※この作品はR-18です。

Lily EP4 ~evil beast of the lust~   作:YU-GO

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第三話 ~不穏で煩悩に満ちた危険な街~

とある世界の街へ辿り着いたリリィ達。彼女らの中には真白ちさと、姫宮まこと、そして椎名千鶴と椎名アリス。そして桂言葉までもいた。

 

ジャック「な、なぁリリィ…俺たちみたいな戦士としての実力を持たないお嬢ちゃんらを連れて来てよかったのか??」

 

リリィ「え、えぇ…千鶴達、特に言葉ちゃんがね…。」

 

リリィは千鶴達をみる。彼女達はリリィ達みたいに戦士としての能力を持たない者達で、非戦闘員的存在でもある。しかし、今回のミッションはこの街の中で、千鶴達、そして言葉が何よりも重要な存在であり、ミッション達成の鍵でもある。

 

ガレオン「ここが言葉が元々おった世界の中の街かいな?どー見ても震災によって被害に遭ったんやが、何があったんやぁ?」

 

ガレオンは言葉が元いた世界を見回す。その光景は、震災に襲われて倒壊した建物や半倒壊した建物が目立っており、その街に住む住民達は震災後の街での暮らしをしていた。

 

ルカ「見慣れない建物ばかりだ…!」

 

ドリータ「それに見慣れない服を着てる人もおる様じゃのう…。」

 

ドリータを始めとした、元々セレヌス大陸にいた者たちにとっては、スーツや制服などを着ている人や、近代的な建物を見て圧巻していた。元いた世界とは大きく異なる技術によって作られたものばかりで、彼女らは落ち着きが無くなっていた。

 

バルト「ルカもこの光景は初めての様だな…だが、今は調査を行う所から始めよう。」

 

◇◆◇

 

言葉の世界の中にある町の中を渡り歩くリリィたち。リリィ達が目にしたのは、見るからにも異形過ぎる石像が広場の中で置かれており、人々はその石像を崇めていた。

 

カレン「お、お姉ちゃん…何あれ?」

 

リリィ「私にもわからないわ…。」

 

ジャック「あれって、マーラじゃね?」

 

ガレオン「マーラって、あのマーラやないかぁ?煩悩まみれの魔王型の悪魔やろ???」

 

ガレオンはあの石像があのマーラである事を特定した。

 

男「さぁ!皆さま!!マーラ様を崇めましょう!!煩悩まみれであっても、偉大で素晴らしいマーラ様が、貴方を支えてくれるでしょう!!」

 

一人の男が司祭役として、彼の目の前にいた人々がマーラ像に崇めていた。

 

男「マーラ様の為に祈り、マーラ様を崇めよ。貴方達の煩悩を全てマーラ様に捧げるのです!!!」

 

まこと「ね、ねぇ言葉ちゃん…君の世界ってこんなんだった??(汗)」

 

言葉「………………(汗)」

 

煩悩過ぎて性欲丸出しの変な信仰を見てドン引きする千鶴達。流石の言葉も息が詰まりそうなほどドン引きしていた。

 

リリィ「見てるだけで頭がおかしくなりそうだわ…(汗)」

 

リリィ達は自分達が巻き込まれる事を避ける為に広場を後にし、調査を再開した。

 

◇◆◇◆◇◆◇

 

一方その頃、日菜達は別の場所での調査をしていた。

 

健治「ここにいる住民、何か目が死んでないか?(汗)」

 

メノウ「どう見ても虚になってんなぁ…何かの薬物に投与された的な…?」

 

香奈子「そうね。例のあのマーラ像が原因の一つね。正気を取り戻す方法を探してみましょう。」

 

健治がマーラ像近くの所を漁っていると、マーラ信仰の過激派の一人に胸を掴まれた。

 

男「おい!そこのクソガキぃ!!」

 

健治「あ?」

 

男「マーラ様の像に何落書きしてんだぁ!?気高きマーラ様の像を落書きしたらバチが当たるんだぞ!!今すぐ消せこのアホンダラがぁ!!!」

 

健治「……………」ドグシャア!!

 

男「ぶへらぁ!?」

 

健太は抵抗のアッパーで男をノックアウトさせた。

 

健治「敵だなテメー!」

 

香奈子「敵ですって!?」

 

健治と香奈子はノックアウトした男をゲシゲシと蹴り飛ばし始めた。

 

健治「敵だ!敵だ!!」ドガッ!ドガッ!

 

香奈子「敵なの!?敵なのね!!」ゲシッ!!ゲシッ!!!

 

日菜/メノウ/アイリス/テオ「………………」

 

クラリス「あ、あの…止めないと…(汗)」

 

自動販売機で購入した飲み物を一口飲みながらそれを見る日菜。だがそんな日菜も健治の所に加わってしまい、リンチ状態になってしまった…。

 

日菜「くらえっ!くらえっ!」ドゴォ!ドゴォ!!ドゴォ!!!

 

健治「日菜も加入かぁ!?おらぁ!!」ゲシッ!!ゲシッ!!ゲシッ!!

 

香奈子「おらっ!!おらっ!!おらっ!!」ドガッ!!ドガッ!!ドガッ!!!

 

クラリス「あわわわわわ…!!」

 

香奈子「あら、待ちなさい日菜、健治。この人、敵では無いわ。この人…マーラ教に巻き込まれて洗脳された巻き込まれ人の様だわ…。」

 

健治「はっ!?マジかよ!?それ先に言ってくれよ香奈子ぉ!!俺たち指名手配確定じゃねえかぁ!!!」

 

日菜「いえ、クラリスの回復魔法があれば、傷も癒せるはず。それに、彼から情報が収集出来るわ。」

 

クラリス「わ、私ぃ!?いやいや、いくらなんでも…」

 

日菜達はその男の負ったダメージをクラリスが回復魔法で回復し、男は気絶から目を覚ました。男からマーラ教についての情報を手に入れたという。

 

マーラ教の情報を手に入れた日菜達を、遠くから見る謎の影。一人の少女が彼女達を見ていた。

 

???「あの人達と一緒なら…アイツを…!それに…言葉がいる事に感じるわね…!」

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