【R18】英梨々が処女卒業するまで終わらない話【画像付き】 作:きりぼー
受験生に正月なんてものはないのだが、俺も英梨々の添え物として和服を着ることになった。
うちに泊った英梨々は朝から慌ただしく家に帰って髪を結ってもらい振袖の着付けをした。毎年恒例だ。そして俺も隣の部屋でチャチャと衣装替えをした。俺の着物は去年と同じなのだが、英梨々の着物は今年も新調していた。
ベースの色は落ち着いた碧だ。そこに絞り染めと呼ばれる技法で華やかな色がいくつか散りばめられている。鹿の子縛りは、ポツポツとした模様が『神の使い』とされる子鹿の背中の斑点に似ていることから、子孫繁栄や長寿を願う大変縁起の良い柄らしい。
一方の俺は紋付の羽織りを着ている。この紋が我らが安芸家のものでないところがツッコミどころなのだが、スペンサー家のものでも、澤村家のものでもない。スペンサーはイギリス王室に繋がってしまうので、それを英梨々が和風にアレンジしたオリジナルだ。かなりシンプルになっているので原型は言われないとわからないだろう。
そんなこんなで準備ができたところでお参りに行く。
なにはともあれ縁結び地蔵ということで、かつて俺と英梨々が通った幼稚園のすぐそばのお地蔵さまの元へいく。
お参りをしてみると、なるほどしっくりくる。正月の参拝というのは神様にお願い事するためではない。昨年一年間を無事に過ごせたことを報告して感謝するためだ。そして今年もお願いしますと頭を下げる。
俺と英梨々が結ばれたことがお地蔵様と直接的に関係があるわけではないけれど、確かに縁(えにし)のようなものは感じる。何しろ物心がついた頃から、ここで2人で参拝しているのだ。離れにくくもなるというものだ。
そこから桜坂を上って神社へと向かう。神社は混んでいて出店もたくさん出ている。一通りぐるっと回れば地元の仲間と会う事がある。そのたびに雑談をして近況報告するのも楽しみの1つだ。
こちらからはあえて話題にしないが、相手から聞かれたら付き合っていることを報告する。数人に報告すればあとは勝手に広がっていくだろう。同窓会があったら大変だろうなといらぬ気苦労をする。英梨々はみんなの初恋の相手だったのだから。
報告を終えた英梨々はなんだかすっきりしたのか満足気だった。ドヤ顔で歩いてとてもおかしい。そこはもうちょいニコニコしたデレ顔であるべきじゃないかと思うが、本人も思うところがあったのだろう。
そこから池のある公園を横切って、大きく迂回しながら駅前の商店街の方へ降りていく。いつもの散歩ルートだ。
途中でいろんな人に声をかけてもらった。何しろ地元では有名な澤村家の御令嬢なのだ。年配やおばちゃんは「お付き合いしているの?」などと野暮なことは聞いてこない。なんとなく察ししてくれるか、いつものお供だと思っている事だろう。
英梨々は写真をお願いされて、そのたびにかしこまった表情で撮影に応じる。男性が一緒に写るのは年令が離れていてもNG。小さなお姫様としての役割を果たして下々の人と交流を深める。みんな妙にありがたがるので、それがなんだか笑えてしまう。
商店街は書き入れ時なのでオープンしている店が多く商魂たくましい。有名な神社のある商店街はそういうものなのだろう。
着物の英梨々は疲れてきているのでここらで休憩をとる。レトロな喫茶店があり、そこに並ぶ。店員が外の状況を確認して人数と名前を聞いてきたので、「2名、澤村」と英梨々が答えた。並んだ人たちを一通り聞き終えた店員が中へと戻る。
少したって、店長らしき初老の男性が外に出てきた。「ご予約の澤村様、おまたせていたしました」と言って、中へと案内してくれた。一番奥のボックス席だ。メニューと、水と、大き目の白いナプキンを二枚持ってきてくれた。服汚さないための気遣いであり、普段はもってこない。
「予約したのか?」
「してないわよ」
「なんかずるいな」
「別にいいでしょ。美人は得するらしいわよ」
「へいへいっと・・・」
英梨々が美人だからか、澤村家だからか、着物だからか、そのすべてだからなのか、それはわからない。優遇されたので素直に感謝して受け取っておこう。
ここで英梨々はパフェを頼み、俺は暖かい紅茶で我慢をしておく。服は汚さないように食べるのは気を使う。英梨々はあまり気にした様子はなく食べ方は綺麗だ。この辺のお嬢様としての嗜みはしっかりと修めている。
会計は英梨々がウォレットで済ませてくれた。
商店街の途中でまた小学校の同級生と会った。女子3人組だ。最初は簡単な挨拶で終わるかと思ったが、話しがだんだんと盛り上がっていき自然と道のはじっこの方へと移動する。俺はボケーと話を聞き流す。ピーチクパーチク話す事30分。やっと解放された。
「まっ、この年頃は恋バナよね」
「彼氏持ちは余裕があるな・・・」
「なによ」
英梨々が2人で帰りながら、さっきの話の内容をまとめてくれた。俺がほとんど聞き流していることを知っていたのだろう。だったらもう少し早く切り上げてくれたらいいのにと思わなくもないが、英梨々だってわかってのことだろう。
再び縁結び地蔵のある三叉路の前を通り、やっとの思いで家に帰ってくる。とはいえ、俺の家にはあがらない。このまま坂道を上って澤村家の赤い屋根の屋敷へと向かう。
次は澤村家での食事会だ。そんなに堅苦しくはないのだが、いかんせん親族だの、来賓なのがいる。気は使う。スペンサーおじさんは酔っぱらっているから、気の置けない仲なのだろう。
テーブルの上にはおせち料理をはじめ、握り寿司、刺し盛り、ローストビーフと豪華そうなものはたいていのっている。小さい缶が重ねてあるのはキャビアだ。となりにスライスされたバケットが置いてある。
俺と英梨々が到着したら、かっこうの話題になる。俺はニコニコと笑顔で対応する。隣にきた小百合ママも酔っぱらっていて絡み酒だ。
絡み酒といっても俺と英梨々のことをネチネチいうことはない。俺が受験でコミュケを休んだことが気に入らなかったらしく、それでどれだけ大変だったかをネチネチと愚痴ている。
英梨々の援軍があるかと思ったが、あっちはあっちで叔父様方に囲まれて大変そうである。俺としてはこのピンチを自力で切り抜けなければならず、話題をコミュケの内容から作品の内容へと移し、そこから昨今の作品批評と昇華させて矛先を変える。
何しろ同世代ではまだ若いとはいえ小百合さんも年を重ねている。昔の作品が好きなのだ。最近の作品を理解できず厳しい批評を下している。
ここまで話しが変わってくれば、あとは小百合さんの好きな昔の漫画の話題へと変えていき、機嫌を少しずつ変えていく。
「そうなのよねぇ・・・さすが倫くんねぇ・・・わかるじゃないの」
「はい。小百合さんの作品を見て育ちましたから」
「またまた~、口だけは上手いんだから」
スペンサーおじさん曰く、『おばさん転がしのジゴロ』というになるのだが、俺としては英梨々によって鍛えられているだけである。なんというか母子で似ているのだ。プライドの高さと腐女子としての資質が。
そういうわけで上機嫌になった小百合ママからお年玉をありがたくいただく。その頃合いを計って、スペンサーおじさんから「トモくんは受験生だから、そろそろ帰してあげないとな」と仲裁の手がはいる。酔っていても場のすべてを見通しているのはさすが外交官である。
そのタイミングで英梨々も立ち上がって解放される。やっとの思いで大部屋から出た。
「倫也、食事ちゃんとできた?ずいぶんとママに絡まれていたようだけど」
「おう。慣れっこだからな。だいたい皿が空になるとメイドさんが何かしら運んでくるし」
「そう、それなら良かったわ。はい、これはパパから」
「サンキュー」
スペンサーおじさんからもお年玉をもらえる。ありがたい話だ。
そこから更衣室にいって、俺も英梨々も元のラフな服に着替えた。英梨々はコーデュロイの白いのスカートとモフモフのでっかい白いセーターを着ていた。巻き角でもつければそのまま羊コスプレだ。
「ふぅ・・・」
「毎年嫌になるわよね」
「いやいや、ありがたいよ」
「部屋へ少しきなさいよ」
「そうだな」
せっかくなのでひさびさに英梨々の部屋へ向かった。螺旋階段を上る。英梨々の部屋は相変わらず雑然とした作業スペースと、ブリリアントな寝室とに分かれていて、英梨々の二面性が現れている。
「さっきまで食べてたから飲み物はまだいらないわよね?」
「うん」
「コミュケの様子みるかしら?」
英梨々が立ったままPCを立ち上げて、俺をイスに座らせた。それからマウスを操作してコミュケのフォルダを開いた。動画と画像がたくさん入っていた。
何枚かはすでに送ってもらっているが、これだけ多いと見るだけでも一苦労だ。英梨々がもう一つの椅子を隣に並べて座り、俺が見ている画像を隣で解説する。面白いのは英梨々がカメコになったのか、例年よりもずっと他のコスプレイヤーの画像が多いことだ。
「ずいぶん撮影したんだな。それも撮影上手だし・・・ん・・・ケータイじゃねーな?」
「そうよ。これもらったの」
「誰に?」
「わかんない。チップごとコピーしてくれたわよ。サークルに届けてくれた人もいるし」
「へぇ・・・」
「あっ、これがあたしね」
「それは見ればわかる」
英梨々がギャルのコスプレをしている。英梨々が送ってくれた自撮りよりもやはり可愛く撮れている。
「なんていうか・・・」
「けっこう際どい角度よね・・・」
「うーん、これは撮影されているのもありそうだな」
「まぁしょうがないわよね」
「インナーははいていたのか?」
「当たり前でしょ。中はスパッツよ」
「それはそれでご褒美なんだよなぁ」
「そんなの気にしたらキリがないもん」
コスプレ衣装のスカートの丈が膝上10㎝以上の短いものだった。カメコが下からの煽りで撮影した場合は中が見える可能性があるのだ。今の時代は露骨な撮影は禁止されているし、マナー違反ではあるが、マナー違反してでも撮影するバカはいる。それに隠しカメラだってあるかもしれないのだ。心配すればキリがない。
「倫也は嫌なんでしょ・・・?」
「そうだなぁ・・・」
「まっ、彼女を大切にしたい気持ちはありがたくいただいておくけど、コスプレだって腐女子としての嗜みの1つなのよ。多少は許容しなさいよ。肌の露出もそこまで多くないでしょ」
「そうだなぁ・・・そうかぁ・・・?」
「何よ・・・」
「いや、そうでなくてだな。まぁいいや。俺も見たかったなぁって」
「ああ、そういうこと?いいわよ」
「いいのかよ」
「そりゃ別にいいわよ。でもそうねぇ・・・、明日そっちに行くときに着てあげるわよ。それまで我慢しなさいよ」
「・・・我慢」
「昨晩はたくさんエッチなことしたでしょ」
「あのな・・・俺は別にコスプレでエッチなことを・・・」
「したいでしょ?」
「エッチがしたいです・・・安西先生」
「素直なのはいいことよね」
英梨々が口元を抑えて、煽るようにニヤニヤと笑った。
※ ※ ※
正月ぐらい着物でエッチすればいいじゃないかと思うかもしれないが、それは到底現実的ではない。まず高価な品なので気を使ってしまう。汚さないように脱いだとしても、着付けができない。乱れた格好になった英梨々を帰すわけにはいかないし、我が家で着替えるのも露骨すぎる。
せいぜい英梨々に和装の下着にあたる長襦袢でも着てもらうぐらいだろうが、そこまでして着物エッチに情熱を燃やしたくもない。
もっとずっとチープなコスプレ的な和装ならありかもしれないが、それにしてもクリーニングのことまで考えると億劫になる。英梨々が何も提案してこなかったのはそういう事情もあるのだろう。
そういうわけで元旦の今日はエッチなことをせずに終わった。いや、大晦日で0時を過ぎてもイチャイチャと英梨々と遊んでいたから、あれが英梨々的には姫始めのつもりだったのかもしれない。
家に戻った俺はなんとか気持を切りかえて残りの時間を勉強して、それから早めに眠った。睡眠のリズムは整えておきたいのだ。
※ ※ ※
翌日、お弁当を持ちながら英梨々がやってきた。ギャル衣装というほどギャルをしていない。ややルーズな制服の着こなし方だ。本家のキャラは胸が大きいが英梨々は控えめなのでブラウスの胸元を開ける着こなしはただのずぼらに見えて、セクシーな感じがしないのが玉に瑕だ。ブラウスの裾は外に出して結んでいる。
ゆるめに結んだ水色のネクタイ。青いチェックのスリットスカート。黒いショート靴下。
「って、それ夏服だよな!?」
「そうなのよねぇ・・・」
「コミュケの時は冬服だったよな」
「そうよ。だって冬だもん。流石に暖房効いていてもこの格好では寒いわね。冬服の方が良かったかしら」
「いえ、夏服も大好物です」
「なら、問題ないわね」
何か違和感があると思ったら、夏服なのにベージュのパンストをはいていることだ。パンストの上に靴下とはこれいかに。本人もわかっているだろうから、そこはツッコミをいれずにスルーするのが大人の嗜みだ。
とりあえずリビングで一緒にお弁当を食べる。英梨々がメイドさんにリクエストしたのか、いたって普通の模範的なお弁当だった。ミニハンバーグ、卵焼き、プチトマト、タコさんウインナー。
「倫也が私服なのは、なんか興に欠けるわね。やっぱり学生服でも着せたら良かったかしら?」
「コスプレで遊ぶならそれもありだろうが、生憎と忙しい身でな・・・」
「だから、さっさとエッチなことだけして帰れってことかしら?」
「おいおい・・・そうは言ってないだろ・・・ただこう・・・キャラを作ったり、心構えみたいのは時間を必要とするだろ」
「そうね。そういうことにしておくわ。それにしてもこのお弁当は失敗だったね」
「いや、美味しいぞ?」
「そうじゃないわよ。同じお弁当を2つって面白味にかけるでしょ。ここは倫也が菓子パンだけで、『それじゃ栄養が偏るでしょ、少しあげるわよ』みたいなやり取りがあっても良かったんじゃないかしら」
「ふむ・・・学生コスプレごっこだな」
「現役だけど」
俺と英梨々も付き合ってけっこう経つし、エッチな事もそれなりにしてきたので、初々しいイベントをこなすのは今更という気がしなくもない。いや、そんなこといったらダメか。
食事を終えて2人で歯を磨く。マウスウォッシュもする。受験がないならこの後ゲームしたり、創作したり、アニメを見たりするのだが、俺は勉強がある。
なのでゆったりした時間は過ごせない。やることをやるだけだ。
階段を英梨々が先に上っていく。ミニスカートなのでスカートの中が丸見えで、ベージュのパンスト越しの下着が見える。これは眼福だ。
英梨々が振り返ってアカンベーをしたあと笑っている。
部屋にはいる。エアコンは付けたままなので暖かい。英梨々は立ったままどうしようか迷っている様子だ。
「倫也、どうしたい?」
「エッチなことしたい」
「もう少し迷いみたいなものはないわけ」
「さっき見せつけてきたから、すでにチンポジが悪いんだが・・・」
「はぁ~」
英梨々がもっともらしく溜息をついた。俺は何か別な提案をすべきだったのかもしれない。
「えっと、パンストを脱がしたい」
「夏服だし違和感はあるわよね」
この提案はどうやら成功らしい。
「だろ?」
「なら・・・脱がせてくれるかしら?」
「・・・ふふふっ、任せろ」
どうやら英梨々もすでにエッチな気分らしく話が早い。お互いに若いのでサカリがついているのだ。
英梨々がテーブルをどけようとしたので、一緒に動かしてフローリングの部分を広くした。
英梨々の前にクッションを置いて、俺は正座をした。
「では、失礼つかまつる・・・」
スカートの中に両手をいれてパンストの裾を持つ。それからゆっくりと下げていく。体に密着していてなかなか脱がせにくい。俺の目線はスカートが占領していて中は見えない。
なんとか膝上ぐらいまで脱がせたら、英梨々のお尻や太ももを触ってしまう。すべすべしていて気持がいい。
「こら、ちゃんと脱がせてからにしなさいよねっ」
「ハァハァ・・・なんか興奮してしまって我慢できん・・・」
「だからって、こんな状態じゃどうしようもないでしょ」
「そうでもないぞ?こういう脱ぎかけの美学っていうのもあるからな」
「どんな美学よまったく・・・」
「よし、英梨々。スカートの裾を持ってたくし上げてくれ」
「・・・」
「・・・えっ?ダメか?」
「・・・ダメじゃないけど、ちょっと考えていたこと違うわね。でも、倫也ってパンチラフェチだったなぁって改めて思い出したわ」
「パンスト越しじゃパンティーの色もわからなかったからな」
「じゃあ、当ててみて」
「水色」
「正解って、なんでわかるのよ。って、さっき見てたからよね」
「いや、まぁ色の傾向としてはわかったけど、やっぱり統一感を大事にする英梨々はこの衣装は水色だろ」
「そうよね・・・聞いたあたしがバカだったわ」
「ほらほら・・・」
「もう・・・なら、倫也は全裸になりなさいよね」
「わかった」
俺はさっさと脱いだ。冬服なので多少脱ぎにくいが30秒とかからない。正座をするとチンコだけが不自然に勃っている。まったく行儀が良くない。
英梨々はそれを見て納得したのか、少し横を向いて顔を赤らめた。あれだけ裸で肌を重ねても恥ずかしいものらしい。
※ ※ ※
英梨々がスカートの裾を持って少しずつあげていく。細い太ももはぴったりとはくっつかず、パンティーのクロッチ部分とデルタ地帯を作って向こう側の壁が見える。
水色のパンティーはキュートなJKらしいデザインで清潔感がある。サイドの布地は少し透けている薄い生地だ。クロッチは英梨々の性器にピッタリとくっついてデコボコがあり卑猥な印象を受ける。
「こ・・・これでいいでしょ。はい、おしまい!」
そういいながら英梨々がスカートを戻した。
俺は何も返答をせずに右手を伸ばしてスカートの中に手をいれた。手のひらを上にして中指を立てる。その中指で優しく英梨々の性器の溝にそって撫でた。
「あんっ・・・まだ触っていいなんていってないのに・・・」
布の上を撫でるように前後に動かす。時々は軽く上下に動かし中も刺激する。俺と同じように英梨々も興奮していたのだろう。英梨々は膝をくっつけたまま我慢して立っている。
「なんか、すでに濡れてないか・・・?」
「・・・ぬ・・・濡れてないわよ・・・」
「そうか・・・?じゃあ・・・この音はなんだ?」
中指をスライドさせてパンティーの中に滑り込ませる。
もう溢れている愛液が英梨々の大陰唇を濡らしていて、するり抵抗なくはいっていく。ヴァギナの溝には蜜が溢れ、ぬるぬるの液は指に絡みつき、上下に指を動かしただけで、
ビッチャッ ビッチャ と卑猥な音を立てた。
英梨々もエロくなったものである。これで処女なんて信じがたい。
「ハァハァ・・・もう・・・」
英梨々の内股がだんだんと酷くなってきた。今にもへたりこみそうである。
指をあんまり動かしていると、吸い付くような小陰唇の中へ侵入したくなる衝動を抑えきれなくなるので、手前のクリトリスの複雑な突起へ移動させる。ここは細心の注意が必要で強すぎるのは痛いものらしい。
俺もなれないうちは英梨々の手コキで亀頭が痛い時があった。今は愛液で充分濡れているので大丈夫だろうが、指を浮かせて触れるようなソフトタッチで刺激する。
「あっ・・・いい」
「ここだろ?」
「・・・うん」
ツンツンした英梨々はどこにもいなくて、子供頃のような少し不安で幼い英梨々が前面に出てくる。俺を信用して身を任せているものの、やはり高まる快楽と挿入の不安が入り混じるのだろう。
いっそうの事、俺のチンコで貫通してしまえば、そんな心配をしなくて済むのにな。着実に上っていく大人の階段の踊り場で俺たちは飽きもせずに座って談笑している。いつでも上れるという信頼と、いつまでもいられない焦燥感を抱えて。
くちゅ・・・くちゅ・・・くちゅ・・・
卑猥な音、絡みつく愛液、溢れているのか英梨々の太ももの方まで照りが出ている。だとしたら英梨々は相当濡れている。
水色のパンティーはすでにクロッチ部分は変色して濃くなっていた。
「英梨々・・・」
「な・・・なによ・・・ハァハァ」
「このまま舐めたいから、スカート持ってて」
「・・・ハァハァ・・・立てないかも・・・」
俺はパンティーから指を抜いた。そして両手でパンティーのすそを持って、やはり中途半端に膝上まで下ろす。この途中の感じがたまらない。
「だめ・・・そこだと・・・もう・・・ハァ・・・ハァ・・・バランスとれない・・・」
英梨々が膝を折り曲げて俺の方へ倒れてきた。英梨々を抱きしめて受け止める。足がもつれてしまってはしょうがない。抱き寄せた英梨々をゆっくりと反転させて、後ろ向きに抱きかかえる。
「これなら大丈夫か?」
「・・・うん」
英梨々がペタンと座ったが、こう見てみると足が窮屈そうに見える。それはそうだ。それにパンティーが伸びてしまうのは忍びない。
しょうがないので片足だけストッキングもパンティーも脱がせる。うっすらと生えた陰毛が見える。あたりがビチャビチャに濡れて、テカテカと肌が光っていた。
今度は俺も手が楽に動かせる。左手で英梨々の胸を揉みながら、ゆっくりとボタンをはずしていく。右手は英梨々の性器を引き続き悪戯しながら、クリトリスに規則正しい弱い刺激を繰り返す。この方が気持がいいらしい。
英梨々の瞳はうるうると涙目になっているが、別に悲しいわけではない。興奮しすぎてよくわからないらしい。気持ち良すぎると以前は言っていた。
これでチンコまで入ったら大変なんじゃないかと思ったが、女性の敏感な性感帯はクリトリスで膣内が気持ちよくなるのはそれなりの経験がいるらしい。それこそ最初は痛いらしいし・・・
抱きかかえたままじゃれ合っている時間がお互いに好きだった。
「愛液がもったいないから舐めたかったんだけど・・・」
俺のリクエストに英梨々がまた立ち上がってこちらを向いた。そして、無言のまま立ち上がってスカートをたくし上げた。
愛液が溢れて右の太ももを伝って垂れていく。薄い陰毛も愛液に濡れてまとまっていた。
ペロリッ・・・
内ももの愛液を舐めあげる。英梨々は汗も少しかいたのだろう。塩分の味が少しする。それと愛液にまざるやや金属的な味が舌に伝わった。独特の匂いはいい香りというよりは原始的な香りで、どんなに着飾っても人間が動物であることを思い出させてくれる。
そのまま両手を後ろに回してお尻を掴みながら、英梨々を倒れないように支えた。そして舌を少しずつ上に這わせるように動かして、鼠径部へと到達した。ぷにぷにと柔らかい大陰唇からクリトリスの突起の固い粒に舌先を移動する。
「ハァハァ・・・あんっ・・・ぁ・・・あ・・・」
英梨々からは吐息と喘ぎ声が混ざる。膝はもう内股で今にもまた倒れそうだった。けれど、英梨々の腰は快楽に貪欲で、ときどきビクンビクンと前後に動かしながらより気持いい部分を舌に押し当ててくる。
「あ˝あぁぁ・・・くぅ・・・」
悲痛な声にも聴こえる喘ぎ声は、英梨々が本当に気持ちいいのだろう。可愛い声とは違って少し濁点がまじったような低いうなりが混ざる。
舌をのばして溝の方の愛液を舐めとろうとしたが、前から舐めるのでは限界がある。やはり英梨々を寝かせて股を開かせないとクンニを完全にすることはできない。
あるいは俺が寝そべって英梨々が跨るとかだろうか。
「・・・ダメッ・・・そこまで・・・ハァハァ・・・」
「んきゅっ・・・レロレロレロ・・・」
「はぁ~~ン・・・ンン・・・ダメ・・・ここまでっ!」
英梨々が俺の頭を両手で抑えて離した。
俺も両手をほどく。英梨々はヨタヨタとベッドのほうへよろめいてなんとか腰をかけた。
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
俺よりもだいぶ呼吸が浅い。まるで走った後のように乱れていた。
片足にまだ残っているパンティーとストッキングを脱がせ、そのままフローリングの上に置いておく。
俺もベッドの方へ移動して、英梨々をすくいあげるように抱えてポジションを真ん中へ変えてもらう。それから膝を立てている足を両手で開いた。
ぐっちょりと濡れたヴァギナは文句なしに受け入れる準備ができていた。大陰唇はぱっくりと開き、ピンク色の小陰唇はヒクヒクと脈うちながら愛液を垂れ流している。
「ハァハァ・・・いれたい」
「・・・ハァ・・・ハァ・・・いいけど・・・」
「いいんだよなぁ・・・」
「うん」
エアコンが効きすぎなのか、少し暑い
※ ※ ※
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
2人とも呼吸が浅い。緊張しているのが伝わる。英梨々は枕もせずに顔を横にそむけて目をつぶっていた。後は俺次第。
膨張しすぎてテカテカと光った亀頭の先を英梨々の陰毛あたりに接触させる、右手で陰茎をもって先端の位置を確認する。ここまであからさまにぱっくりと開いているマンコなら、更どこか確認するまでもない。
あと数センチ下にするだけで、接触してしまう。何か葛藤していたはずの理由はもう頭の隅からも追い出されて思い出すこともできない。
「あんっ・・・」
「くぅ・・・」
俺は亀頭の先をさらに下にして、英梨々のクリトリスのあたりに押し当てた。そこで上下してこすりつける。
英梨々はそれが気持ちいいらしく、感じていたが・・・やがてじれったくなったのか・・・
「・・・はやくぅ」
と、おねだりしてきた。
性器の先を接触させるミッションだけで終わらせることなんでできない。前回は美智留によって阻まれたが、今回は電話も鳴らないし、誰もこない。
「と・・・とりあえずミッションだけな・・・」
「・・・うん」
俺は陰茎を手で下に押しただけなのだ。亀頭はクリトリスの下へとぬるりとすべり下りると、大陰唇をさらに押し広げた。
にゅるっ
そんなスムーズな擬音がぴったりだと思う。亀頭の先の半分近くが中へと誘われてはいってしまった。
気持ちいいとか、そういうのはもう緊張しすぎていてわからない。自分の体温なのか、英梨々のヴァギナなのかわからないけど、なんだかとても熱かった。
「痛っ!」
「あっ・・・大丈夫!?」
俺は慌てて腰をひいた・・・ちゅるっと、すぐに亀頭が離れた。挿入というほど深くは入っていない。
「ねぇ・・・入ってる?」
「・・・もう抜いたぞ・・・」
「えっ・・・そうなの・・・」
「入った感じするのか?」
「わ・・・わかんないわよ、そんなこと・・・」
俺は間違って挿入してしまったのかと思い、英梨々の処女膜が破れていないか確認をした。目視するには暗かったが血は出ていないし、小陰唇を指で開いてもその先は閉じたままだった。
「ふぅ・・・大丈夫だぞ」
「何がどう・・・大丈夫なのよ・・・バカ」
「と・・・とにかくミッションは達成したからな・・・」
「倫也はそれでいいの?」
「よくわからん。何もかも関係なくて、ただ挿入たいって本能だけはあるよ。でも、それ以上に英梨々を大切にしたいし、約束は守りたいし・・・」
「ふーん・・・」
チンコはひくひくと脈うっている。初体験は緊張して勃たないなんていうけれど、そんなことはなかった。たぶん、エッチなことをしているからだいぶ気持に落ち着きがあるからだと思う。
「じゃあ・・・おしまい?」
「・・・スマタしていいか?」
「ダメ」
「ダメなのかよ」
「うん。意気地のない倫也はセックスできなかった時はそのまま我慢してもらうわ」
「なんだと!?」
「だってそうじゃないと、この後フェラや手でヌいてもらえばいいやって思うでしょ」
「・・・そんな風には思わないぞ・・・」
「でも、今スマタを提案したじゃないの」
「・・・言い訳出来ないな」
英梨々が起き上がって、足の指で器用に床の上のパンティーをつまみ上げた。
「残念ね」
俺は英梨々が急激に冷めてきていることを悟って、ティッシュを渡した。英梨々はそれを恥ずかしそうに受け取って、隠しながら局部を拭うと丸めて握りしめた。それからゆっくりとパンティーをはいてしまった。
「あのさ・・・溜まっていると集中できないんだけどな・・・」
「し・・・知らないわよ。ふん!」
「怒っているのか?」
「べ・・・別に怒ってないわよ。あたしだってどうしていいか分からない時ぐらいあるわよ」
そういってパンストもはき始めた。
そしてスカートもはいて、ブラウスを整えると、アカンベーをして部屋から出ていってしまった。
俺は呆然とした。チンコは勃起したままだったけど、なんだかヌく気は起きず、ただただやるせなさで辛いだけだった。
(了)
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