「近所の冴えないおじさんに、ねちっこく愛撫されて堕ちた人妻」 —冴えないおじさんシリーズ Vol.1— 作:境彩華
その日から、二人の関係は一気に濃くなった。
昼下がり。夫が仕事に出た後の静かな部屋で、彩華と健二は何度も身体を重ねた。
最初は「触るだけ」だった約束など、もうどこにもなかった。
彼の熱を一度知ってしまった身体は、すぐに彼を求めるようになっていた。
彩華はいつでも来られるようにと、合い鍵を渡してしまった。
「夫が寝たら連絡するから。そのときだけ来て」
そう約束したはずだった。
だがその夜、健二は我慢できなかった。
(触れられるだけで満足するつもりだった。なのに僕のものを、あなたの中に入れてしまってからもう離したくない)
約束の連絡を待たず、彼は合い鍵で静かに玄関を開けた。
リビングは暗く、寝室のドアがわずかに開いている。中から、規則正しい寝息が聞こえた。
彩華は夫の隣で、うとうとと、まどろんでいた。
昼間の行為の疲れが残っているのか、顔は赤く、唇が少し開いている。
薄いネグリジェの裾から、白い太ももが覗いていた。
健二は靴を脱ぎ、音を立てないように近づいた。心臓が大きく鳴っている。
嫉妬が、胸の奥で熱くくすぶっていた。
昼間は自分のものになる。なのに夜は、隣で別の男と眠る。
その事実が、どうしようもなく彼を焦がした。
(夫の隣で眠るあなたを見るだけで、胸が焼ける。僕だけのものにしたい)
膝をついた。 ネグリジェの裾を静かにまくり上げ、彩華のパンティーを下にずらす。
両太ももを外側へ押し広げ、M字に開かせた。
すでに熱を帯びた割れ目が、薄暗い中に露わになる。
健二は割れ目を指で優しく開き、自分の舌先からとろりと唾液を垂らした。透明な糸が秘部に落ち、爱液と混じる。
(好き、大好きです。彩華さん……)
(……あなたのあそこ、僕のものですよ……。舐め溶かして、僕なしじゃ満足できない身体にしてあげます)
ゆっくりと舌を這わせ、膣口からクリトリスまでを長く舐め上げる。
くちゅ……れろっ……じゅるっ。
音を立てながら、爱液をすくい取るように何度も舌を通す。舌の表面全体で陰唇を押し広げ、ねっとりと絡め取る。
クリトリスを優しく吸い上げ、舌先で素早く転がした。
溢れ出す爱液と、女の匂いが、彼の鼻と唇を支配していく。健二は顔を埋め、まるで飲み干そうとするように、執拗に舐め続けた。
「ん……っ、んぁ……」
彩華は夢うつつで腰をくねらせた。夫だと思っている。 なのに、こんなに深く、執拗な舌使いは夫では味わえなかった
太ももを大きく開かれたまま、ねっとりと、容赦なく舐められる感触に、甘い吐息が漏れる。
健二はさらに深く顔を密着させるように陰部に押しつけ、舌を膣口に浅く突き入れては抜き、再びクリトリスを強く吸った。びちゃっ、じゅるっ、と音が止まない。
(もっと感じて。僕だけに、こんな顔を見せて)
彼は両手で彼女の太ももを抑え込み、逃さないようにしながら、さらに濃厚に、ねちっこく舐め続けた。
「あぁん……あなた……もっと、して……やめないで」
その言葉と一緒に、彩華の手が無意識に彼の頭を押さえた。
もっと深く、もっと強く求めて、手指を健二の髪に滑らせる。
——ねとねと、している。
夫の髪ではない。量が少なく汗で湿って、指に張り付くような感触。
彩華のまぶたが、ゆっくりと開いた。
薄暗い中に、夫ではない顔があった。バーコード状の薄い髪、やせた頬、加齢臭を帯びた息。
自分の手が、そのねっとりした頭を押しつけたままになっている。
「け、健二さん……!?」
彩華は飛び起きかけた。声を殺して、しかしはっきりと驚愕が走る。
「し、旦那さんが起きますよ……」
「ごめんなさい」
健二はすぐに顔を離し、小さく頭を下げた。
「彩華さんに早く会いたくて……来てしまいました。睡眠の邪魔をして、本当にごめんなさい。帰ります」
彼は実際に立ち上がり、静かにドアの方へ向かう。
中途半端に熱を煽られた身体が、冷めていくのを彩華は感じた。秘部はすでにぐしょぐしょに濡れ、内側がひくついている。
「……待って」
掠れた声が出た。
健二が振り返る。
「夫は……一度寝たら、絶対に途中で起きないの。お願い。健二さん。……リビングで続きして」
自分で言っていて、顔が熱くなった。でも、身体が彼を求めてしまっている。
このまま彼を帰したら、今夜は眠れそうになかった。
健二はしばらく彼女を見つめ、それから静かに笑った。
「……わかりました」
二人は音を立てないように寝室を出て、リビングへ移った。
カーテンを閉め、小さなスタンドライトだけをつける。彩華はソファに座らされ、健二は彼女の前に膝をついた。
「そんなに、僕が欲しいのですか」
低く、優しく、しかし逃がさない声。
「エッチだなあ。でも……そんなみだらな彩華さん、大好きですよ」
彼の指が、再び秘部に触れる。すでに熱く、とろとろに湿っている。
「でも、その前に……彩華さん、あなたとキスしたい」
彩華は戸惑った。目の前には、冴えない中年の顔がある。薄い髪、疲れた目元、きつい加齢臭と、少し重い口臭。夫の清潔な顔とは対照的だった。
「そんな……顔を見ながらなんて……」
「じゃあ、目をつぶってください。キスしてくれないと、続きはしません」
彩華は唇を噛み、ゆっくりと目を閉じた。軽いキスのつもりだった。唇を重ねるだけ。
だが健二は、すぐに舌を割り込ませてきた。
健二は彼女の唇から顔を離さず、ねっとりと舌を絡め続けた。
「ああ……彩華さんの唇、柔らかくて美味しい……。もう、僕の物ですよ」
べろん、ちゅるっ、と音を立てて口内をかき回す。持ち前の技術で、上顎を刺激し、舌を絡め、唾液をたっぷりと交換する。
彩華は目を潤ませ、彼の顔を見つめられないまま、ただ舌を受け入れていた。
臭い息が、熱く顔にかかる。なのに、もう何も考えられないほど気持ちいい。
「んむっ……ん、ちゅるっ……!」
「はぁっ……んぁ……」
最初は拒絶するように身を硬くしていた彩華の力が、徐々に抜けていく。
生まれて初めてだった。頭がくらくらし、腰が勝手に熱を帯びる。
「あああっ……健二さん……こんなキス、初めてよ……もっと、して……」
「旦那さんとのキスより、僕の方が良いでしょ?正直に言って」
「……んぁ……良い……健二さんの方が……」
「じゃあ、約束してください。もう旦那さんとは、キスしないって。そうしてくれるなら、僕がご褒美のキスを、ずっとしてあげますからね」
彩華は小さく頷いた。すると健二はさらに深く、執拗に唇を塞いできた。
一度唇を離して、糸を引いた唾液を見せてから、再び塞ぐ。
次に彼は腰を引きズボンを下ろした。熱く昂ぶった肉棒を彼女の顔の前に差し出した。
どす黒く、血管が浮き、すでに先端から粘液を垂らした巨大な肉棒が、目の前に現れる。きつい雄の匂いが、直接鼻を突いた。
「僕のも気持ちよくして下さい。ちゃんとしゃぶってくれないと、続きしませんよ」
彩華は躊躇した。フェラなど、したことがない。
こんなに太くて、臭くて、どろどろしたものに口を近づけること自体が、恐怖に近かった。
だが、身体はすでに彼の熱を欲しがっている。
「……はい」
彩華は躊躇しながらも、口を開いた。どす黒い先端が唇に触れ、濃厚な雄の匂いが鼻を満たす。恐る恐る舌を出し、先端をペロリと舐める。苦くて塩辛く、濃厚な味が広がった。
「……うぅ」
「ああ……大好きな彩華さんが僕の肉棒をしゃぶってくれる日が来るなんて……」
「もっと、奥まで咥えて。歯を立てないように」
健二の手が彼女の頭を優しく導く。
徐々に深さに慣れ、舌で裏筋を刺激し、先端を吸うようになる。
じゅるっ、くちゅっ、という音が部屋に響いた。
「んむっ……じゅるっ……ん、はぁ……」
「今までの、どんな女優さんより……彩華さんが一番気持ちいいです。もっと、吸って。そう、上手い……」
健二は彼女の頭を撫でながら、腰をわずかに動かした。
じゅるっ、くちゅっ、という音が濃くなる。彩華は徐々に熱を帯び、自分から深く咥え込むようになっていった。秘部がまた疼き、太ももが擦れ合う。
「お願い……健二さん。もう、我慢できないわ……入れて……」
健二は彼女の熱を確かめながら、静かに微笑んだ。
「旦那さんのと、僕の肉棒、どっちがいいですか? 僕の方が好きって言ってくれないと、入れてあげませんよ」
彩華は腰をくねらせ、切羽詰まった声を漏らした。
「……あああ、いじわる言わないで。……健二さんのよ。言ったから、お願い……」
「ふふ、よく言えました。いっぱいプレゼントしてあげますからね」
健二は彼女を抱き上げ、自分の上に跨がらせた。べちょべちょに濡れた入り口に、熱くなった亀頭を押し当てる。彩華が自ら腰を落とし、根元まで一気に飲み込む。
ぬちゅっ……くちゅっ。
「んあぁっ……!」
「すごい……昼間より、しまってる」
健二は下からゆっくりと突き上げながら、片方の手で彼女のクリトリスを責め始めた。指の腹で円を描き、時折つまむように刺激する。
「んあっ……あっ、そこ……」
次に、もう片方の指がアナルの入り口に触れた。愛液で濡れた指先が、ねっとりと円を描き、徐々に第一関節まで沈む。
「ひあっ……!そこ、だめ……両方なんて……」
「もっと僕を感じてください」
膣を肉棒で深く突かれ、クリトリスを執拗に転がされ、アナルをゆっくりとかき回される。
最初は三つの刺激が別々に走っていた。だが、徐々にそれらが重なり合う。
奥を突かれるたびにクリトリスが鋭く疼き、アナルを動かされるたびに膣がきつく締め付ける。感覚が混線し、どれがどこなのかわからなくなっていく。
頭の中が白く霞み、思考が溶けていく。
「だめ……頭、おかしくなる……あっ、あっ、すごい……!」
さらに健二は上体を起こし、彼女の乳首を口に含んで強く吸った。四つの快楽が同時に叩き込まれ、彩華の腰が勝手に大きく動き始めた。
ぬちゃっ、ぬちゅっ、ぱんっ、ぱんっ——。
水音と肌のぶつかる音が混じり、部屋に響き続ける。快楽が溶け合い、頭の中が真っ白になっていく。
彩華は彼の顔を両手で挟み、自ら唇を寄せた。
「健二さぁん……もっと、チュウして……舌、ぺろぺろして……」
健二は目を細めて喜んだ。
「可愛い彩華さんのお口、あーんして。僕の唾、たっぷりあげるからね」
言われるがままに唇を開いた瞬間、彼の舌が深く割り込んできた。
ねっとりと口内をかき回し、上顎を舐め、舌を絡め取り、大量の唾液を流し込んでくる。
ちゅるっ、べろんっ、と卑猥な音を立てて、口の中を完全に支配する。溢れた唾液が彩華の口の端から顎へと伝い落ちた。
「ごっくん……んむっ……はぁっ……健二さんの、唾……おいしい……」
(おいしい……なんて、言いたくないのに……私もうおかしくなってる)
「もっと飲んで。僕の味覚えて」
息もできぬほどの濃厚さに、彩華の腰がまた大きく跳ねた。
パンパンパン!
下では激しいピストンが続き、指はクリトリスとアナルを容赦なく刺激し続けている。
キスと下半身の快楽が同時に叩き込まれ、思考が完全に溶けていく。
「……いっちゃう……健二さんっ……!」
「うぅ……僕もいきそうです。中に、出していいですか」
「出して……熱いの、中に出して……!」
ジョボジョボ……!!
彩華の内壁が大きく痙攣し、熱い潮が結合部から大きく溢れ出した。
ビュルルッ……ドピュッ……ドピュルルッ!!
同時に健二も腰を深く押し込み、どくどくと脈打つ精液を奥へ放つ。満たされていく熱に、彩華は彼の背中に爪を立て、長く甘い声を上げ続けた。
「ハァハァハァ……」
二人はしばらく、重なったまま動けなかった。
彩華は健二の肩に額をつけ、まだ激しい呼吸を繰り返していた。
健二が帰ったあと、彩華は寝室に戻った。
隣では、夫が変わらず規則正しい寝息を立てている。
彼女は静かに布団に入り、夫の背中を見つめた。
股の間からは、まだ健二の精液がゆっくりと垂れてくる。熱い。夫のでは残らない熱が、内側に残っている。
(……ごめんね)
心の中で謝りながらも、身体は正直だった。この熱を、もう知ってしまった。
夫の優しさでは届かない場所を、別の男に埋められてしまったという事実が、胸の奥で静かに疼いた。
背徳感と、満たされた安堵が、奇妙に混ざり合っている。彼女は夫の背中にそっと手を伸ばし、何も言わずに目を閉じた。
明日の昼が、待ち遠しかった。