ある日の夜、楽は寝る前に悶々と考えていた。
「…あ~、あれ、どうしようかな…思い付く案はあるんだけど…いくら最近万里花をいじめるのが楽しいからって、これはやばいよなあ…。いや、でも…あ~!…やっちまおうか、な。よし、じゃあ万里花に伝えておこうっと…」
何かを決心した様子で、万里花に連絡をした後眠りについた。
翌朝。
「らっくん、おはようございます♪どうしたんですか?こんな朝早くに…」
万里花がいつもより30分ほど早く学校へ来た。
以前までなら朝はぎりぎりまで家で身体を休めていたのだが、楽と接近してからはみるみる体調が良くなり、楽の顔を早く見たいと言う思いもあってか、度々早めに学校を来るようになっていた。
それにしても、今日のこの時間帯は早い。
「ああ、悪いな、早めに来てもらって」
「いえいえ♪まさか、また、朝早くからいやらしいことをしたいんですか~?♪」
ふふっ、笑いながら、楽に顔を近付ける。
「(ああやばいめっちゃかわいい…)…そう。正にその通り。」
「えっ」
万里花の目がわずかに見開く。
「この間の王様ゲームの」
「あ、すみません、私用事があるのを思い出しましたので…」
楽の言葉を無理やり切って、この場を後にしようとする。
「こらこらこら!最後まで聞いてくれよ!」
万里花の腕をがしっと掴んで離さない。
「うう…な、なんです…の…?」
ろくでもないことを言われるのが分かっているからか、既に涙目になっている。
しかし、涙ぐんだ目の中に、不安と少しばかりの期待が混じっているのが楽には手に取るように分かり、朝とは言え楽は内心半端ではない興奮を覚えていた。
「ふふ…えーっとね、まず、この場で下着だけ外してくれ」
「えっ」
「あ、そうだわりいわりい!上下な」
「え、えっ」
「はい、どーぞ!」
楽からえげつない命令が下される。
「ほ、本当に…?」
「いやなら全裸でもいいんだぞ~?♪」
明らかに、どんどん楽しくなっている様子だ。
「う、うう…わかりました…」
そう言うと、渋々ブラを外し始めた。
「…は、はい…」
制服をずり上げ、何とかして外した。
「よーし、いい子だ…」
楽はそう言うと、立ち上がって万里花の頭を優しくなでた。
「うう…ずるいよ…」
ぽそり、と呟いた。
「次は下だな」
「う…ううう…」
万里花は顔を真っ赤にしながらパンツを下ろす。
「(なんで、なんで朝の教室で私は下着を脱いでいるんですの…!?恥ずかしい、恥ずかしいよお…)」
顔から火が出るほど真っ赤になりながら、何とか脱いだ。
「よし、いい子だいい子だ♪」
「きゃあんっ!」
楽が褒めようと万里花に抱き付くと、急に甘い声が漏れた。
「…?」
それを聞いて、ぱっと離れる楽。
「…へえ…?」
「…あうう…」
楽が意地悪く笑うと、万里花は恥ずかしさから小刻みに震えた。
「…」
「んあううう!!…ふあ、は、うぐ…」
今度は先程よりも絡みつくように抱きしめると、隠しきれない甘い声が漏れた。
「…すっかり敏感になってるみたいだな♪」
「うう…は、恥ずかしいよお…」
制服は着ているにも関わらず、まるで全裸でいるかのように身体をくねらせ、胸と陰部を手で隠す。
「ふふ、きっと慣れるよ」
「…え?慣れる、って…」
「今日一日、このままで居てもらうから♪」
「…え」
「…ええええ!!?」
楽の命令により、一日下着無しで過ごすことになってしまった。
制服の下に着たいたものも脱がされ、制服の下は完全に素肌と言う状態に。
「…あうう、どうしよう…?」
徐々に人が入ってくる教室。
「ダーリン、おはよー!あら、万里花も」
「お、おはよう、ございます…」
「?どうしたの、何かテンション低いけど…」
「な、なんでもありませんわ♪あはは…」
「ふーん?ま、いいけど」
千棘との会話をなんとか交わす。なるべく喋らずに居たいのだが、いつものメンバーに対しては流石にそうも行かない。
それでも、どうにかこうにか切り抜けることが出来た。
「(…ふう、なんとかなりましたわ…そろそろ座りましょう…ひあっ!冷たい…。そうか、気を付けないと…)」
椅子に座るという動作一つでも、何かと警戒が必要なことに気付き愕然とする万里花。
それでも、朝はなんとか挨拶だけで済むため、HRまでは何とか乗り切った。
そして、昼休み。
「ら、楽様、ご一緒に食事でも…」
楽と二人きりになり、少しでも皆の目を遠ざけようとしたのだが、
「あ、今日は皆で食べようぜ。…逃がす訳ないだろう?」
言葉の前半は明るく言ったものの、後半は少しトーンを落として、万里花にだけ伝わるように言った。
「…んんっ…は、はい…」
背筋にぞくぞくっと何かが走るのを感じつつも、渋々了承した。
「なんか、7人で食べるのは久しぶりだねー!」
「そうよねー、誰かさんがしょっちゅう抜け出すからー」
「こら、舞子集!私の弁当を横取りしようとは良い度胸だな…」
「うひゃー誠士郎ちゃん!ご勘弁~!」
いつも通りのにぎやかな会話。
しかし、るりが先程から万里花のことをじっと見ている。
「…んー…」
「み、宮本さん、どうしたんですの?」
万里花は動揺に顔に出すまいと必死で隠しながら、るりに聞く。
「…橘さん、突飛で申し訳ないんだけど…立ってみてくれない?」
「え?」
るりの突然の要求に、周りもきょとんとする。
「え、な、なんでそんな急に…?」
万里花は平静を装い切れなくなってきたのか、冷や汗が頬を伝った。
「いいからいいからー」
「きゃんっ!」
るりがそう言うと、万里花の肩を掴んで立たせてしまった。
立っている万里花をみんなで凝視するという、不思議な状況。
万里花はばれやしないかと、気が気でなかった。
「…るりちゃん?橘さん、別に普通じゃないの?」
小野寺がふと問いかける。
「んー…気のせいかもしれないけど、今日の橘さん、なーんか色っぽいのよねー…」
「ななな何をおっしゃるんですか宮本さん!?いつも通りですわよ!」
万里花は明らかに動揺している。
「まあまあ。…香水を使ってる、とかでもないんだよねー、なんかこう…いつもよりも、生々しいって感じ?」
どんどんと確信に迫るるり。
「あはは、何言ってるのるりちゃん…」
「いやいや、本当にそう思うのよ。橘さん、ちょーっと触ってみてもいい?」
「なななな何を急に!(た、助けてらっくん…!!)」
楽の方を見て必死で助けを求めるが、楽はにやにやするのを抑えるのに必死で、目を合わせても何も応えてくれない。
「…あ、そう言えば、一条君」
蚊帳の外にいたにも関わらず急に指名され、びくっとする楽。
「んな?なに?」
素っ頓狂な声を上げる。
「この間の王様ゲーム、罰ゲームがあったわよね、確か?あなたたち3人は覚えてないだろうけど…。あれ、誰も決まらなかったの?」
聞き方を多少ぼかしてはいるが、るりの視線は確信を得たかのように楽と万里花を交互に捉えている。
「…ああ、あれはな、今…」
「ららら楽様!!ダメですダメです!!」
「え?」
楽も意地悪である。まるでるりと楽による誘導尋問であるかのような流れで、万里花が答えてしまった。
「え、万里花、罰ゲームって…?今?万里花が?」
何が何だかわからないと言うように千棘が混乱している。
「あ、あわわ…」
キーンコーンカーンコーン
「…!!ほ、ほらほら、もう片付けませんと!♪」
救いのチャイムが鳴り、万里花は慌てて解散させた。
その後もるりは怪しんでいたものの、まとまった時間を取れる訳でもなかったため、なんとかやり過ごした。
そして放課後。
楽と万里花は屋上に居た。
「も~、らっくん!お昼休みは本当にばれるかと思ったんですよ!助けてほしかったですー!」
万里花はぷんすかと怒っている。頬を膨らませて。
「はは、わりいわりい。おまえがみんなの前であんな風に慌てるところ、見たことがなかったんでな。ついつい…」
呑気に答えた。
「ぶう…。…でも、なんとかばれずに済んで良かったですわ♪」
「そうだな、みんな教室や廊下でよく気付かなかったなって思うよ。これを見てもな。」
「…え?」
楽の言葉に疑問を抱き、屋上の入口から自分達がいる場所までの通り道を見る。
数歩に1滴くらいだろうか、わずかに濡れている。
「…あ…」
それを見た万里花は、急激に赤くなる。
「トイレ行った後なら、ちゃんと拭いてるからこんなことにもならないだろうしな。…はらはらしながら、興奮してたんだろ?」
楽が万里花にずいっ、と近付く。
「ふあ…そ、そんな…こと…」
顔を真っ赤にしたまま背ける。
「そうなのか?じゃあ…」
「んあううう!!?ああん!あっ、だめ、んんんん…あっあっあっ、やだやだやだ…んああ!!」
予告無しで万里花の胸を鷲掴みにして、そのまま揉み始める。
いつもなら初めからこんなに強くすることはないのだが、このときは万里花も十分に興奮していると踏んで初めから強くした。
結果として言えば、楽の想像以上に、万里花の身体は『準備』が出来ていた。
「全然声を抑えることが出来てないぞ?大丈夫か…ほら」
「ひあああああっ!!そこつまんじゃやだよおだめだめだめだめイクイクイク…あっ…」
楽が万里花の突起を摘まむと、あっと言う間にびくっと痙攣して、崩れ落ちた。
「おっ…と」
倒れかかる万里花を、楽が受け止める。
そして、万里花の頭をくしゃっと撫でながら聞く。
「今日一日、どうだった?」
「どうだった…って…」
「興奮したか?」
「…っ」
楽の冷たい笑顔に、お腹の奥がきゅんとするのを感じながら、万里花は口ごもった。
「そうか、答えてもらえないか、じゃあみんなに報告に…」
「ままま待ってくださいまし!こ、興奮しました、ものすごくしてました。この後私はらっくんにどうされちゃうんだろうって想像ばっかりしてました!ゆ、許して…ください…」
正直に言った上に必死で哀願する万里花に、楽はどうしようもないほどの興奮を覚える。
「よーし…いいだろう、じゃ、これを鎮めてくれるか?」
「ひゃっ…」
楽はそう言うと、万里花の前に自分の怒張しきったものを取り出した。
「万里花、まずは膝立ちになってくれ」
「え…あ、はい…」
「膝立ちするにはここは固いよな…よっと、俺の上着をクッションにしてくれるか?」
楽は万里花の戸惑いを気にせずにせっせと用意を始める。
「さてと、俺は立って…よし、じゃあ、まずは…」
楽が声のトーンを一つ落とす。
「胸を出して」
「はい…」
あっさり従った。万里花の声には嫌がるような素振りは全くなく、強引に引っ張られるのを喜んでいるようだった。
顔を背けながら、ゆっくりと制服をずり上げ、たわわな胸を露にする。
「綺麗だ…ここもびんびんに立ってるな…ほら」
「ひんっ!」
楽が万里花の突起を軽く指で弾く。
…ふっ…ふっ…ふっ…
顔を背けながらも胸は露にしたままで、顔を真っ赤にしながら息を荒げる。
「(…うう、どきどきで頭がどうにかなっちゃいそう…)」
そんな風に考えていると、楽が次の命令を出してきた。
「…じゃ、挟んでくれ」
「…え」
「ほら、早く♪」
「は、はい…」
楽の命令に従う万里花。
ふにゅっ、と、楽のモノを万里花の胸が優しく包み込む。
「…うお、すげ、あったかい…」
ため息を漏らす。
「よかった…」
万里花は楽の反応を見て、安堵の表情を浮かべた。
…くちゅ…ぷちゅ…ぐちゅ…
「…ん、ふう…どう…ですか?」
徐々にやり方が掴めてきたのか、ただ上下するだけでなく、唾液を垂らして滑りを良くし、左右を互い違いに動かすようにして、リズムを一定にしたり敢えて急に乱したりと、少しでも楽が気持ち良くなるように尽くしている。
「…うあ…あ、ああ…すげえ…気持ち良いよ…。なんでこんなに上手いんだ…?」
「うふふ♪…これは予め研究したりはしていないんですが、らっくんの表情を見てこうかな、こうかなって考えていたら段々分かってきました♪」
「すごいな…ん、研究?」
「…あ」
うっかり口をすべらせ、顔を赤らめる万里花。
「…これは、また後日根堀り葉堀り聞かせてもらおうかな」
「…は、はい…」
「…」
楽は万里花の行為を凝視しながら、頭を撫でていた。
万里花はそんな楽を笑顔で見つめ返し、ひたすら気持ちが良くなるポイントを探す。
「…万里花」
「ん?なんです…か…?」
言葉をかけられてきちんと返事をしつつも、行為をやめない。
「なんていうか…あれだ、しあわせだわ、俺」
まるで温泉にでも遣ったような顔で幸せそうに喋る楽。
「…うふふ♪そう言ってもらえて嬉しいですわ♪」
「この…緩やかな刺激がたまらん…ずっとやっててもらいたい…」
どうやら癖になったようだ。
「そうですか♪では、これからは毎朝でも、休み時間でも、寝る前でも、いくらでもして差し上げますね♪」
「おま…!それ、本気で…?」
期待以上の言葉が返って来たため、若干動揺する。
「あら…ダメ…ですか?」
「お願いします」
即答だった。
「…ん、よろしい♪」
こうして、二人の間の秘め事がまた一つ増えた。
そして。
「…う、そろそろ出そ…う…だ…」
楽の身体が小刻みに震えだす。
「らっくん、イキそうなんですね…?いいですよ、いっぱい…いっぱい出して…!」
そう言うと、今まで全体的に刺激を加えていたのを、亀頭に集中して責め始める。
「うあ…!これ…すげ…だ、だめだ、で、出る、出るぞ、万里花…!!」
ぶびゅっぶびゅるっぶぴゅっぴゅっ…
いつもと違い、興奮の中にも安らぎがある、穏やかな射精であった。
「…んあ、いっぱい出ましたね…♪」
胸と顔にかかった楽の精を拭いながら、幸せそうに言う。
「…はあ、はあ、はあ…初めてでこんなに上手いのかよ…今後に大いに期待させて頂きます…」
何故か敬語になる楽。
「うふふ♪はい、いくらでも♪」
万里花はにこやかに微笑んだ。
「さーて、と…」
片付けが終わり、楽がふと話し始めた。
「次はいつ着ないで登校する?」
「ふえ!?だ、だってこれは罰ゲームじゃ…」
楽のまさかの言葉に、万里花は慌てふためく。
「はは、冗談だって♪」
茶化すように言う。
「むむう…えい!」
「!?」
万里花は頬を膨らませると、楽の制服を急にずり上げる。
「え、あ、ちょ、万里花?万里花さん?」
「…」
「う、あ、ま、待って、こ…ら…」
万里花は楽の乳首を舌と指で愛撫し始める。
「…~!!」
ものの十数秒で楽のズボンはぱんぱんに膨れ上がってしまった。
「…はあ…はあ…おまえ、なんでこんな…」
「うふふ…心臓に悪い冗談のお返しです!今日は一緒に街中を歩きましょう?その間、ずーっと立たせておいてあげますから…♪」
そう言うと、胸をくい、と寄せて上げた。
艶めかしい目と、ちろりと出した舌に、否応なく楽のモノは反応する。
「…っ」
ごくり、と、息を呑んだ。
「うふふ…私も着てないままですから、恥ずかしい同士ですね♪」
「…おまえ…とんでもなくエロいな」
「らっくんの前でしたらいくらでも…んっ」
万里花はそう言うと、楽の首筋に優しく口付けをした。
「…えっと、うん、しあわせだわ、俺」
楽はそう言って、万里花の頭をくしゃっと撫でた。
続く。
今回は激しくはなりませんでした。少し穏やかめに。色々と試してみます~。
それでは、今回もお読み頂きありがとうございました(^^)!!