世界最高峰の料理コンテスト『BLUE』。
特設調理場の暗がりの中で、愛らしいウサギの被り物を頭に戴き、華奢な身体に不気味で妖しい笑みを浮かべて創真の前に立ちふさがるのは、裏の料理界(ノワール)屈指の異才、「跳ね回る狂気」の異名を持つ凄腕料理人・バニーヘアであった。
『BLUE』予選「第一の門」からその姿を現し、「第三の門」においてその名と凄惨な調理技法が明かされた彼女。小型のギロチン状の特殊調理器具を自在に操り、狂気的な怪力で生の牛フィレ肉を向こうが透けて見えるほどの極薄切りに仕立て上げる。食材を肉体的・精神的に徹底的に追い詰め、虐げることで極上の旨みを爆発的に引き出すという「加虐残虐料理(ディッシュ・サディズム)」の圧倒的な使い手であった。
本戦前には才波朝陽の場外戦によって調理器具を奪われ敗北を喫した過去を持つ彼女であったが、創真との食戟の舞台においては、狂気を含んだ瞳をギラギラと激しく光らせ、小型ギロチンをカチカチと不気味に鳴らしながら舌を舐めずり回していたのだった。
「ヒヒッ……幸平創真ぁ! 美味しい料理? 綺麗な料理? そんなの退屈で死んじゃうよぉ! 料理ってのはね、食材を徹底的に痛めつけて、恐怖と絶望の美味さで相手の脳ミソをドロドロに溶かす『劇薬』なんだよ! 私のスペシャルな加虐残虐料理で、君の綺麗な世界をグチャグチャに打ち壊してあげるねぇ!」
華奢な身体からは想像もつかない異様な怪力と、毒々しく歪んだ破壊美学。バニーヘアの手から繰り出される料理は、極限まで痛めつけられた肉の旨みと刺激的なスパイスが織りなす、食べた者の精神を激しく狂わせるような歪んだ美味であった。
だが、創真は怯むどころか、白いバナナをきゅっと力強く結び直すと、ニッと不敵で圧倒的な笑みを浮かべたのだった。
「へへ……加虐残虐料理で脳ミソを狂わせる、ねぇ。だけどな、バニーヘア……お前のそのちっぽけな狂気なんぞより、ずーっと激しくて、頭が真っ白になっちまう『本当の美味さ』ってのがあるんだよ! 痛めつける料理じゃねぇ……純粋な美味さの圧倒的な衝撃で、お前の歪んだ頭の中、根こそぎ上書きしてやるぜ! 喰らいな……俺の『ゆきひら流・悪魔の特製激辛麻婆チーズフォンデュ〜極旨肉汁パイ包み〜』だッ!」
創真が取り出したのは、サクサクの黄金色に焼き上がった大きなパイ。
ナイフを入れれば、中から溢れ出すのは、四川花椒の痺れる辛味と極上の旨味が凝縮された激辛麻婆、そしてそこにトロリと溶け込む特製の濃厚ダブルチーズ。
ガツンと脳を直接揺さぶる刺激的なスパイスの芳香と、チーズの圧倒的なコク、そして黄金色のパイ皮から迸る芳醇な肉汁の香気を伴った爆風が調理場全体を支配していったのだった。
創真が仕上げて提示したのは——『ゆきひら流・悪魔の激辛麻婆チーズパイ』。
「ヒヒッ……なにこれぇ……!? スパイスの刺激だけじゃない……この濃厚すぎるコクと肉汁……私の脳ミソが、香りを嗅いだだけで痺れて……頭がおかしくなりそうだよぉ……ッ!?」
狂気的な笑みを引きつらせるバニーヘアに対し、創真は胸を張り、力強い一言を叩きつけたのだった。
「おあがりよッッッ!」
威勢の良い決め台詞とともに差し出された一皿。バニーヘアは吸い寄せられるようにパイを掴み、熱々のまま口へと放り込んだのだった。
その瞬間——バニーヘアの脳内に、これまでの歪んだ狂気など一瞬で吹き飛ばすほどの、圧倒的な美味と極上の快感の激流が突き抜けた。
「っ……!? あぁぁぁぁぁッ!? な……なにこれぇぇぇッ!? パイが弾けた瞬間に、痺れる辛さと濃厚なチーズがお口の中で大爆発してるぅぅぅッ! 加虐残虐なんかより……ずっと激しくて……ずっと気持ちいい……っ! 私の脳ミソが……快感で溶けちゃいそうだよぉぉぉッ!!」
歪んだ破壊衝動で満たされていたバニーヘアの頭の中が、創真の突き抜けた美味と快感によって完全に塗り替えられていく。
あまりの快感と圧倒的な美味の衝撃に、バニーヘアの異質な狂気は綺麗さっぱり崩壊したのだった。
極上の旨味が全身の神経を激しく突き抜け、バニーヘアの瞳がトロンと蕩けて快楽の涙が溢れ出すと、着用していた異様な衣装とウサギの被り物が音を立てて激しく弾け飛んだ(おはだけ・授与(おさずけ))。
「あぁぁっ……あはぁっ……! 創真の料理……すごいのぉっ! 私の加虐残虐なんて……比べものにならないくらい気持ちいい……っ! ねぇ、もっと……もっと私を創真の美味しさで狂わせてぇぇぇッ!!」
狂気の仮面が割れ、純粋な快感に溺れるバニーヘア。
創真の圧倒的な料理の前に敗北した彼女は、加虐の快楽ではなく「創真の与えてくれる美味と快感」へと完全に依存し、朱に染まった顔で創真にしがみついたのだった。
『BLUE』会場の裏手、薄暗く静まり返ったVIP用休息室。
激しく弾けて乱れた異様な衣装の破片を肩に引っ掛けただけのバニーヘアは、革張りのソファにどっかと座る創真の膝の上にすっぽりと乗せられていたのだった。
ウサギの耳を模した歪んだヘアスタイルが小刻みに揺れ動き、かつて「跳ね回る狂気」と呼ばれた面影を残しながらも、狂気と蕩けるような快楽がないまぜになった瞳で創真の顔を見上げていた。
「ヒヒッ……幸平創真ぁ……? まさか……私の加虐残虐の美学をここまで完膚なきまでに叩き潰しちゃうなんて……本当に面白い男だねぇ……っ」
可憐で真っ赤な舌をぺろりと舐めずり回しながらも、その甲高い声には隠しきれない甘い震えが混ざり合っていたのだった。それは恐怖などではなく、目の前の男が自分に与えてくれる未知なる激しい快感に対する、抗いようのない期待の震えであった。
バニーヘアは自ら破れたスカートの裾をぐっとたくし上げ、薄い布越しに濡れそぼった自分の股間を、創真の股間に立ち上がる熱い存在感へと直接押し付けたのだった。
「ねぇ創真ぁ……もっと私を創真の美味さで狂わせてよぉ……? 君の濃厚なチーズみたいに私の中をドロドロに溶かして……激辛麻婆みたいに頭の先までシビレさせてよぉ……ヒヒッ!」
「お望み通りにしてやるよ。ただし、お前がやってたみたいな痛めつける毒じゃねぇ……最高に気持ちいい愛の刺激だぜ」
創真は彼女の細い顎をクイッと強引に持ち上げたのだった。狂気と快楽に染まった彼女の瞳を真正面から射抜くように見つめ返すと、その可憐な唇へと噛みつくような激しいキスを叩きつけたのだった。
ぢゅぅっ! ぢゅるるっ! ぺちゃっ! ふはっ……!
「んふぅっ!? んん〜っ! ぐぷっ……んちゅ……っ!」
容赦のない激しいお口の蹂躙。バニーヘアの大きな瞳がカッと驚愕に見開かれたのだった。まるで激辛麻婆の痺れる花椒が、脳天を直接突き刺してくるかのような鮮烈で熱い刺激。強引に口内を犯され、舌を絡め取られる快感に、彼女の華奢な背中が大きく弓なりに仰り返ったのだった。
「どうだ? 俺のキスは、お前の加虐料理よりずっと効くだろ?」
創真がふっと唇を離すと、二人の間に太い艶やかな銀糸が引かれ、バニーヘアはハァハァと熱く甘い息を吐き出しながら、焦点の合わないトロンとした目で創真を見つめ返したのだった。
「しゅごいぃ……っ! 頭の中……創真のキスだけでチーズみたいにトロトロにされちゃったよぉ……ヒヒッ……っ!」
「これからもっとドロドロのトロトロにしてやるよ」
創真の手先が、彼女の乱れた異様な衣装の下へと滑らかに侵入していったのだった。滑らかな素肌を撫で上げ、そのまま露わになった豊かな乳房を、ダイナミックに鷲掴みにしたのだった。
ぐにゅっ! くりゅっ!
「ひゃあんっ! 胸を……そんなに力任せに揉まれたら……っ!」
突然の直接的で強烈な刺激に、甲高く可憐な悲鳴が部屋中に響き渡るのだった。今まで加虐者として振る舞い、誰にも触れられたことのなかった純潔な領域への容赦ない侵入。しかも手加減のない男らしい力加減に、彼女の肢体が快楽の震えを走らせたのだった。
「そこ……もっと壊すみたいに強くしてぇ……っ! 私……創真になら痛くされるのも……好きになっちゃいそうだよぉ……っ!」
「いい趣味してんな。なら、期待に応えてやるよ」
創真は彼女の異常な要求にあえて不敵に応えると、尖った乳頭を親指と人差し指の腹で強めにぐにっと捻り上げたのだった。
きゅぅっ!
「んあぁぁっ! それすごくいいよぉっ! 私……創真の手で破壊されてるみたいで……体がゾクゾクしちゃうぅっ!」
歓喜と快楽の悲鳴を上げるバニーヘア。もはや彼女自身、これが痛みなの快感なのかの区別すらついていなかったのだった。ただ一つ確かなのは、創真の熱い手が与えてくれるすべての刺激に対し、全身の神経が歓喜の悲鳴を上げて痺れ切っているということだけであった。
「こんな刺激、まだ序の口だぜ」
創真は力強い腕で彼女のしなやかな肢体を抱き上げると、そのまま革張りのソファへと豪快に押し倒したのだった。そして、捲り上がったスカートの隙間へと自身の顔を深々と埋め込んでいった。
ぬちゃあっ……
「あっ……! そこに顔を埋めるなんて……っ!」
濡れそぼった下着を指先で横へと強引にずらし、赤く熟して充血した可憐な秘裂を露出させたのだった。むわっとした密室特有の甘く濃厚な雌の芳香が立ち込める。
「すげぇことになってんじゃねぇか。俺のパイを食ってからずっと、一人で激しく興奮してたのか?」
「言わないでぇ……っ! 恥ずかしすぎて頭がおかしくなりそうだよぉ……っ!」
羞恥に顔を真っ赤に染めて背けながらも、バニーヘアの滑らかな両脚は拒否するどころか、創真の顔を受け入れるように大きく開かれていたのだった。言語と身体の矛盾した行動こそが、彼女が完全に快楽に呑み込まれている証明であった。
創真は蜜で濡れる秘唇の割れ目に対し、温かく力強い舌先をダイレクトに這わせたのだった。
れろ……ぴちゃっ……ずぞぞっ!
「ひぃぃんっ! 舌先が……すっごく熱いぃっ! 麻婆のスパイスみたいに割れ目がジンジンしちゃうよぉっ!」
女性の一番敏感な部位への直接的な舌責め。加虐の快楽しか知らなかった彼女の秘壺が、他人の温かい舌によって優しくも激しく暴かれていく。その背徳感と未体験の快感によって、彼女の視界は快楽の涙で白く滲んでいったのだった。
「ここが一番弱いポイントなんだろ?」
創真の舌先が、ぷっくりと膨らんだクリトリスを的確に捉え、小刻みに弾くように突き回し始めたのだった。
ちろっ! ちゅぷっ! ぴちゃぴちゃっ!
「あぁぁっ! そこだめぇぇっ! 激しすぎるよぉっ! 頭が……頭がチーズみたいにドロドロに溶けてなくなっちゃうぅぅっ!」
あまりの過激な快感に、バニーヘアは腰を浮かせ、必死に逃げ出そうともがいたのだった。しかし、創真の力強い手が彼女の滑らかな太腿をがっちりと固定しており、ミリ単位すら逃げることは許されなかった。
「逃がさねぇよ。俺の美味さを全部受け止めな」
ぢゅるるるっ! ぐちゅっ!
「んあぁぁんっ!!」
強烈な吸引と同時に、創真は長指を熱く湿った膣内へと深々と挿入したのだった。指先で内壁のひだを抉るように優しくうねらせる。
ぬぷっ! ぐちゅぐちゅっ!
「ひぃっ! 中も外も同時なんてぇ……っ! 私……快感で本当におかしくなっちゃうよぉっ!」
「いいぜ……おかしくなっちまえよ。俺の腕の中でさ」
創真が不敵に口角を上げたその瞬間、バニーヘアの華奢な身体が限界を迎えて激しく痙攣したのだった。
ぷしゃぁぁっ!
透明で甘い愛液が、勢いよく溢れ出して創真の顔や胸元を濡らしたのだった。
「ひゃあぁんっ! ごめんなさぁいっ! 我慢できなくて出ちゃったのぉっ!」
人生で初めて体験する潮吹きという現象に、バニーヘアは涙を零して叫んだのだった。しかし、その顔に浮かんでいるのは苦痛などではなく、圧倒的な多幸感と悦びの表情であった。
創真は顔についた液体を指先で拭うと、ニッと満足げに笑ったのだった。
「いい眺めだったぜ、バニーヘア。さて、そろそろ本番のメインディッシュといこうか」
創真はズボンの前を開け、脈打つ熱く太い怒張を露わにしたのだった。バニーヘアのトロンと蕩けた瞳が、その圧倒的な肉の塊へと釘付けになる。
「ヒヒッ……それ……麻婆の花椒みたいに……シビレそうで……すっごく美味しそうだよぉ……っ」
「味見してみるか?」
「うん……舐めたい……っ!」
創真が促すと、バニーヘアはおずおずと四つん這いで起き上がり、彼の股間へと可憐な顔を近づけたのだった。
ちゅぷっ……れろ……じゅぽっ!
最初は恐る恐る亀頭の傘を舐める程度であったが、創真の熱さを肌で感じ取ると、すぐに夢中になってしゃぶりつき始めたのだった。まるで極上の肉料理に群がる飢えた獣のように、太い剛直を夢中で貪り始めていく。
「じゅるっ! んちゅ……おいひぃ……っ! これ……麻婆のスパイスみたいに舌がシビレちゃうよぉっ! もっと……もっと奥までちょうだいぃっ!」
じゅぽっ! じゅるるっ! ぐぷぅっ!
激しい口淫。バニーヘアの瞳は完全に甘く蕩けきっていたのだった。もっと欲しい。創真の持つ圧倒的な美味と体温のすべてを、自分の身体の中に残さず取り込みたかったのだった。
「もう充分だぜ」
創真は彼女の頭を優しく抱えて引き剥がすと、再びソファの上へと押し倒したのだった。
「え……っ!? まだ舐めてたかったのにぃ……っ!」
物足りなさそうに唇を濡らすバニーヘアの滑らかな両脚を大きく開かせると、創真は猛々しく反り立つ先端を、熱く濡れた花弁の入口へとじっくり押し当てたのだった。
「待ってろ……お口よりずっといいもんを注ぎ込んでやるからよ」
ずぷぅ……っ! ズズズッ!
「ひゃあぁぁっ!」
灼熱の肉杭が、一気に体内の奥深くまで侵入してくるのだった。指とは比べ物にならないほどの圧倒的な質量と熱量。膣内が焼き付くような快感で熱く満たされていく。
「キッツいな……お前の中、すげぇ締め付けてくるぜ」
創真はゆっくりと腰を進めながら、感嘆の声を漏らしたのだった。
「あぁっ! おっきぃっ! 私の中……創真の熱いのでいっぱいになっちゃうよぉっ!」
痛みなど何一つ存在しなかった。あるのは自分という存在が創真によって完全に満たされていくという、圧倒的な充足感と痺れるような快感だけであった。
ついに最奥の壁まで到達したのだった。
とんっ!
子宮口を亀頭の先で優しく突かれるのだった。
「あっ……そこ……一番奥のところっ……!」
「ここがお前の弱点か?」
創真はその位置を中心に、小刻みで力強いピストンを開始したのだった。
コツコツコツコツ……!
「ひぃっ! それだめぇぇっ! 子宮が……子宮がジンジン激しく痺れちゃうよぉっ!」
弱点をピンポイントで突き叩かれる過激な攻めに、バニーヘアはウサ耳の髪を振り乱して悶絶したのだった。異様な悲鳴と甘い嬌声が、薄暗い控室の中に絶え間なく響き渡る。
「まだまだこんなもんじゃ終わらねぇぜ」
創真は彼女の細い腰を力強く掴み上げると、自らの上に跨らせるような体勢へと変化させたのだった。下から突き上げるように、肉杭を深々と穿ち直す。
どちゅっ! どちゅんっ!
「あぁぁっ! 深いぃっ! 下から突き上げられるの……麻婆の刺激みたいに強烈で……すごぉく気持ちいいよぉぉっ!」
自分からも夢中で腰を振りに動かし始め、結合部からは卑猥な水音が弾け飛ぶのだった。
ぱちゅんっ! ぱちゃっ! ぐちゅぐちゅっ!
「創真ぁ……っ! 私……もう……もう頭が破裂しそうだよぉっ! 快感で頭が真っ白になって……飛んじゃうぅぅっ!」
「俺もそろそろ限界だ。一緒に最高のところへイこうぜ!」
創真が一気にラストスパートをかける。下から力強く、何度も深く突き上げていくのだった。
ズボッ! バコンッ! ズブブッ!
「ひぃぃんっ! 強いぃっ! 壊されちゃうぅっ! 創真に……激しい快感で完全に壊されちゃうよぉぉっ!!」
完全に理性を失い、本能のままに歓喜の叫びを上げ続けるバニーヘア。創真は彼女の華奢な身体を強く引き寄せると、覆いかぶさるように正常位の体勢へと戻し、さらに激しく腰を叩きつけたのだった。
パンッ! パンッ! パンッ!
「イくぞ、バニーヘアッ!」
「来てぇっ! 創真の熱いの……私の中にいっぱい注ぎ込んでぇっ! 麻婆みたいな……濃厚なチーズみたいな……創真の全部をちょうだいぃっ!!」
「うおおおおっ!!」
ドグンッ!! ビュルルルルッ!!!
「あぁぁぁぁっ!!」
灼熱のマグマのようなスペルマが、胎内の奥深くへと一気に迸り出たのだった。その圧倒的な衝撃と多幸感によって、バニーヘアは人生最大の絶頂を迎えたのだった。膣内が激しく痙攣し、創真の肉棒をぎゅっと力強く締め付け続ける。
「あぁぁんっ! 出てるぅっ! 創真の愛が……私の中でドロドロに溶けて溢れていくよぉっ! 私……創真で満たされてるぅっ!」
長い射精が終わり、創真がゆっくりと身体を引き抜くと、バニーヘアはぐったりと力を抜きながらも、創真の腕の中でこれ以上ないほど幸福そうに微笑んでいたのだった。
「創真ぁ……私…毒や加虐より……ずっとずっと気持ちいい最高の快感を知っちゃったよぉ……ヒヒッ」
「よかったな、バニーヘア」
創真は彼女の頭を優しく撫で上げて笑ったのだった。
静まり返った『BLUE』会場のVIP控室。
甘く濃厚な余韻と、ほのかなスパイスと香ばしいパイの芳香が漂う中、大きなレザーソファの上で、乱れた衣装の胸元を押さえたままのバニーヘアは、創真の膝の上にすっぽりと収まり、ウサ耳のような髪を揺らしながら創真の首元へ狂おしく顔を擦り付けていたのだった。
かつての不気味で凶暴なノワールの面影は微塵もなく、朱に染まった頬と、完全に快感と愛でトロンと蕩けた瞳で、創真を見上げている。
「……んあぁっ……創真ぁ……っ。私……加虐残虐でみんなを痛めつけるのが一番気持ちいいと思ってたのに……っ。創真の手と身体の熱さ……私の頭の中、全部創真でいっぱいにされちゃった……っ」
バニーヘアは甘く荒い吐息を漏らしながら、創真の首筋やアゴに何度も濃密で貪るようなキスを重ね、彼の手を自分の腰へ強く押し付けたのだった。
「でも……心がフワフワして、創真なしじゃいられないの……。あのパイみたいに……私、もう創真の美味しさと快感の奴隷になっちゃったぁ……っ」
「へへ、バニーヘア。変な毒だの加虐だの言ってねぇで、そうやって俺の腕の中で気持ちよくなってりゃいいんだよ。お前の頭の中、これからも俺の料理でたっぷりと満たしてやるからな」
創真が優しく不敵に笑い、彼女の頭を力強く、そして優しく撫で上げると、バニーヘアは「んあぁ……っ」と甘い悲鳴をあげ、創真の胸元に顔を埋めてすがりついたのだった。
「ええ……っ! 創真ぁ……私を二度と放さないでね……っ! ずっとずっと……私を創真の美味しさで満たして愛してぇ……っ!」
歪んだ狂気を完全に失い、創真への純粋な愛と快感への依存を爆発させるバニーヘアの姿に、創真は胸を張り、力強い笑顔で彼女の身体をしっかりと抱き直したのだった。
「お粗末!」
その決め台詞とともに、バニーヘアはとびきり甘く蕩けた笑顔を浮かべ、創真の唇へと貪るように甘く濃密なキスを落としたのだった。
(第66話 おわり)