進め!アシスタント道 作:ろくりん
秋のイベントに向けた合同誌が無事に完成し、束の間のピザパーティーと濃厚な打ち上げえっちを満喫してから数日。
季節は足早に秋を通り越し、本格的な冬の気配を漂わせ始めていた。タワーマンションの厚いガラス窓の向こう側では、冷たい北風が吹きすさび、眼下に広がる街路樹の葉をすっかりと奪い去っている。しかし、秦谷ヒナの作業部屋の中は、外の寒空とは完全に無縁の、異常なまでの熱気と活気に満ち溢れていた。
複数台の高性能なパソコンが低い駆動音を立て、大型の液晶タブレットが放つ熱が、空調の効いた室内の温度をさらに数度押し上げている。葛城ヨウは自分専用のサブデスクに座り、まだ真っ白なキャンバスが表示された画面を見つめていた。
部屋の中央に立つヒナは、いつもの清楚な白いブラウスにタイトスカートという出で立ちで、ホワイトボードの前に立っていた。彼女の艶やかな黒髪が、部屋の照明を反射して美しく輝いている。その瞳には、これまでのどの修羅場よりも強い、クリエイターとしての狂気的な炎が静かに、しかし確実に燃え盛っていた。
「さて。秋の合同誌の大成功は、すでに過去のものです。私たちは立ち止まることなく、さらなる高みを目指さなければなりません」
ヒナの凛とした声が、作業部屋の空気をピンと張り詰めさせる。
「次の目標は、言うまでもなく冬の大型イベント、冬コミです。そして今回の冬コミで、私はこのサークル史上、最大にして最強の挑戦を行います」
ヒナはホワイトボードに向かい、黒のマーカーを握ると、キュッキュッと力強いストロークで巨大な数字を書き殴った。
『総ページ数:100ページ』
その圧倒的な暴力性を持った数字を見た瞬間、隣のマットレスでゴロゴロとくつろいでいた早坂ユイが、悲鳴のような声を上げて跳ね起きた。
「ひゃ、100ページ!?」
ユイの小柄な身体には全く不釣り合いな、規格外の巨大な双眸が、彼女の驚きに合わせてブルンブルンと激しく上下に波打つ。ダボダボの部屋着の襟元から、その豊満な谷間が零れ落ちそうになっていた。
「先生、本気なの。いつもの倍以上のページ数じゃん。冬コミまでのスケジュールを考えたら、絶対に終わらないよぉ」
ユイが涙目になって抗議するが、ヒナは全く動じることなく、ホワイトボードの数字をペン先でコンコンと叩いた。
「終わらせるのです。秋の合同誌で培った私たちの三位一体の肉体的な連携、そして葛城さんのアシスタントとしての目覚ましい技術向上。今の私たちのサークル力をもってすれば、この前人未到のページ数に必ず到達できるはずです」
ヒナの言葉には、一切の迷いも妥協もなかった。彼女は真っ直ぐにヨウの方へと視線を向け、その黒曜石のような瞳でヨウの目を射抜いた。
「葛城さん。今回の新刊では、あなたに背景とモブキャラクターのペン入れだけでなく、いくつかの重要なシーンの下書きからトーン処理まで、作画の根幹に関わる部分を大きく任せます。あなたに割り当てられる作業量は、これまでの比ではありません。地獄のような日々になりますが、覚悟はできていますか」
その言葉を聞いた瞬間、ヨウの脳内に分泌されたのは、恐怖やプレッシャーなどでは断じてなかった。
ブラック企業時代、上司から理不尽なノルマを押し付けられた時は、ただ胃が縮み上がり、絶望感に苛まれるだけだった。しかし今は違う。自分が心から尊敬し、そして狂おしいほどに愛している天才美少女クリエイターから、その実力を完全に認められ、サークルの命運を託されているのだ。
ヨウの下半身は、ヒナの冷徹でドSな視線を受けただけで、すでに熱を帯びてビクンと跳ねていた。男として、そして絶倫アシスタントとして、これほどの誉れはない。
「望むところですよ、ヒナ先生」
ヨウは勢いよく立ち上がり、満面の笑みを浮かべて胸を張った。
「100ページだろうが200ページだろうが、俺の持てるすべての技術と体力を注ぎ込んで、絶対に完成させてみせます。先生とユイちゃんの負担は、俺が全部引き受けますよ。その代わり、俺の働きに見合った極上のご褒美は、たっぷり期待してますからね」
ヨウが喜々として宣言すると、ヒナは満足げに口角をわずかに上げ、妖艶な笑みを浮かべた。
「ふふっ。素晴らしい心意気です。ええ、あなたのその底なしの絶倫な体力と働きには、私とユイの身体を使って、最高の快楽で報いることを約束しましょう」
「やったー。アッシーくんがそこまで言ってくれるなら、私も限界まで頑張るっ。アッシーくんがいっぱいお仕事してくれたら、私のおっぱいで毎日ご奉仕してあげるからね」
ユイもすっかり元気を取り戻し、ヨウに抱きついてその爆乳をヨウの腕にむにゅりと押し付けてきた。
こうして、サークル史上最大規模となる、過酷で、そして最高にエロティックな冬の修羅場が幕を開けたのである。
作業開始から数日は、ヨウの宣言通り、凄まじいペースで原稿が進行していった。そして、その猛烈な作業スピードを支えていたのは、他でもない、このサークル特有のドタバタで淫らな報酬システムだった。
「葛城さん。この見開きページの背景、パースの狂いも一切なく完璧な仕上がりです。線の強弱も申し分ありません」
ヒナがヨウの背後に立ち、液晶タブレットの画面を隅々まで確認した後、静かにそう告げた。
「ありがとうございます。やっぱり、先生のネームが良いから、俺もイメージが湧きやすいんですよ」
「謙遜は不要です。素晴らしい仕事には、即座に正当な対価を支払うのが私のルールです」
ヒナはそう言うが早いか、ヨウの座っているオフィスチェアの前にスッと両膝をつき、タイトスカートの裾をわずかに引き上げた。そして、ヨウのズボンのベルトに白い指をかけ、手慣れた動作でファスナーを引きずり下ろしたのだ。
「うおっ。先生、やっぱり仕事中のこれが一番興奮します」
ボクサーパンツの中から解放されたヨウの猛々しい分身は、すでに限界まで膨張しきっており、空気に触れた瞬間にビクビクと脈打って先端から透明な雫をこぼした。
ヒナは艶やかな黒髪を耳にかけ、薄い桜色の唇をゆっくりと開くと、ヨウの熱く硬い先端をパクリと口腔内へと咥え込んだ。
「んちゅ、れろっ、じゅるるっ」
静かな作業部屋に、ヒナの滑らかな舌がヨウの分身に絡みつく、卑猥な水音が響き渡る。ヒナは目を細め、上目遣いでヨウを見つめながら、頬をこけさせて強烈な吸引力でヨウの急所を吸い上げ始めた。
「ああっ。先生、最高です。口の中、めちゃくちゃ熱くてとろけそう」
「んぶっ、れろぉ……葛城さん、快感に浸るだけでなく、すぐに次のページの下書きに入ってください。私の奉仕を受けながら、極限の集中力でペンを走らせるのです」
ヒナは口の端から銀色の糸を引きながら、スパルタな指示を飛ばしてくる。そして再びヨウの分身を深く咥え込み、今度は根元まで一気に飲み込んで、喉の奥でギュッと締め付けてきた。
「ひゃああっ。わかりました、描きます、描きますから」
ヨウは背筋に走る強烈な快感の電流に身をよじらせながらも、必死に震える手でペンを握り直し、画面に向かって線を引き始めた。
股間からは天才美少女クリエイターによる極上のフェラチオの快感が押し寄せ、手元では自分の大好きな作画作業が進んでいく。脳内のドーパミンが滝のように分泌され、ヨウのトランス状態は一気に最高潮に達する。
「ちょっとぉ、先生ばっかりズルい。私もアッシーくんにご褒美あげるんだから」
隣のデスクでペン入れをしていたユイが、卑猥な水音に我慢できなくなったのか、椅子を蹴立てて立ち上がった。彼女は着ていたキャミソールを無造作に脱ぎ捨て、豊かな双眸を完全に剥き出しにした状態で、ヨウの背後へと回り込んできた。
「ユイちゃん、今俺、すごい集中してるところだから」
「いいじゃんいいじゃん。アッシーくん、もっと気持ちよくなりながらお仕事してよ」
ユイはヨウの首に腕を回し、その暴力的なまでの質量を持つ爆乳を、ヨウの背中と後頭部にダイレクトに押し付けてきた。むにゅんっという柔らかな感触が、ヨウの背中の神経を狂わせていく。
「ユイちゃん、おっぱいが背中に潰れて、めちゃくちゃ気持ちいいけど、線がブレる」
「ブレないように頑張るのがアッシーくんの腕の見せ所でしょ。ほら、私のおっぱい、もっと感じて」
ユイはヨウの背中に胸を擦り付けるように身体を左右に揺らしながら、ヨウの耳たぶを甘く噛み、ねっとりと舌を這わせてきた。
前からはヒナの神業のような舌技がヨウの分身を責め立て、後ろからはユイの爆乳と甘い吐息がヨウの理性を溶かしていく。二人の美少女による挟み撃ちの快楽地獄。しかし、ヨウは決してペンを止めなかった。
「うおぉぉぉっ。俺は絶倫アシスタントだっ。この程度の快感で、作画のペースは落とさないっ」
ヨウは全身の筋肉を硬直させて快感の波をコントロールし、凄まじいスピードで画面の中にモブキャラクターたちを描き出していく。
「素晴らしい集中力です、葛城さん。その調子で、限界まで」
ヒナがフェラの速度をさらに一段階引き上げる。ズボッ、ズボッという激しい音とともに、ヨウの急所がヒナの喉の奥深くまで幾度も到達する。
「ああっ、ダメだ。先生、ユイちゃん。俺、もう出るっ。出ますっ」
ヨウが絶叫とともに腰を大きく跳ねさせると、ヒナはヨウの分身をさらに深く咥え込み、絶対に逃さないとばかりに強い力で吸い付いた。
「うおぉぉぉっ」
ヨウは渾身の力を込めて、自らの内に溜め込んでいた熱い欲望のすべてを解き放った。
ドクン、ドクンと脈打つたびに、濃密な白濁液がヒナの口腔内へと勢いよく注ぎ込まれていく。ヒナは喉を鳴らしながら、ヨウの精力を一滴残らず飲み込もうと舌を動かし続けた。ユイもまた、ヨウの絶頂の筋肉の硬直を背中で感じ取り、歓喜の声を上げてヨウの首筋に熱いキスを落とした。
「んぐっ、こくっ。……はぁ」
ヒナがヨウの分身をゆっくりと口から解放し、口の端についた白い液体を指先で艶かしく拭い取る。
「ごちそうさまでした。見事な放出量です。そして、原稿の進捗も素晴らしい。このペースなら、100ページという壁も確実に越えられますね」
「……はぁ、はぁ。当然ですよ。俺のすべてを搾り取ってくれて構いませんから、どんどん描きましょう」
ヨウが荒い息を吐きながら親指を立てると、ユイがヨウの膝の上にひょいっと跨ってきた。
「アッシーくん、一回イッたからって休ませないよ。次は私の番。原稿の息抜きに、私とガッツリえっちしよ」
ユイは全裸のままヨウの膝の上に座り、自らの柔らかな秘部を、まだ熱を帯びているヨウの分身に直接こすりつけてきた。
「ユイちゃん、息抜きって言っても、今フェラで出したばっかりだよ。少しは回復する時間を」
「だーめ。アッシーくんの回復力なら、私のお股の温かさですぐにカチカチになるでしょ。ほら、もうこんなに大きくなってきてる」
ユイの言う通り、彼女の溢れ出す愛液と柔らかな粘膜の感触に刺激され、ヨウの分身は休む間もなく再び猛々しい硬さを取り戻し始めていた。ブラック企業でのストレスから解放され、毎日美少女たちとエロと作画に明け暮れているヨウの肉体は、まさに無限のエネルギーを生成する永久機関と化している。
「わかったよ。ユイちゃんが満足するまで、徹底的に可愛がってやる」
ヨウはユイのくびれた腰を両手で掴み、彼女の入り口に自らの先端を当てがうと、下から突き上げるようにして一気に腰を打ち込んだ。
「んああっ。すっごい、奥まで一気に入ってきたぁっ」
ユイは背中を大きく反らせ、オフィスチェアの上で甲高い嬌声を上げた。彼女の内部は信じられないほどの熱と強い収縮力で、ヨウの分身を四方八方から締め上げてくる。
「ユイちゃん、中、めちゃくちゃ気持ちいい。最高に締まってる」
「ああっ、アッシーくんの、すっごく太くて熱いっ。もっと、もっと下からガンガン突き上げてぇっ」
ヨウは椅子に座ったまま、ユイの腰を抱き寄せて激しいピストン運動を開始した。パンッ、パンッと、肉が打ち据え合う卑猥な音が作業部屋に響き渡る。
ユイの巨大な胸が、ヨウの突き上げに合わせてブルンブルンと狂ったように上下に揺れ、その先端の桜色の突起がヨウの胸板に何度もこすれつける。その圧倒的な視覚と触覚の暴力に、ヨウの理性のストッパーは完全に粉砕された。
「素晴らしいです。デスクワークの合間の密着位。筋肉の疲労をほぐすと同時に、新たなインスピレーションを生み出す最高のドタバタえっちですね」
ヒナは傍らでタブレットを手に取り、二人の結合部やユイの乱れた表情を冷静に、しかし熱を帯びた瞳でスケッチしていく。
「先生も見てないで、こっち来てくださいよ」
ヨウが余裕の笑みを浮かべて挑発すると、ヒナはタイトスカートを脱ぎ捨て、ヨウの正面へと歩み寄ってきた。
「言われなくても、私も参加します。ユイ、少し場所を空けなさい」
ヒナはヨウの唇に自らの唇を重ね、深くねっとりとしたキスを交わしながら、ヨウの胸板を優しく愛撫し始めた。
こうして、作業開始から数日間は、100ページという途方もない目標に対するプレッシャーを感じさせないほど、三人はいつものようにドタバタでエロティックな快楽に溺れながら、順調に原稿作業を進めていた。ヨウの絶倫な体力と作画スピードは、サークルの大きな原動力となり、次々と白いキャンバスを黒い線で埋め尽くしていく。
美少女二人に挟まれ、尽きることのない性欲と創作意欲を爆発させる日々。葛城ヨウのアシスタント生活は、まさに我が世の春を謳歌しているかのように見えた。
しかし。
冬コミという魔物が潜む、100ページという前人未到の壁の恐ろしさを、三人はまだ本当の意味で理解していなかった。
人間の体力と集中力には、どれだけドーパミンを分泌させようとも、必ず物理的な限界が存在する。
作業開始から二週間が経過した頃。
外の景色が完全に雪に覆われ、本格的な冬将軍が到来したその日。タワーマンションの作業部屋からは、以前のような明るい嬌声や、余裕のあるエロティックな会話は完全に消え失せていた。
「……葛城さん、背景のトーン処理、まだですか」
メインデスクに向かうヒナの声には、明らかな疲労と焦りが混じっていた。普段は完璧にセットされている黒髪も乱れ、目の下にはうっすらと濃いクマができている。彼女のペンを握る手は、心なしか以前よりもスピードを落としていた。
「すみません、あと五分で……五分で終わらせます」
ヨウもまた、充血して真っ赤になった目で画面を睨みつけながら、必死にペンを動かしていた。度重なる徹夜と、極限の集中力の連続。さらには毎日のように繰り返される激しいえっちによって、ヨウの無尽蔵に思えた体力もついに底を尽きかけている。脳内は常に鈍い痛みを発し、手首は腱鞘炎の一歩手前で悲鳴を上げていた。
「あー、もうダメ。肩バッキバキ。おっぱい重いし、手首痛いよぉ……」
マットレスの上では、ユイがペンを放り出し、死んだ魚のような目で天井を見つめていた。彼女の底なしの体力と性欲も、連日の過酷なペン入れ作業によって完全に削り取られ、今はただの屍のようになっている。
「ユイ、手を止めないで。まだ全体の半分も終わっていません。このままでは、絶対に冬コミに間に合わなくなります」
ヒナが厳しい声を飛ばすが、ユイは弱々しく首を振るだけだった。
「わかってるけどぉ……身体が動かないの。先生だって、さっきから全然ペース上がってないじゃん。もう、えっちする元気もないよぉ」
ユイの指摘通り、ヒナの作画スピードも明らかに落ちていた。天才的なクリエイターであっても、睡眠不足と疲労という物理的な限界には抗えない。部屋の空気は重く沈み込み、締め切りという見えない魔物の足音が、確実に三人の背後に迫りつつあった。
「……確かに、少し休憩が必要かもしれませんね」
ヒナは重い息を吐き、ペンを置いて立ち上がった。
ヨウは、ようやく仮眠が取れるのかと安堵の息を漏らした。数時間でもいいから、目を閉じて脳を休ませたい。そうすれば、また少しはペンを動かせるようになるはずだ。
しかし、ヒナの口から紡がれた言葉は、ヨウのささやかな希望を無惨に打ち砕くものだった。
「ですが、ただ休んでいては時間がもったいないです。強引にでも脳を覚醒させ、作業効率を極限まで引き上げる必要があります」
ヒナの瞳に、消えかけていた狂気の炎が再び、より一層強く灯る。
「限界突破のための、特殊なドーピングを行います」
ヒナはゆっくりとヨウのデスクへと歩み寄り、その虚ろな、しかし異様な熱を帯びた瞳でヨウを見下ろした。
過酷な冬の修羅場は、いよいよ人間の理性を完全にかなぐり捨てる、狂乱の領域へと突入しようとしていた。限界を超えた先にある、未知の作画体験と快楽の代償。葛城ヨウの真の地獄と天国は、ここからが本番だった。