連隊食戟(レジマン・ド・キュイジーヌ)のセカンドボウト。
お気に入りのブチのぬいぐるみ「ブッチー」を抱え、特設の製菓台にチョコンと立つのは、十傑第四席にして学園最高のパティシエ・茜ヶ久保ももであった。
ももは小さな身体をぷいっと背け、創真を小馬鹿にしたように唇を尖らせる。
「ふん……『そうまくん』だっけ? ももの作るカワイイ&とびきり甘いスイーツの前に、大衆食堂の安っぽい料理が敵うわけないでしょ? ももの特製『カシスとベリーのメルヘンタルト』で、ペチャンコにしてあげるんだから」
一切の妥協を許さない繊細な飴細工と、酸味と甘みの黄金比率で組み立てられた極上タルト。ももが完璧な手捌きで仕上げたスイーツは、見ているだけで夢心地になるほど可愛らしく、圧倒的な美しさを放っていた。
だが、創真はいつものように白いバンダナを結び直すと、ニッと不敵に笑ってみせた。
「へへ、確かにもも先輩のスイーツは見た目も味も最高にカワイイぜ。けどな……『甘いもの』の可能性は洋菓子だけじゃねぇんだ! 俺の『和洋折衷・どら焼き風しっとり極上ロールケーキ』で、もも先輩のほっぺたを落としてやるよ!」
創真が取り出したのは、北海道産の厳選あずきを使った特製あんこと、隠し味に濃厚な黒蜜と生クリームを合わせた極上の特製クリーム。
それを、和菓子のどら焼き生地のように香ばしくフワフワに焼き上げた生地で優しく巻き上げていく。
創真が仕上げて提示したのは——『ゆきひら流・あずきと黒蜜生クリームの和洋折衷ロールケーキ』。
「な、なにそれ……どら焼きとロールケーキを合わせるなんて、カワイくないし……絶対に大したことないんだからっ!」
ぷっくり頬を膨らませるももに対し、創真は胸を張り、勢いよく言い放った。
「おあがりよッッッ!」
差し出された一皿。ももはブッチーを抱きしめながら、小刻みにフォークを動かして一口分を口へと運んだ。
その瞬間——ももの脳内に、甘く優しい幸福の嵐が吹き荒れた。
「んう……っ!? な……なにこれぇ……っ!? しっとり香ばしい生地の中から、コクのある黒蜜生クリームとあずきがフワッと解けて……お口の中が甘い幸せでいっぱいになる……ッ!!」
和と洋が完璧に調和した、温かく包み込まれるような深い甘み。
他者を見下し、自分のカワイイスーツだけに閉じこもっていたももの心が、創真の包容力溢れる一皿によって優しく解き放たれていく。
極上の甘美さが全身を駆け巡り、ももの華奢な体温をカッと熱く火照らせていった(おはだけ)。
「こんなに美味しくて……優しいスイーツ……もも、食べたことない……っ。そうまくんの意地悪……ももの負けでいいよぉ……っ」
ぽろぽろと涙を浮かべ、すっかり毒気を抜かれたもも。
幼い意地っぱりな面影は消え去り、創真という男への強い憧れと甘えたい気持ちが胸いっぱいに広がる。
「そうまくん……もものこと、もっともっと甘やかしてぇ……っ」
小さな身体で創真の腰にキュッと抱きつくもも。創真が優しく笑い、彼女の頭をなでなでと撫で上げると、ももは「うにゅ……っ」と嬉しそうに創真の胸元へと身体を擦り寄せたのだった。
連隊食戟の熱気と興奮が冷めやらぬ特設VIP控室。窓の外には濃密な夜空が広がり、静寂が部屋を優しく包み込んでいた。モダンで豪華な調理器具が整然と並ぶ部屋の中には、かすかに甘い製菓の香気が漂っている。
「ん……うにゅ……」
ソファのあたりから、小さく可憐な寝息が密やかに響いていた。創真の膝の上にちょこんと乗ったまま、ももはすやすやとうとうと眠りについている。
相棒であるブチのぬいぐるみ「ブッチー」を小さな腕で固く抱きしめたまま、その表情には心底安らいだような幸せそうな笑みが浮かんでいた。
「……相当、疲れてたのかな」
創真は優しく苦笑いを浮かべると、彼女の柔らかい栗色の髪をそっと大きな手で撫で上げた。
「あれだけ大泣きして騒ぎまくったんだから、無理もないか」
その頭に触れる心地よい感触と温もりに気づいたのか、ももはまぶたをピクッと揺らし、うっすらと可愛らしい薄目を開けた。
「……ん? ……そうまくん?」
「お疲れ様です、もも先輩。おはようございます」
「なんで……もも、そうまくんに膝枕されてるの?」
「いや、連隊食戟が終わったあと、急に気が抜けたみたいでぐったり倒れそうになってましたからね」
その言葉を聞いた瞬間、ももはぷっと可愛らしく頬を膨らませてムッとした表情になった。
「べ、別に疲れてなんかいないもん! ももは学園最高のパティシエなんだからっ!」
抱きしめていたブッチーを思わず投げ捨ててしまいそうな勢いで、跳ね起きるように膝の上で立ち上がろうとする。
「ただ……ちょっとだけ、そうまくんに甘えてあげていただけだもんっ!」
投げ出されたブッチーが、ぽんっと脇のクッションの上に転がり落ちた。
「はいはい、まぁまぁ落ち着いてくださいって」
創真は苦笑しながら手を伸ばし、転がったブッチーを丁寧に拾い上げて彼女に差し出した。
「ふんっ……ありがと」
ももは素直にブッチーを受け取ると、再びぎゅっと愛おしそうに胸に抱きしめた。
「……ねぇ、そうまくん」
ふと、ももは悪戯っぽい少女のような表情から、真剣で潤んだ瞳へと表情を変えた。
「はい? なんですか?」
「さっきの連隊食戟で食べたもものスイーツ……すごく甘くてカワイイ味だったでしょ?」
じっと創真の顔を見つめる彼女の瞳には、期待と少しの恥じらいが混ざり合っていた。
「ええ。最高にカワイくて、めちゃくちゃ美味しかったですよ」
創真が心からの笑みをこぼすと、ももは嬉しそうに頬を緩めた。
「ほんとに? ほんとにカワイかった?」
「嘘ついてどうするんですか。本当にすごかったですって」
創真が優しく彼女の頭をぽんぽんと撫でてあげる。
「じゃあ……」
ももは突然ソファの上で立ち上がると、フリルがふんだんにあしらわれた可愛らしいドレスの裾をひらりと持ち上げた。
「もものこと……もっとちゃんと味見してよ。そうまくんのその手と口で……もっと確かめてほしいの」
可憐な瞳を輝かせ、上目遣いに創真を見つめておねだりしてきたのだった。
「え?味見って……」
「ブッチー持ってきたら……いい?」
創真が焦って提案する。
「どうしてブッチーを持ってこなきゃいけないの?」
ももは首を小首をかしげて不思議そうな顔をした。
「いや、その……ぬいぐるみを持っていた方が、もも先輩も安心できるかなと思いまして」
「……そうかも。そうまくん、たまには気の利いたこと言うね」
ももは素直に創真の提案に従うと、ブッチーをしっかりと両腕に抱え直した。
その状態で、再び創真の膝の上にちょこんと跨がるようにして乗ってくる。
「ねぇ……始めてくれる……?」
震える小さな声には、強い期待と緊張が滲み出ていた。
創真は慎重に手を伸ばし、彼女の華奢な身体へと触れていった。
「じゃあ……失礼しますね、もも先輩」
ブッチーを抱え込んだ彼女の小さな肩に手を置き、そっと優しく撫で上げていく。
すりっ……なでなでっ
「ひゃっ!? い、いきなり触らないでよぉ……っ」
驚いたももが、小動物のように肩を跳ねさせた。
「え、じゃあどうすればいいんですか……?」
「ちゃんと……触っていいか聞いてから触ってよ! ももは繊細なんだから!」
ぷっくりと頬を膨らませるもも。
「わかりました。では……肩に触れてもいいですか?」
「……いいよ。許可してあげる」
お許しを得て、創真は再び彼女の柔らかい肩に手を置いた。
すりっ……なでなでっ
「んっ……ふぁ……意外と、悪くないかも……っ」
創真の掌の温もりに包まれ、ももは次第に身体の緊張を解いて力を抜いていく。
「じゃあ……次はお尻を撫でますね」
「えぇっ!? み、見えないところを勝手に触ろうとしないでよっ!」
予想外の宣言に、ももは耳の先まで真っ赤になって叫んだ。
「ダメですか?」
「……ちょっとだけなら……許してあげる……っ」
ももは恥ずかしそうに身体を少し捻り、後ろ向きの体勢をとった。
創真はドレスの上から、彼女の小さく柔らかいお尻を優しく撫で回す。
ぽんぽん……もみもみっ
「あんっ!? な、なんだか変な感じがするぅっ!」
手のひらから伝わる刺激に、ももの腰が小刻みに跳ね上がった。
「すごく柔らかくて、可愛い声が出ますね」
「ほ、褒め方がおかしいでしょ……っ! 変態っ!」
プンスカと怒るふりをしながらも、嫌がって逃げようとはしない。
創真は今度は正面から彼女と向き合った。
「では……前の方も見せてもらってもいいですか?」
「えっ!? やだ! 絶対に見せないからっ!」
ももは抱えていたブッチーを盾にするように胸元に押し当て、がっちりと防衛態勢をとった。
「どうしてもダメですか……?」
創真が悲しそうに声を落として見つめると、ももは居心地悪そうに身を捩らせた。
「……っ、ブッチーをそうまくんが持っててくれれば……見せてあげてもいいよ」
ももから妥協案が提示された。
創真がしっかりとブッチーを受け取ると、ももは小さく呼吸を整え、自らの指先でドレスの襟元をゆっくりと引っ張り下げた。
ぴたっ……ちらりっ
「これで……ももの胸、見られる……?」
顔を真赤に染めながらも、健気に見せてくるももの姿。
「すごく綺麗で、とびきりカワイイですよ」
創真は顔を寄せ、彼女の白い首筋に優しく唇を押し当てた。
ちゅっ……ぴとっ
「きゃっ! きゅ、急にするなんてずるい……っ!」
口では文句を言いながらも、ももは決して抵抗しようとしない。
「嫌じゃないんですよね?」
「ううん……嫌じゃないよぉ……っ。そうまくんの唇、あったかいんだもん……っ」
初めて素直な本音を口にするもも。
創真は調子に乗って、さらにもう一度首筋へ深く口づけ、舌先を這わせた。
ちゅっ……れろっ
「んあぁっ!? た、舌まで使わないでよぉっ!」
過敏になっている首筋の肌に、ももは全身をビクッと震わせた。
「本当に可愛いです」
創真の手先がドレスの隙間から滑り込み、服の上から小さく膨らんだ乳首を指先で優しく摘み上げた。
きゅっきゅっ!
「ひゃあぁんっ!? い、痛いのに……なんだか気持ちいいよぉっ!」
未知の感覚に、ももは混乱したように頭を振った。
創真は直接触れるために、一歩踏み込んで尋ねる。
「下着はどうしますか?」
「……自分で、脱ぐから」
創真の手をそっと離させると、ももは背中に回した指先をぎこちなく動かし、ブラジャーのホックを取り払った。
ぷちっ……しゅるっ
小さくも形の整った、可愛らしい素胸が目の前に露わになる。
「どう……かな? ももの胸、カワイイ……?」
上目遣いに、不安と期待の混ざった瞳で尋ねてくる。
「すごく綺麗で、最高に魅力的ですよ」
創真は乳輪の周りを描くように、指の腹で優しく撫で回した。
くるくるっ……すりすりっ
「あんっ! く、クリクリしないでぇっ!」
ももはあまりの甘い刺激に、身体を大きく捩らせた。
今度はその小さな胸の谷間に、創真が顔を埋めていく。
「ここから深呼吸させてもらってもいいですか?」
「意味わかんない! 変態っ!」
口ではそう叫びつつも、ももは創真の頭を優しく受け入れて拒もうとしない。
すーっ……ふーっ
「ほのかな生クリームと甘い苺の香りがします」
「へ、変態……っ。匂いなんて嗅がないでよぉ……っ」
しかし、創真の温もりに包まれるうちに、ももは次第に緊張が解けていくのを感じていた。
「ん……なんか、こうしてると安心してきたかも……」
小さく呟くももの乳頭を、創真はそのまま直接口に含んで強く吸い上げた。
ちゅうちゅうっ!
「ひゃあぁっ!? い、いきなり吸わないでよぉっ!」
予期せぬ強い吸引に、ももは可愛らしく悲鳴を上げた。
「とっても甘いですよ、もも先輩」
「嘘ばっかり……っ! でも……すごく気持ちいいよぉ……っ」
涙目になりながらも、素直な言葉を漏らす。
「じゃあ……もうちょっと奥の方も確認させてくださいね」
創真の手先が、ドレスのスカートの裾へと滑り込んでいった。
すすぅっ……すりすりっ
「あっ!? そ、そこはダメぇっ!」
ももは創真の服を握りしめ、手にぎゅっと力を入れた。
ショーツ越しに、小さく熱を持った秘部の感触を確かめていく。
くにくにっ……すーっ
「かなり湿ってきてますね」
「言わないでよぉっ! 恥ずかしいでしょっ!」
恥ずかしがる姿があまりにも可愛らしく、創真の欲情を煽る。
直接触れていいものか創真が迷っていると、ももが意を決したように呟いた。
「もう……そうまくんなら、見られてもいいし……っ」
自らの小さな手で、スカートの裾をゆっくりと持ち上げる動作を見せた。
しゅるるっ……ぺろんっ
淡いピンク色のフリルが付いたショーツが、目の前に露わになる。
「いい子ですね、もも先輩」
創真は太ももに優しくキスを落としてから、ゆっくりとショーツを脱がせていった。
するっ……ぱさりっ
柔らかそうな産毛に包まれた、うっすらと蜜を滲ませる小さく可憐な秘部が露わになった。
「恥ずかしいよぉ……っ」
ももは両手で顔を覆い隠してしまった。
「すごく可愛いですよ」
創真はそっと指先を沿わせ、蜜の滑りを確かめるように撫でた。
くちゅっ……すーっ
「あんっ!? お、音が鳴って恥ずかしいじゃんっ!」
必死に否定しようとするが、身体の反応は誤魔化せない。
「でも、めちゃくちゃ濡れているのは事実ですよ」
創真は細い指先を、ゆっくりと秘部の内側へと挿入した。
ずぷっ……くちゅくちゅっ
「ひゃあぁんっ!? ゆ、指入れないでぇっ!」
あまりの快感と異物感に、ももは反射的に身体を引いて逃げようとする。
しかし創真は、その華奢で小さな手首を優しく、けれどしっかりと掴まえた。
ぎゅっ
「逃げないでくださいね」
「あうぅ……っ。そうまくんの意地悪……っ」
創真は浅い位置で指を優しく動かし、解きほぐしていく。
くぽくぽっ……こりこりっ
「んあぁっ! さいしょは……怖いのにぃっ!」
「すぐに気持ちよくなりますからね」
創真は様子を見ながら、少しずつ指を深くだけ挿し込んでいった。
ずぶっ……ぐりぐりぃっ
「きゃあぁっ! ふ、深くなってるよぉっ!」
初めて味わう未知の感覚に、ももは戸惑いながらも声を漏らす。
内部の天井付近にある敏感なスポットを探し当て、そこをトントンと優しく刺激する。
ごりごりっ……こつんっ
「ひゃあぁんっ!? い、今のとこダメぇっ!」
「ここが弱いんですね」
創真はそこを重点的に指先で押し上げるように愛撫した。
ごりごりっ! どすんどすんっ!
「ひゃあぁぁんっ! イクゥッ!」
ぶしゃぁぁっ! がくがくがくぅっ!
盛大に愛液を撒き散らしながら、ももは小さな身体をガクガクと激しく跳ねさせて絶頂を迎えた。
「あんっ! は、初めてなのに……噴いちゃったよぉ……っ!」
完全に放心状態となり、呼吸を荒くするもも。
「すごく可愛いイキ方でしたよ」
創真は自分のズボンのベルトを外し、下着ごと下ろした。
「えっ? つ、次は……何をするの……?」
不安と好奇心が入り混じった瞳で、ももが創真を見つめる。
「一緒に、もっと気持ち良くなりましょう」
激しく屹立した男性器が、ぶらりと露わになった。
ぶるんっ
「わぁ……す、すごいの……大きい……」
ももはその威容に目を奪われ、興味津々な視線を向けてくる。
「触ってみますか?」
「うん……触ってみたい……」
恐る恐る小さな手を伸ばすもも。
ぺたっ……ぎゅっ
「思ったより……ずっと熱くて、すごく硬い……っ」
素直な感想を漏らす。
「もも先輩が可愛すぎるせいですよ」
創真は彼女の手を導き、根元から全体を扱くように促した。
しこしこっ……ぎゅぎゅっ
「こう……かな?」
「そうです。すごく上手ですよ」
しかし慣れない手つきのため、動きがどこかぎこちない。
「もうちょっと強く握って動かしても大丈夫ですよ」
「こう……かしらっ!?」
ぎゅぅぅっ!
「いって! ちょっ、もも先輩! ちょっと力入れすぎですって!」
あまりの強い力に、思わず呻き声を上げる創真。
「ごめんなさい……っ! もも、どうしたらいいかわからないのぉ……っ!」
失敗したと思ったももは、今にも泣き出しそうな顔になった。
「大丈夫です。じゃあ……実技指導をさせていただきますね」
創真はももの身体をゆっくりとベッドの上に横たえさせた。
その華奢な膝を持ち上げ、M字の形に可愛らしく開かせる。
ぐいっ……ぱかっ
「やだぁ……こんな恰好、恥ずかしすぎるよぉ……っ」
ももは顔を真っ赤に染めて視線を泳がせた。
「先輩の全てを見せてくれたお返しですよ」
創真は硬く反り立つ先端を、蜜で濡れそぼった彼女の入口へとじっくり当てがった。
くちゅっ……ぬるぬるっ
「待って! 心の準備が……まだできてない!」
必死に抵抗の声を上げるもも。
「大丈夫。すぐに慣れて、気持ちよくなりますから」
創真は腰を静かに押し進め、一気にその小さな窄まりを貫いた。
ずぶりゅぅぅっ!
「ひゃあぁぁんっ!? い、痛いよぉっ!」
未通女の膜が破れる痛みに、ももは小さな身体を強張らせて悶えた。
「ごめんなさい……痛い思いをさせてしまって」
慌てて謝罪する創真に対し、ももは涙を浮かべながら首を横に振った。
「ううん……これは、そうまくに愛されてる嬉しい痛みだから……っ」
健気で意外な返答が返ってきた。
「もも先輩……」
創真が感動に胸を打たれる。二人の結合部からは、処女の証である鮮血がかすかに滲み出ていた。
「もうしばらく、動かさないでおきますね」
創真はそのまま静かに体を重ね、彼女の痛みが引き去るのを待った。
「ねえ……そうまくん……キスして?」
切ない瞳でおねだりしてくるもも。
創真は優しく唇を重ね合わせた。
ちゅっ……ぴとっ
「もっと……もっと深く……」
強請るように、ももが自分から頭を寄せてくる。
創真はその求めに応え、深く濃密に口づけた。
じゅるっ……れろれろぉっ!
「んふぅ……っ! 生クリームみたいに……全身がとろけてしまいそうだよぉ……っ」
甘い愛の香りに酔いしれるもも。
「そろそろ……動かしても大丈夫そうですね」
創真はゆっくりと腰を引き、抽送を開始した。
ぬぷっ……ずぶっ……どちゅんっ
「あんっ! 動、動き始めたよぉ……っ!」
違和感から、徐々に甘い快感へと表情が変わっていく。
創真はピッチを徐々に上げていった。
ぱんっ! ぱんっ! どすんどすんっ!
「きゃあぁっ! 激しいよぉっ! 身体がバラバラになっちゃいそうっ!」
「もも先輩が可愛すぎて、もう我慢できません」
最奥の子宮口を狙い、深く力強く突き上げる。
ごりごりっ! どすんっ!
「ひゃあぁんっ! 最奥をグリグリしないでぇっ! 赤ちゃんが出来ちゃうところを刺激しないでよぉっ!」
「じゃあ……一旦抜いて避妊しましょうか?」
創真が腰を少し引こうとすると——
「やだぁ……抜かないでよぉっ!」
ももからは予期せぬ強い拒絶が返ってきた。
「中に注いでも、いいんですか……?」
「もものこと……ちゃんと責任とってくれるなら……いいよっ!」
上目遣いに、甘く強い瞳で誘ってくる。
「勿論です! ずっと責任持ちます!」
創真は再び腰を深く押し入れた。
ずぶりゅぅっ!
「ひゃあぁっ! 入ってきたよぉっ!」
ももは歓喜の叫びを上げた。
激しいピストン運動が繰り広げられる。
ずぼずぼっ! ぐちゅぐちゅっ!
「きゃあぁぁんっ! おかしくなっちゃうよぉっ! 衝撃で身体が宙に浮きそうなんだからっ!」
「もも先輩、一緒にイキましょう!」
ラストスパートをかけ、さらに激しく突き上げる。
どすんっ! どすんっ! がんがんっ!
「ひゃあぁぁんっ! イクゥッ! またイッちゃうよぉっ!」
涙目で快感を訴えるもも。
「俺も出します! 一緒に!」
最奥の子宮口を激しく殴打する。
ごりごりぃっ!
「だしてぇっ! そうまくんの温かいのをお腹いっぱいにちょうだいっ!」
錯乱気味におねだりするもも。
「全部受け止めてください!」
どびゅるるぅっ! びゅくびゅくぅっ!
「んあぁんっ! 出てるよぉっ! 熱いのが身体の中にいっぱい染み込んでくる……っ!」
ぶしゃぁぁっ! がくがくがくぅっ!
二人は同時に引き裂くような絶頂を迎え、固く抱き合った。
「はぁ……はぁ……すごーく……気持ちよかったよぉ……っ」
ももは心底満足そうに放心していた。
「もも先輩、満足していただけましたか?」
「うん……人生でいちばん……最高だった……っ」
幸せそうに目を細めて微笑んだ。
甘い生クリームと和風あずきの香気がほのかに漂う、VIP控室の大きなフカフカソファ。
濃厚な愛の余韻の中、乱れたフリルドレスの胸元を押さえたままの茜ヶ久保ももは、創真の膝の上にちょこんと座り、彼の首元へぎゅっと小さく短い腕を回していた。
かつての小生意気な態度はすっかり影を潜め、桜色に染まった頬と蕩けた瞳で、創真にピッタリとくっついている。
「……うにゅぅ……そうまくん……っ。もも……そうまくにいっぱいいじわるされて……身体の奥まで甘くなっちゃったぁ……っ」
ももは甘い吐息を漏らしながら、抱きしめたブッチー越しに創真の胸元へ何度も顔を擦り付け、愛おしそうに彼を見上げた。
「そうまくんのケーキも……そうまくんの大きな手も……全部ももの一番のお気に入りなんだから……。これからはもものこと、ずーっと『もも』って呼んで、いっぱいナデナデしてね……っ?」
「おう、任せとけって。これからはいつでも、ももに最高のスイーツ作ってやるからな」
創真が優しく笑い、彼女の小さな頭と背中を大きな手で優しく撫で抱き寄せると、ももは「ふあぁ……っ」とうっとりとした笑顔を浮かべ、創真の頬へそっとチュッと可愛らしくキスを落とした。
すっかり創真に懐き、素直な甘えん坊となった十傑第四席の姿に、創真は胸を張り、満足げに笑った。
「お粗末!」
その決め台詞とともに、ももはとびきり可愛らしい笑顔を浮かべ、創真の胸の中で幸せそうに目を細めたのだった。
(第52話 おわり)