁんっ! イクぅぅっ!」

 

だが、創真は攻撃の手を緩めない。イッたばかりの敏感な最奥へとさらに追い打ちをかけるように腰を叩きつけた。

 

ぐりゅんっ! どすんっ!

「ひゃあぁんっ! イッてるのに奥を突かないでぇっ! 絶頂が止まらないからぁっ!」

 

「もう少しだけ……付き合ってくれよ……っ!」

 

どちゅどちゅっ!

「出して……っ! 私の中に創真くんの温かいの、全部ちょうだい……っ!」

 

「うっ……っ!」

 

びゅるるるぅっ! どくどくどくぅっ!

「あぁ……熱いのがいっぱい溢れてくるわ……っ。創真くんの愛……っ」

 

ぬるぅぅっ……とろぉぉっ……

 

創真がゆっくりと身体を離すと、和音は満足そうな溢れんばかりの笑顔で身体を起こした。

 

「創真くん……っ。すごかったわ……っ。こんなに気持ちよくなったの初めて……っ」

 

和音が甘えるように創真へ身を寄せ、身体をすり寄せてくる。そこには先ほどまでの厳格な職員の面影はなく、一人の恋する乙女の顔があった。

 

「創真くんの美味しい料理と大きな優しさに……完全に負けちゃったわ……っ」

「へへ……和音さんも素直でめちゃくちゃ可愛いじゃねぇか」

 

「もう……バカね……っ」

 

二人の間に甘く濃厚な余韻が静かに流れ続ける。執務室の窓からは、優しく美しい月明かりが二人を照らすように差し込んでいた。

 

静まり返った深夜の教務部執務室。

甘く濃厚な余韻と、ほのかな出汁と生姜の香りが漂う中、大きな応接用ソファの上で和音は乱れたスーツの胸元を押さえたまま、創真の膝の上にチョコンと腰掛け、彼の首元へ恥ずかしそうにしがみついていた。

 

メガネを外した素顔は朱に染まり、かつての厳格な職員の面影は微塵もなく、うっとりとした瞳で創真のコックコートを握りしめている。

 

「……ふあぁっ……幸平くん……っ。私……職員なのに、生徒の幸平くんにこんなに乱れて甘えちゃうなんて……っ」

 

和音は甘い吐息を漏らしながら、創真の首筋におでこをこてんと預け、照れ隠しのように身をよじらせた。

 

「でも……すごく温かくて、心が芯から満たされたわ……。幸平くんのあの逞しい腕と優しさ……私、もう手放せそうにないわ……っ」

 

「へへ、和音さん。無理して固くなってねぇで、俺の前ではいつでも素の自分を出してくれよ」

 

創真が優しく笑い、彼女の柔らかい髪となで肩を大きな手で包み込むと、和音は「ん……っ」と愛おしそうに目を細め、上目遣いに創真を見つめた。

 

「ええ……っ。これからは創真くんの特別なパートナーとして……私をずっと優しく愛してね……っ」

 

素直な可憐さと甘えを爆発させる和音の姿に、創真は胸を張り、力強い笑顔で彼女の手を握りしめた。

 

「お粗末!」

 

その決め台詞とともに、和音はとびきり可憐で甘い笑顔を浮かべ、創真の唇へとそっと背伸びをして甘く濃厚なキスを落としたのだった。

 

(第40話 おわり)

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