まだ本編は全然追い付いていないので、要所要所の説明は省いています。細かい心情の流れは本編をお待ち下さいませ!
「…」
楽は無言で佇んでいた。
ここは、楽の自宅のお風呂場。ちなみに広い露天風呂ではなく、一般家庭用サイズの浴室に入っていた。
「…なんで、こんな展開に…!?」
動揺を隠せない様子だ。
そこに、かららっ、と戸を開ける音がする。
「らっくん♪お待たせしました♪」
「お、おう…」
入ってきたのは、万里花だった。
「も~、どうしたんですの?私とはもう何回も入ってますでしょう?♪」
「い、いや、それはそうなんだが、それでもそんなにすぐに慣れるもんでもないし…」
「…毎回、なんだかんだで揉みくちゃにするじゃないですか…」
万里花が仄かに顔を赤らめる。
「…ご、ごめん…」
思わず謝る楽。
「…あいつ、遅いな」
「そうですわね…あ!」
万里花が声を上げる。
見ると、戸の曇りガラスの向こうに人影が見える。
妙にそわそわした動きを見せ、落ち着きがない。
「ほらほら、早くお入りなさいな♪」
万里花が戸の方に歩いて行き、入るのを戸惑っていた少女の腕を引っ張ってくる。
浴室に現れたのは、鶫だった。
見事なプロポーションの上に纏っているのは、タオル1枚のみである。
「う、うう…なんでこんなことに…!?」
鶫は泣きそうになりながら考えていた。
話を遡ること、30分前。
万里花と鶫は、楽の部屋に居た。
タイミングが合えば千棘や小野寺も来るのだが、今日は2人の都合が合わず2人しか来ることは無かった。
もっとも、万里花については立場も相俟ってほぼ毎日楽の家に居て、組の人も含めて晩御飯を作ってあげて、平日であろうと度々泊まっていたのだが。
この日は、晩御飯を食べ終えると、皿洗いを組の若い衆に任せて、楽と万里花と鶫の3人は楽の部屋でテレビを見ていた。
「きゃー!らっくん、このわんちゃんかわいいですねー!」
「そうだな…ってこらこら、そんなにくっつくなよ?」
「いいじゃないですかー♪恋人なんですよ?私たち♡らっくんだって、二人きりだったら、いつもならもうとっくに私のことを押し倒してるじゃありませんか♪」
「ば、ばか、おまえそれは…!!」
などとバカップル丸出しの会話をしていた。
二人のその様子を、ほんの数十cm離れたところから、鶫が少し拗ねた様子で見ていた。
「(ふ、ふん…あんなにベタベタして…!わ、私だって、もっと楽と手を繋いだりしたいのに…うう…)」
と、なんともかわいらしいジェラシーを感じていた。
すると、万里花が寄って来た分横にずれた楽の手と、鶫の手がちょん、と触れ合う。
「…あ」
「…ほわっ…!?」
楽は平然とした顔をしているが、鶫の顔はあっと言う間に真っ赤になった。
「(ななななんでおまえは平然としていられるんだー!?私はこんなに動揺しているのに…うう…ううう…)」
そんな風に鬱々と考えていると、ぱしっ、と楽が鶫の手を取った。
「!?」
「…♪」
楽は鶫に対して、にこっ、と微笑んだ。
たったそれだけの行為なのだが、
「ほわあああ!!?!?!!」
「つ、鶫!?」
妙な声を上げてしまった。
「すすすすまない、楽、わ、私は、私は…うう…!!」
その様子を見て、万里花が呆れるようにして言った。
「…鶫さん?あなた、自分から望んで今の関係になったと言うのに、まーだそんなことをやってますの?」
「う、万里花、それは…その…」
「…もうヤることはやってますのに…」
ぶぼばっっ
鶫と楽が同時に吹き出す。
「こ、こらー!!」
思わず鶫は叫んだ。
「まったく…そんなんじゃ、あなたが何人束になってもらっくんのこと、満足させられませんよ?ねー、らっくん♪」
「ま、万里花、何も見えな…あ、極楽…」
万里花は楽へ同意を求めるついでに、自らの胸に彼の顔を埋めた。
楽の表情をあまり窺うことは出来ないが、明らかに、とろけている。
「は、はわわわ…なんという…」
鶫はただただ動揺するばかりである。
「んー…何かこう、鶫さんの羞恥心を上手いこと克服出来る方法はありませんかねえ…あ!」
「?万里花、何か思い付いたのか?」
胸に埋もれたまま、楽が聞く。何とも間抜けな絵である。
「お風呂です!」
「「えええ!!?」」
何とも分かりやすい提案であった。
「らっくんと私と一緒にお風呂に入りましょう!そしてらっくんの身体をいやらしく洗った後、さらにいかがわしいことをしましょう!さ、いかがです?♪」
「た、頼む万里花、もう少し表現をオブラートに包んでくれ…」
今さら、という感もあるが、楽は鼻血をだらだらと流している。
「そ、そんな恥ずかしいこと…」
「鶫さん」
「ひゃい!?」
鶫の言葉をぴしゃりと跳ね除けるような万里花の言葉に、鶫は思わず上ずった声を上げる。
「あなた…私があなたと、千棘さんと、小咲さんに言った言葉、もう忘れたのかしら…?」
「う…うう…」
何も言えなくなる鶫。
「できないのなら良いんですよ?私とらっくんでお互いの身体を貪りますから♪」
「ま、万里花、表現…を…」
引き続き、鼻血だばだばな楽。
「う、うう、ううう…わかったよーーー!!!やればいいんだろう!?一緒に入ればいいんだろう!?」
「つ、鶫!?どうした急に!?」
爆発するように決意表明をした鶫。
しかし。
「うーん…そんな態度でらっくんと接しようと言うのは、以前までの関係で十分見飽きました。ちゃんと、らっくんを誘ってください」
鬼である。
「うあああ…!!!…ら、ら、らら、ら、く…一緒に、お風呂に入らないか…?」
信じられない程不自然な笑顔でお誘いをかける鶫。もはや不憫である。
「お、おう…(乗らない訳にはいかねえよな…)」
期待感と義務感が入り混じった声色で、楽は了承した。
「…ま、及第点としておきますかね。では、行きましょー♪」
もはや何の立場なのか分からない万里花も、了承してくれた。
そんなこんなで、場面は再び浴室へ。
「う、うう、ふぐう…は、恥ずかしいよお…」
鶫は泣きそうになりながら、なんともしおらしい声を漏らす。
抜群のプロポーションと、湯気が立ち込める浴室の中で恥ずかしそうに身体を震わせる姿は、劣情を催させるには十分なものであった。
「…鶫、めちゃくちゃかわいいよ」
楽はストレートに感想を伝える。
「ふえ!?そ、そんな…うう…」
「…らっくん」
「ん?」
「なんで鶫さんに見惚れながら、私の尻を揉みしだいてるんですの…?」
言動と挙動の明らかな不一致に、万里花も思わずツッコミを入れる。
「…だって、万里花の尻、すげえ触り心地が良いんだもん…」
万里花との行為を重ねることで、こういった発言への抵抗がすっかりなくなったようであった。
「…もう。じゃあ、もっと、どうぞ…♪」
そう言って、万里花は楽に尻を突き出した。
「こ、こらー!!私を置いて行くなー!」
鶫の一声でこの流れは中断となった。
「…と、言う訳で、らっくん、こちらがスケベ椅子になりまーす♪」
ぶぼばばばっっ
楽と鶫が派手に吹き出す。
「んなっ!?なんでそんなもん持ってんだ!?」
「うふふ…らっくんを喜ばせるための、勉強及び道具の収集には抜かりありませんわ!さあさ、どうぞお座りになってくださいまし♪」
「お、おう…」
万里花のペースにすっかり乗せられる楽。いつも通り、と言えばいつも通りである。
「…と、こんな感じですね♪」
「…マジか」
「あ、あわ、あわわわわ…」
万里花の言う『こんな感じ』とは、万里花が楽の正面に膝立ちして、鶫が楽の背後に膝立ちしている状態であった。
「うふふ…♪じゃ、鶫さん、行きますわよ!」
「う、うう…はい…!」
決意を固めた表情をする鶫。
むにゅっむにゅっ
「うお、うおおお…!!?」
前後から心地良く加えられた乳圧は、楽の予想を遥かに超える心地良さだった。
「こ、これは…やば…いいっ!?」
「えへへ…何が、やばいんですの?♪」
楽の言葉の途中で、押し当てている胸をゆっくり動かし始めた万里花は、楽しそうに聞いた。
「ほら、鶫さんも♪」
「あ、ああ…こ、こうか…?」
「うおおお…!!」
鶫も万里花の動きを見て、ゆっくり胸を背中に沿って動かし始めた。
「うふふー♪鶫さん、らっくんのたくましい背中が好きだって前言ってましたもんねー♪」
「!?ば、ばか!そんなこと…言った…よ…んっ…んっ…」
段々と行為に入れ込んできたのか、万里花の言葉を力なく肯定する鶫。
「うおいいここでそんな初耳の嬉しい言葉を言うなああ…!!」
楽は美少女且つ巨乳の二人に挟まれ、悶えていた。
「らっくん…んんっ…」
「万里…花…」
万里花から顔を近付けて、二人はゆっくり口付けをした。
それと同時に、万里花の右手は楽の竿の周囲を回転するように優しくしごき上げ、左手は楽の右乳首を愛撫する。
そして鶫は、万里花の目配せを器用に読み取り、右手は楽の尻の下へ伸ばし、指で楽の玉を刺激しながら、前後する腕で楽の尻の穴を刺激する。そして左手は楽の左乳首をゆっくりと愛撫する。
「(…の、脳みそがとろけそうだ…やば…い…)」
どれも強烈でありながら、緩やかな刺激であった。
絶え間なく脳に送り込まれる甘美な快楽に、楽はすっかり思考能力を奪われていた。
「んっ、んんっ…んふぅっ…んん…」
万里花の口付けもなんら手を緩めない。
普段ベッドで口付けをするときも、唾液をぽたぽたと垂らすくらい濃厚に交わしているのだが、今日は浴室ということもあり、尚のこと遠慮なく唾液を垂らしていた。
二人の唾液が混ざったものは、楽と万里花の顎を伝い下へ落ちて行く。
楽の方に落ちて行った唾液は、楽のモノをしごき上げる潤滑油の役割を果たしていた。
楽が万里花の顔を見ると、薄目でとろけ切った目をしていた。幸せそうな目である。
そして口はだらしなく開けられ、何とも言えないいやらしさを発していた。
「(や、やべえ、興奮しすぎて死にそうだ…)」
そんな風に思っていた。
「…こ、これ、気持ち良い、気持ち良いよお…」
いつの間にか、鶫もスイッチが入って来ていたのか、先程までの両手を使った愛撫に加え、舌で楽の首筋や耳を舐め回し始めた。
時折背中をつつつっと舌でなぞり、右手は時折玉から離れて尻の穴をなぞったりして、まるで子供がおもちゃを興味本位で弄り回すかのような感覚で愛撫を楽しんでいた。
楽はと言うと、刺激を与えられる度にぞぞぞっと言う快感が背中を駆け抜け、あまりの快感の強さに意識が朦朧としてしまい、もはや目の焦点が合っておらず、完全に二人から与えられる快楽の虜になっていた。
「うふふ…さてと、それじゃあ、早速一回抜きますか♪鶫さん、前に回ってください♪」
「ふえ…?あ、ああ…」
万里花と鶫の二人が、楽の前に来た。
「うふふ…では鶫さん、上の口をどうぞ♪私は下を…んんっ…」
「むお!!?ん、んぐ…う…んんっ…」
万里花の指示により、鶫は楽に口付けをした。
既にスイッチが入っているためか、最初から楽の口内を貪るように舐め回す。
どちらの唾液かも分からぬものが、大量に伝って楽のモノまで伝って来た。
万里花は万里花で、最初から最大限に楽のモノを咥え、まるで食べるかのように楽の敏感な部分を貪り始めた。
「(まずは裏筋をねっとり舐めて…)」
「んぐおっ!?」
「(次は手で玉を転がしながら唇でゆっくりカリを味わって…)」
「うぐ…あ…ぐあ…」
「(そして一気に咥え込んで亀頭を舐め回す!)」
「うぐああああ!!?うあ、あ、ぐあ、うぐううう…!!!」
繰り返し行われる行為の中で、楽がどのようにしたら喜ぶのかを熟知していた。
すっかり把握されてしまった自分の性感帯を好き放題に弄られ、楽は悶え狂う。
すると、鶫が不意に唇を離した。
「…ぷはっ…。…楽…私のことも…もっと、見て…んんっ…!!」
そう言うと、両手で楽の頭を固定して、更に激しく口付けを始めた。
指で楽の両耳を弄び、顔の角度を変え何度も何度も楽の口内を責める。
「(つ、鶫、や、やばい、やばいってそれ…)」
楽の心の声も、今は言葉にして発することは叶わない。
そして万里花の責めもいよいよスパートをかける。
フェラの前後運動に伴って、首を振ってローリングフェラを行う。
じゅぶっじゅぼっずびゅっじゅぶっ…
はしたない音が、3人で入るにはだいぶ狭い浴室内に響き渡る。
そして。
「んぐうう!!ん、んぐ、んぐ…(で、出る、出る…)!!!」
ぶばっぶびゅるっびゅっぶびゅっびゅっびゅっ…
楽が絶頂に達すると、凄まじい勢いで精が放たれた。
「あ、ふあ、すご…」
万里花の顔があっと言う間に真っ白に汚される。
「わ、私も、それ、ほしい…」
そしてそれを見た鶫が、誘われるように万里花の顔に近寄り、舐め始めた。
「う、うお…」
大量に出したばかりの楽であったが、自分の出した精をおいしそうに舐める少女二人を見ると、あっと言う間にまた勃ってしまった。
「うふふ…じゃあ、今度はこっちにどうぞ…♪」
楽の様子に気付いた万里花は、ゆっくりと自分の秘部を、楽に広げて見せた。
続く。
マリーと鶫のコンビは凶悪だよなって思って…思わず…()
続きます。続きは今週中に必ず!
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!