連隊食戟の激戦の合間、セントラル側の特設VIP控室。
重厚な革張りソファが置かれた静かな室内で、十傑の女性陣である小林竜胆、紀ノ国寧々、茜ヶ久保ももの3人が、机を囲んでのんびりと寛いでいた。
机の中央に置かれているのは、創真が「対戦のお礼と差し入れ」として置いていった、特製の『ゆきひら流・サクサク醤油キャラメルクッキーと和風ナッツタルト』の詰め合わせである。
「んあー! ホント創真の作るお菓子は美味いなぁッ! この甘じょっぱい醤油キャラメルとナッツの香ばしさがたまらんぞ!」
竜胆が八重歯を覗かせて豪快にクッキーを頬張り、満面の笑みを弾けさせる。
「もう……竜胆先輩、お下品ですよ。……ですが、確かにこの香ばしい醤油のコクとクッキー生地の解け具合……悔しいけれど完璧な塩梅ですわね」
寧々は眼鏡のフチをすっと押し上げながら、品良くタルトを口へと運ぶ。その頬は微かに朱に染まっていた。
「うにゅ……。そうまくんのクッキー、サクサクで甘くて……もも、すっごく好き……」
お気に入りのぬいぐるみ「ブッチー」を抱っこしながら、ももも幸せそうに頬を緩ませている。
創真から貰った甘いお菓子の美味しさと多幸感に包まれる中、竜胆がニヒヒと悪戯っぽく八重歯を覗かせ、二人を見つめた。
「で? 二人ともさぁ……ぶっちゃけ創真のこと、どう思ってんだ? アタシはもう、あの野性味とデカい包容力に首ったけなんだがよッ!」
いきなりのストレートな恋バナに、寧々は「なっ……!?」と顔を真っ赤にして勢いよく立ち上がった。
「り、竜胆先輩ッ!? なにを言い出すのですか……っ! 私は別に……ただ、あの男の自由な発想と熱意に……少し心を動かされただけで……っ」
「へぇ〜? 『少し』ねぇ? 創真に負けたあと、眼鏡曇らせてすっごい穏やかな顔で抱きついてたクセにー!」
「〜〜〜〜ッッ!! それは……そのっ……!!」
羞恥心で耳まで真っ赤にする寧々。すると隣でクッキーをかじっていたももが、ぷっくり頬を膨らませて身を乗り出した。
「ももの方が……そうまくんに愛されてるもんっ! そうまくん、ももの頭いっぱいナデナデしてくれたし……すごく優しくギュッてしてくれたんだからっ!」
「あはは! もももすっかり創真にメロメロじゃねーか! わかるぞー、アイツの大きな手で抱きかかえられると、頭が真っ白になるくらい気持ちいいもんな!」
「竜胆先輩まで……っ! なぜそんな身体を重ねた時のことまで平然と……っ!」
赤面する寧々だったが、創真の逞しい腕の熱や、耳元で囁かれた温かい言葉を思い出し、もじもじと太ももを擦り合わせた。
「ですが……確かに、幸平のあの力強い瞳と温もりに触れると……胸の奥がキュンと熱くなって……もっと甘えたくなってしまうのです……っ」
「でしょー? 創真って男はさ、料理だけじゃなくて、アタシたちの心も身体も丸ごと惹きつけちゃう罪な男なんだよな!」
創真という共通の特別な男への愛おしさと、彼の料理がもたらした甘い余韻。
恋バナでテンションが上がった3人の間には、十傑の先輩後輩という垣根を超えた特別な親密さと、甘く火照るような熱気が急速に満ちていった。
「ねぇ……二人とも。創真のことを考えてたら……なんだか身体が熱くなってこないか?」
竜胆が蕩けた瞳でシャツの胸元を少し肌蹴けさせると、寧々とももも息を呑み、互いの火照った肌と甘い吐息を意識し始めたのだった。
甘く火照った余韻が部屋の空間を優しく包み込む中、竜胆がニヒヒと悪戯っぽい八重歯を覗かせ、二人を熱っぽい視線で見つめた。
「ねえねえ二人とも……こんなに身体が熱くなったら、創真を待つ間にちょっとくらい女子同士の『特別サービス』があってもいいと思わないか?」
その刺激的な問いかけに、寧々と茜ヶ久保ももは互いに顔を見合わせた。いつもなら即座に咎めるはずの寧々だったが、その頬はぽっと可愛らしい桜色に染まり、否定する言葉が出てこない。胸の奥がソワソワと高鳴り、どこか期待に満ちた熱い視線を竜胆へと向けていた。
「……そ、そのような……破廉恥なお戯れを提案なさるなんて……っ。ですが……ほんの少しだけ……ですわよ?」
「うん……っ。ももも、みんなと一緒に……もっと気持ちいいこと、したいかもっ」
照れながらもか細い声で同意するももに、竜胆は「よーし決まりだ!」と豪快に笑みを弾けさせた。
率先して動き出した竜胆は、寛いでいた大きな革張りソファの奥へと場所を移すと、小さなももを優しく招き入れた。
「ほらももちゃん、アタシの膝の上においで? 一番特等席にしてやるからさ」
「うんっ……お邪魔するねっ」
ふわりと跳ねるような動作でももが膝に乗ってくると、竜胆は愛おしそうにその小柄な身体をしっかりと抱き留めた。竜胆の豊満な胸元とももの柔らかい背中がふかふかと重なり合い、ふたりの口から甘い吐息がこぼれ落ちる。
「やだ、ももちゃんの肌すっごいすべすべで気持ちいい~♪」
竜胆が楽しげに頬をすり寄せながら、少し離れて様子を見ていた寧々へ向けて片手を差し伸べた。
「寧々も遠慮しないでこっちに来なよ。三人で仲良く甘い時間を過ごそうぜ?」
その誘いに、寧々は恥じらいで身体を固くさせながらも、吸い寄せられるようにじりじりと歩み寄った。普段の毅然とした和風美人な姿勢とは裏腹に、彼女の頬は真っ赤に熟し、呼吸は浅く乱れている。
「そ……その……私、女性同士でこのような情事に及ぶのは……本当に初めてなので……どうすればよいか……っ」
「わかってるって。アタシがリードして、ちゃんと優しくトロトロに溶かしてやるから安心しな」
自信たっぷりの口調で包み込んでくれる竜胆の言葉に、寧々は深呼吸をひとつ吐くと、恐る恐る彼女のすぐ横へと腰掛け、身体の体重をゆっくりと滑り込ませるように預け始めたのだった。
ひと段落して雰囲気がさらに甘やかさを増すと、竜胆がニヤニヤと二人を見回した。
「よしっ、まずは寧々からじっくり可愛がってあげようか!」
「え!? ど……どういう意味ですか!? なぜ私が一番手なのですかっ!?」
動揺して眼鏡をクイッと上げる寧々に対し、竜胆は悪戯っぽく八重歯を覗かせた。
「ほら、寧々っていつもクールでしっかり者を装ってるけど、実は人一倍感じやすくてウブじゃん? だから今日はその可愛い弱点を全部暴いてやろうと思ってさ」
言い終わるか否かのうちに、竜胆の細く滑らかな指先が、寧々の右脇腹へとそっと這わされた。着物のリボン付近から繊細な肋骨のラインに沿って、撫で上げるように優しく擦られていく。
すー……
「ひゃんっ!? ちょ……ちょっと竜胆先輩! 急に触るなんて卑怯ですわっ!」
思った以上の過敏な反応に寧々自身も驚き、慌てて身を引こうと腰を浮かせるが、竜胆の強靭な腕力によってしっかりと腰を抱き抱えられて逃げられない。竜胆は逃がさじと更なる追撃を加えた。
「ほらほら、こことかもっと弱いんじゃないのかな?」
今度は胸元近く、薄い皮膚に覆われた鎖骨の下あたりを指先でくるくると円を描くようにまさぐっていく。
くるくる……
「はぁあんっ……! そんな……そんな敏感なところを弄らないでください~っ!」
いつもの理性的な声が裏返ってしまうほどの絶大な効果に、竜胆は面白くてたまらない様子で何度も同じ場所を優しく突き撫でた。一方、竜胆の膝の上に包まれているももも、興味津々といった瞳でその様子を見つめている。
「竜胆先輩すごい……。寧々おねえちゃんが、あんなに顔を真っ赤にして乱れるなんて……」
「だろ? アタシの指先テクニックは天才的だからな☆ さあ、次はももちゃんの番だよ!」
突然矛先を向けられ、ももは「ええっ!?」と小さく悲鳴を上げたが、動揺して逃げ出す暇もなく、そのまま二番目のターゲットとして捕獲された。しかし、もも自身も拒否する気などまったくなかった。目の前で繰り広げられた寧々のエロティックで可憐な悶え姿を見て、胸の奥のトキめきと期待感が抑えきれなくなっていたからだ。
まずは慣らし運転として、竜胆の手のひらがももの小さな背中から滑らかな腰のくびれにかけて、優しく撫で回され始めた。
さわ……なで……
「ふあああぁ……くすぐったい……ですけど、なんだかお腹の奥が熱くて変な感じがしますぅ……」
素直で可愛いらしい声で吐息を漏らすもも。その幼気な反応は、可愛がりたい気持ちと意地悪く攻め立てたい衝動を同時に掻き立てる不思議な魔力を持っていた。竜胆は一旦手を止め、今度は正面から抱きかかえるようにして、ももの両肩を掴んで固定した。
「ももちゃん覚悟してね? 外側から順番に、身体の奥の核心部を目指していくからさ♪」
悪戯っぽく告げられた直後、細やかな指先による軽快なタッチが開始された。華奢な腕から脇の下、キュッと引き締まった脇腹を経由し、可愛らしいおへその周囲へと、徐々にインナーの隙間へ侵入していく。
すー……なでなで……ぴとっ……
「んひぃっ! や……やっぱりすごく恥ずかしいよお……! でも……胸がキュンキュンして、止められたくないかも……っ」
小さな体躯を小刻みに震わせながらも、甘い刺激を受け入れるもも。途中でお腹の皮膚が薄くなっている部分を指の腹で軽く押されるたび、彼女の身体はビクンッと可愛らしく跳ね上がった。
「ももちゃん、ここ触られるの気持ちいい?」
尋ねながら同じ箇所を重点的に優しく押し揉むと、ももの声質は露骨に甘く蕩けたものへと変化した。
「そこ……ダメぇ……変な甘い声が出ちゃう……っ」
そう言いながらも、ももは逃げるどころか、もっと強く触れてほしいと言わんばかりに自らお腹を差し出してきた。竜胆はその要求に応えるように、少し力を込めて指先でぐっと押し上げる。
ぷにゅんっ……ぎゅうう……
「ひゃああん! あふぅ……おなかの中で、熱いものがうねうね動いてるみたいな感じぃ……!」
その言葉通り、身体の奥深くにある反射神経までもが快感として刺激されているようだった。そのまま竜胆が連続で攻め立てていくと、遂にももの可憐な身体が弓なりに反り返る。
「も……もうダメぇ……! おかしくなっちゃう……きちゃうぅっ!」
頂点に向けて加速させるべく、竜胆が最後の一撃をお見舞いしようとしたその瞬間——
「ねぇ……私にも、その可愛らしい子を攻めさせてちょうだい♪」
それまで熱い吐息を漏らしながら攻防を見学していた寧々が、我慢できなくなった様子で突如として参戦してきたのだった。
急展開に驚きの色を見せるももだったが、寧々の参加に表情をパッと華やがせた。
「寧々おねえちゃんも……一緒にいじめてくれるんですか……!?」
「ええ、勿論よ。観賞しているだけなんて不公平ですもの。……失礼しますわね?」
言い終えるや否や、寧々は普段の淑やかな動作からは想像もつかないほど素早く指先を滑らせ、これまで放置されていたももの反対側の脇腹へとダイレクトに指先を突き立てた。
つんっ!
「ひゃううっ!? な、なんでそこを狙うんですかぁ!?」
唐突かつ予期せぬ方向からの刺激により、ももは混乱して声を上げた。しかし、二人掛かりとなった十傑の攻撃は容赦がない。寧々が左側から、竜胆が右側から、息の合ったコンビネーションプレイでももの敏感な肌を同時に襲い始めたのである。
左右交互に すー……さわさわ……ぴとっ
「だめぇ! 左と右同時に撫で回されたらぁっ! 気持ち良すぎて、頭がどうにかなりそう~!!」
最早ももには抗う術など残されていなかった。そこへ更なる追い討ちとして、寧々がももの耳元へと顔を近づけ、熱い吐息を吹きかけた。
ふぅ~……
「ひいっ! 勝手に鼓膜までくすぐらないでくださああいっ!!」
どこを触られても過剰な快楽へと変換されてしまう状態に陥り、ももはついに限界突破のゾーンへと突入していった。
「だ……誰か止めてくだ……ああああんっ!! そこだめっ! 敏感なところ、二人とも全部知ってるぅ!!」
身体全体を震わせながらソファの上で悶え転げるもも。その蕩けきった姿を見た竜胆と寧々も俄然闘志を燃やし、攻め立てる手をさらに加速させていく。
熱狂的な戯れが続く中、二人の息は完璧に同調し、次なる展開へと自然に移行していった。
「さて、寧々さん? 今度は二人で手を合わせて、最高の共同作業に移行しましょうか?」
「ええ、望むところですわ、竜胆先輩。完璧な挟み撃ちをお見せしましょう」
二人は自然な動作で互いの手を取り合い、指を絡ませた。まさに以心伝心と言えるタイミングの良さで、ももを中心とした完全なる三角形の包囲網が完成する。
「え? こ、これってまさか……二人同時にやるの……!?」
疑問符を浮かべる間もなく、四方八方から容赦なく迫り来る“快楽の暴風雨”がももを襲った。
上半身を寧々が丁寧に受け持ち、下半身を竜胆が情熱的に担当するという役割分担が瞬時に出来上がる。
寧々はまず、ももの可憐な耳元へと顔を寄せた。
「まずは、この可愛らしい耳朶から蕩けさせて差し上げますわ♪」
宣言と共に、左側の耳輪を優しく指先で擦りながら、逆の右側では甘く噛みつき、舌先で転がすという二刀流の技を披露する。
こりこり……かぷっ……ちゅぱ……
「んんんん~っ! んっ、それ反則級に気持ちいいよぉ~っ!」
言語機能が低下しつつあるももに対し、寧々はさらに追い打ちをかけるべく視線を絡ませ、妖艶な笑みを浮かべた。
「ふふ、どこを舐められるのが一番効くか、自分で確かめてごらんなさい?」
舌先でももの耳の郭に沿って滑らかに滑らせ、そのまま耳の穴の入り口を優しく突き打った。
ぺろり……ぴちゃっ……
「あひぃっ! そこぉ! 耳の穴の中、めっちゃ弱いのにぃ!!」
案の定、致命的な弱点への攻撃が見事に決まる。鼓膜の奥まで熱く舐めしゃぶられているような錯覚に、ももは背筋を激しく震わせた。続いて寧々はももの胸元へと手を伸ばし、ブラウス越しにもはっきりとわかる柔らかく可憐な膨らみを優しく揉みほぐし始めた。
さわ……やわやわ……
「ふぁあ……あそこを優しく撫でられると……頭の中が真っ白になっちゃう……」
涙目になりながらすがりつくももの姿がたまらなく愛らしく、寧々の指先もますます熱を帯びていく。
一方、下半身を担当する竜胆の動きも冴え渡っていた。下着の境界線ギリギリまで指先を滑らせながらも、あえて内部へは侵入せず、太ももの付け根周辺をじっくりと往復する焦らしプレイを展開する。
すー……なぞなぞ……ぴとっ
「ももちゃん、気づいてる? アタシ、この柔らかい太ももの付け根を弄るの、すっごく大好きなんだよね♪」
意地悪く囁きながら鼠蹊部を行ったり来たりする指線の感触は実に巧妙であり、ももの精神バランスはすでに崩壊寸前であった。
「そんな……中途半端に寸止めして弄ばれたらぁ……もっと欲しくなっちゃうよぉ……!」
泣きそうな顔で訴えるももだったが、竜胆はそのまま内腿へと手を移動させ、柔らかな肌を包み込むように撫で回した。
「ここはどーかな~? クリトリスの周りのお肉、すっごく柔らかくて温かいね☆」
軽快な口調とは裏腹に、与えられる愛撫はあまりにも強烈であり、ももにとっては歓喜の悲鳴をあげるしかない状態であった。
そして、ついに最高のクライマックスを迎えるタイミングを見計らい、寧々と竜胆は顔を見合わせて大きく頷いた。
「それじゃあ、二人一緒にトドメを刺しちゃいましょうか♪」
「おうよ! 最高の絶頂をプレゼントしてやんよ!」
宣言と同時に、二人はももの最も敏感な急所への集中攻撃を一斉に開始した。
寧々は、ももの美しい鎖骨の中央に唇を押し当て、熱いキスマークを刻み込むように深く吸い上げた。
ちゅううっ!
さらに両手で可憐な胸全体を包み込み、優しく揉みほぐしながら上下に揺らしていく。
もみゅもみゅっ!
そして仕上げに、服越しに硬くなった可憐な突起を唇で挟み込み、集中的に吸い苛んだ。
ちゅうちゅうちゅうっ!
同時に竜胆は、ももの脚を優しくM字に開かせて身動きを封じると、鼠蹊部から一気に中央のクリトリスへと指先を滑らせ、ダイレクトに刺激を与えた。
つんつんっ!
そして溢れ出る愛液の滑りを利用し、指先を熱い秘部の中へと一直線に深く挿入した。
ぬぷぷぷぅっ!
「いやあああんっ!! 上も下も同時に来ちゃダメぇっ!! 身体中がビクビクして、止まらないいいいっ!!」
全身の毛穴が開くような激しい快感の嵐に晒されながらも、二人の攻撃はさらに速度を増していく。
「さぁ寧々さん! ラストスパート、一気に攻め落としますよ!」
「ええ、喜んで! 覚悟しなさい、ももさん!」
二人三脚の完璧なシンクロ率によってももに与えられる快楽の量は、もはや許容量を遥かに超えていた。
「あっ……ダメ……気持ちよすぎるっ! もう、我慢できなぁいっ!!」
限界の境界線を突破した瞬間、二人の最後の一手が完璧に決まった。
寧々が胸の突起を力強く吸い上げると同時に、
ちゅうううっ!!
竜胆の指が内部のGスポットをピンポイントで深く掘り起こすように突き上げた。
ごりごりごりっ!!
絶妙な同時コンボが炸裂し、ももの中に究極のカタルシスが到来した。
「い"く"ぅ"ーーーッ!!!」
凄まじい絶叫と共に、ももの身体は大きく跳ね上がり、瞳を大きく見開いて絶頂の波へと呑み込まれていった。同時に、彼女の秘部から大量の愛液が勢いよく吹き出し、太ももをガクガクと激しく痙攣させながら、どこまでも高い快楽の頂へと昇天していったのだった。
「ふぇぇ……きもちよすぎたよぉ……意識、飛んじゃいそう……」
焦点の合わない潤んだ瞳で、ぜいぜいと荒い息を吐くもも。その姿は痛々しいほどに健気で、たまらなく愛らしかった。
一方、全力を出し切って攻め立てた側の寧々と竜胆も、身体の芯まで熱気で満たされ、互いに肩を寄せ合うようにしてソファへと沈み込んだ。
「いやぁ……ももちゃん、想像以上に最高の反応をしてくれたなぁ♪ おかげでアタシまで汗びっしょりでヘトヘトだわ……」
額の汗を指で拭いながら、満足げな笑顔を浮かべる竜胆。隣の寧々も頬を紅潮させ、眼鏡を直しながら苦笑いを浮かべて同調した。
「本当に……ですわね。あそこまで可愛らしく乱れて逝かれてしまっては……もう何も言うことはありませんわ♪」
寧々は優しくももの頭を撫で、労いの言葉をかけた。
「お疲れ様でした、ももさん。とても可憐で、素晴らしいお姿でしたわよ」
褒められたももは、恥ずかしそうに身体を小さく丸めながらも、満足そうに微笑んだ。
「ありがとう……ございます……。でも、すっごく恥ずかしいから……あまり見ないでくださぁい……っ」
赤面しながらモジモジと照れるももの姿に、その場にいた全員が心からの愛おしさを感じ、控室全体が温かく幸せな百合の空間へと変わっていった。
静まり返ったVIP控室。
甘く濃厚な百合の余韻と、ほのかな醤油キャラメルとフローラルな香気が漂う部屋の中で、大きなフカフカのソファの上に重なり合うように身を寄せ合っていた3人は、心地よい吐息を漏らしていた。
竜胆の豊満な胸元に頭を預ける寧々と、その二人の間にすっぽりと挟まるようにブッチーを抱きしめているもも。3人とも着物や服の胸元を乱したまま、桜色に火照った肌を寄せ合っている。
「……ふあぁっ……私としたことが……竜胆先輩とももさんと……こんなにも淫らに乱れてしまうなんて……っ」
寧々は甘い吐息を漏らしながら、乱れた髪を指で整えつつ、隣の竜胆と身体を寄せ合った。
「ひっひっひ……良いじゃねぇか寧々。創真のことで頭がいっぱいになったアタシたちには、こうやって甘え合うのが一番効くんだよ」
竜胆が優しく寧々の肩を抱き寄せ、その柔らかい頬へちゅっとキスを落とすると、寧々は「んっ……っ」と照れくさそうに目を細めた。
「うにゅ……竜胆先輩も、寧々おねえちゃんも……すっごく温かくて気持ちよかったぁ……っ」
ももが嬉しそうに二人の腕の中に顔をうずめると、寧々も愛おしそうにももの小さな頭を撫で上げた。
「ええ……。ですが、こうして3人で想いを分かち合えたことで……なんだか胸の突っかえが取れた気がしますわ」
「だろ? アタシたち全員、創真っていう最高の男に完敗した特別な仲間なんだからな! これからもみんなでアイツを愛しまくって、美味いもんたっぷり作らせようぜ!」
「ええ……ふふっ、賛成ですわ」
「ももも、そうまくんにいっぱい甘えるーっ!」
創真への愛おしさを共有し、女子同士の絆をより一層深く結んだ十傑の3人は、互いの温もりに包まれながら、とびきり可憐で幸せそうな笑顔を浮かべたのだった。
(第54話 おわり)