【R18】英梨々が処女卒業するまで終わらない話【画像付き】 作:きりぼー
2月下旬。春というにはまだ寒い。
卒業式はあっさり終わってしまった。特に深い感慨はない。心残りといえば加藤に会える理由がなくなる事ぐらいか。
英梨々は学園のアイドルらしく泣いて、その涙が周りを感動させていた。それが嘘泣きでないから英梨々なりにがんばった高校生活だったのだろう。美術部でもがんばっていたから、後輩女子にも囲まれていた。
女子に囲まれて、それを遠巻きに男子が見ている構図は最期まで変わらなかった。
傍目には可憐に見える美少女も、中身が腐女子なだけでなく、今やエロい女に成長してしまった。フェラテクも手コキテクも学校内では上位に位置するだろうが、そんなこと知っているのは俺だけなのも何やら下衆な愉悦がある。
卒業式が終わってさっさと帰る人もいれば、夕方になっても学校で名残り惜しんでいる人もいる。
俺は自分の教室に戻って、ぼんやりと校庭を眺めつつ英梨々の気が済むのを待った。特進クラスはサバサバしたもので、もう教室には誰もいない。
「あっ、安芸くん。いた」
少し高い澄んでいて耳に心地いい声は加藤だ。振り返ると教室の出入り口から顔をのぞかせている。
「よう、加藤。卒業おめでとう」
「それ、卒業生同士がいう言葉なのかな?」
「そうだな。じゃあ今までありがとうっていうのはどうだ?」
「こちらこそ」
加藤が俺に会いに来てくれたのは嬉しい。机を一つ間に置いて加藤が座った。この距離感が実に加藤だ。
「英梨々を待っているんだよね?」
「一応な」
「同棲はどう?」
「・・・同棲は・・・まだしてないぞ?」
「まだ・・・ね」
「なんか俺、結婚するみたいなんだが?」
「なんでそんなに他人事なのかな」
「実感ねぇもん。付き合ってまだ一年たってない高校生なんだぞ」
加藤は何も答えなかった。話題が悪い気がする。日が陰りだいぶ暗くなってきた。どこか遠くの教室で誰かが歌を歌っている。
「加藤は大学で何かやろうと思ってる?」
「ん~」
「まずはバイトか・・・」
「ん~」
「・・・キレが悪いな」
「合コン」
「いや、加藤は合わないだろ・・・」
「英梨々も連れていけばハイスペックな男性が集まるかも」
「人妻になるからね?」
「ん~ 特にないかな」
加藤の話は本気か冗談かわからない時がある。
「俺さ、大学にはいったらまたゲームを作ろうと思うんだ」
「やらない」
「まだ何もいってねぇぞ・・・」
「誘われてももう一緒には作れないよ」
「・・・そういうもんですか」
「そういうもんなの」
加藤の顔が少し赤くなった。脈がありそうだったんだよなぁ。
「だが、バイト先として考えたらどうだ?」
「安芸くんがわたしを雇うのかな?」
「そうそう。英梨々かもしれんが」
「めんどくさいかな。英梨々とは友達でいいよ」
「そういうもん?」
「そういうもん」
これで会う口実がなくなってしまった。英梨々との交流が続くなら、加藤の恋人も含めたWデートとかあるかもしれんが、それはそれで想像もしたくない。
「じゃあ、そろそろわたしは帰るね」
「まってくれ」
俺は加藤を引き留めて、卒業アルバムを渡した。卒業アルバムは当日でなくて前日から渡されている。みんなの寄せ書きのページがあるのだ。俺のはあまり埋まっていないから、少し恥ずかしいが加藤に書いてもらうことにする。
「これ、何か書いてくれ」
「ああ、うん」
加藤は自分のアルバムを無言で俺に渡した。俺も何か書けということだろう。言葉選びが難しい。
加藤の卒業アルバムの寄せ書き欄はけっこう埋まっていた。言葉選びに迷う。
『黒歴史(クロニクル)を共に刻んだな』by安芸倫也
我ながらいい出来栄えだ。加藤も書き終わったのでお互いに交換をする。
「これ、消しゴムで消していい?」
「言葉は消せても事実は消えないぞ」
「はぁ・・・」
加藤が溜息をついてから笑った。珍しい笑顔だ。可愛い。
加藤は高2の後半ぐらいから噂にちょくちょく出る校内の可愛い子の1人になった。英梨々が圧倒的な存在なのに対して、加藤はなんとか手が届きそうな雰囲気があり、女子力も高いから現実的なのだろう。
『時給2000円なら考える』加藤
「おい・・・」
「プログラマーの時給はそれぐらいからって聞いたから」
「それはそうなんだが・・・」
「公私を分けるならしっかりしないとね」
「ふむ・・・」
高2の時に作った作品は今でもネット販売をして、ジワジワと売り上げを伸ばしている。もっともコストのかかる脚本は詩羽先輩が、挿絵は英梨々が無料で作ってくれたため、俺は丸儲けだ。加藤も取り分はいらないと断っている。
その余剰分を次の開発に回すとなると、なるほど妥当かもしれない。
「とりあえず・・・企画書だけでももっていくか?」
「・・・あるんだ」
「受験が終わってから入院していただろ?その時に考えた」
「だいたいいつもそんなことばかり考えているもんね」
「そうそう」
鞄から出して、加藤に企画書を提出した。加藤がそれを受け取って、めくろうとしたのを俺は止める。
「いや、家に帰ってから見てくれ・・・」
「わかった」
加藤がそれを鞄にしまって立ち上がった。
「それ・・・英梨々には秘密にしておいてくれ」
「・・・ふーん」
「最期に土下座でもみていく?」
「いや、いい」
加藤が苦笑いをした。いつまでもこうしていたいが、それは許されるものでもないのだろう。
ちょうど英梨々からSNSに着信があった。
「じゃあね安芸くん」
「おう、またな。強敵(とも)よ」
「変換がみえる自分が情けない」
加藤の背中を見送った。
英梨々はそろそろ帰りたいらしい。ただなかなか抜け出せないから連れ出してくれという。最期だし、そういう思い出もいいかもしれない。英梨々を迎えにいくとしよう。
英梨々の教室はけっこう賑わっていた。英梨々がいるからだろう。
「英梨々、そろそろ帰ろうぜ」
教室には入らず、廊下から声をかけた。教室のみんなが振り返る。
「うん」
英梨々がうなずいた。それからみんなに挨拶をして教室から出てきた。
「おつかれ」
「おつかれさま」
もう振り返らず、誰からも声をかけられないように早足で下駄箱へと向かった。
その日はどこにも寄らず家に帰った。俺と英梨々は明日から同棲を始める。一ヵ月ちょっとの同棲生活、その後は新婚生活になるはずだ。
今日は親子3人で水入らずで食事をするらしい。あの家族にしては珍しい。英梨々なりの1つのけじめなのだろう。
※ ※ ※
春休み。
新居にはすっかり物が増えて生活ができるようになった。PCも快適に動く。
「ルールを作るわよ」
「そうだな」
「エッチは夜まで我慢」
「却下する」
「あんたね、けじめつけないとダメでしょ」
「守れそうもないルールや、守ると生活が窮屈になったり喧嘩になるようなものは最初から作らない方がいいらしいぞ?」
「じゃあ他に何かある?」
「エッチ以外にルール考えてなかったのかよ・・・」
「そ・・・そんなことないわよ」
「例えば?」
「リビングには私物はあまりおかない」
「リビングがほぼ俺の部屋になっているんだが・・・」
「じゃあ、あたしはできるだけおかないようにするわよ」
「寝室のクローゼットが俺用な」
「それはしょうがないわね」
「英梨々の部屋には俺は無断で入らない」
「別にはいられてもやましいことないけど・・・」
「はいっていいと、留守中に下着とか見ちゃいそうだからな」
「それは倫也の性癖とモラルの問題で、2人で作るルールとは別じゃないかしら?」
「英梨々も俺のクローゼットを開けない」
「だが、断る」
と、まぁこんな感じでバカなルールを一応確認する。お互いの部屋を子供の頃から往復しているので、暗黙のルールはなんとなくある。そしてそれは当たり前のプライバシーの尊重ということに尽きる。
「あとは、掃除当番と、料理当番と、ゴミ出しね」
「俺がやる」
「はい?」
「いや、それはもう俺がやる。英梨々は気が向いた時に手伝ってくれたらいい」
「何よ~」
「家事でもめるのはやめよう」
「なら何でもめるのよ」
「作品作りとか・・・」
「とか?」
「あとはエッチとか・・・」
「あんたもエッチなことしか考えてないじゃないの」
「しょうがないだろ」
「しょうがないわよね」
それから見つめ合って、キスをする。もう数えることもできないぐらい唇を重ねてしまった。甘い香りがする。
それから髪を撫でてツインテールをくるくると指に巻きつけて遊び、控えめな胸にタッチをする。その反応でOKかどうかわかる。
「まだ午前中なのよ・・・」
今日は暖かいので英梨々は春物の服装をしている。ロングのフレアスカートをはいているし、白いブラウスに前開きの渋い黒のジレを着ている。
※ ※ ※
「ハァ・・・ハァ・・・あと・・・20日きったよな」
「・・・ハァハァ・・・そうね・・・」
「長いな・・・」
「長いわよね・・・」
寝室にはブラインドから陽光が差し込んで明るい。広いベッドの上には何も纏っていない英梨々と俺がいる。
ツインテールをほどいてしまったので、髪が一面に広がり、ところどころでキラキラと反射している。
白い肌に小ぶりな乳房。淡いオレンジ色がかった乳首がツンと形よく立っている。舐めてよし、つまんでよし、押してよし。感度もだいぶあがってきているようだ。
俺がベッドの上に膝立ちになりながら見下ろして眺めていると、英梨々が恥ずかしいのか内股にして陰部を隠している。その仕草がまたエロい。
じゃれているだけで濡れてしまうので、もったいないと思う俺は英梨々の足を開いて舌で愛液を舐めとる。
そのままクリトリスを舌で重点的に攻めつつも、指で少陰唇の中も少し刺激する。処女膜は当然残っていて、それを確認するのも好きだ。
指で開くとヴァギナの小さい穴に処女膜と呼ばれるものが確認できる。内部は溢れ出た愛液でテカテカと光っている。そのとてもチンコが入りそうもない小さい穴の奥に、塞いでいるようにヒダがつながっているものが見える。膜という感じはあまりしない。完全には塞がっていなくて、小さな穴が空いている。
指先を第一関節までゆっくりと挿入し、破らないように細心の注意をしながら少しいじる。
吸い付くような膣の弾力。ここにぶち込みたいのをどういうわけか、俺は我慢をしている。
そして、俺も英梨々も結婚式や新婚旅行の話をしていて、気が付いてしまったことがある。
入籍の予定は英梨々の誕生日である3月20日にするか、1日ずらして3月21日にするかで迷っている。それなら二日間お祝いができるからだ。
ただ結婚式は8月の夏休みにする予定なので、英梨々が希望通り『バージンロードをバージンで歩く』なら、8月まではエッチができないことになる。
それは今の関係性からすると無理だ。俺が我慢できそうもない。
英梨々も同じようだ。誕生日で入籍したらエッチするつもりなのだ。
「ああんっ・・・いい・・・いれて・・・」
最近は英梨々がねだるようになってしまった。それが無意識なのか、意識的なのかはわからない。
もしバージンロードをバージンで歩けないなら、もう入籍日にこだわる必要もないのだ。あとは18歳の壁を2人で守るかどうかでしかないし、現状のやっていることだって問題といえば問題なのだ。
それは他者や社会が関わってくる問題でもない。そんなことは誰にもわからないし、事件性はないからだ。
ようするに、もうお互いにヤリたくてしょうがない状況なのである。
「少し舐めてくれ・・・」
俺が頼むと、息を切らした英梨々が少し呼吸を整えてから起き上がる。膝立ちした俺のチンコを実に蠱惑的に舐めあげてくれる。裏筋に舌を這わせ、亀頭の周りを唾液でべちょべちょにする。
濡れ濡れになったお互いの性器。
「そ・・・それぐらいで」
英梨々は何も言わず、ベッドに仰向けで寝た。俺が英梨々の足を持ってM字開脚にする。オマンコは丸見えだ。
「はぁはぁ・・・」
呼吸が苦しい。興奮しすぎているのだ。亀頭の先を英梨々のヴァギナに押し当てる。
「あんっ・・・」
大陰唇がぐっと開かれて、亀頭の先が1㎝程度ヴァギナの中に隠れた。にゅるにゅるとしていて抵抗はなく、そのままするりと中へはいってしまいそうだ。
それを離す。
『くちゅっ』と粘液の音が響く。
「ああ、今日は音楽かけてなかったな」
「どこにも聴こえやしないわよ・・・」
またくっつける。1㎝だけのセックス。
「んんっ・・・」
「ハァハァ・・・痛くない?」
「・・・うん」
俺も英梨々も何を我慢しているのだろう?
なぜ我慢できるのだろう?
性欲で頭がいっぱいで俺の意思はどこにもなくて、チンコの付属物みたいな錯覚を感じる。
「あと何日だっけ・・・?」
英梨々が俺にきいてきた。俺は頭の中で計算する。
「19日」
「我慢できる?・・・あん」
『くっちゅっ クッチュッ くちゅ・・・ くっちゅ』
ヴァギナの入り口の吸い付く感触と、押し広げるわずかな感触を亀頭の先で感じる。気持よさよりも興奮が勝る。
英梨々の火照った顔も、くびれたウエストもいい。
「我慢できない」
我慢できないのだ。できようはずもない。けど、射精さえしてしまえば賢者タイムを取り戻せる。そうやって問題を先送りにしてきた。いつまで先送りにできるかわからないけど・・・
英梨々の両足を抱えるようにもって、ぐいっと上に持ち上げる。亀頭の先を上にあげてその足の間に滑り込ませる。
指と手の平で英梨々から溢れる愛液を掬い取って、その隙間にまとわりつかせる。
それからスマタの中で腰を動かして疑似セックスをする。
最近英梨々は少し寂しそうな横顔をする。
快楽はすぐにこみ上げて、英梨々の腹部へと射精をした。精液は相変わらず大量に放出されて、少し黄ばみがかかったような濃い液体が英梨々の体に飛び散り、乳房の間まで飛んだ。
「ハァハァ・・・」
英梨々は何も言わない。
同棲を初めて、あと19日間もこの関係は続けられないかもしれない。
(了)