※この作品はR-18です。

僕のヒーローアカデミア  ─MEGADILE─   作:餅米蒟蒻

6 / 11
Episode6 SIDE"一面"

 

 

 

 

 

 

 

波乱に満ちた“個性”把握テストの全種目がすべて終了し、グラウンドには安堵と色濃い疲労の混ざり合った独特の空気が漂っていた。

 

 

 

体操服に付着した泥や砂の土をパッパッと払いながら整列する生徒達に対し、担任の相澤は相変わらずの怠そうな口調で告げる。

 

 

 

【相澤】

「んじゃ、テストはこれで終わりだ。各自着替えて教室に戻ったら、カリキュラムや年間の連絡事項、行事日程をまとめた書類が机の上に置いてある。各自しっかり目を通して頭に入れておくように。……以上、明日から本格的に授業も訓練も始まるから気合い入れてけよ」

 

 

 

簡潔極まりない最低限の連絡事項だけを言い残すと、相澤はひらひらと手を振りながら、そそくさとグラウンドを後にしていった。

 

 

こうして、波乱と熱狂、そして極限の緊張感に満ちた雄英高校での怒涛の初日は、どうにか幕を閉じた。

 

 

初日という事もあり、教室で書類の確認と整理を終えた生徒達は、通常の下校時間よりも大幅に早い時間帯での下校となる。

 

 

 

校門を抜け、昼間の帰り道を並んで歩く同じ方向の砂藤と尾白は、溜め息を吐きながら今日一日で起きた激動の出来事をじっくりと振り返っていた。

 

 

 

 

【砂藤】

「しっかし『合理的虚偽』なぁ……まんまと騙されたな俺等……マジで除籍されると思って死ぬ気で種目やり切ったから、種目終わった途端に余計に全身の力が抜けたわ……」

 

 

【尾白】

「だね……まぁでも『生徒の自主性と限界突破を促す』っていう意味では流石雄英、って感じなのかな。明日から本格的に勉強も訓練も始まるのか……正解が分からないから心配だけど、気を引き締めないと置いていかれそうだよ」

 

 

【砂藤】

「だな……だが俺には、勉強や訓練以上にもう一つ、デカい心配事があるわ……」

 

 

【尾白】

「………何かは大体分かったかも。ストーンだっけ、あの大きい奴。あいつの事だよね?」

 

 

【砂藤】

「そうそう!!初日だぜ?入学初日で、あそこまで大問題起こす奴がいるか?朝の教室じゃ瀬呂と上鳴がぶん投げられたし、飯田も俺等が止めなきゃあれ、確実に顔面殴られてたろ……」

 

 

【尾白】

「ゾッとする腕力と骨格だったなあれは……しかも握力測定に関しては測定器をクシャクシャに潰して『測定不能』って、もう人間の枠に収まってないよ。あんな腕力で本気で殴られたら、普通の人間なら骨が砕けて死んでるかもしれないね……」

 

 

【砂藤】

「明日からあんな物騒な危険人物とも一緒にやっていかなきゃならねぇって考えると順風満帆とは程遠いわ……億劫だぜ。しかしあいつ、ストーンなんて名前からして明らかに外国人だよな。にしては日本語ペラペラだし、あいつなりに日本に来る前に相当勉強してきたって事か?意外と裏では努力家なのか?」

 

 

【尾白】

「さぁ……どうなんだろ…」

 

 

 

 

その時。

 

道から一本外れた、何らかの都合で工事が途中で取り止めになり、長年ほったらかしになっている寂れた空き地のような跡地。

 

その物陰から、見るからにガラの悪そうなチンピラ風の青年4、5人が、顔中を痣だらけにして激しく吹き飛ばされて転がってきた。

 

 

 

【チンピラA】

「がはっ……!?ま、待てよ!!俺達が一体何したってんだよ!!」

 

 

【チンピラB】

「ひぃっ!お前に何もしてねぇだろ!! いきなり因縁ふっかけやがって……っ!」

 

 

【ストーン】

「じゃあかましいいいい!!!!俺様はたった今、この目でバッチリ見てたんだよこのクズ共が!!!さっさと視界から散らねえと本気で噛み殺すぞゴルァ!!!」

 

 

【尾白、砂藤】

「!!?こ、この大声……」

 

 

 

二人は息を呑み、そーっと路地の物陰から空き地の中を覗き込んだ。

 

そこには、怒髪天の勢いでブチギレているストーンの姿が。

 

彼はチンピラの親分らしき、体にいくつか刺青の入った一回り大きな男の頭を掴んで軽々と持ち上げ、地べたに転がって泣き叫ぶ下っ端達を鋭い眼光で睨みつけている。

 

持ち上げられた男は既に気絶し、うめき声しか上げていない。

 

 

 

【砂藤】

「お、おいおい!!?マジかよあいつ……最悪じゃねえか!さっきのテストで1位になれなかった憂さ晴らしか!?」

 

 

 

最悪な事に、この通りはこの時間帯、人通りが殆ど無い為大声を出しても騒ぎが広まりにくい。

 

正に喧嘩や暴行にはうってつけの死角であった。

 

 

 

【ストーン】

「おいカス共。今度この場所に足を踏み入れたりしてみろ。こいつみてぇに二度と匂いが分からなくなるまで顔面を叩き潰してやるからな!!!」

 

 

ブォン!!!

 

ドサッ……!!

 

ストーンは掴んでいた、リーダー格の男をゴミ屑のように無造作に放り投げた。

 

 

【チンピラC】

「ひぃ!!?お、おい拓ちゃん!!」

 

 

【親分】

「ゔゔゔ……ゔえ……はな"が……お"れ"の"はな"がぁ"………」

 

 

ズン!!!!!!

 

 

ストーンは逃げ出そうとするボロ負けのチンピラ達の目の前に立ちはだかり、至近距離で鋭い牙が並ぶ顎をガチガチと鳴らして威嚇する。

 

 

 

【ストーン】

「失せろ。今度俺様の視界に入ったら、お前等だけじゃなくお前等の身内も皆殺しにしてやる」

 

 

【チンピラ達】

「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!?逃げろ!!バケモンだ!!」

 

 

【チンピラD】

「お、おいお前等待て!!拓ちゃん担ぐの手伝ええええ!!!」

 

 

 

チンピラ達は悲鳴を上げて泣き喚きながら、気絶した親分を半泣きで担ぎ上げ、脱兎の如く逃げ去っていった。

 

 

 

【尾白】

「あいつ……一般人にあんなめちゃくちゃな暴力を……もう駄目だ!すぐに警察に連絡してから相澤先生に報告して対処してもらわないと……」

 

 

【砂藤】

「……!おい待て尾白!あいつ……なんかモゾモゾやってるぞ……?」

 

 

 

尾白と砂藤が息を殺して注視すると、逃げていくチンピラ達を鼻で笑った後、ストーンは空き地の奥に放置されていた古い木箱に向かってドスンと腰を下ろし、しゃがみ込んだ。

 

 

 

【ストーン】

「よーしよしよし!ほら、もう出てきて大丈夫だからな!怪我してねぇか?」

 

 

 

二人はストーンが一体誰に向かって優しく話しかけているのか分からず、困惑しながらもう少し近付いて物陰から観察してみる事に。

 

 

 

すると、古びた木箱の中には、少し毛並みが薄汚れた小さな三毛猫が身を潜めていた。

 

そしてそのお腹の下には、生後間もないであろう小さな仔猫が3匹、身を寄せ合っている。

 

 

 

【尾白】

「あ……」

 

 

【ストーン】

「もう大丈夫だからな!お前等に汚ぇ手で近付こうとするカス共は俺様が綺麗に追っ払ってやったから安心しろ!!よしよしよし……」

 

 

凶暴な面構えからは想像もつかない程優しく撫でる姿を見て、砂藤と尾白は顔を見合わせ……意を決して物陰から出てストーンに話しかけてみる事にした。

 

が…………。

 

 

 

【尾白】

「や、やぁストーン。そこで何をs───」

 

 

【ストーン】

「!!!!てめぇ今朝の学校の!!!お前等もか!!!ここに来たら皆殺しにしてやるぞ!!」

 

 

【尾白】

「え!?ちょ、ちょっと待っ───」

 

 

 

尾白が言い切る前にストーンは凄まじい速度で間合いを詰め、尾白の胸倉を片手で掴んで軽々と持ち上げ、ガチガチと顎を鳴らして威嚇。

 

尾白はこういう突発的な組み付きに対する手段の心得はある。

 

……のだが、いかんせんストーンの手首が太すぎる上、皮膚が板ゴムのように分厚すぎてツボや関節の極めが全く効かない。

 

 

 

【尾白】

「(か、硬い……!? これじゃ古武術のいなしも全く効かない!!)ま、待ってくれ!!俺達は別にお前に何かしようって訳じゃ……」

 

 

【砂藤】

「な、なぁ!!あの猫、お前の猫か!!?か、可愛いな!!」

 

 

 

 

砂藤は何とか穏便に場を収めようと、必死でストーンの気を逸らす言葉を口にした。

 

だが。

 

 

 

【ストーン】

「……おいお前。もしかして………」

 

 

【砂藤】

(や、やべえ!?余計に怒らせたか!!?仕方ねぇ!!腹くくってここで殴り合いの覚悟を……)

 

 

【ストーン】

「猫が好きなのか!!?」

 

 

【砂藤】

「………………………………え?あ、まぁ家でスフィンクス飼ってるから……」

 

 

 

まさかの拍子抜けする返答に砂藤はポカンと口を開け、ストーンは掴んでいた尾白を無造作に放すと、目を輝かせて砂藤にドカドカと近付いてきた。

 

 

 

【ストーン】

「何!?あの毛の無いしわくちゃの可愛いやつか!!!そうか!!!お前猫が好きなのか!!! ガハハハハハハハ!!!成る程な!!!」

 

 

【尾白】

「……な、何だ?」

 

 

【ストーン】

「なら大丈夫か!!おいゴツいの!!来い!!近くで見てみろこいつらを!!」

 

 

ストーンは笑顔で砂藤を木箱の前へと案内し、中にいる猫達を見せた。

 

 

 

【砂藤】

「こいつ母猫か!!いやーチビ達も丸まってて可愛いな〜!!」

 

 

【ストーン】

「そうだろそうだろ!!こいつ最近子供産んだんだよ!!部屋で飼ってやりゃああんなカス共に絡まれなくて済むんだが、俺様の借りてるマンションはペット禁止だからよ。だから学校の行き帰りにちょくちょく観に来てるんだ!!」

 

 

【尾白】

「へぇ……!さっきの人達は一体ここで何をしようとしてたんだ?」

 

 

【ストーン】

「あいつら……この近くが俺様の学校からの帰り道でな、入学試験の時にこいつら見つけて……んでちょくちょくエサ上げたり毛布とか持ってきてやって様子見てるんだが……」

 

 

【尾白、砂藤】

(げっ。俺等と帰り道一緒なんだ…………)

 

 

【ストーン】

「今様子見に来たらよ、あいつらが溜まり場にしようとしてたのか勝手に入り込んで来やがって、さっきこのチビ達を面白半分でライターで炙ろうとしてやがったんだよ!!!」

 

 

【尾白】

「な!?最低だな……こんな小さな動物をいじめるなんて……」

 

 

【砂藤】

「何考えてんだ!?自分がされたら絶対キレるくせによ!!」

 

 

【ストーン】

「だから俺様が二度と近付けないように、手始めに奴らの指をへし折り、ボスは鼻の原型が無くなるまでタコ殴りにし、そして……」

 

 

【砂藤】

「待て待て待て!!?やっぱり容赦なく手出したのか!?てか指折るのは流石にやり過ぎだろ!!お前それ不味いぞ!!警察にバレたら即退学……あれ、お前それ……えっナイフ……!?」

 

 

 

砂藤が焦ってツッコミを入れている途中で、異様な光景に気付いて会話を止めた。尾白も同時に気付き、息をのむ。

 

 

二人が目にしたのは────ストーンの脇腹に深々と突き刺さった、血の付いたバタフライナイフであった。

 

 

 

【ストーン】

「あ?そうだった!あいつらが先に逆ギレしてナイフ抜いて手を出してきやがった!どっちにしろ俺様はぶっ殺すつもりだったがな!!」

 

 

【尾白】

「いや不味いよ!!血が出てる!!急いで病院に……!!」

 

 

 

尾白が焦って肩を貸そうとする前に、ストーンは面倒臭そうに刺さったナイフの柄を掴むと、ズボッという音と共に豪快に引っこ抜き、遠くの草むらへ投げ捨てた。

すると───。

 

 

 

ジュクジュク……ジュク………

 

 

 

【尾白】

「!!?傷口が……塞がっていく……?」

 

 

【ストーン】

「あぁ。俺様は“個性”のお陰で人より回復力も凄えし、何より強力な再生能力がある。この程度の掠り傷は数秒で完全に治るわ!!しっかし俺様の皮膚に刺さるたぁあのナイフ、結構良いモンだったんだな」

 

 

【尾白】

(身体能力を上げる増強系じゃないのか?肉体強化の副産物で回復力が上がってるとか……?だとしても、この再生速度は尋常じゃないぞ……)

 

 

【ストーン】

「……そういやオメェ等、何でこんな所に居る」

 

 

【砂藤】

「え!?いやその、俺等も学校からの帰り道ここ通るんだよ!!」

 

 

【尾白】

「そ、そうそう!!(とんでもない暴力的な奴だと思ったけど、動物には優しい一面もあるんだな……)」

 

 

 

そして、二人はストーンの思わぬ一面を見て何かを感じ取ったのだろう。

 

思い切って提案してみる事にした。

 

 

 

【尾白】

「なぁ、良かったら途中まで一緒に帰らないか?」

 

 

【ストーン】

「あ? 何でだ。俺様の家はここのド近所だぞ。歩いて15分だ。テメェらもこの辺に住んでんのか?」

 

 

【砂藤】

「いや俺等は少し歩いてから電車だけど……まぁ良いじゃねえか!!ほら、俺の実家の猫の写真!ほれ!!名前はカスタードってんだ!」

 

 

【ストーン】

「何!?どれどれ……おお!!ホントに毛がねぇ!! それでいてシワが神秘的で綺麗じゃねえか!!」

 

 

 

意外な共通点の発覚により、なんやかんやで打ち解けて共に歩いて帰る3人組。

 

 

 

【尾白】

「あ、そう言えばうちは直接飼ってはいないんだけど、俺の爺さんが実家で猫を飼ってるんだ」

 

 

【ストーン】

「何!?お前も俺様と同胞か!!見せろ!いや見せてくれ!!」

 

 

【尾白】

「はい。桑太郎って名前なんだけど……可愛いだろ?」

 

 

【ストーン】

「おお……!黒猫じゃねえか!!こりゃたまらねぇなぁ……この毛並みの艶!この鋭い顔!!」

 

 

【尾白】

「はははっ!ありがとう。猫、本当に好きなんだ?」

 

 

【ストーン】

「大好きだ!!!この世で一番素晴らしい生き物だと思ってる!!なのに世の中には猫を平気で捨てたり、虐待して殺したりするゴミクズが居るんだ!!そういう奴らを全員ブチ殺し、世界中に猫の楽園を作るのも俺様が『最強』を目指す理由の一つでもある!!!」

 

 

【砂藤】

「そ、そうか…… (こいつ、ただのイカれた危険人物だと思ったけど……根は結構良い奴、なのか…?猫限定っぽいが…)」

 

 

 

【ストーン】

「故郷の実家じゃ猫飼えなかったからな……姉貴が大の動物嫌いで……だから日本に来てマンション借りたら秒で飼うつもりだったんだが……まさかペット禁止の物件とは……親父……もうちょい事前リサーチをしっかりしてくれや……」

 

 

【砂藤】

「そういやストーン、お前外人……だよな?どこから来たんだ?」

 

 

【ストーン】

「あ?見りゃ分かるだろ。オーストラリアだよ」

 

 

【尾白、砂藤】

「オーストラリア!!?」

 

 

【尾白】

「いやその……み、見た目じゃちょっと分からない、かな……な、何でわざわざオーストラリアから日本に?」

 

 

【ストーン】

「オールマイトに『日本のヒーロー科の学校を受けてみないか』とか何とか言われてよ。ヒーローになれば俺様が最強である証明になるって言われてな……」

 

 

【尾白】

「ちょ、ちょっと待って!!?オールマイトに直接!?何で!?え!?待って!?オーストラリアで直接言われたの!?それとも日本に旅行してたとかでたまたま会って言われたとか!?」

 

 

【砂藤】

「いや待て!!それだとしても色々と経緯が気になりすぎるわ!?何!?どういう事だ!?」

 

 

【ストーン】

「がぁぁぁぁぁうるせえええ!!?ごちゃごちゃ何度も聞くな!!んな詳しく聞きたいんだったら俺様のうちに寄れば良いだろが!!」

 

 

【砂藤】

「え?……寄ってって良いのか?」

 

 

【ストーン】

「あぁ。ただし飯の買い物手伝ったらな。荷物置いたら秒で近所の商店街行くぞ。今日は夕方の時間帯に余裕で間に合うから久々に魚が安く手に入る」

 

 

【砂藤】

「(意外と庶民的で家庭派なんだな……)お、おう任せろ!!俺、料理とかよくするから食材の目利きは良いぜ!!」

 

 

【尾白】

「俺は……特に料理の手伝いが出来るかは分からないけど、重い荷物持ちくらいなら…

」

 

【ストーン】

「!!お前等両方助かる!!倍の量買えるし良い食材が手に入るわ!!よしさっさと帰るぞ!!!」

 

 

【砂藤】

「おし来た!!」

 

【尾白】

「(ま、まぁ街中での暴力は良くないけど、動物愛護や弱者を守る為だと考えたら……まだちゃんと会話が通じる奴かもしれないな。一応正当防衛だだし…)待ってくれよ!……あ、そう言えばストーン。さっきナイフの傷がすぐ治るって言ってたけど、お前の“個性”って一体……」

 

 

【ストーン】

「お?あぁ俺様の“個性”か?俺様の“個性”はな……」

 

 

 

こうして、登校時には思いもよらなかった形で、砂藤、尾白、ストーンの3人はすっかり打ち解けて仲良く?なったのかは微妙だが、距離は縮まったのであった。

 

 

 

一方、夕方へと時間が進んだ頃──緑谷家では。

 

 

 

【緑谷ママ】

「ねえ出久!雄英初日どうだった!?オールマイトに会えた??明日からも頑張れそう??」

 

 

【緑谷】

「う、うん……頑張るけど……一人、とんでもない人がクラスに居て…………今朝、初日でその人がクラスメイトと大喧嘩して教室がパニックになってたんだ……先生にも殴りかかろうとして……」

 

 

【緑谷ママ】

「え!?だ、大丈夫なの!?というかその子、本当にヒーロー科なの……!?」

 

 

【緑谷】

「ヒーロー科だけど……本人は最強になる為に来たからヒーロー自体には興味無いって……あ、でも先生の説得をちゃんと聞いてルールを守ってるから、完全に悪い人ではない……のかな??あはは……」

 

 

一癖も二癖もあるクラスメイトと共に、明日から本格的な高校生活とヒーローへの道が始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[今回のステータス]

 

●ストーン:

猫好きという共通点と、買い物・荷物持ちを手伝ってくれる砂藤と尾白を「同胞」として認定。

「最強になって世界中に猫の楽園を作る」というもう一つの目標がある事が判明。

 

 

●砂藤:

最初は暴君だと思っていたストーンの家庭的・動物好きな一面と、驚異的な再生能力に驚きつつも親しみを感じ始めた。

 

 

●尾白:

暴力を振るう理由に、今回は一応筋が通っている事を知り見逃す事に。

ストーンの“個性”やオールマイトとの関係性に興味が湧いた。

 

 

●緑谷:

ストーンの規格外さに困惑しつつも、明日からの本格的な授業に向けて気を引き締めている。

 

 

●緑谷引子

緑谷のママ。

初日から荒れ模様の雄英ヒーロー科の環境に、息子の身を案じている。

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。