オヘヤデ
二人は一糸まとわぬ状態になっていた。
お互いの荒い息遣いを聞きながら、再び楽はゆっくりと万里花の胸を、万里花は楽のモノを触り始める。
「んん…ふっ…ふあ…ひぐう…!」
「…はっ…う…うあ…」
楽は万里花の胸を優しく包むように揉んでは、不規則なタイミングで突起をきゅっと摘まむ。その度に万里花はびくっとして背筋を反らせる。
万里花は楽のモノを両手でしゅるしゅると撫で回し、時折左手で玉を撫でながら右手のひらで亀頭をこする。その度に楽は小さな声を漏らし、腰を引く。
「ひう…あ…えへへ…らっくんのここ、おへそに当たってます…すごく硬い…♪」
万里花が優しく微笑み、怒張して万里花のへそに食い込んでいる楽のモノを愛しそうにゆっくりさする。
「そ…そういうおまえ…こそ…まだ触ってねえのに、これは何だよ?」
「…?…ひあ…!」
楽に指摘されて初めて気付く。
万里花の太ももがいつの間にかびしょ濡れになっていた。
「う、うう…だ、だって…」
「だって?」
楽は意地悪く微笑みながら聞く。
「き、気持ち良いんだもん…」
「…!!」
万里花は真っ赤になりながら、上目遣いで答える。
「…ここが、か?」
「え…んあああああだめだめだめだめええ!!!」
楽が万里花の言葉に触発されて、両方の突起を強く摘まんでしごき出した。
万里花は楽の両肩を掴み必死で堪えようとして、楽の胸に顔を押し付ける。
膝はがくがくと揺れている。
それでも、楽は手をゆるめない。
「ふふ、おまえの乳首、もうびんびんになってるぞ?」
「やあああ言わないでええええ…!!」
楽の責めは続く。
そして、ほどなくして。
「んあううううイクイクイクイっちゃ…」
楽の背中に両手を回して、涙を流しながら楽を見つめて、まりかは絶頂に達した。
太ももを濡らしていた液は、床に水たまりを作っていた。
「う、うう、ううう…」
泣き声、だろうか。万里花は声を漏らしながら、楽の背中に回していた腕をおろし、ゆっくりと崩れ落ち、膝を着いた。
楽のモノが目の前に来た形になる。
「…らっくん…の…」
万里花はとろけ切ったかおでにへらっ、と微笑むと、楽のモノに唾液を垂らし始めた。
「おかえ…し…♪」
そう言うと、
にちゃにちゃっぐちゅぐちゅっ
「!!うあ…んぐううう…!!」
右手は楽のモノを強くしごき、左手で左乳首を、口で右乳首を愛撫し始めた。
刺激が急激に強くなり、楽はたまらず腰を必死で引く。
「うふふ…逃がしませんよ?♪」
楽が腰を引く度に万里花が左手で引き戻し、逃がすことなく愛撫を続ける。
「ば、ばか、イク、すぐに、イっちまあ…うああ」
「イッて…?らっくん、いっぱい、出して…?」
まりかはそう言うと、両手で楽のモノを更に強くしごき、口を大きく広げて舌を出した。
「あ、あ、あ、イク、イク、イク、出る、出る、万里花、出る…!!!」
ぶびゅるるっびゅっびゅっぶびゅっ…びゅっ…
「ふあ…熱い…すご…濃いよお…」
あまりに濃度が高いためか、まりかの顔に放たれた楽の精は、粘りついてまりかの顔からこぼれ落ちようとしない。
楽も、がくっ、と膝から崩れ落ち、息を荒げながら真っ白に染まった万里花の顔を見つめる。
二人とも、目は虚ろで顔は惚けている。
いつの間にか、汗も滴っていた。
「…拭かなきゃ…な」
楽はそう言うと、ティッシュを探して万里花に差し出す。
「ありがとう…ございます…」
万里花は顔を拭くと、フェイシャルペーパーのようなもので更に顔を拭いた。
「…」
「…♪」
落ち着いたのか、楽は何を言うでもなく万里花の頭を優しく撫で、万里花も喋らぬまま微笑んで楽に身を委ねている。
「さて、じゃあそろそろ…ん?」
楽の目線が、万里花のベッドの横に行った。
「?どうしました…?」
万里花はまだ惚けているのか、喋る速度がゆっくりとしている。
「…あれって、さ、まさか…」
「…?…!!!」
楽が指差した先を見て、万里花は一転して顔面蒼白になった。
明らかに使用した後としか考えられない、電動マッサージ器が置いてあった。
「ああああれはその…か、肩が凝ってまして!!それでその…マッサージ…で…?」
「なんで疑問形なんだよ…」
笑顔でごまかそうとするも、語調で本当の用途がばればれである。
「へー、ふーん…」
楽が急にやにやし始める。
「じゃあ聞こうかな」
「な…何を…でしょう?」
万里花はびくっ、と怯えた表情をしている。
「これを使ったのはいつ?」
「け、今朝です…」
「そうか。マッサージしながら、誰のこと考えてた?」
「うう…ら、らっくん…です…」
楽は自分の言葉がウソだとわかっているのに遊んでいるのだと気付き、尚更恥ずかしくなる万里花。
「(ああもうかわいいなあ…)じゃあ、何回くらい気持ち良くなった?」
「…い、イッたのは…あ!その、気持ち良くなったのは…3回くらい…です」
「そっか。じゃあ、それ以上に、だな♪」
「え…きゃっ!」
楽は万里花の身体をお姫様抱っこで抱えて、ベッドにぽすっ、と優しく下ろした。
「え~っと、スイッチはこれか…おお、結構振動するんだな」
楽は呑気にそんなことを言いながら、ゆっくりと万里花に近付く。
「あ、あの、らっくん、じ、実は…その!」
「んー?どうした?」
「わ、私、その、それを当てがうと熱が出ちゃう病気なんです!」
「…」
「…」
「……」
「……(ううう、沈黙が痛いですわ…)」
「…回数、」
「え?」
「予定の倍にするかな」
楽はそう言うと電マのスイッチを弱から中に切り替えた。
「ままま待ってくださいごめんなさい正直に話します!!」
先程よりも苦しいウソで自分を更に追い詰める万里花。
「…よろしい。どうしたんだ?」
「あ、あの、今朝、自分でしたときは、3回イッた後、もうこれ以上は立てなくなると思ってやめたんです…だから…」
「…よし、まだ時間はあるな…さて」
楽は万里花の言葉を聞いたものの、時計で時間を確認するや否や再び万里花に迫る。
「うええらっくんー!?話聞いてましたかー!?」
涙目になりながら、胸を手で隠し後ずさりする万里花。
「これが終わったらちょっと休憩しよう。それで大丈夫!な?♪」
楽が不自然にキラキラした笑顔で近付いてくる。
「うううらっくんのけだもの~…本当におかしくなっちゃうのー!!」
「いいからいいから…」
「ううう…やだー!!らっくん目が怖かー!!」
二人の関係性からは、まして万里花の普段の楽に対する接し方からはとても考えられないようなやりとりが続く。
しかし。
「万里花。」
「ひゃいっ!?」
楽は言葉のトーンを1つ2つ落として、万里花の名を呼んだ。
目には優しさと、服従を求める冷たさが宿っていた。
「いいから…こっちにおいで?」
「…は、はい…」
楽の雰囲気に飲み込まれ、背筋に今まで以上のぞくぞくとした快感を覚えた万里花は、抵抗を止め楽の下へ歩み寄る。
「…いい子だ。じゃあ、足を開いて?」
「…っ」
万里花は、震えながら、楽の目の前でゆっくりと足を開いた。
抵抗は無駄だと悟ったのか、手で隠すことはせず、真っ赤になった顔を覆っている。
「…綺麗だ…」
「ううう…恥ずかしいばい…」
「…」
「ひんっ!?」
ふっ、と、楽が万里花の秘部に息を吹きかける。
「…息を吹いただけでこれか…どうなることやら…っと」
楽はそう言いながら、おもむろにスイッチを入れた。
ぶいいいい…と言う音を立て始める。
…はっ…はっ…はっ…
万里花の頭の中は恥ずかしさと緊張でパンク寸前になっている。
しかし楽は責めの手をゆるめない。
「あ、そうだ、手で足を広げて」
「!?」
顔を隠すことすら許さない。
しかし、そんな命令にも抵抗することが出来ず、万里花は小さく頷くと、ゆっくりと手で太ももを持って、更に広げた。
「いい子だ…。じゃあ、行くぞ…」
「…んっ…ふっ…んああああああああああやっぱりだめだめだめこれ本当にだめおかしくなっちゃうよおおおお!!!」
弱からスタートしたのだが、今日のこれまでの楽の責めで万里花はより敏感になってしまっていた。
そのため、あまりの快感に恐怖を覚えて、手を太ももから放し楽の首に回す。
「おいおい、まだこれからだ…ぞ?」
ぐいっ、と、更に押し付けた。
「んああああだめイッちゃ…あああああ!!!」
一度目は、ものの15秒程でイってしまった。
「さて、あれはどこかな…あったあった♪」
「!!そこは!!」
楽は万里花のクリトリスを見付けると、皮を引き上げてあっと言う間に剥いてしまった。
「だめだめだめだめだめだめえええええ…!!!」
ぶるるっ、と強く震え、二度目もたやすくイッた。
「じゃあ次は中に…と」
「ひう!?だ…」
楽が中に切り替えると、万里花は言葉を発することが出来なくなった。
「どうだ、気持ち良いか?」
「…う…うあ…うああ、ら、らっくん、怖いよ、イキすぎて怖いよ、私どうなるのおおお…ああああああああああ!!!!!」
激しく首を横に振った後、叫び声に近い喘ぎ声を上げて、万里花は絶頂に達した。
足は2方向にぴんと伸びて、朦朧とした表情で天井を見上げ、しばらく痙攣した後、ふっ、と気を失った。
「…ん…あれ…?」
万里花が目を覚ますと、楽が膝枕をしていた。
身体には毛布が掛けられていて、楽は万里花の頭を愛しそうに撫でている。
「…あ、起きたか」
「…らっくん、もしかして、ずっと…?」
「ふふ…前のお返し、ってとこかな」
そう言うと、楽は優しく微笑んだ。
それを見て、どきっとする万里花。
「…ずるいです…あう、あわわ…」
目を逸らそうと、楽の方に寝返りを打ったものの、楽のモノが目の前にあり慌てる万里花。
「ははは♪…ごめんな、本当に、万里花があんまりかわいくて、やりすぎちまう…」
楽は謝りながら、しゅん、とした顔を見せる。
それを聞いて、万里かはふっ、と微笑んだ。
「…うふふ、いいんですよ♡でも次は…」
「…次は…?」
万里花は楽のモノを愛しそうに触り出して、ゆっくりと楽の方に顔を向けた。
「らっくんが直接触って、もーーっと優しく、もーーっといっぱいいじめてくださいまし…♡」
「!!…かわいすぎるだろ…」
「ひゃんっ!もう…♪」
万里花の言葉で心がざわついたのか、またしても万里花の胸を揉む楽だった。
「そう言えば、時間の程は…」
「ああ、膝枕してる間は時計見てなかったな…まあここの片付けと料理の準備をするのには1時間半もあれば…」
現在時刻、17時15分。
「「…え」」
「「…ええ!!?」」
「わーーーーやばいもうこんな時間か!!料理もだけど、この辺もう匂いやら何やらがもう…!!」
「あわわわ…ら、らっくん、台所はあちらにありますから、先に台所に行って下準備が出来るものからやっていてくださいますか!?私はここを片付けないと…!!」
「わ、わかった!」
二人は急にモードが切り替わり、いそいそと準備を始めた。
「…うう…私とらっくんの混じり合った匂い…消したくないですわ…」
とほほ、と泣き顔でシーツを替えながら、万里花はファブリーズを限界まで使っていた。
続く。