―――サンフェスの衣装合わせに向けて身体測定が行われた。
秀一「莉己、どうだった?」
莉己「210㎝、体重は110㎏。」
ちかお「去年は?」
莉己「確か…205㎝だった。ついでに体重は107㎏。」
秀一「まだまだ成長してるんだ…。羨ましい…。」
ちかお「本当に羨ましいよ…。1日1食でどうやったらそんなに背が伸びるの?」
莉己「うーん…鍛えまくるくらいしか心当たりがないよ。」
サンフェス当日、北宇治の楽曲はまたしても『ultra soul』いい加減お客さんたちも飽きてこないだろうかと心配になった、今更だが。それでも俺は俺の出来ることを精一杯頑張ることにした。会場に集合する中、滝先生が部員全員の前に出る。
滝「今年は例年と違いコンクールの練習と同時進行で大変だったと思います。にもかかわらず今年は例年よりレベルが高い。ドラムメジャーの厳しい指導と皆さんの努力の賜物でしょうか。」
松本「このサンライズフェスティバルは地元の方や保護者も多く訪れるイベントだ。これまでの練習の成果を思いっきりぶつけてこい!」
「「「「「はい‼」」」」」
久美子「ええっと…それでは皆さん御唱和ください。北宇治ファイトー!」
「「「「「おー‼」」」」」
整列する。例の如くドラムメジャーの後ろに並ぶ。麗奈とはもう1週間以上ロクに会話もしていない。もう潮時だろうと思った。北宇治の名がアナウンスされる。気合いを入れる。今は集中しろ、俺の演奏を観客全員に見せつけるつもりで臨んだ。麗奈の笛が鳴る。演奏を始める。イントロは丁寧に繊細に…それからは思いっきり吹きながら行進した。サビの後に道行く観客の方々に『ハイッ!』だか『ヘイッ!』のどちらかの合いの手を入れてくださった。体感だが過去1番の盛り上がりに思える。最後の3連続合いの手も大歓声が聞こえた。演奏が終わる。再び大歓声、静かに一礼した。
帰り支度をする。着替えの最中
「せ、先輩⁉」
振り向く。
莉己「あ、武川さん。如何されましたか?」
武川「先輩のおかげで練習頑張れました⁉ ありがとうございました⁉ こちらお返しします⁉」
メジャーを突き出される。
莉己「ああ、それでしたら差し上げますよ。俺はもう使う機会がないので。来年、後輩に教える時に使ってやってください。」
武川「先輩…⁉ ありがとうございました⁉ 失礼します⁉」
どうやら上手くいったようでホッとした。彼女の後ろに見覚えのある衣装。
「あ、あの⁉ 今年の演奏も素晴らしかったです⁉ もしよろしければ一緒に写真撮らせていただけませんか⁉」
莉己「貴女は確か…立華高校の佐々木梓さんでしたよね? 少々お待ちください。今着替えます。」
梓「そのままで結構です⁉ ぜひ写真撮らせてください⁉」
と言われても…今は上半身裸だ…。セクハラで訴えられないだろうかと心配になった。でも彼女がそのままでいいと言うなら従うことにした。
莉己「かしこまりました。お付き合いさせていただきます。」
それから上半身裸のままツーショットを撮りまくった。視界に立華高校の皆さんが待機しているのが見える。何だか恥ずかしかった。それからしゃがんだ俺を中心に全体写真、皆さんそれぞれとのツーショットを撮りまくった。上半身も触られまくった。
「みんな! せーの!」
「「「「「ありがとうございました‼」」」」」
莉己「こちらこそ立華高校の皆さんと貴重な体験をさせていただきありがとうございました。それでは失礼いたします。」
一礼して急いで着替えてバスに乗った。真由さんの隣が空いていたので座らせてもらった。
真由「モテモテだったね。」
莉己「こんな眉無し坊主野郎のどこがいいんだろうね。」
真由「あんなに凄い肉体を女が見たら誰だって見惚れるよ。」
莉己「そうなの?」
真由「そうだよ。莉己くんは相変わらずだね。」
こうしてサンフェスは大成功…に終わったと思う。程なくしてミーティングでコンクールメンバーの選出について説明が行われた。今年は3回制オーディションだという。府大会前、関西大会前、全国大会前の計3回だそうだ。今年の課題曲は『スケルツァンド』自由曲『一年の詩 ~吹奏楽のための』課題曲はそれなりにテンポのいい曲で一応アルトサックスのソロパートはあるが申し訳程度だった。拍子抜けだったがそれでも全力で吹くことにした。自由曲は…正直パッとしない曲だった。いまいち気乗りしないかったるい曲だった。それでもオーディションに落ちないよう猛練習した。一昨年の『プロヴァンスの風』『三日月の舞』が懐かしかった。最後のコンクール曲がこれなのかよというのが正直な感想だった。
部活が終わり居残り練習も終えて真由さんと一緒に帰る。
真由「今日は莉己くんの部屋に寄っていい? やっと目当てのモノが手に入ったの。」
莉己「いいよ。よくわからないけど楽しみにしてるね。」
真由「うん! 楽しみにしてて!」
走って一緒に帰った。部屋に入る。いやらしい匂いが漂っていく気がする。無言でスカートをめくる。パンストまでシミが広がっていた。
莉己「凄い濡れてるよ。相変わらずいやらしいね真由さん。」
真由「だって…⁉ ずっと莉己くんのちんぽが欲しくて我慢してたんだもん…⁉ これ…用意してきたの…⁉」
莉己「それって…避妊用ピル? 大丈夫? 効果あるの?」
真由「大丈夫⁉ 効果は驚異の避妊率99.7%⁉ だから遠慮なく中出しして⁉ ね?」
莉己「残りの0.3%が気になるけど…飲み忘れないでね。」
真由「莉己くんは何も気にしなくていいの⁉ 早く中出しセックスしよう⁉」
今日の真由さんはいつになく積極的だった。俺も興奮した。舌を絡めることから始める。制服と下着を脱がす。仰向けに寝かせて胸を揉みながら乳首をしゃぶる。舌で味わうように舐めて転がす。甘い快感の声が聞こえる。スカートとパンストも脱がす。下着越しに湿ったあそこを撫でる。ビクンと反応する。下着も脱がし両脚を開きあそこに顔をうずめる。いやらしい匂いを嗅ぎながら真由さんのあそこを味わう。ビクンと反応する。
莉己「気持ちいい? 真由さん?」
真由「気持ちいい…⁉ 気持ちいいよ…⁉ でも…早くちんぽ欲しい…⁉」
ひと通り味わった後、思い出した。通販で購入したまま床に置きっ放しにしていたローターの封を切る。あそこの奥まで指で突っ込んでスイッチを入れる。それから俺のも突っ込む。
真由「あっ⁉ これ…⁉ 凄い…⁉ 私…すぐ…⁉ イッちゃう…⁉ イクッ⁉ ああんっ⁉」
早くも絶頂に達した。
莉己「麗奈はこれでイキまくってすぐに失神して眠っちゃったけど真由さんはどうだろうね?」
快楽に蕩ける表情が険しくなる。鋭い目つきで
真由「あんな女と一緒にしないで⁉ 莉己くんを気持ちよくするために頑張るんだから⁉」
莉己「期待してるよ。」
腰を動かす。体をのけ反らせる。激しい喘ぎ声が部屋に響く。前後に揺れる豊満で形のいい胸を眺めながら腰を動かし続けた。あそこから体液が溢れ出る。お尻の穴を濡らし伝い落ち布団を濡らしていた。とてもいやらしかった。何度も絶頂に達した。麗奈ならとっくに失神しているところだが真由さんは耐えた。あそこを締め付けて俺をひたすら気持ちよくしてくれた。また真由さんが絶頂を迎える。俺も限界が近い。引き抜こうとしたが両脚が腰に絡みつき拘束される。
真由「はあ…⁉ はあ…⁉ 中に出していいんだよ…⁉ 莉己くんの精液欲しい…⁉」
お言葉に甘えて腰を動かす。奥まで突き入れて放った。口とは違う感触、物凄く気持ちよかった。
真由「はあ…⁉ 莉己くんの精液でまんこの中いっぱい…⁉ 温かくて…私…幸せ…⁉」
四つん這いにさせる。後ろから突っ込む。体をのけ反らせる。豊満で形のいいお尻と痙攣する体液塗れのお尻の穴を眺めながら夢中で腰を動かした。それからも真由さんは何度も絶頂に達した。それでも耐えた。俺の精液と真由さんの体液ですっかり滑りの良くなったあそこを締め付けられて限界を迎えた。放った。最高に気持ちがいい。彼女を抱きしめて起き上がらせ後ろ向きに跨らせる。下から突き上げる。腰を動かす度にお尻が弾む。とてもいやらしかった。湿った音を立てながら真由さんが激しく喘ぐ。また絶頂に達した。俺も限界が近い。思いっきり突き上げて放った。快感の余韻に浸る。
真由「はあ…⁉ 莉己くんのちんぽしっかり感じたいから玩具抜いていい…⁉」
莉己「いいよ。」
真由さんがローターを引き抜いて俺が受け取る。俺の精液と真由さんの体液の混じったよくわからない液体に塗れたそれをティッシュで拭きとる。今度は正面を向いて俺に跨る。あそこから体液が溢れ出て俺のに垂れ落ちる。湿った音を立てながら腰を沈める。豊満で形のいい胸を上下に揺らしながら腰を動かす。とてもいやらしかった。俺は我慢しなかった。すぐに限界が来た。
莉己「もうイキそうなんだけど出していい?」
真由「はあ…⁉ いいよ…⁉ 遠慮しないでいつでも出して…⁉」
遠慮せず放った。真由さんの締まりの良いあそこに包まれてすぐに勃った。腰を動かし続ける真由さんを気持ちよくしたくて起き上がり胸を揉みながら舌を絡める。涙を流しながら呻き声を上げる。乳首をしゃぶり舐めて転がし歯を立てる。両方そうした。真由さんが絶頂に達した。俺も放った。抱きしめて仰向けに寝かせる。一旦引き抜く。痙攣するあそこから精液が溢れ出てお尻を濡らし伝い落ち布団も濡らす。とてもいやらしかった。興奮した。正面から突き入れる。体をのけ反らせる。両脚を肩に抱えて腰を動かすことに集中した。また絶頂に達した。荒い息遣い、真由さんが何かを求めるように両腕を伸ばす。彼女にのしかかる。俺を抱きしめる。そのまま舌を絡める。腰は動かし続ける。喘ぎ声が呻き声に変わる。甲高い呻き声を上げてまた絶頂に達した。俺も限界を迎えた。放った。まだ勃つ。それから先のことはよく覚えていない。真由さんが絶頂を迎えて俺も放ってを繰り返した。気づけば布団が俺の精液塗れだった。真由さんがピルを飲んでいる間に除菌&消臭スプレーをぶっかけまくった。その後シャワーであそこから溢れ出る精液をひたすら洗い流した。
真由「凄い…⁉ まだ溢れ出てくる…⁉ 絶倫だね莉己くん…⁉」
莉己「物凄く気持ちよかったけど後始末が面倒だね。」
真由「うーん…でも生でしたいし飲んだ方がいいのかなあ…?」
莉己「どう? まだ出そう?」
真由「たぶん大丈夫だと…思う…⁉ きっと…⁉」
それからお互いの体を洗い合っている内に勃ってしまったので口でしてもらった。ようやく萎えて改めてシャワーを浴びてバスルームを出た。
真由「あっ⁉」
莉己「どうしたの?」
真由「ごめん、また溢れてきちゃった。ちょっとティッシュ借りるね。」
全裸であそこを開いてティッシュで拭きとる真由さん。とてもいやらしかった。だが流石に勃たなかった。ホッとした。後始末を終えた真由さんと一緒にコンビニへ行って晩飯を買って部屋に戻った。薬を飲んで全裸で抱き合って眠りについた。よく眠れた。
それから部活後に真由さんとセックスしまくったり運動しまくったりする日々を過ごした。
そして府大会オーディション当日を迎えた。
「先輩⁉ 1曲お願いします⁉」
サックスパートの皆さんにせがまれた。
莉己「何でもいいですか?」
「「「「「はい⁉」」」」」
1曲思いっきり吹いた。
「「「「「おー⁉」」」」」
ちかお「今の何て曲?」
莉己「『LADY NAVIGATION』っていう曲。聴くの初めて?」
ちかお「うん。」
「先輩⁉ もう1曲いいですか⁉」
莉己「かしこまりました。」
もう1曲思いっきり吹いた。
「「「「「おー⁉」」」」」
ちかお「今のは?」
莉己「『FIREBALL』っていう曲。これも初めて?」
ちかお「うん。」
莉己「誰に何を聴いてもらったのかも全然覚えてないからなぁ…。」
「みんな! せーの!」
「「「「「ありがとうございました‼」」」」」
莉己「どういたしまして。お役に立てたなら何よりです。」
「先輩のおかげで緊張感も吹っ飛びました⁉」
「私も⁉ 心が熱くなりました⁉」
莉己「恐縮です。」
サックスパートが呼ばれた。廊下の端にズラリと列を成して並ぶ。3年生の最後列に並ぶ。次々と同級生が入室しては退室していく。俺の番になった。「失礼します」と声を掛けてから入室した。
莉己「3年、アルトサックス、神坂莉己です。よろしくお願いします。」
松本「体調はどうだ?」
莉己「良くも悪くもない…といった感じです。申し訳ございません。」
滝「謝る必要はありません。準備はよろしいですか?」
莉己「はい。」
指定された箇所を吹く。繰り返す。課題曲のソロ部分も吹いた。
滝「はい結構です。お大事になさってください。」
莉己「お気遣いいただきありがとうございます。失礼します。」
退室する。
「「「「「お疲れ様でした‼」」」」」
後輩の皆さんから労いの言葉をいただく。
莉己「頑張ってください、皆さん!」
と答えた。真由さんを待とうと一瞬思ったが走って帰って運動しまくった。真由さんとのセックスを思い浮かべた。よく眠れた。
翌日、オーディション合格発表、松本先生が合格者を読み上げていく。俺の名が呼ばれたので気合いを入れて返事した。課題曲のソロパートにも選ばれた。あまり嬉しくはなかった。低音パートでひとつ波乱があった。2年生の鈴木さつきさんが落ちて1年生の釜屋すずめさんが選ばれた。僅かにどよめきが起きる。
ミーティングが終わる。みっちゃんに呼び出された。
美玲「はっきり言ってさつきが落ちる理由がわかりません。確かに釜屋さんは初心者にしてはいい音を出してはいると思います。けど、流石にさつきの方が上手いことは揺るがない気がします。」
莉己「そうですね…朝練と真由さんから聞く限りでは釜屋さんは音量が大きいという印象を受けました。技術の差を音量でカバーした…とは受け取れませんか? 全て俺の憶測ですが。」
美玲「……分かりました。」
莉己「納得しました?」
美玲「コンクールを前に揉め事を起こしたいわけじゃありませんし…莉己先輩がそう仰るなら信じてみようと思います。ただ…ずっと指導を受けてきた今の3年生と違って1,2年生は滝先生をそこまで神格化していません。それは覚えておいてほしいです。」
莉己「神格化はしてませんよ。でも府大会銅賞常連だった北宇治を2年連続で全国銀賞まで育てていただいたことも、俺の体調を未だに気遣っていただいていることへ恩義に報いたいとは思っています。」
美玲「先輩…高坂先輩と上手くいってませんよね…?」
莉己「はい。」
美玲「体調は…大丈夫なんですか…?」
莉己「薬が効いているので御覧の通りピンピンしてますよ。」
美玲「分かりました…。お大事にしてください。」
莉己「他に相談事はありますか?」
美玲「いえ、失礼します。」
莉己「はい、お疲れ様でした。」
教室を出る。さて…どうしたものか…。麗奈は無視するだろうが一応久美子と秀一には忠告することにした。今は…個人錬のようだ。走って久美子の練習場所を探した。ユーフォニアムの音源を辿って走りまくった。見つけた。
莉己「今すぐ他の幹部呼べ。」
久美子「えっ⁉ 今⁉」
莉己「今 す ぐ 呼 べ 。」
久美子がスマホで連絡する。しばらくすると残りふたりが現れた。
秀一「何だよ?」
麗奈「……。」
莉己「後輩から『ずっと指導を受けてきた今の3年生と違って1,2年生は滝先生をそこまで神格化していません。それは覚えておいてほしいです』って言われたんだけど、どうすんの?」
秀一「どうするって言われてもなぁ…。まだ何も起きてないんだし様子見って所じゃないか?」
麗奈「……誰…⁉」
莉己「何かが起きてからじゃ遅いから態々幹部でもない俺が忠告してやってんだけど。」
久美子「ま、まあ…⁉ そこは各自フォローするしかないんじゃないかな…⁉」
麗奈「誰が言ったのよ…⁉」
莉己「どうやってフォローすんだよ。大体なぁ、関西も全国も久美子がソロから外れて代わりに真由さんが選ばれたら冷静でいられるのかよ秀一? お前だけじゃねえよ、吹部全体に動揺が広がるんじゃねえか?」
秀一「それは…⁉」
麗奈「誰が言ったかって聞いてんのよ⁉」
莉己「聞いてんのは俺だ馬鹿野郎。滝先生信者のてめえに何かが出来るかなんて思ってねえよ馬鹿野郎。質問を質問で返すんじゃねえよ馬鹿野郎。」
久美子「ちょ、ちょっと⁉ ふたりとも落ち着いて⁉」
莉己「俺なら落ち着いてるよ。じゃなきゃブン殴って顎粉々に砕いてるよ。」
秀一「……。」
莉己「聞いてる? 秀一くん?」
秀一「ああ…聞いてる…⁉」
莉己「ま、俺の言いたいことはそれだけ。後はどうなっても知らねえからな。サヨウナラ。」
燻ぶる怒りを必死に堪えて適当な練習場所でコンクール曲には手を付けずに吹きたい曲を吹きまくった。怒りは消えなかった。部活が終わり昇降口で待つ真由さんに詫びて走って帰った。急いで着替えて運動しまくった。大量の汗と共に怒りは霧散した。薬を飲んで後始末諸々を終えて寝転がった。脳内で真由さんに詫び続けた。すぐに眠れた。
それから合奏練習に明け暮れ夏休みに入り府大会を当然のように通過した。
そして合宿に入った。