―――いつも通りに学校生活を過ごした。麗奈と分かれの挨拶のキスをして走って帰る。見覚えのある人影。ため息をつきたくなった。
莉己「もういい加減バレますよ、お母様。」
無言でお母様がスマホを見せる。
「『あっ⁉ これ…⁉ 莉己に犯されてるみたいで…⁉ 気持ちいい…⁉ 気持ちいい⁉』」
俺と麗奈の行為が映っていた。
莉己「目的はなんです?」
奈穂美「私も同じようにして。」
莉己「……分かりました。」
どうせ何を言っても引かないだろうと思って諦めた。一緒に部屋に入る。荒い息遣い、俺の股間に手を這わせる。
奈穂美「まずは元気にしてあげなくちゃね。」
素早くベルトを外しズボンとパンツをずり下げてしゃぶりつく。下半身は正直だった。すぐに元気になった。台所の縁に手をつかせてジーンズと下着を脱がす。あそこが濡れて光っていた、後ろから突き入れる。甲高い声を上げて体をのけ反らせる。絶頂の余韻に浸る間も与えず腰を動かしながらTシャツとブラジャーをたくし上げて胸を揉みしだいた。
奈穂美「あっ⁉ これ…⁉ 凄い⁉ 莉己くんに犯されてるみたいで…気持ちいい⁉ いいっ⁉」
奈穂美が激しく喘ぐ。腰と手の動きに集中した。奈穂美をイカせることだけ考えた。あそこは充分過ぎる程濡れていた。乳首は立っていた。益々興奮した。何度目かの絶頂を迎えて膝から崩れ落ちる。奈穂美の口に俺のを押し付ける。
莉己「ほら、ちゃんとしゃぶってよ。」
荒い息遣いで奈穂美の体液塗れの俺のをしゃぶりつく。とてもいやらしかった。放った。
奈穂美「はあ…⁉ これが飲みたかったの…⁉ 幸せ…⁉」
蕩けた表情になる奈穂美をもっと快感で歪ませたかった。M字開脚で座る彼女のあそこに指を2本突っ込みグチャグチャにかき回した。あそこから体液を飛び散らせ床を濡らしながら喘ぐ。
奈穂美「あっ⁉ あっ⁉ あっ⁉ あっ⁉ はあぁんっ⁉ ああっ⁉ イクッ⁉ イクッ⁉」
床にお尻をついて絶頂の余韻に浸る。
莉己「ほら見て、奈穂美がこんなに床を汚したんだよ。とってもいやらしいね奈穂美って。」
奈穂美「ごめんなさい⁉ でも…本当に気持ちよかったんだもん…⁉ 今度はちんぽ欲しい…⁉」
莉己「じゃあ両脚広げて自分であそこ広げて。」
仰向けになり両脚を開きあそこを両手で広げる。とてもいやらしかった。奈穂美の前に跪いて正面から突き入れる。体をのけ反らせる。両脚を抱えて腰を動かし続けた。何度も絶頂に達した。懇願の声も無視して腰を動かし続けた。やがて反応がなくなる。それでも動き続けた。両胸を揉みながら乳首に歯を立てる。ビクンと反応する。奈穂美の瞼が開く。
奈穂美「も、もう…許して…⁉ お願い…⁉ 待って⁉ もうイキたくない…あっ⁉ イクッ⁉」
全身を痙攣させて人形のように横たわる奈穂美。その口に押し込む。舌だけが動く。俺のを舐め回される。放った。喉が動く。どうにか飲んでもらえた。ひと息つく。
莉己「満足した?」
奈穂美「まだ早い時間だから…この後したくなるかも…。」
莉己「じゃあそれまで添い寝してもらっていい? 眠れないけど。」
奈穂美「いいよ…。」
妖艶な笑み、奈穂美を担いで布団に寝かせる。その横に寝転んで胸に顔をうずめて抱きしめる。
奈穂美「落ち着く?」
莉己「うん…。」
そのまま目を瞑り続けた。数十分、いや1時間以上経っただろうか、外は暗くなっていた。
奈穂美「ねえ…起きてる?」
莉己「うん。」
奈穂美「またしたくなっちゃった。私がしていい?」
莉己「うん。」
仰向けに寝る俺のにしゃぶりつく。すぐに元気になった。俺に跨り腰を沈める。前後に激しく腰を動かす。
奈穂美「はあ…⁉ このちんぽ凄く気持ちいい…⁉ まんこの奥まで届いて…凄くいい…⁉」
両手を伸ばし胸を揉みながら乳首も刺激する。
奈穂美「あっ⁉ それ…⁉ 凄く…いい⁉ 気持ちいい⁉ ああんっ⁉ ああっ⁉ イクッ⁉」
今度は俺が下から突き上げる。
奈穂美「はあぁっ⁉ はあぁんっ⁉ ううっ⁉ ううんっ⁉ また…⁉ イクッ⁉ ううっ⁉」
絶頂の余韻に浸る間も与えずに突きまくった。例の如く何度も絶頂に達した。懇願の声も無視して突いた。涎を垂れ流し俺に倒れ掛かる。優しく受け止める。抱きしめて密着した状態で腰を動かし続ける。舌を絡める。荒い息遣いが喘ぎ声に変わる。
奈穂美「あ…⁉ ああっ⁉ ああんっ⁉ また…⁉ また⁉ イクッ⁉ イッちゃう…⁉」
莉己「遠慮しないでイッて。」
また絶頂に達した。
莉己「俺の飲んで。」
耳元で囁く。落ち着いてから立ち上がり俺のにしゃぶりつく。とてもいやらしかった。すぐに放った。それから69の体勢になりお互いをイカせ合った。奈穂美も満足したようで離れる。その前にやっておきたいことがあった。
莉己「あ、その前に下着の匂い嗅いでいい?」
奈穂美「いいよ…。」
下着を手に取りまだ湿っているあそこの部分の匂いを嗅ぐ。思考が麻痺する。
奈穂美「麗奈にも同じことしてたけど、まんこから出る液体なんて誰も同じじゃないの?」
莉己「そうかもしれないけど興奮するものは仕方ないよ。」
すっかり元気になった股間に奈穂美が顔をうずめる。卑猥な音を立ててしゃぶりつく。あっという間に限界が来た。放った。奈穂美が飲みこむ。
奈穂美「相変わらず濃いね…⁉ 私もしゃぶり甲斐があるよ…⁉」
莉己「俺は匂い嗅いでるだけで勃つから飲みたいなら好きなだけしゃぶっていいよ。」
奈穂美「……そうする。」
結局萎えるまでしてもらった。人妻の技術の前に搾り取られた。それからいつも通りに運動しまくった。夜0時になっていたが気にもしなかった。罪悪感は消えていた。
目が覚めていつも通りに支度をして朝練に向かい、昼休みを求くんと一緒に筋トレをこなし部活も居残り練習も終えた。麗奈と一緒に帰る。何を期待しているのかは表情を見ればわかる。一緒に高坂邸へ向かう。何事もなかったかのようにお母様が出迎えてくださる。早歩きで麗奈の部屋へ向かう。部屋に入る。
麗奈「私を犯すように乱暴にして。」
莉己「制服破っちゃうけどそれでもいいの?」
麗奈「……それは勘弁して。」
制服を脱ぎ下着姿になる。麗奈を押し倒し下着を乱暴に脱がす。下着を麗奈の口内に突っ込み正面から突き入れる。体をのけ反らせる。くぐもった声が聞こえる。濡れていたので前戯は必要なかった。力任せにあそこにぶつけるように突く。乱暴に胸を揉みながら乳首をつねる指に力を込める。
あそこの突起物も同じようにする。痛がるがそれ以上に快感に悶える。絶頂に達した。快感の余韻浸る間も与えず手と腰を動かし続ける。何度も全身を痙攣させやがて動かなくなる。四つん這いにさせる。後ろから突き入れる。豊満で形のいいお尻、試しに引っ叩く。ビクンと反応する。腰を動かし続けながら引っ叩く。あそこの締まりがよくなり濡れ具合も良くなった。また絶頂に達した。お尻を引っ叩き続けながら腰を動かす。また何度も絶頂に達した。そして動かなくなる。麗奈の口に入れられた下着を抜き代わりに俺のを押し込む。腰を動かす。放った。麗奈は動かない。俺の精液が口から溢れ出る。とてもいやらしかった。また四つん這いにして続ける。お尻をぶつ。麗奈が目を覚ます。
麗奈「もっと…⁉ もっとぶって…⁉ 気持ちいい…⁉ 気持ちいいよぉ…⁉」
莉己「痛いのが気持ちいいの? 麗奈って変態だね。」
麗奈「言わないで…⁉ 莉己だからだよ…⁉ はあぁっ⁉ 気持ちいい⁉」
また絶頂に達した。
莉己「お母様かお父様の部屋にゴムってないの? そんなに痛いのが好きならお尻の穴にも入れてあげるよ。」
麗奈「……探してみる。」
下着はつけさせずに着替えさせて麗奈が部屋を出る。しばらくしてゴムを持って部屋に入ってきた。
麗奈「私がつけてあげる。」
その後、麗奈のお尻に体液を塗りたくって仰向けに寝る。
莉己「自分でお尻の穴に入れるところ見せて。」
麗奈がお尻の穴に俺のをあてがってゆっくりと腰を沈める。
麗奈「はあ…⁉ 凄い…⁉ お腹が…莉己のちんぽでいっぱい…⁉」
俺の腹に両手をつき上下に腰を動かす。麗奈とのアブノーマルなセックスに興奮する。M字開脚させる。あそこが痙攣している。物欲しそうに濡れてひくひくしていたが敢えて何もしなかった。強烈なお尻の穴の締め付けからくる快感に抗った。
麗奈「はあ…⁉ はあ…⁉ 私…お尻の穴で…イクッ⁉ イッちゃう…⁉ イクッ⁉」
起き上がって舌を絡める。胸を揉みながら乳首をしゃぶり舐めて転がし歯を立てる。
麗奈「あっ⁉ 気持ちいい⁉ もっとして⁉ 乳首もっと気持ちよくして⁉」
歯を食い込ませる。麗奈が快感に悶える。両方の乳首をそうした。
麗奈「あっ⁉ あっ⁉ あっ⁉ あっ⁉ また…⁉ お尻の穴で…イクッ⁉ イクッ⁉」
莉己「気持ちよかった?」
麗奈「うん…莉己のちんぽならどこでも気持ちいいよ…。でも…まんこが寂しくなっちゃった…。ちんぽ突っ込んで…⁉」
麗奈を抱えて引き抜く。異臭を放つゴムをティッシュで掴んで丸めてゴミ箱に捨てる。また仰向けに寝る。
莉己「麗奈の好きにしていいよ。」
妖艶な笑み、目を輝かせてあそこに俺のをあてがう。一気に腰を沈める。それだけで絶頂に達した。
麗奈「あっ⁉ はあ…⁉ やっぱり…まんこが1番気持ちいい…⁉ 莉己のちんぽ最高…⁉」
下から突き上げる。麗奈が激しく喘ぐ。あそこがぶつかる度に湿った音がする。股間を眺める。麗奈の体液塗れだった。あそこの突起物を指でいじる。ビクンと反応する。麗奈が体を後ろに反らす。繋がっている部分が丸見えだった。体液を泡立てながら俺のをしっかりと咥えこんでいる。とてもいやらしかった。また絶頂に達した。構わず腰を動かし続けた。
麗奈「うっ⁉ うっ⁉ ううっ⁉ ううんっ⁉ んはあぁっ⁉ はあぁっ⁉ あっ⁉ イクッ⁉」
体をのけ反らせて天井を仰ぐ。そのまま仰向けに倒れた。反応がない。荒い息遣いだけが聞こえる。両脚を開きあそこに指を2本突っ込んでグチャグチャにかき回した。ビクンと反応する。麗奈が起きる。
莉己「勝手に自分だけイッて眠らないで。俺もイキそうなんだからしゃぶってよ。」
麗奈「ごめんなさい…⁉ すぐしゃぶるから…⁉」
俺の前に跪き夢中でしゃぶりつく。気持ちいい。すぐに限界が来た。放った。それから69の体勢になりお互いをイカせ合った。晩御飯をご馳走になりシャワーを浴びて麗奈と裸で抱き合って眠った。今日も運動はしなかったがよく眠れそうだった。
お母様と麗奈との二重生活はしばらく続いた。あっさりと府大会を通過して関西大会を控えたお盆休みまで続いた。その内お母様は来なくなった。欲求不満が解消されたのか麗奈にバレそうになったのか不明だがホッとした。お盆休みの2日間、朝から晩まで麗奈とセックスしまくった。すっかり麗奈の体に溺れた。
合宿を迎えた。移動用のバスに乗り込む。隣には麗奈。
莉己「合宿中は我慢してね。」
耳元で囁いた。
麗奈「うん、我慢する。」
バスを降りて男子部屋にバッグを置き楽器を持って合奏練習場所に向かう。
「「あ。」」
久しぶりに新山先生に会った。形式的な挨拶をして椅子に座る。合奏練習中、気のせいかずっと視線を感じる。目を向ける。新山先生と目が合った…気がする。
滝先生の許可をいただいて運動しまくってから薬を飲んで晩飯を食って風呂に入った。予想はしていたが眠気はやってこなかった。廊下に出て柔軟体操する。足音がする。無視した。足音が近づいてくる。無視した。足音が止まった。無視した。
「久しぶり。」
莉己「お久しぶりです。新山先生。」
新山「やっぱり眠れない?」
莉己「はい。」
新山「来て、スッキリさせてあげる。」
莉己「俺、彼女がいるんですけど。」
新山「私も夫がいるわよ。」
莉己「俺はてっきり旦那様と上手くいってるものとばかり思っていましたが。」
新山「上手くいってないわよ。ずっと君に会うのを待ってた。」
莉己「それならどうして急に音信不通になったんですか?」
新山「去年、Tバックの下着履いてたの覚えてる?」
莉己「はい。」
新山「あれで浮気を疑われたの。携帯電話も調べられて…だから連絡出来なかった…。それからずっとセックスレス。」
莉己「でも彼女を裏切れませんよ。」
新山「何も考えなくていいの。眠るために必要なことをするだけ。」
それから先生に手を引っ張られて施設の奥の部屋まで連れていかれた。自ら下着を脱いで両脚を広げてあそこを広げる。濡れて光っていた。
新山「早くちんぽ突っ込んで…⁉ 我慢しないでイキたい時にイッて構わないからね。」
引き寄せられるように先生の両脚の間に跪いた。あそこに俺のをあてがい奥まで突き入れる。それだけで先生は絶頂に達した。
新山「はあ…⁉ 凄い…⁉ 去年より大きくなってない…⁉」
無言で腰を動かし続けた。セックスレスと聞いただけあって麗奈よりあそこの中が窮屈に感じた。
莉己「先生こそ凄い締め付けですよ。俺の彼女より狭く感じます。」
新山「はあぁんっ⁉ 言ったでしょ…セックスレスだって…⁉ でも今は凄く気持ちいい…⁉」
ネグリジェと下着をずり下げる。豊満で形のいい胸が前後に揺れる。とてもいやらしかった。胸を揉みしだく。また絶頂に達した。腰を動かしながら覆い被さり舌を絡める。乳首をしゃぶり舐めて転がし歯を立てる。また絶頂に達した。久しぶりの先生とのセックス、麗奈もいやらしい肉体をしているが未だ先生には及ばなかった。先生の豊満な肉体に魅了された。もう限界が近い。急いで引き抜いて口に押し込む。根元を握り唇をすぼめ卑猥な音を立てて手と頭を前後に動かす。放った。
喉を鳴らして飲み込む。
新山「はあ…⁉ 相変わらず濃いね…⁉ これが飲みたかったの…⁉」
四つん這いにさせる。後ろから突き入れる。体をのけ反らせる。豊満で形のいいお尻を眺めながら夢中で腰を動かした。音が鳴らないように寸前で止める。それでも先生は快感に悶えた。何度も絶頂に達した。再び限界を迎えた。先生の眼前に俺のを突き出す。妖艶な笑みを浮かべしゃぶりつく。放った。先生の口での行為は続く。
新山「ん…⁉ まだまだ元気だね…⁉ 私がしていい?」
莉己「お願いします。」
俺に跨り腰を沈める。激しく前後に腰を動かす。湿った音がする。ネグリジェをたくし上げる。あそこから体液が溢れ俺の股間を濡らしていた。とてもいやらしかった。喘ぎ声が甲高くなる。
新山「あっ⁉ あっ⁉ これ…⁉ 凄い⁉ 奥まで届いて…⁉ 凄く…気持ちいい⁉」
また絶頂に達した。今度は俺が下から突き上げる。豊満で形のいい胸が上下に揺れる。とてもいやらしかった。両手を伸ばし揉みしだく。物足りない。起き上がり乳首をしゃぶり舐めて転がし歯を立てる。また甲高い声を上げて絶頂に達した。行為を続ける。両胸を攻め続ける。
新山「ま、待って…⁉ お願い…⁉ 頭が…おかしくなっちゃうよぉ…⁉ 待って…⁉」
莉己「では先生がイッたら終わりにしましょう。」
先生が必死に口に手を当てて声を押し殺す。直感的に絶頂が近いことを察した。やがて甲高い呻き声を上げて全身を痙攣させる。急いで引き抜いて口に押し込む。舌で俺のを舐め回される。放った。荒い息遣いだけが聞こえる。
新山「まだ元気だね…⁉」
莉己「出来ればしゃぶっていただけませんか? すぐイケると思います。」
新山「ふふっ、いいよ…。」
妖艶な笑み、仰向けに寝る俺のにしゃぶりつき手と頭を上下に動かす。とてもいやらしかった。すぐに限界が来た。放った。それから69の体勢になりお互いをイカせ合った。萎えるまでしてもらった。
新山「どう? 眠れそう?」
莉己「はい…ようやく頭がボーっとしてきました…ありがとうございました…。」
新山「ふふっ、良かった! それじゃあまたね!」
先生と分かれる。去年と同じように1階の広間に寝転がって目を瞑った。すぐに眠れた。
「―――ねえ、起きて⁉ 莉己⁉ 起きてってば⁉」
体を揺さぶられる感覚。瞼を開ける。麗奈が夢中で俺の体を揺すっていた。
莉己「おはよう麗奈。」
麗奈「はあ…良かった…。動ける?」
腹筋に力を入れる。去年と違ってすぐに起き上がれた。
莉己「うん、大丈夫。心配かけてごめんね。」
麗奈「それじゃ私は朝食食べてくる。」
莉己「俺は先に合奏練習部屋に行ってるよ。」
麗奈「じゃあね! また!」
莉己「うん、またね。」
男子部屋に戻り飲む物飲んで楽器持って練習部屋に入った。何か気晴らしにB'zの曲でも吹きたかった。思いついた曲を吹く。扉が開く音が聞こえた気がするが無視した。呼ばれた気がするが無視した。1曲吹き終える。背後から拍手が鳴り響く。振り向く。
莉己「あっ⁉ 滝先生⁉ 失礼いたしました⁉ おはようございます⁉」
滝「素晴らしい演奏でしたしいい曲でした。何という曲ですか?」
莉己「『声明』という曲です。」
滝「どのような曲なのですか?」
莉己「そうですね…要約すると『上手くいかない、うだつの上がらない人生と決別するために辛いこともグッと我慢して泣き言も言わない…という決意表明』といった曲です。」
滝「……なるほど、神坂くんにそういった心当たりはありますか?」
莉己「うーん…彼女も出来て部活も無事コンクールメンバーに選ばれて府大会突破して充実した人生送れてますので、去年は出来なかった『全国金賞』達成したい!という想いです。そのためなら薬漬けの生活にも不満とか愚痴とか言いません…という感じです。」
滝「そこは不満を言ってもいいと思いますよ。」
莉己「お気遣いいただきありがとうございます。次…吹いてもよろしいですか?」
滝「はい、どうぞ。私も聴きたいです。」
それから1曲吹いては褒められ歌詞を要約して伝えるのを繰り返した。やがて扉が開きゾロゾロとコンクールメンバーの皆さんが入ってきた。
莉己「ご清聴ありがとうございました。」
滝「こちらこそ素晴らしい演奏をありがとうございました。」
そして本格的に合宿2日目を迎えた。