進め!アシスタント道 作:ろくりん
バスルームのドアが勢いよく開き、モワッとした湯気とともに早坂ユイが作業部屋へと飛び出してきた。
「あー、さっぱりしたぁっ。お風呂最高っ」
ユイはウェーブのかかったストロベリーブロンドの髪をタオルで無造作に拭きながら、上機嫌な声を上げた。彼女は火照った身体を冷ますかのように、着ているオーバーサイズのTシャツの裾をパタパタと仰いでいる。当然ノーブラであるため、彼女が少し動くたびに、Tシャツの生地越しに規格外の巨大な双眸がブルンブルンと無防備に揺れ動いていた。
先ほどまで秦谷ヒナとの過激な診察プレイを終え、マットレスの上で大の字になって五分間の休憩をとっていた葛城ヨウは、そのユイの姿を見て思わずゴクリと喉を鳴らした。完全に精力を使い果たしたはずなのに、シャワー上がりの美少女が放つ石鹸の香りと色気に当てられ、ヨウの下半身はすでにむくむくと熱を取り戻し始めている。
ユイは部屋の中央に置かれた巨大な段ボール箱の山に気づくと、目を輝かせて駆け寄った。
「わあ、なにこれ。衣装がいっぱい。ねえ先生、私も何か着てみていい」
メインデスクで先ほどの診察プレイの検証データを猛烈な勢いでメモに書き殴っていたヒナが、ペンを止めて振り返った。
「ええ、構いません。次作のインスピレーションを得るためにも、様々な衣装の着用データを収集する必要がありますから。ユイの体型に合いそうなものを選んでください」
ヒナの許可を得るや否や、ユイは段ボールの中に頭を突っ込み、宝探しでもするかのように次々と衣装を引っ張り出し始めた。チャイナドレス、セーラー服、巫女服など、マニアックなコスプレ衣装が次々と宙を舞う。
そして、ユイの動きがピタリと止まった。
「あ、これ。私、これ着てみたいっ」
ユイが嬉しそうに掲げたのは、光沢のある黒いエナメル素材で作られた、本格的なバニーガールの衣装だった。セットになっている網タイツや、うさぎの耳の形をしたカチューシャ、そして真っ白な丸い尻尾までが丁寧にパッキングされている。
「バニーガールですか。オーソドックスですが、肉感的な表現を追求するには悪くない選択です。ユイのプロポーションなら、生地の張力と露出のバランスが絶妙なデータになるはずです。すぐに着用してください」
ヒナのクリエイターとしての冷徹なゴーサインが出た。
「はーい。アッシーくん、しっかり見ててね」
ユイは全く恥じらう様子もなく、ヨウの目の前でバサリとTシャツを脱ぎ捨てた。
シャワー上がりのほんのりとピンク色に染まった白い肌と、ヨウの顔のサイズほどもある巨大な胸が露わになる。彼女はそのまま下着も脱ぎ捨て、全裸の状態からバニーガールのボディスーツに足を通し始めた。
「んしょっ、と。うーん、なんか胸のところがキツいかも」
ユイがボディスーツを引き上げ、背中のファスナーを上げようとするが、彼女の規格外の胸の質量が邪魔をしてなかなか閉まらない。ヨウが見かねて手伝おうと腰を浮かせたが、ユイは「大丈夫、大丈夫」と自力で胸の肉をスーツの中に押し込み、なんとかファスナーを上げきった。
その瞬間、ヨウの視界は完全にユイの暴力的な肉体美に支配された。
本来なら身体のラインを美しく見せるためのボディスーツだが、ユイが着ると完全にキャパシティオーバーを起こしていた。胸元のV字のカットからは、収まりきらない爆乳の半分以上がこぼれ落ちそうに盛り上がり、今にもエナメル生地を弾け飛ばしてしまいそうな凄まじいテンションを保っている。さらに、ハイレグ仕様にカットされた下半身からは、むっちりとした健康的な太ももと、丸みを帯びた臀部の下半分が惜しげもなく晒されていた。
「次はこれだね」
ユイはパッケージから黒い網タイツを取り出し、ベッドの端に腰掛けてそれを穿き始めた。
つま先からゆっくりと網タイツを引き上げていく過程で、黒い網目がユイの白い肌に少しずつ食い込んでいく。膝を通り越し、太ももへと網タイツが引き上げられるたびに、柔らかな肉が網目から微かに盛り上がる。その視覚的なエロティシズムは、先ほどのナース服とはまた違う、本能に直接訴えかけてくるような倒錯的な魅力があった。
最後に、ユイは頭にうさぎの耳のカチューシャを着け、お尻の部分に真っ白な丸い尻尾をポンッと取り付けた。
「じゃーんっ。どう、アッシーくん。似合ってる」
ユイがその場でくるりと一回転すると、黒いエナメルのボディスーツが部屋の照明を反射して艶かしく光った。はち切れんばかりの胸がブルンと揺れ、頭のうさぎの耳がぴょこぴょこと可愛らしく動く。
「……似合ってるなんてもんじゃないよ。破壊力が凄すぎて、目のやり場に困る」
ヨウが顔を真っ赤にして答えると、ユイは悪戯っぽい笑みを浮かべ、ヨウの寝転がっているマットレスへと四つん這いで近づいてきた。
「目のやり場に困るって言いながら、アッシーくんの下半身、さっきからすっごい元気になってるよ。お股のところ、テント張ってるじゃん」
ユイの指摘通り、ヨウの分身は先ほどの疲労を完全に忘れ去り、ズボンの生地を突き破らんばかりに限界まで反り上がっていた。網タイツを穿いたユイの太ももがヨウの腕に擦れ、ザラザラとした網目の感触が直接肌に伝わってくる。
「ユイ。その衣装で四つん這いになると、胸の重力感と、お尻の尻尾の存在感が素晴らしいですね」
メインデスクからヒナがタブレットを片手に歩み寄り、ユイのバニーガール姿を様々な角度から観察し始めた。
「先生、どう? 私、すっごくえっちでしょ」
「ええ。ですが、バニーガールという衣装の真価を発揮させるには、四つん這いよりも立位での背面からのアングル、いわゆる立ちバックの構図が最適です。ハイレグのラインと網タイツの質感が最も美しく、かつ扇情的に描ける体勢ですから」
ヒナの口から、またしてもとんでもない専門用語が飛び出した。
「葛城さん。休憩時間は終了です。ただちにユイの後ろに立ち、立ちバックの実地検証を開始してください」
「えっ、立ちバックですか。でも、俺さっき」
「あなたのその立派に反り上がったものが、すでに準備完了だと雄弁に語っています。早く立ってください。私はこの角度から、二人の身体の密着具合と筋肉の緊張をスケッチします」
ヒナの有無を言わさぬ命令と、目の前で網タイツの脚を艶かしく交差させているユイの誘惑。ヨウのブラック企業で培われたイエスマン精神は、この理不尽で最高な要求に対して、ノーという選択肢を最初から持ち合わせていなかった。
「わかりました。やりますよ」
ヨウは勢いよく立ち上がり、ズボンと下着を一気に足首まで引きずり下ろした。
「わあ、アッシーくん、さっき先生に絞り取られたばっかりなのに、すっごく大きくて硬い。私、バニーちゃんの格好でこれ咥え込めるなんて、すっごくワクワクしてきちゃった」
ユイは立ち上がると、ヨウに背を向ける形でマットレスの端に両手をつき、腰を高く突き出した。
黒いエナメルのハイレグが、彼女の豊かな臀部に深く食い込んでいる。その下には、網タイツに包まれた健康的な太ももが伸びており、真っ白な尻尾が可愛らしく揺れていた。
ヨウはユイの背後にぴったりと密着し、彼女の細い腰を両手でしっかりと掴んだ。
網タイツのザラザラとした質感がヨウの太ももに擦れ、エナメル素材の冷たい感触が下腹部に当たる。それらの特殊な触覚が、ヨウの男性ホルモンをさらに暴走させていく。
「じゃあ、いくよユイちゃん」
「うんっ。アッシーくんの大きいの、奥の奥まで一気に入れてっ」
ユイは自らの手でハイレグのクロッチ部分を横にずらし、柔らかな秘部の入り口を露わにした。シャワー上がりで清潔な彼女の内部は、すでに興奮の愛液で十分に潤っている。
ヨウは自身の熱く硬い先端を的確に当てがい、一気に腰を前へと押し込んだ。
「ああっ。すっごい、奥までぎっしり入ってきたぁっ」
ユイは背中を大きく反らせて甲高い声を上げた。彼女の狭く熱い内部がヨウの分身を四方八方からきつく締め上げ、極上の快感が下腹部から脳天へと駆け抜ける。立ちバックという体勢は、重力がかかる分、普段よりもさらに深く奥まで到達するような感覚があった。
「ユイ、背筋をもう少し反らせてください。胸の重みで身体が前に倒れすぎています。葛城さんは、ユイの腰骨をしっかりホールドして、打撃の衝撃が逃げないように」
傍らでスケッチブックを構えたヒナが、クリエイターとしての冷徹な指示を飛ばしてくる。
「了解です、先生。ユイちゃん、しっかり捕まっててね」
ヨウはヒナの指示通り、ユイの腰をガッチリと固定し、背後から容赦のないピストンを開始した。
パンッ、パンッと肉が打ち据え合う乾いた音が、静かなタワーマンションの一室に響き渡る。立ちバックでの激しい突き上げは、ヨウの腰の力をダイレクトにユイの最奥へと伝えていた。
「あっ、ああんっ。アッシーくん、すごい、お肉の奥が、熱いよぉっ」
ユイはマットレスに手をついたまま、ヨウの突き上げに合わせて腰をビクンビクンと跳ねさせる。彼女が動くたびに、頭のうさぎの耳が激しく前後に揺れ、真っ白な尻尾がブルブルと震えていた。
その視覚的な情報量の多さと、網タイツがヨウの太ももに擦れる特殊な摩擦感が、ヨウのスケベな脳髄を完全に麻痺させていく。
「ユイちゃん、このバニーの衣装、最高すぎる。網タイツのザラザラした感触がめちゃくちゃ気持ちいい」
「ああっ、んんっ。私も、お尻にアッシーくんの身体がぶつかるたびに、エナメルが擦れて、頭おかしくなりそうぅっ」
ユイは自由奔放な性格そのままに、自らも腰を後ろに押し返してヨウの凶器をさらに深く咥え込もうとしてくる。彼女の底なしの性欲が、ヨウの絶倫ぶりを見事に引き出していた。
「葛城さん、その調子です。ユイの太ももの筋肉の収縮と、網タイツの網目がどのように変形するか、素晴らしいデータが取れています。もっと激しく、ペースを上げてください」
ヒナの指示を受け、ヨウは腰の回転速度を極限まで引き上げた。
パンパンパンパンッという連続した打撃音が室内に鳴り響き、ユイの悲鳴にも似た甘い喘ぎ声が絶え間なく漏れ出す。
「ひゃんっ、奥、奥ばっかり擦れて、私、イッちゃうぅっ」
「ユイちゃん、俺も、もう限界だ。めちゃくちゃ中が締まってる」
「出してっ。アッシーくんの熱いの、私の中に、全部出してぇっ」
ヨウはユイの最も深い場所を的確に突き上げ、渾身の力を込めて自らの欲望のすべてを解き放った。
ドクン、ドクンと脈打つたびに、熱く濃密な液体がユイの奥底へと勢いよく注ぎ込まれていく。生命の熱が直接内側に流れ込む感覚に、ユイは「ひぃんっ」と甲高い声を上げて全身を弓のように反らせ、マットレスの上に崩れ落ちた。
ヨウもまた、完全に精力を使い果たし、ユイの背中に覆い被さるようにして倒れ込んだ。
部屋の中には、二人の激しい呼吸音と、エアコンの冷風の音だけが響いている。
「……はぁ、はぁ。終わったぁ。アッシーくんの立ちバック、最高すぎたよ」
ユイが息を乱しながら、顔だけを振り返らせて満足げに笑った。うさぎの耳が、彼女の動きに合わせて少しだけ傾く。
「俺も、網タイツのバニーガール、一生忘れられないくらい興奮したよ」
ヨウがユイの汗ばんだ背中を優しく撫でていると、傍らでスケッチを終えたヒナが、パタンとスケッチブックを閉じた。
「素晴らしい検証でした。バニーガールの持つ記号的なエロティシズムと、立ちバックという体位の相乗効果。これなら、次作で読者に全く新しい刺激を提供できるはずです」
ヒナは満足げに頷くと、ヨウに向かって淡々と告げた。
「しかし、室内でのシチュエーションには、どうしても背景のバリエーションに限界があります。人工的な光や整えられた空間では、野生的な衝動を描き切れない部分があるんです」
ヒナの言葉に、ヨウは嫌な予感を覚えた。
「それって、つまり」
「ええ。明日は外に出ます。自然光の下で、誰かに見られるかもしれないというスリルを伴った環境での実地検証。背景資料を求めて、ロケハンに行きましょう」
ヒナの宣言は、ヨウのアシスタント生活がさらに過激な領域へと突入することを意味していた。
バニーガールの次は、野外露出のロケハン。
ブラック企業を脱出した葛城ヨウの平穏な日々は永遠に失われたが、代わりに手に入れたこの果てしなくエロティックでドタバタな非日常は、彼にとって何よりも刺激的で最高の報酬だった。
「わかりました。先生の作品のためなら、どこへでもお供しますよ」
ヨウが力強く答えると、ユイも「私も行くー!」と元気よく手を挙げた。
飽くなき性癖の探求は、部屋の壁を越えて、ついに外の世界へとその狂気を拡大しようとしていた。